moonshine エミ |
2004年09月30日(木) くるくる変わる、自分もきつい。 | ||||
しん氏につられて「YAHOO!ファイナンス」デビューした。ってロムってるだけだけですけど。キューピーを売ってまでしん氏が買った銘柄の行く末を注視することにする。自分が買っているわけでもないが、手に汗握ります。 その彼にメールをすると、一文で返信がきた(彼のメールはいつもすこぶる簡潔。)その文章の文法といったら間違っている。普通に読んだら、逆の意味で捉えられることだろう。しかし私はちゃんと理解しました。ふんふん、なるほどね・・・。今、電話をしたらまだ会社だった。現在23時40分。「まだ、かかる?」「まだかかるね。」相変わらずなんだなあー。 ゆうべは1時半過ぎに就寝。たぶん一瞬で寝た。6時45分起床。朝起きて、「生理きてるかなー。やっぱ、まだか・・・」と思わないですむのはいいが、目覚めた瞬間から激痛ってのもやっぱり文字どおり痛い。ゆうべ遅くに摂取したラーメンを考慮して、今朝は梨とヨーグルトとひじき大豆ひとくち 。お弁当用にハムとブロッコリーと玉ねぎのナンプラー炒めを作った。 お弁当にも入れたひじきと大豆の炒め煮なんですが、この大豆。半月前にポークビーンズを作った際に封をあけた大豆の水煮で作ったのが3日前。今日食べると、なんだか味が変わっている。この、豆の感じはどこかで・・・と思ったら、そう!納豆風味になっていた。は、発酵してる? 腐ってる? いや、大丈夫よね・・・。(まだ一食分あまっている。) 9時まで仕事。指示を受けて、さあこれからだ、はあーっ、と思ったところで当の上司が「用事があるから帰るけど、いい?」と言ったので一緒に帰ることにした。スーパーにてミネラルウォーター、麒麟淡麗、半額シールが貼られた真鱈(帰ってすぐ冷凍庫行き)、チャームソフトを買う。なのに今日のレジは男の子だけだった。まあ別にいいんだけど、ちょっとイヤ。 帰宅後、3日前に切れていた脱衣所(というほどでもないが)の電球のことを思い出してもういちど外に出て、コンビニで購入して新しいのを取り付ける。台所の片付け。コンロ回りの掃除、電子レンジのターンテーブル洗いも一緒にする。ナンプラー炒めが少し残っていたので食べる。入浴後、発泡酒の缶をあけてアイロンがけ、洗濯。このごろ話してなかったな・・・と思い母親に電話、残業シーズンに入った旨を告げておく。「本を読むのを控えなさい。」と的確なアドバイスを受けた。へーい・・・。 女ごころと秋の空、とはよく言ったもんだ。振り回される人はもちろんだろうが、本人もつらいものです。自分のコントロールが難しいんだから。でもある程度、仕方が無いんだよ。きっと体の構造がそうなってるんだもん。月単位でホルモンの分泌量とかが多分ぜんぜん変化していくんだからさ・・・。 いろんなメールが入ってくるここ数日。うれしいメール、かわいい文面、返事に困るやつ、そして待っても来ないアプローチ。 眠いねー。寝るか。 |
2004年09月29日(水) 私の体、体とこころ | ||||
郵便受けをのぞいたら、小倉のみぎわさんと、シズラーでの同期よりちゃんから葉書・手紙が届いていた。ありがとうー!まだ誕生日気分だ。 ゆうべは懐かしいブルース・トラベラーズを聴きながら寝たが、1時半をまわっていたせいか2曲目までしか記憶にない。今日もまたこれ聞きながらねよう。朝は6時45分に起きて、鶏肉のダッカルビ風といいますか、エリンギや三つ葉や玉ねぎなどで、ちょっと辛い味つけのを作った。お弁当にはそのほか、ひじき煮やさんま缶など。 きのうもらった月見団子、会社に持っていった分はあっというまに売り切れた(売ったわけではないけれど)。一日じゅう具合が悪かったが、9時過ぎまで仕事。ちょっといろいろ、感じ考えた。ぐったり疲れつつ飲みに行く。私くらいの年ごろがなぜ年上の男の人を素敵と思うか?!とほかのお客さんと熱弁しているとマジ笑いしていた松岡さんだった。男の人の認識がわかるというものだ。ウォッカとライムのカクテル、グレンフィディック、ボウモア。そういえば、いつも楽しみに読んでいる日記に、『ボウモアを飲んだ』という記述があり、この人、モルトも飲むんだー!と感激した。 お酒のあとラーメン屋さんに寄って、急ぎ足でいろいろ話し、12時過ぎ帰宅。台所と洗濯物の片付け。眠い。 時々どうしようもなく憎たらしいけど、なんの悪気もなくって、随所にかわいさと賢さが滲むメールを送ってくるあの人。許しちゃうなー。それにやっぱり私より大人だもんな。人と人との関係って、時間とともに移りかわってゆくなー。どこに着地するのかはまだわからない。 自分の日記ではこういうことを書かないようにしようと思ってきたけど(だからってこういうことを書いてある日記が嫌だというわけじゃないです)、生理がきた。遅れていたのでほっとした。先週の甚だしい気分の起伏も、やっぱりPMS(知らない男性の方、ググってみよう!)のせいだったのかなーと思う。お腹や腰が痛くなるのはいつもだが、精神的にこうも辛かったのは初めてだった。周期が狂ったからストレス感が増大したのか、それともストレスがあるから周期が狂ったのか。卵と鶏とどちらが先か?!て世界だが、なんにせよ、ストレスをためないですめばそれに越したことはないってやつよね。それはわかってるんだけどさ・・・。 それにしても、前回の日付からをしょっちゅう数えるこの後ろ暗い気持ち、男の人には絶対わからないだろうなあ。どんなに避妊をしても100%ということはないのだ。もちろん、好きで(?)やってることだから男の人を責めることはできないけど、だからこそ女は自分を守らなければ、という教えがわかるなあ。もしかして、という誰にも言えない具体的な想像をするのは、本当につらい。 |
2004年09月28日(火) 風呂上がりの夜空に | ||||
郵政事業の民営化がどんだけ大事なのか知らんけど、なんかの委員会じゃあるまいし、一国の内閣がそれ中心ってどうなんだ? もっとおおごとがいろいろあると思うけど? ゆうべは12時過ぎに寝ようとしたらちょっと寝つきが悪くてジミ・ヘンの2nd7曲目まで意識があった。今朝は起きたら7時25分。立派な寝坊、料理はあきらめて、あるものでお弁当を詰める。缶詰のさんま、冷凍食品の白身フライ、わかめの酢の物。ゆうべも食べていなかったので、ごはんをチンしてインスタントのお味噌汁で急いで朝食。雨になりそうだったのでバスに乗る。遅刻しそうだった。 先日の件で総務に呼ばれる。何も言えないあたしのバカーッ、意気地なし! いや、やっぱり、秘するが花なのか?(それは言葉がちがーう。) 8時ごろまで仕事。バスで帰る。バス停2つ分歩く。ミネラルウォーター、ふえるわかめちゃん、にんじん、じゃがいも、いつものスーパーで買う。財布から飛び出した5円玉をレジの兄ちゃんがすごいスピードで拾ってくれた。いつも不思議に思っていたのだが、このスーパー、夜間バイトの若い男の子がみんないい顔をしてるんです。ちょっとしたアイドルユニットができそうよ。 帰るや、クロネコヤマトのお兄さんが来る。遠方のお友だちが、誕生日プレゼントにバスグッズいろいろ送ってくれた。心からありがとう。朝食の片付け。アイロンがけ。汁椀にだしの素とお味噌を適当に入れて、沸騰したお湯を注ぐ。正しい主婦から猛反発を食らいそうな簡易味噌汁だが、ふとした思いつきのわりには上等。ゆがいた素麺と、わかめと三つ葉をぶちこんで食べる。その後、洗濯。ひじきと人参と大豆の炒り煮を作る。 シャワーを浴びている最中に鳴り響くチャイム。体を洗うのもそこそこに、みきちゃんとエツやんが待つマンション下に降りていく。すっぴんにタオルがけのだらしない格好で、あいすみませぬ。 今日は仲秋の名月。お菓子屋さんで働くみきちゃんが、去年と同じに月見団子を届けてくれた。月見サンタのお二人、三方(お団子がのってる、あの台のことよ。)つきで一箱に9個入りのお団子、なんとそれを20箱くらい持ってきてた。かしわいさんがドンピシャで(←死語やね・・・)通りかかって、6箱もっていく。そのまま彼が車でブーンと練習に消えていくと、今度はしょーこちゃんがチャリで登場。そのまま、しばしうちの下で雑談。 驚いたことに今月の話、エツやんとみきちゃんはバイクで事故ったらしい。二人そろって同じ救急車で運ばれたそうだ。エツやんは足を二針縫う裂傷(この、“裂傷”って響きだけでぐっとくる、とエツ談。)ミキちゃんは頭にゴルフボール大のたんこぶ(救急隊員さんの表現らしい)を作ったとのこと。もう元気になっていて、おもしろおかしく話してくれるので笑って聞けたけど、いやはや、ほんとうに怖い。こないだはかしわいさんもバイクでけがしたし、身近なところにいろんな落とし穴があるものだ。皆さんもお気をつけ下さい。かく言う私も、数年前に自転車でコケて前歯折ったからね。 エツやんから、できたてのナンジャカ音源を入手。聞いてみた。やっぱいいねえー! 私からもできたてのフリーペーパー(?)を渡す。しょーこちゃんにもあげればよかった、一回、家に戻ったのにうっかりしてたわ。エツやんより「これは、誰に向けて発信しとると?」と鋭い質問。ええっと・・・ただの自己満足の遊びです。でもそれじゃもったいないかな、せっかくやるのに。どうだろう。まあいっか。お団子2個食べた。どんどんお口に放り込みそうだったけど、遅い時間だったのでぐっと堪える。明日、会社に持っていこう。 |
2004年09月27日(月) 実験 | ||||
ゆうべは2時半の就寝、今朝は6時50分起床。微妙な寝坊のため、目ヂカラの発動はなくいつもどおりのノーマスカラ・ノーアイシャドウ。鶏肉と野菜の醤油マヨネーズ焼きを作る。野菜の甘みが出なかった、何かやり方が悪かったんだろう。そのほかのお弁当のおかずはブロッコリーと三つ葉。「特ダネ!」にライブドアの堀江社長が生出演。気になるけど出勤の時間。雨が降り出したのでバスで行く。 9時過ぎまで仕事、疲労。雨が上がっていたので歩いて帰る。帰りながら、ストレスが物欲に結びついたのか(この現代社会、なんでもストレスのせいにしちゃうぜ)急にポータブルプレーヤーを買いたい欲がむくむくと膨らんでくる。しん氏はi-riverは薦めないと言っていたが、走りながらでも聴けるやつ、何か、欲しい。 途中の薬局が、道路拡張によるリニューアルのため今日でいったん閉店だった。賑わっていた。ところどころがらんどうになった商品棚からトリートメントとアイシャドウを買った。安くなっている。いつものスーパーで買い物。干し椎茸に乾燥ひじき、野菜ジュース、インスタントカレー。 帰宅後、ゴミだし、台所と洗濯物の片付け。梨とヨーグルトを食べる。入浴ついでにファンデのスポンジ洗う。シガキマサキの『大丈夫』聴きながら。 |
2004年09月26日(日) 花も実もあるよろこびに | ||||
今日は気合を入れて早起き! とはいっても10時だったんですが、起きるときの「うあ~もうちょっと寝たい・・・ていうかホントのこというともっともっと寝たい・・・」という欲望との格闘は大変なものでした。 しかし起きた(やったぜ俺!)。掃除して、洗濯して、シーツも洗って、枕やベッドパットや掛け布団なんかもかわるがわる干しました。午前中のうちにスーパーへ滑り込み成功。何となくそんな予感がしたとおり、ポイント5倍の日でした。40ポイント分お買い上げ。けっこう気温は高いけど、秋晴れでよい陽気。運動会ってこういう日にやってたな~、なんて思いました。 ハムと三つ葉と玉ねぎのパスタを作る。スーパーの隣のパン屋さんで買った「チーズと野菜のカルツォーネ」というパンと一緒に食べる。カロリー高そうだ。わかめの酢の物も食べる。この秋はわかめ強化フェア決定。ひじきとか海苔とかも食べたいものです。髪、黒くなれ~。食後、ベッドのシーツをパリッと新しいのに変えて、お日さまの恵みを吸い込んだ枕やかけ布団を取り込む。その、あまりに甘美な誘惑・・・思わず小一時間昼寝してしまった。お昼寝、大好き。 はっ、と起きて台所を片付けたころにちょうどゆうきちゃんがやってきた。彼女の手には黄色いガーベラ。うう、誕生日ってすてきだな~。背が高くて、まっすぐ伸びて、まるでゆうきちゃんみたいなお花です。かわいい花瓶つき。ありがとう!! 作業にとりかかろうとしたところで、ああっこの家には長い定規もない、下敷きもない・・・と気づいて、「よしわかった、行ってくる!」と再び立ち上がるゆうきちゃん。事務所まで戻っていかにも業務用!なツールをとってきてくれた。 何の作業かというと、ちんまりとフリーペーパーごっこを進めていたわたくしたちなのです。ゆうきちゃんがレイアウトおよびプリントアウトしてきてくれたものを、カッターで切り、私が折る、というまさに家庭内手工業。「あ、ズレた・・・」「こういうのってさ、ロールシャッハテスト思い出さない?」などとぼそぼそしゃべりながら、数十分で作業は終了。いやー、できたなあ。親しい方などにお配り(押し付け)しますのでパラッと見てやってください。もし、見たいという酔狂な、いえ素晴らしい方がいらっしゃいましたらご一報くださいませ。私のメールアドレスはemit9024@yahoo.co.jpです。 先日グランドオープンした、RKB跡地のBivi福岡を冷やかしに行く。たくさんのお客さん、でも続くのかなあ・・・。リピートしたいほど魅力的なテナントはなかったように思います。なんでロフトか東急ハンズを誘致しないのか。せめて無印・・・(ま、そうすると無印は供給過多か)。でも、ラ・パレットの食材や調味料などの品揃えを見るのは面白い。つい買ってしまいそうになる。いちばん惹かれたのは、下着屋さんのオープン企画。ブラジャーとパンツで1000円! レジにはむちゃくちゃ並んでました。ゲルマニウムスパのスタッフに高校時代の同級生がいた。卒業以来の顔合わせ、こういう時の話題はやっぱり、「誰それが結婚した、誰それにはもう赤ちゃんがいる・・・」そしてどこかで「エミちゃんまだ結婚してなかったよ」とか言われるんかねえ。 夜はしず・ユイと合流して、カフェロフトで不肖わたくしの誕生日会を兼ねたオンナ25,6の会でした。ゆうきちゃんの誕生日までのあと5ヶ月、会の名称は維持されます。が、2月22日をもって“オンナ26の会”、そして、そのわずか1ヶ月半後、4月7日からは“オンナ26,7の会”へとつつがなく移行していく見込み。ああ、月日はノンストップ。 飲み放題もついていたのに料理も非常に盛りだくさんで、ケーキまで用意してもらって幸せでした。しずちゃんにマスカラをもらいました。私がマスカラを持っていない、と言っていたのを覚えててくれたようす。早速、家に帰って試してみた。マスカラ・・・何年ぶりにつけるだろう・・・。よし、オンナ26歳は目ヂカラ使っていくわよ!(と言いつつ見事にダマになった) |
2004年09月25日(土) 水入らずのレアケース | ||||
朝型の生活を・・・!なんて決意したそばから昼過ぎまで寝てしまった26歳二日目。仕方がないですね、あんなに飲んだんだから。とても素敵な誕生日だったので、悔いる気持ちはなくのんびりとベッドで読書。森博嗣の『封印サイトは詩的私的手記』(幻冬舎文庫)を読んでいたら、小説のほうも久しぶりに読みたくなって『夏のレプリカ』『数奇にして模型』(ともに講談社文庫)を読み返す。ちょっとうすら寒くなる箇所もありながら、引き込まれてぐんぐん読む。 ゆうべ酔っぱらいつつ、コンビニに寄って烏龍茶とどんべえのきつねうどんを買っていた。さっぱり記憶はなし。烏龍茶はまだわかる(とはいえ、冷蔵庫にも入れず、ポリ袋に入ったままだった・・・)が、どんべえって何なんでしょう。小腹がすいていたのか? 首をかしげながらも、せっかくなので食べました。 夕方、姉より電話。彼女の美容室帰りに待ち合わせて、夕ご飯を食べることにする。お姉ちゃんとデートとは、珍しいパターンです。上人橋通りは、どこもかしこも結婚式の二次会で貸切。そのあおりをくってか満席の店も続出。いったい何軒あたったことでしょう。サウスガーデンの飲食店全滅を筆頭に、カフェテコ・ロクマルキッチン・Ti-Co・こげちゃ屋・モカジャバ・松の湯・ダイナーズ45・ガムランディー・上海ルネサンス、、、ちょっと皆さん、ご結婚しすぎじゃないですか?! 結局、「ちょっと待ってもらったら空きますよ」というイル・マリーノというおっしゃれーなイタリアンのお店に入った。料理もおっしゃれーで、お姉ちゃんはいたくご満足のご様子でしたが。天火トマトとモッツァレラチーズ・フォアグラと白葱のタリオリーニ・ほろほろ鳥の赤ワイン煮込み・そしてデザートの盛り合わせをいただきました。バケットもおいしかった。今日はアルコールは抜きで、クランベリージュースのみ。誕生日だということでお姉ちゃんがごちそうしてくれました。やったー! どちらからともなく、「最近、仕事のストレスからか鬱ぎみで・・・」という話になる。共通項もあり、かなり詳しく語り合う。結局、こういうことってよくある話なんだよねえ。“どうにかなんないッスかねー(どうにもなんないッスよー)”の世界だね。 「はい、これ、お誕生日の」と薄っぺらいものを差し出されて、みたら商品券でした。身内らしい、素晴らしいプレゼントです。しかし、「あ、じゃあ、これで何か買ってさしあげます・・・」となるのは、姉の誕生日が約一ヵ月後だからで、要するに、毎年プレゼント交換状態なんですよね。しかし不思議と「それじゃっ、相殺ってことで!」とならないのは、ひとえに姉の律儀さによるものでしょう。 |
2004年09月24日(金) 26歳の誕生日 | ||||
本当にありがとうございます。 喧伝(?)した成果か、たくさんのお祝いのメールや書き込みをいただき、すてきな誕生日を迎えることができました。BBSのレス遅れてますけど、ぱっぱとこなしたくないことなので、ゆっくりお返事させてください。画面のこっちがわでは、大喜びしてます。 今年はたまたま自分だけ仕事が休みだったので、例によって朝寝を貪っていたのですが、頻繁に鳴る携帯がこんなに幸せなことってないでしょう。ちなみに、朝いちばんのメールは同僚からでした。その子と私はおんなじ誕生日なのです。同期だが向こうが2歳若い。24歳か・・・(いいな。) さてそんな誕生日の一日を振り返ってみましょう。9時半に起きて、洗濯をして、掃除をして、すがすがしい午前中でした。さんまを焼いて、前日のスープの残りとわかめの酢の物、白米でごはんを食べました。食べながら笑っていいとも!を見ました。テレホンショッキングはおひょいさんこと藤村俊二さんでした。 美容室へ。歩いていきました。とはいっても3,4分の距離。前回とおんなじ方にカットとカラーリングをしていただきました。私とおんなじくらいの身長の女性です。賢さをほんわりとまぁるい雰囲気で包んだような人で、とっても素敵な方です。白髪も染まるカラーリング剤で染めていただき、しばらくは安心。はあ、しかし、26歳最初のイベントが白髪染めとは予想外でしたね・・・。私の白髪、すごいんです。ここ半年くらいで急激に増えました。見た人はみんなびっくりしてました。(表面にはないんですが、ひと皮(?)めくるとわんさかある。)いやあ、どんな苦労人だ!どんだけのストレスだ!て感じです。遺伝的なものだとしても、それにしたって早すぎるんじゃないでしょうか。と誰に問うているのでしょうか。 でねでね、美容室にはすっごくかわいいワンコがいたんだ! スタッフの方が飼ってるらしくてね、フレンチテリアの4ヶ月の女の子、モカちゃん。もう、かわいいったらないのー! ものすごく人慣れしててね。サンダルから出た私の足の指をぺろぺろぺろぺろ舐めて、前足をぴょんと私の膝に乗っけて、じーっと私の目を見つめ、「だっこ、だっこ」の催促ですよ。抱き上げて足に乗せると、なんと、くったりと眠ってしまいました。なんて無防備! そんなに簡単に初対面の相手の心を許していいのか?! ううー、たまらん。柔らかくて、あったかくて、毛並みが気持ちよくて。こんなにも無邪気に自分を慕ってくれる存在ってさ、すごい癒しよね・・・。「子供の寝顔を見てると、仕事の嫌なこともぜーんぶ忘れる」って話が、よくわかるなあ。 いったん帰宅して、自転車に乗ってにしてつストアに行きました。そう、24日は、にしてつデー! 100円のものをついついいろいろ買ってしまいました。たまねぎ、かぼちゃ、梨、ブロッコリー。特になんのメニューのアイデアもありません・・・。しかし、夕方の特売はすごい人ごみ。 夜になり、走って待ち合わせのお店に行きました。ビールを飲んで、前菜の盛り合わせとザワークラウト。これだけでおなかがいっぱいになってしまった。ザワークラウト、すごいボリュームだ。以前はこのあとにピザまで食べたのが信じられない。 移動してV店へ。誕生日に行きますよ!と脅迫しておいたので、松岡さんがシャンパンとシュークリームを出してくれました。感動・・・。そして思いもかけないボウモアが出てきたのには爆笑(ちょっとはしょって書いてますがかなり爆笑すべき出来事でした。)。そして飲むわ飲むわ・・・。ボウモア→ボウモア→グレンリベット→カリラ→グレンフィデック。は、アードベッグも飲んだような。こんなにたくさん飲んだの初めてです。大義名分があるって恐ろしい。そりゃ酔っぱらいますわー。最後は記憶がありません、不安。でも、素晴らしき誕生日の夜でした、感謝感謝です。 付け加え。しんちゃんからは電話がありました。なかったらぶーぶー言ってやるぅ、と思ってましたが。ちょっとしか話してないけど今日は割と元気そうでした。なんでちょっとしか話してないかというと、「ラーメンの麺がのびるから」という理由で切断を告げられたのです。私からかけた電話ではないですよ。いったい、どういうシチュエーションでかけてきてるんだー! 誕生日の日記のリンクはってみます。 なんと3年分も過去ログがありました・・・。 2003年09月24日(水) 25歳になった 2002年09月24日(火) エミ、24歳になる 2001年09月24日(月) やっとここまでこぎつけた 23歳の誕生日って、かなり淡々としてるな。 |
2004年09月23日(木) 涙くんさよなら (願望) | ||||
割と激動だった水曜日はおいといて、ひとまず今日の日記から。 最近どうも、飲酒→酔っぱらう→何とか入浴→ばったり というパターンが多くて、朝起きたらあまりの部屋の散らかりように、「なんじゃこりゃあー!」となることがしばしば。今朝も、そうでした。 9時過ぎに目が覚めて、おっ今日は早起きしたな・・・と思ったが、考えてみたらゆうべは11時にはベッドに倒れこんでたのでした。そして部屋は10代男子か?というほどティッシュだらけ。涙と鼻水の吸引のため多量に使用したのだが、ゴミ箱に入れるくらいしなさいよ、自分。 10時前、同僚から『今夜、宇多田ヒカルとベッカムの食わず嫌い王だよ!』とメールが入る。もうオンエアがあったと勘違いして、見損なって悔しい、と昼休みに私が話したのを覚えててくれたみたい。うれしい。「めざまし土曜日」で宣伝やってたよ、という彼女に、土曜日なのにそんなに早起きしてるなんて、と感動。 そんな自分は朝11時から早くも昼寝。しかも起きたら3時前。寝すぎだよ・・・。ようやく、昨日の汚れ物など片付けて、焼きうどんを作ってキャベツの浅漬けと一緒に本日一回目の食事をとったのは4時ごろだったでしょうか。 再び台所を片付け、本など読んで、6時ごろようやく家を出る。走ろうかな・・・と思っていたら激しい雨が降り出した。本当はミュージックシティ天神で『ねじ式の天井桟敷』を見に行こうと思っていて、ねじ式もナンジャカも見たかったし、しょーこちゃんとか、最近会っていないさくちゃんとかと会いたいなーと思っていたけれど、何だかテンションが上がらなかった。 でも、悩んでいるときにひとりの部屋で一日悶々としているのはきっと良くない。一年前に買って、「これは私の生活の指針にしよう!」とひそかに思った本があり、最近それを読み返してその思いを再び強くした。その本には、 ・シンプルで体にいいものを自炊して食べる ・無駄な人付き合いを極力へらす ・部屋は清潔に、居心地よい空間を自分で作る ・生活を朝型にする。たくさん歩く。 というようなことが書いてある。作者は長いこと執筆のため座りっぱなし、昼夜逆転の生活で暴飲暴食の限りを尽くし、ブランドものを買って、日々のストレスを解消していたけれど、ものすごい鬱に見舞われることが周期的にあった。それが、日々の食事を変え、早寝早起きをして、シンプルな生活を実践したら、嘘のように体質が改善され、鬱になることもなくなったのだそうだ。何となく信憑性がある。 というのも、私も昔の彼女と似たような生活だから。座り仕事で一日じゅうパソコンに向かい、仕事で会う人は限られていて風穴に乏しく、お酒もよく飲むし、物欲はあんまり満たしていないけれど、すごい夜型で、休みの日になると夕方近くまで寝ちゃうくらい。これでは鬱にもなるよなあ、と思う。やっぱり人間、お日様やお星様になぞらった寝起きをして、仕事は朝からエンジンかけて、ひとつひとつをだらだらせずにこなすのがきっと一番、精神的にいいはず。そして食べ物は体と心の形成に直結している。 私は幸い会社員だから朝は仕事に行かなければならないし、自炊も今では苦にならないし、走ることも好きだし、心と体に良い生活をできるとっかかりはもっているのだ。がんばろうと思う。 美容室に行って明日の予約をお願いし、本屋さんに行った。ananはセックス特集で、なんと袋とじ企画まであった。いったい何をそんなにもったいぶっているのであろうか。しかしこの誌面で脱ぐ、というステータスを確立したのはすごいのかも・・・。アナウンサー菊間千乃さんの著作を読んで涙。浅草キッドの著作「お笑い男の星座」を読んで笑いと感嘆。相変わらず表紙を見ただけで心が喜ぶ「クーネル」最新号のほかに、長時間の検討の結果、『藩校早春賦』(宮本昌孝 集英社文庫)を購入。 本屋からしばらく歩いてカフェに入ろうとしたら、閉店時間だった。それで家のそばまで戻って喫茶店兼軽食屋さんに入る。アイスオレを飲みながら、クーネルを開いて「伝言レシピ」と「エヴリデイ・マイ・弁当」のコーナーから読み始める。 さらに駅のほうに戻って、スーパーで買い物。けっこう歩いた。やっぱり外に出ると気分がしゃんとするな、と思いました。大事なことだな、できればもっと早くから活動しないとな。しんちゃんに電話する。あんまり元気じゃない様子。食わず嫌い王を見る。ヤワラちゃんと野村選手の対決のほうが盛り上がったかなあ。野村選手って面白い人やね。見ながら、ベーコンと豆苗とエリンギのスープを作り、餃子を焼いて食べる。 仕事のことを長々とメールしていると、日付が変わった。26歳になりました。うおー、今年こそ朝型の生活をするぞ!と思いながら、ひとり、赤ワインで祝杯する26時半過ぎ・・・。まあ悪くないけど。 |
2004年09月22日(水) こんなことがあるなんて | ||||
やってしまいました。あまりの悔しさというかやりきれなさに、思わず流し場でオエツ・・・。こんなの初めて。流し場とはいえ狭い会社です。さっそく人から人へと口の端にのぼったのか、メールが来たり、上司に呼ばれたり。直接の理由なんて些細なものだし、でも長い経緯を話したってどうにもならんようなことです。何もかも笑ってごまかしました。しかし、仕事のことなんかで職場で泣いた、ってそれ自体がショックで一日ひきずる。 ひきずりながらプレアデスへ駆け込む。魚座・藤井さんの弾き語りが始まったところだった。彼女のサンダルを履いて外に出たら踵が涼しくて、夏が終わったんだ、っていう歌がすごくよかった。暗っぽい歌ばかりでとてもよかった。「ソプラノ」もやっぱりよかった。ビールが進んだ。次のフラッシュさんは「最近、たくさんライブして幸せになったから、今日は俺の幸せを分けてやるぜー!」てにっこり笑って歌っていた。じくじくした気持ちになってとてもよかった。ビールが進んだ。こういう日の弾き語りは、とにかく、染みる。しょーこちゃんとちょっと話したくらいで、素早く帰る。まだ気持ちがざわざわしてた。 帰ってまたビールを飲む。1.5ℓ飲んだところで元の上司が電話をかけてきてくれて、支離滅裂にいろいろ訴える。たくさん泣く。そのまま寝た。起きて、話したことのくだらなさが恥ずかしくて泣く。お風呂に入りながら悔しい気持ちを思い出してまた泣く。翌日、起きてすぐに思い出してまた泣く。もう、泣くのは疲れる・・・・。この日記は後日に記しているものだけれど、いったいなんだったんだろうなあれは。泣くほど悔しい気持ちが積もっていたのは確かだけれど、あんなに泣くことなかったんじゃ、って気もする。つまりPMSだったのかもしれない。でもあんなにひどいのは初めてだったな。金輪際、勘弁願いたいものです。ご心配・ご迷惑かけた方々にも、ほんとに申し訳ないことでした。 |
2004年09月21日(火) 呼吸ととのえて | ||||
いつだっておかしいほど誰もが誰か愛し愛されて生きるのさ それだけがただ僕らを悩めるときにも未来の世界へ連れてく 名古屋でのこと、目を離していたブラウン管から思いもよらない歌が流れてきた。 カゴメ野菜生活SoftのCF!! 懐かしさももちろんあるけどやっぱりみずみずしい。音が多すぎないのがいい感じ。 お弁当、赤飯、きんぴらごぼう、キャベツの浅漬け、ゆうべ作った手羽元と切干大根・椎茸の煮物。仕事の後、「今日は絶対、二杯だけにしよう!」と言い合いながら飲みに行く。スプリングバンクとタリスカー飲む。 目標どおり2杯で切り上げ帰宅。飲み会帰りの人から電話。いなす。また別の人は家まで来る。酔っぱらった人の動作はおもしろい。まあ、それはいいんだけど、なんかずるいなー、と思ったりもする。あんたたちはそうやってさー・・・(以下略)。そのずるさが気軽でもあるんだけど、みんな大変なんだろうけど、私も大変なんだよ。好きとか嫌いとか惚れたはれたとか、そんな甘いこといってる場合じゃないんです。現実はハード。いま、その方面に欲しいのは頼れる人なの。私たちを頼らせてくれる人なのよ! そこんとこわかってほしいと思いつつ私も大人だから黙る。 あの人は狡猾野心家。あの人は日和見ことなかれ。あの人は積極カメレオン。あの人は環境的近視・・・(まだまだ出るぞ)なんて目で見ちゃう私は心根ひんまがり? でも、そういうの超えて、いろんな人と関わっていきたいとは思う(ときもある。) |
2004年09月20日(月) 誕生月は更新貧乏です。 | ||||
遅起き。洗濯。枕など干す。二日分の日記。ベーコンとピーマンと玉ねぎのパスタ。最近、パスタをよく作る。あるものを適当に入れてのチャンポン感覚。ソースはキューピーの3分クッキングシリーズ、1本200円弱で7-8回作れる。アンチョビとオリーブオイルの味がお気に入り。 天神へ。取り寄せていたブルゾンが届いたので取りに行く。季節が変わって欲しいものがたくさん。むろん、がまん。丸善へ。しばらく前からいろんなサイトなどで『アフターダーク』って言葉をよく聞いてた、最初、言葉の雰囲気的に何となく宮部みゆき?と思っていたら春樹だった。海辺のカフカが出たのもそんなに前じゃない気がするのに、もう長編が出たのか。どちらも未読。近藤史恵の『ねむりねずみ』(創元推理文庫)買う。 「日記とかブログとか読む」のが、もはや趣味の一つになっている。なんかいいブログないかな~、お、これ私好みの日記、料理が好きそうだな~、なんて見つけて気に入って3ヶ月くらい読んで、「この人、商業作家やん!」と気づいた。それが近藤史恵。満を持して小説を読んでみることにした。買った本は歌舞伎ミステリ。 読みながら、電車に乗って実家に帰る。急に告げたのに、母親、赤飯を炊いて待っていてくれる。しかし握り寿司も買ってきてくれていたので、赤飯は食べず、ラップにいくつもくるんで持って帰る。握り寿司10カン、おいしかった。ビールは『秋味』。もしかしたら初めて飲んだかも。濃厚、ぎゅっとつまってる感じがする味。 母親、「トシシュン」って知ってる?と聞いてくる。ラジオドラマで加藤茶の朗読を途中まで聞いたらしい。どういう字を書くのか、と聞かれたので教える。漢字を知らないのに、杜子春なんて言葉、よく覚えられたなあと感嘆。最後はどうなるの?と聞かれ、中学の頃に図書館で読んだきりだったので覚えておらず(芥川好きを自負しているのに無念)、確か、良い終わり方だったよ、教訓めいて、とお茶を濁すが、それで安心したもよう。帰り際、母親から手紙を受け取る。「困ったときは家族がいることを忘れないで、相談して下さい」などの内容。いつもそういうことが書いてある、よほど何も言わないのが気になっているのだろうとは思うのですが。諭吉様が挟まっていた。もったいない・・・。火災保険の更新料に使わせてもらいます、とほほ。 帰宅後、昨日に引き続いて無印のミルク入浴剤を溶かし、読みかけの本を持って入浴。アイロンがけなどしたあと、また読み進んで26時に読了。傑作!というほどではないのだろうけど、満足。シリーズがあと何作かあるらしいのでまた買おうと思う。 |
2004年09月19日(日) だんだんわかってきた | ||||
「モーニングにコーヒーがついている、というのが普通の街。名古屋(愛知)では、コーヒーにモーニングがついている」とは、しん氏の言。前日の朝、病院内の食堂でコーヒーを頼んだら、トーストやサラダや卵まで出てきたそうだ。病院でさえ、これ。 このホテルに泊まったのは二度目だったが、今回もやはり、宿泊プランに含まれる朝食の内容はヘビーだった。ホットドッグが、ひとり一つならず二つも・・・! でも、おいしいんです、ここの朝食。ポテトサラダもポタージュも。もちろん、コーヒーもついてきた。 で、せっかく8時に起きて朝ごはんを食べに行ったのに(これでも本当は7時に起きるつもりだった。アラームを止めて二度寝する、という私の得意技に、あっさりしんちゃんもつられた。)、部屋に戻ってまた寝てしまった・・・。しかも、11時までも。せっかくの旅なのに!という叱責がほうぼうから聞こえてきそうである。でも、こんなふうにのんびりするのは悪くない。旅であんまりあくせくしても、と思う私はもうトシかね。ま、基本的に夜型なのよね。 野々村真夫妻とか極楽トンボの加藤とかが出てる朝のマネー番組(?)に、慣れた様子で出演している人あたりのよい弁護士さん。テロップを見てびっくり、「木村晋介」って!! 「よくテレビ出てるよね、この人」と涼しい顔してしんちゃんは言うが、私は初めてその素顔(?)を見たのだ。椎名誠たちの悪友で、大学時代はひと間のアパートで4人の共同生活までしていたという、あの木村晋介、この人が・・・! ひとしきり感動。これだけで名古屋まで来た甲斐があったかも。 さて、ホテルのある伏見から栄の南まではそう遠くないので、歩く。(福岡の人にしかわからないでしょうが)伏見というのは福岡でいうなら呉服町、栄はまあ、天神といったところですね。商業の中心地としては、天神も栄も同じくらい目出度い知名だな、と思う。最初に行ったナディアパークというビルは、福岡でいうとさしずめ、アクロス福岡をもっと複雑にしたような外観内装。ロフトやデザイナーズショップもたくさん入っているので、アクロスよりはずいぶん人が多いですが。 昼ごはんには名古屋名物、味噌カツを食べる。おそるべし、八丁味噌! ほんとに名古屋ではこれがポピュラーなのか?! そしておそるべし、ここのネギ! キャベツ!! ちょうど座った席の前にキリンが出している焼酎のボトルがあるのを見てしん氏、「これが売れたら、キリンの営業利益になると?」と尋ねてくる。「え、なるでしょ?」(まあ、売上であって、利益が出るかどうかはわかんないけど・・・)「ふーん、じゃあ、ガス会社が飲食店を出して儲かったのは、営業利益にはならんよね」「え? なるよ?」「そうなの?!」当然そうだと思うけど、ち、違う・・・? 急に自信がなくなる私・・・。それにしても、八丁味噌文化をデイリーには受け入れられそうにないね、と意見の一致。名古屋の鶏文化には福岡に通じるものを感じたけど。 名古屋一の売り場面積を誇る松坂屋へ。高級家具のフロアでトイレへと別れ、再び合流した私たちは、互いに興奮した面持ちだった。「すごい!」「こんなの、見たことない!」「やっぱり男子トイレもそうだった?!」「うん、衝撃だった!」「シャープ!」「スタイリッシュ!!」皆さんも名古屋にお出かけの際は、ぜひ行ってみてください、松坂屋北館2階のトイレ・・・。あの、斜め一枚ガラス板の手洗い場・・・(ぶつぶつ) 地下鉄で名古屋駅へ戻って再び高島屋へ。誕生日のお祝いに、しん氏がバッグを買ってくれるといっていたのだが、検討の末、やっぱりやめた。何か、あんなに高いものを誕生日だからっていう理由で恋人に買ってもらうということにどうしても抵抗感。一目ぼれしてものすごーく気に入って、というのがあったらよかったんだけど、そういうものもなかったので。しん氏が帰福する年末までに、岡っ惚れするもの、なんか探しておこうっと、くふ。クリスマスプレゼント兼ねてね。(結局買ってもらう気じゃねぇか・・・)。 ひとまず、今回は欲しいなあーと思っていたUtadaのアルバムと、福岡へもって帰るお土産をしんちゃんに買ってもらった。だから何人かにおみやげをお渡しするつもりだけど、それは実は私ではなくしんちゃんからです、くふ。今回は、名古屋の「豆福」というお店で買いました。数ある種類から選んだのは、当然!八丁味噌のお豆です。「懲りないね、あんだけやられといて・・・」と、しん氏。 東急ハンズで引越しの近いしん氏の家具など見たり、お茶したり、名古屋名物のナナちゃん人形を見たりしていると、あっという間に帰る時間になった。あーあ、別れるときって、本当にいつも淋しい。そして淋しいだけじゃない。このつらい気持ちは言葉では書き表せない。運良くとれた窓際の席で、名古屋の一面の夜景にため息をついて、帰ってきました。 でも、名古屋も4度目でだいぶわかってきたなー。愛着も湧いてきた。今回、ひとりで行動する時間があったのも(結局、駅ビルから動いてないけど)結果的には良かったな。名古屋はやっぱり大きな街。そして恐るべし(八丁味噌と)クルマ文化! あたりまえのような路駐の列にも、高級車が続々見つかる。「あのハネウマ(=フェラーリのこと)、大台突破してるね、たぶん。俺だったらとてもあんなとこに路駐しとけんけどな・・・」としん氏も言っていた。 飛行機が離陸してからは1時間50分で我が家の玄関までたどりついた。なんの片付けもせずに出て行ったせいで、世にも散らかった部屋がお出迎え。自業自得だけどさー。おなかがすいたけどご飯を作る気にもなれず(なんたって金曜日の汚れ物がシンクにまだ・・・)、お弁当とかラーメンとかで済ますのも侘しい気分だったので、自転車で渡辺通り近くまで出て、めしや丼でさんま定食を食べた。無印のミルク入浴剤を入れて、いい香りのお風呂にゆっくり入った。 |
2004年09月18日(土) 気負わず旅 | ||||
待ち合わせの時間を遅らせたからといって飛行機の時間を変えることはできないので、会社に行くよりも早いくらいの時間に家を出る。国内でも、たった一泊でも、旅行に行く朝は博多駅までタクシーに乗るのが好き。「これから、旅ですよ~」って感じがする。車内のラジオでは、アコーディオン演奏の『Clse to You』が流れた。ひゃー、やっぱりこれは、800円で味わえる小さな贅沢だわ(うちから博多駅までは2キロちょっとなの。) 空港で朝ごはん。さびれたうどん屋さんに入ってわかめうどん。2月、6月、7月そして今回で、今年になって4回目の飛行機かー。としみじみ思う。慣れたもんです(国内線に限る。)なんたって私は、しんちゃんが愛知に行くまで、人生で1回しか飛行機に乗ったことが無かったのだ。 飛行機の中で『日経エンタテインメント!』を熟読。久しぶりに読んだら、相当おもしろかった。テレビを見ない生活とはいえど、やっぱりあの雑誌の『テレビ証券』は読まんといかんな、と再確認。通路をはさんだ隣に座った人の横顔が、原田泰造にそっくりだった。本当に本人かと思って、しばらく凝視してしまった。空港から名古屋駅へ向かう高速バスではぐっすり寝た。 JR名古屋駅の駅ビルは相当大きい。高島屋のデパ地下で物色。土曜日の午前中なのでまだ人がそれほど多くなく、試食などしつつじっくり見てまわる。おもしろーい。東急ハンズもおもしろい。ほんと、福岡にもハンズかロフトを誘致したい。三省堂に入って(ここがまた、広い!)、絵本フェアと女子ソフト宇津木監督の本を立ち読みしたところで、しん氏より到着の電話。 高島屋の2F広場で待ち合わせたしん氏は明らかに顔色が悪い。「正直、けっこうしんどいぞ・・・」という彼に触ってみたら、ものすごい熱だ。しかし食欲はあるというので、地下鉄でひと駅乗ってホテルをとった伏見まで行って、手ごろなイタリアンの店に入ってランチコースを食べる。ドリンクバーがおしゃれだった、これってなかなかない素晴らしさ。食後、抗生物質など3種類の薬をごくごく少量の水で飲み下すしんちゃん。「薬慣れしてるね・・・」と驚くと、「そういわれれば」と苦笑していた。 待ち構えたようにチェックインの時間に部屋に入り、ばたっとベッドに倒れこむ。「早起きして、車に自転車積んで、病院行って、待ち時間あって、検査して、待ち時間に携帯とりにいって(最新機種をオーダーしていたらしい)、病院もどって、待ち時間むちゃくちゃあって、よろしくない結果が出て、寮に戻って、自転車で駅まで行こうとしたら空気が全然なくて、結局また車出して、新快速で名古屋まで1時間ちょっと・・・」こんな感じの、待ち合わせまでの彼だったそうな(しかも全て発熱状態で)。とはいえ、来たばかりの携帯に心を奪われて夢中でカスタマイズなどしている彼の横で、私のほうが“驚くほど早く”(しん氏・談)昼寝に入って約1時間。 「なにこれ。椎名誠?」と、モンゴルっぽい草原がうつったテレビを見てしん氏が言う。「知ってるの、椎名誠?」「なんかああいうのに出る人でしょ」そうか、椎名誠って、本を読まない人にも認知度高いんだな。ザッピングしてたら一部で大流行中とかのアニメ『鋼の錬金術師』もやっていた。はじめて見る私たちには、話がちっとも見えやしなかったが・・・。 薬が効いてきたしんちゃんと、夜になってから出かける。名古屋では有名な、安くておいしい手羽先が食べられる店に入る。銀河高原ビールの生がおいてあった、珍しいので飲む。手羽先10本。おいしい。あさりの酒蒸し、カンパチの刺身、きゅうりの漬物。 続いて、最近モルトに凝っている私のためにしん氏が調べをつけていたバーへ。バーというか、ちょっと本格的なパブだった。大人の人たちが、肩ひじはらず、でも下品にならず賑やかに飲んでいる感じ。常連さんが多いみたいだったけど、いちげんでも落ち着いて飲めるいい店だった。外国人の団体も途中で来た。メニューは丁寧で、ウイスキーというお酒の由来をはじめ、バーボンとかアイリッシュとかそれぞれの特徴、シングルモルトはスコットランドの地図や、ピート香の強さと飲みやすさの傾向図まで載っていた。 のんびり飲みながら、互いの仕事についてなど話す。ライブドアについてしんちゃんは懐疑的。「儲けるためなら何にでも手を出す」感じが何となく気に入らない気持ちは、彼には当然だろうな。つくづく、私の会社は「マネーゲーム」しん氏の会社は「モノ作り」だなー、と思う。商売だからどちらが偉い、とかいうわけじゃないけれど。一般社員に至るまで行き渡っている言葉は、私の会社では「収益」「数字」、彼の会社では「品質管理」「コスト削減」、つくづく、違うなー。しん氏の体調など鑑みて、本日は一杯だけで引き上げる。モルトを知ってるでもないのに、膨大なリストから彼が雰囲気で選んだのがカリラだった、何かうけた。 店を出ると、通りはものすごい人の流れになっている。なんだなんだ?!と思ったら、ちょうど歌舞伎の興行が終わったところだった。そう、ここ伏見は、御園座を擁する町だったのだ。店のすぐそばに裏口(?)があるらしく、おおぜいの人が出待ちをしていた。ちょっと興奮。 ホテルに戻って、「世界ふしぎ発見(ダヴィンチとミケランジェロ)」→「エンタの神様」→「恋のから騒ぎ」→「ナイナイサイズ」→「爆笑オンエアバトル」とたくさんテレビを見て就寝。 |
2004年09月17日(金) baby,don't cry | ||||
そうよ牛肉があったじゃない、と冷凍庫をまさぐって、チンジャオロースを作る。確かに風味に欠けるきらいはあるけれど、忙しい朝は火の世話のため台所に張りつく必要のないレンジ調理はやっぱり便利だわ。 一日の終わりがけに嫌なことがあった。男ってまあこんなもんかなーと思わないでもないが。ちょうど「一杯やって帰ろうかと」とメールが入ったのをこれ幸いと、少し遅れて飲みに合流する。 いつもの店は、入りしなは私たちだけの貸切状態。落ち着くわーと思いながら飲んでいるとさすがに金曜の夜、次第にお客さんが増え、入れ替わり、気づくと満席、しかも全員が女性だった。私の隣に座っている方に「あらーマスター、今日は女性だらけやねー」と声をかけられ、「うちはいつも女性ばかりですよ」とこともなげにさらりと答えた松岡さんが超かっこよくて痺れた。(「いえ、嘘ですけど」と、ひと呼吸おいてしれっと付け加えていたのにもクスっときた。) カウンターのみの小さな店とはいえ、ずらりと並んだ客たちを相手に顔色ひとつ変えず、あわてる様子もなく、いつもどおりに淡々と処している松岡さんを見ると、こんなふうにありたいなーと思う。雨の日も風の日も風邪の日も、客が多くても少なくても、媚びず威張らず、ひとりでこうやってこのお店をやってるんだよなあと思うと畏敬の念すら湧いてくるよ。 しかし自分はやっぱりへなちょこ。帰りの道で、しんちゃんからメールが入っていることに気づく。明日の待ち合わせ時間を大幅に遅らせて欲しいとある。彼の事情はだいたいわかっているのに、つい感情的になって電話口で泣いてしまう。あーあ、酔っているとはいえ、この情緒不安定。翌朝になって思ったことには、私たちは今、お互いが自分のことで忙しく精一杯で、相手を思いやる余裕をなくしているのだ。距離的に離れていることが、想像力の欠如に拍車をかけてしまっている。 今年になってからの私といったら、1月は波瀾万丈、2月は浮き沈み、3月は少しずつ落ち着いたが4月や5月は多忙を極め、6月から7月の前半にかけてはその反動などで落ちるところまで落ち込み、その後の半月ほどは何とか持ち直そうと努力、8月の前半は夏休みで楽しいことも多かったがその中でもいろいろ思うところあり、後半はまたそんなことやあんなことでつらく、9月に入っては体調不良や続く環境の低迷、徐々に忙しさを増す身辺、執行猶予的気分、でも頑張らなくちゃなー、みたいな焦り。もちろん友だちなど周囲の人と楽しく遊んだり刺激を受けたりして救われている部分はあるけれど、総じて自分自身のバイオリズムは低空飛行または乱高下だ。しんちゃんも入院や手術もあり、出口が見えない感じで常に仕事が忙しい。とにかくお互いに心穏やかなときが続くことが全然ない現状。 泣きながらも、夕ごはんを食べていない空腹に耐えかねて、レトルトのカレーをあっためて、ごはんにかけて食べる夜半の私だった。独身男かよ!て感じだわ。にしても、お湯を火にかけてから沸騰するまでの体感時間が異様に短いのにはびっくりした。酔っぱらってるってこういうことなのね・・・と、ぼんやり思った。食べるのもすごく速かった気がする。 |
2004年09月16日(木) めざせタフガイ | ||||
去る人を追いかけることほど、無駄な労力の使い道はないような気がするのです。去る人にとって元いた場所は既に過去、現実は新しいところにしかないだもの。わかってはいるけど愚かな私だからすがりたくなるときもある。時々振り向いてくれたら、多くを求めようとしてしまったりもする。無駄なのにね。無駄がすなわちマイナスとは言い切れないと自分を慰めるのみ。無駄ってある意味、非常に人間らしいことでもあるよなあ、なんて思ったり。 さて、いまだにモルト神話は破られず、ごはんとお味噌汁とブロッコリーで朝からもりもり食べました。食べつつもしんちゃんのことが気になって気になって、朝からメール。そして電話。夜になってもういっぺん話して、やっと落ち着いた。週末は名古屋で会うのだぎゃー。(名古屋の人、殴らないで。)バースデー割引なのだみゃー。 「25歳と357日」 メールのやりとりしてたらそんなふうに言われて、おお!と思った。 そうなの、25歳のラストウィークに突入なの。 うちはワンルームマンション。電気であっためるコンロ(IHインバータってやつですな。)がひとつだけで、まな板おく場所にも苦心するようなミニキッチンなんですが、今夜初めて!この家でサンマを焼いてみた。頭と尻尾を落としてして、胴体の半分のとこで切って短くして、フライパンで焼く。アルミホイルに菜箸でいくつか穴をあけて、魚の体にかぶせてから蓋をします。(母上に教わったテクニック。)おろさなくてもきれいに焼けたよ。そしておいしい! ニッポンの秋バンザイ! 100円だったしね! なんだ、グリルなくても焼けるやーん。また買おう。 なにげなくエミ流サマータイム、料理は朝して、朝ごはんをしっかり食べて、お昼は持参したお弁当、ひとりのときは夜ご飯は原則食べない、というのを続けています。夜おなかがすくのにもけっこう慣れます。夜に料理をしないと帰宅後に余裕ができるし、朝ごはんがおいしい。でも今日はそんなこんなで3食しっかり食べてしまった。お昼なんて、監査法人の食事当番で、山かけ鉄火丼とひれカツ2枚のセット(サラダと味噌汁つき)食べたしね。まあいいでしょう、こんな日も。そして今ははっぽー酒。ふー眠くなってきた。早く寝よう。おやすみなさい。 |
2004年09月15日(水) ある日やってくる現実 | ||||
魚座のライブがある日だということに気づく。うおー、魚座、見たいぞ。と思ったが、一緒に行く人も見つからず、一人でデカタン・・・怖いよな・・・ということで、一緒に行く人が見つかったいつもの店に行って、酒を飲む。わりと遅くまで、たくさん飲む。 大きな不安から小さな心配までなんのかんのと尽きないものでしかも日々増えるような気がするが、とりあえずそのすべてを吹っ飛ばす爆弾がしんちゃんから投下される。つまり彼に対する心配が全てに勝った。そして、気になっていることって直ちに夢に出てくる。 なんかさ・・・。 時々、しんちゃんとのことさえ、「いつかダメになるかもしれない」と思うことがある。そういうときは本当に暗い気分になる。 関係ないけど(あるけど)、この間、ふと思い立って「うつ度チェック」みたいなのをネットでやってみたら、「うつ病の恐れあり」のような結果が出て、思わず別のサイトに行ってあと二種類試してみたけれど、やっぱり鬱傾向との診断をされた。まあ、「私って鬱かも・・・鬱かもしれない!」という先入観のもとにチェックを行っているから、当然といえば当然の結果なのである。会社に行って、「わたし、うつ傾向らしいです。もうだめかもしれません」と先輩に申し上げてみたら、「はあ?」と大笑いされて終わり。いや、そこで深刻な反応されるほうがよけい困るよね。だからこれでいいのだ。 ■ ・状況に機動的に対応するには、結局、自分がしっかりしていないといけない。 ・付き合い方はひとつではない。 ・(距離にもいろいろありますが) 距離ができても、その距離なりの付き合いをしたい。 新しい距離が生む新しい関係がこれまでになかった良さを持つ可能性がある。 ・しかし距離の長さを正しく把握しておく必要はある。 ・なんらかの意味で正義は勝つ。 ・情けは人のためならず。(自分のためです。) ・凹んでがんばるのをやめるとさらに凹む結果になる。 ・あらゆることに対して、冷静さを失わないことはすごく大事。 ・あらゆる意味でタフになりたいし、タフな人とつきあいたい。 注意、タフと鈍感は全然違う。 未整理のままだが、最近思ったこと。 |
2004年09月14日(火) でかいスケールの歌はあの人にまかせて | ||||
書きかけたことを、どばっと消した。だらだら書き綴ってクリックひとつでぜんぶ消すっていう行為は、悪くないかもしんないな。こんなに簡単に鮮やかに、心の中からも消すことができたらいいのに。 朝には腹痛は治ってました。眠りが浅く、苦しい夢を見ていたけど、起きることで復活した。朝ごはんも昼ごはんも、自分で作ったものをおいしく食べることができました。今日のお弁当は、おかかご飯、レンジでチンするしゅうまい、あつあげ、ポークビーンズ(大豆、豚肉、にんじん、たまねぎ、しいたけ)だったのですが、詰めながら気づいた。「み、緑のものがない!」彩り、悪っ。つまり栄養も偏ってるってことよねえ。でも、青い野菜って高くてなかなか手が出ない、最近。特に菜っ葉系。 しかしあの痛みはなんなんだろう。放っておいてもじきに治るとはいえ、時々襲ってくる激痛なんて、気持ちのいいもんじゃありません。ホルモンバランスの乱れを懸念するメールをゆうきちゃんからいただきました。確かに、それについてはお医者さんにも指摘された経験あり。まあ、細々と気をつけます。みなさんもどうぞ、ご自愛を。 知ってることも知らないことも、いろんなことが面倒くさい。気にしなきゃいいけど気になってしまうのが人情。思い出しては痛む虫歯みたいな嫌な感触。虫歯って、ふさぐか抜くかで、治すことは難しいんだったよねえ。あーあ、ちょっと暗い気分だなあ。フラッシュさんのホリデープリンターズ名義のアルバムばかり聞いてます。やっぱりフラッシュさんの作る歌が、限りなく、好きだよ。 今日はポイント5倍の日だったので、ちょうど瀕死だったお米を買いました。これから忙しくなることを思うと無洗米を買いたかったけど、やっぱり300円を惜しんで洗わなきゃいけないほうにした。おかげで同じく瀕死のファンデーションを買うお金がなくなった。結局、いちばん瀕死なのはお財布の中身です、はあ。もうすぐ10月かー。季節の労働が始まる前に、いろいろやらないといけないことがあるなあ。美容室に行くとか、衣替えするとか。お酒、飲みたーい。(と言いつつ、いま缶チューハイ飲んでるんだけれども。お酒もなんか、良くないらしいね、今日ネットで見たけど。乳がんの危険が高まるなんて、いやだよー。) |
2004年09月13日(月) 本当はかなりつらいんです | ||||
今日も公休のため、存分に睡眠&読書させていただきました。世間の皆さんが働いている中での3連休、すばらしいといえばそうかもしれないけど、9月の残り少ない営業日を考えると不安を感じるのもまた事実。休む(休まなければならない)ために、ほかの平日に残業を繰り返している現状っていうのもどうかと思います。どっちにしたって無理があるんだよなー、あのスケジュール。心身の荒廃がすすむ、なんていったら大げさだけれど、それに近いものを感じてるわよ、私は。 考えてみたら、先日の夏ばても、ミーティングで来たる10月から1年間の我が部署の変則的勤務日程についての案を見せられたときから始まったような気がする・・・のは勘違いでしょうか。比喩じゃなくて目まいがしたもん、あのとき。毎年それをこなしているんだけど、だからこそ毎年の気持ちの浮き沈みが容易に想像できて、「もうイヤッ!!」と走って逃げたかった。何とかして、と思うんだけど、明るい材料は自分で見つけるしかないのよね。悲しい。 ああ、だいたい、休みの日にまで何でこんなこと書いてるのよ。いやだいやだ。気をとりなおして、5時過ぎから天神へ出かけて、素早く洋服を買いました。といっても、届くのは数日後。せっかく天神まで来たから、ということで寄ったのは、・・・丸善です。ひとしきりいろいろと立ち読み。はやっているらしい料理本から、簡単そうなレシピを見つけて暗記し、帰宅後、さっそく試してみました。厚揚げのオーブン焼き。おいしかった。 しかしそこから雲行きが怪しくなってくる。友だちが遊びに来た(というか、マンガ読みに来た?)のでワインをグラスで1杯半ほど飲んだけど、それがどうってわけじゃないとは思うのです。でも確実にじりじりとおなかが痛くなってきて、現在は上半身をまっすぐ起こせないほど痛いのです。これは、小学生の終わりか中学に入った頃から1年に1,2度くる痛み。確か、去年の12月もこれで会社を休みました。 いったい何なのだろう。胃じゃないような気がするのですが、腸なのか子宮なのか、はたまた胆のうか十二指腸か、まったく見当のつかないこの痛み。どういう痛さか説明することもうまくできない。何の薬を飲んだらいいかもわからないし、横になっても変化はないし、ただじっと時を待つしかありません。半日くらいたったら何事もなかったかのように治って、ごはんだってもりもり食べられるんだよねー。台風みたいなものか。もはやあきらめ心地、前かがみの姿勢でお米を研いで、顔をしかめつつ日記を書いています。あーん、痛いよー。まあ、これが遺書にならない自信はあるし、このあとベッドに行って、少しでも早く眠れるのを祈るばかりです。おやすみなさい。 |
2004年09月12日(日) これは凪いだ休日か? | ||||
前日、3時くらいに寝て、二度寝・三度寝・・・と繰り返して昼の1時まで寝て、起きて、台所ちょっと片付けて、本読んで、3時くらいからまた寝た。本格的に起き出したのは5時過ぎ。すごいよ、もう、仕事も終わる(定時なら)時間だよ・・・。こんなにぐうたら過ごしている人、どこかほかにもいるでしょうか?! あ、しん氏なら見込みあるかな・・・。 どうしてこんなにいつまでも寝てしまうかというと、これまたきっと、テレビをつけないことにも関係している気がする。それに私の部屋には、壁にかけるタイプの時計もない(註:これは私のささやかな意志です)。日あたり悪いので、カーテンを閉めると昼間でも部屋は真っ暗。これで、時間の流れというものをまったく感じない、世の中から隔絶された空間のできあがり。そんなわけで本日の一食目(そして結果的に一食のみとなった)は夕方6時過ぎ、素麺としいたけとわかめをめんつゆで直に和えたものでした。 さて、読んでいた本というのは、『斑鳩宮始末記』(黒岩重吾 文春文庫)です。3回目くらいでしたが、もう、おもしろくておもしろくて! 続刊が文庫化されてたなそういえば、と思い出して、さっそく(も何も、7時近くでしたが・・・)本屋さんに買いに行きました。『子麻呂が奔る』(同じく文春文庫)。これまた読み始めたら止まらず、走りに行こうと思いつつも、結局最後まで読んでしまった。 主人公は聖徳太子の寵臣の部下にあたる人物で、斑鳩の里の事件を担当する、いわば岡っ引。捕物帳といえば圧倒的に江戸ものが多い中、異色といえましょう。これがいいんです。人間が実に、裸というか、剥き出しで、生き生きしている。主人公の子麻呂の30代前半から10年間ほどの物語。子麻呂は文武に優れ、上司に恵まれ忠誠心厚く、仕事に熱心で、人情を解し、己を律することのできる・・・とはいうものの、時々あっさり恋という激情に流されてしまうところがまた、よろしい。黒岩さんて、70代半ばという最晩年に、こんなに血肉の匂いも生々しい、躍動的な小説を書いてたんだなー。すごい。 それで結局、走りに出かけたのは10時くらいでした。上りではストライド走法、下りおよび平坦な道ではピッチ走法、を心がけて走りました(ぷっ。イメージですよ・・・)。いつもより早めのペースで飛ばしていたら、9キロ過ぎ、喉が渇いて渇いてたまらなくなって、150mほど歩いてしまいました・・・。36キロ地点で棄権したポーラ・ラドクリフの気持ちが痛いほどわかりました(先方は、わかってたまるか!とおっしゃるでしょう)。その後、ゆっくり走って10キロまで行って、アクエリアスにありつきました。 でも、走ろうと思った距離を、止まらず完走できないのは久しぶりで、小さくショックだった。素麺食べたときのしいたけのダシがききすぎて、喉が渇いたのか? ここ数日に比べて、今日が暑かったからか? ペース配分が間違っていたのか? 靴ひもの結び具合が悪かったのか? 体力が落ちているのか? ・・・などと、自問してみる。ま、いいけど、別に。 湯船にゆっくり長いこと浸かって、水を飲みながら金曜日の日記を書いてたら、胃の痛みに耐えられなくなってベッドに行かざるをえませんでした。本当に、吐くかと思うほど苦しかった。横になっても背中に違和感があったし。つまりもしかして、まだ胃腸が弱ってるのが治ってないってことなのかなあ? |
2004年09月11日(土) 取り返してあまりある | ||||
のんびり起きた土曜日、洗濯をして、親子丼を作って食べる。 バケツをひっくり返したような(この表現って、最初に言い出したの誰だろうねー、うまいよなー)夕立の中、しょーこちゃんと待ち合わせ。洗濯物干してきたのにー、と歯ぎしりするしょーこちゃん。私は間一髪で取り込んでいました、えへ。 薬院に引っ越してきてから天神に行く回数がめっきり減った私の日常である。天神周辺に行くことはあっても、百貨店やショッピングビルに入ることが少ない。だってお金がないんだもーん。だから、久しぶりに女の子とソラリアやらイムズやらうろうろして楽しかった。秋の洋服がもう出そろっている。しょーこちゃんはブーツを履いてきてた。 物欲がふつふつと頭をもたげる。でも買ったのは、無印で消耗品とレトルト食品いくつか。無印のレトルトを試すのが、私の小さな贅沢。それと、ボーダーラインでシガキマサキさんのCD『大丈夫』を買った。熊本出身のシガキさんは、以前はムラサキヤッコという名前で活動していて、その頃に何度かプレアデスで見た。深夜番組の「アリゾナの魔法」の主題歌になっている「大丈夫」も、そのときに聞いて思わず涙ぐみそうになったことがある。遠距離恋愛の歌なんです。とてもいい歌です。 薬院はうちの近所までとことこ歩いて、夜ご飯にする。前から行ってみたいなー、と思っていたお店、水菜と豆腐のサラダ、サーモンの燻製ちょっと焼き、鶏肉のフルーツだれ、何もかもがおいしい。しょーこちゃん曰く、「ここのジントニックが一番好き!」。私は焼酎に走る。しょーこちゃんも、途中でうつらうつらとして店員さんに「コーヒー出してやろっか?」と気遣われつつ、起きた後はさらに飲む。枝豆やミックスナッツ、梅きゅうりなど、つまみも次々に頼む。最後には坦々麺まで食べてしまった・・・。 しょーこちゃんとは去年の夏に知り合った。彼女とエツやんが、二人して偶然、アロハシャツを着ていた。それを見た帰省中のしんちゃんが、「いいなあー俺もアロハ着てくればよかった」と口にして、「あんた、アロハシャツなんて持ってないやろ」と私が突っ込んだ(らしい)。それを聞いて、しょーこちゃんは、「この二人、長いんやなあー」と思ったそうだ。 そんな話もなつかしいくらいに、今では私としょーこちゃんはとっても仲良し。今日いちにちで、さらにぐぐっと懐まで入った感じ。なんたって、二人で6時間も飲み続けてたんだよー。お互いに伝説を作らず、無事に帰れてよかったよかった。先週の約束、私の体調不良のせいでキャンセルしてしまってたんだけど、今日でそれをばっちり取り返せるほど楽しく過ごした。と思っていいよね? 帰宅後、数日ぶりにしんちゃんと話す。彼はもうすぐ、寮から引越しすることになりそう。 |
2004年09月10日(金) 静かの海 はれの海 | ||||
日曜日の夜に思い出しながら書く金曜日からの日記。3日分書けるかな? できるかなできるかな? 朝は梨を食べた。外に出たら寒かった。半そでのTシャツを着ている自分がやけに浮いてる気がした。夏よ行かないで! しかも、雨が降っているのに気づかず出たので、傘がない。ぼんやりしつつバスに乗って、降りたらちょうど同僚がいたので、すかさず傘の中に入れてもらいました。 まだ夢心地なのにぱきぱき仕事をしている自分がおかしかった。気持ちを切り替えた、というのとも何だか違う、不思議な感覚だった。しかし昼休みには具体的な愚痴をこぼす。話しているうちに机を叩きそうになったりして。 夜は、缶ビールを手みやげにゆうきちゃんがやってきた。「この部屋、ほんとにいつも静かだね~」と言われる。音楽を流すくらいで、テレビをつけることがないからだ。あのざわざわした感じがないと何となくもの淋しい、という人もいるのでしょうが、私はテレビのざわめきのほうが落ち着かない。うちによく遊びに来る何人かは、きっとこの静けさに、ひとときの居心地のよさを感じるのだろうな。 しばらく打ち合わせをして、互いの仕事について楽しくぐちぐち言い合う。奇しくも、内容は全く異なることながら、「不動産」なんて同じキーワードが出てきたりして笑う。その後、警固へ飲みに行く。あの店もいつ行っても静か、そしてギリギリまで落とされた照明が、本当に落ち着かせてくれる。時々、うるさいお客さんもいるけれど、店が狭いのでざわめきにも上限があるのでしょう。会話では、勉強の必要性について再確認。 寝込んだ先週とは打って変わって、活動的な一週間だった。月曜日から毎日、放課後まで何やかやと予定があったしね。金曜日の夜らしい疲れをまとって寝た。 |
2004年09月09日(木) 成長しないって約束じゃん | ||||
川本真琴の『愛の才能』って歌がリリースのころから好きで('96年)、今でも時々歌います(風呂で)。だから音源も持っていないけど、いまだに歌詞をほとんど覚えている。きっと、一部改ざんありなんでしょうが。 その歌の始まりはこういうの。「成長しないって約束じゃん 冗談だらけで猛ダッシュしてよ わかんない反省しそうでバカでしょ」うーん、いいねえ。サビなんてさ、「あの子にバレずに彼にもバレずにキスしようよ バイトをパスして終電パスしてキスしようよ」だよ。その歌が町で流れてたころ私は高校生で、そういう歌詞が等身大だった。「イケナイ事でも経験したいの 体で悟りたい 窒息しそうなスリルの瞬間 感じたいの」ふふふ、誰もが通り、また自分も通った恥ずかしーい道。 でもさ、考えてみたら、人間、成長なんてたいしてしないもんなんだよね。そして、「はあー私はいつまで経ってもだめでねぇ」とか、「いつになったら成長できるのかしら」なんていうのは大人ならではの落ち込みなんだな。早く大人になりたい、と思う一方で、成長なんかするもんか!って気概があるのが若者というもんだ。成長してない・・・なんてことで悩むのやめようって、たまに思ってもいいよね? 私もまだ若者なんだし! でも一方でさ、過ぎた8月31日で、小沢健二くんの「LIFE」発売から10年経ったよって聞いたら、やっぱりもう若くなんてないんだ、って思う。10年ですって! 衝撃だった。そのアルバムに入ってる「愛し愛されて生きるのさ」では、「10年前の僕らは胸を痛めて“愛しのエリー”なんて聞いてた」って、センチメンタルについて歌うところがあるんだけど、てことは、愛しのエリーは20年前なのね。ああ、センチメンタルの上にまた、センチメンタル。大人になるって、センチメンタルをパイ生地のように重ねていくものなのかもね。 時間が過ぎていくこと、変わってくこと、変わってないこと、そんなこと考えるのは、フラッシュさんのライブを見に行ったから。頭にタオル巻いて出てきたフラッシュさん、「いい夢を見たいのなら トイレはすませておきましょう けっこうこれは肝心よ しっかりとすませましょう」って歌い始めた。最初にこれをもってきたライブって初めて見たな、なんて思うくらい、私ももうけっこう前から、フラッシュさんを見てるんだよな。 終わった後、フラッシュさんと飲む。焼酎をぐびぐび飲む。何しゃべったかうろ覚えだし、むしろ失礼なこといろいろ言ってしまったような気がする、いつものことだけど凹むなあ。でもいいの。成長なんかしなくていいもん。フラッシュさんと飲めるなんて、それだけで舞い上がってしまう私なのよ。今日のライブすごくよくてビールいつもは1本だけどおかわりした。「次はどこに行こう」って歌う歌が好き。どこにでも行けるんだ、ってそのときは思うの。良くも悪くも、どこにも行ってない私だけど。フラッシュさんがからっぽな自由について歌うの聞くと泣けてくるよ。 2004年9月9日は私にとって特別な日になった。「救急の日」って言ったら、「それでも文学部? 重陽の節句っていいなさい」と会社の先輩にたしなめられた。 |
2004年09月08日(水) わいわい天王さわぐがお好き | ||||
ぐっすり寝た。6時間くらい寝たんじゃないかな? そして二日酔いはなし。神様、ありがとうございます。酔っぱらって寝たときって、不思議と面白い夢を見ることが多いのだけれど、今日はどんな夢だったか覚えていない。残念。 私は割とよく夢を見る(というか、覚えているということか)ほうだと思う。このあいだの病気のときは、自分の肌から小さくて白い、腐ったキノコのようなものがびっしりたくさん生えてきて、生えていないところもみるみるうちに焼けただれていく、そして同じような肌の人たちの列にまざって歩いていく・・・という身の毛もよだつ夢を見た。でも、薬湯プールみたいなのがあって、その中にざぶんと飛び込んだら、ジューッて音がして治ったよ。 冷蔵庫のごはん貯金がなくなっていたので、ベーコンと野菜のクリーム煮だけ作ってもっていこうとしたら、野菜を刻んでクリームチーズをチン、としたところで、ノーッ!牛乳も切らしていたことに気づいた。急いでコンビニまで買いに行って、事なきを得ました。朝ごはんはバナナ。お昼はそのほか、生タラコおにぎりとつくね棒を買って食べました。ラムレーズンクリームどら焼き、という恐ろしげなるものをもらって口に入れてみると、ものすごーくおいしかった! 夜は同僚と少し飲みました。久しぶりにありさとメッセして楽しかった。 驚くべきメールが入ってきた。「えーっ!!!!」と携帯に向かって叫ぶことなんてそうそうないよね。いやー、何が起こるかわからないものです。びっくりしたといえば、最近、ある人が言ったこと。えーと・・・。書いていいかな。えいっ、ごめんなさい。「こないだ、3年ぶりくらいに、奥さんとエッチした」。ひょえー! ど、どう思いますか、皆さん?! したい盛りの高校生同士とかアツアツの(アツアツって死語やね・・・)新婚さんとか、あるいは女子高生とずいぶん年上のサラリーマンとか、はたまたつきあってもう7年にも経つ、まるで親友みたいな恋人どうしとか、男女の仲というのはいろいろあるでしょう。しかし、この発言に飛びぬけて淫靡な印象を受けた私はおかしいでしょうか。むしろ社会的とさえ言っていいような、極めて自然な営みであるのに。しかし、いったいぜんたい(あ、衝撃のあまり、また死語が。)どういう経緯でそういう状況になったのでしょう。こみあげる鼻血は何とか抑えたものの(じょ、冗談ですよ)、うずく好奇心に蓋をすることはどうしてもできずに、私はマイクを向けてしまいました。「で、どうでした?」「うーん、、、、中途半端、かなあ」。!!!。!!!!。こんなにもリアルな答えってあるでしょうか。何という年の功。ひれ伏したいほどの境地です。「あの、そういうあとって、やっぱり何となく、仲良くなった感じがするものでしょうか?」「うーんそうねえ、、、ぎすぎすしてたのはなくなったかなあ。」「あかちゃんできたかも・・・?」「できてないよ」な、なんでわかるんですかー?! ああ、『夫婦生活』。現在のところ、私をもっとも興奮させる単語かもしれない・・・。 (↑長っ。書きながらまた赤面しそう。) ところで人って、自分のことをいやらしいと思っているものでしょうか。男性には聞かずもがなって感じがするのでいいとして、女性諸君にうかがいたい。私はもしかしたら、けっこうそうかもなーと思うことがある。というか、比較的早い時期からそういったことに興味があったような気がする。興味とは違うな、セックスそのものに対するものではなくて、なんというか、子供って、わけもわからないながらに何となく性的なものを嗅ぎつけることがあるような気がする。これはやっぱりプログラムされているのでしょうか。ああ、何書いてるんだ俺は。消すかも。 タイトルは、『燃えよ剣』(司馬遼太郎 文春文庫)の中からとりました。わい談でさわいでしまったので・・・。失礼しました。 |
2004年09月07日(火) 嵐の日リターンズ | ||||
台風なので少し早く起きる。ベッドに横になったまま、リモコンを操ってテレビをつけ交通情報を見る。電車もバスも止まっている。出社しようか休もうか迷う。とりあえずコンビニに行ってみる。まだ雨は降っていない。風もいつもよりは強いけど暴風とまではいかない感じ。しん氏より、「また揺れた」とメールが入る。地震は台風よりもずっと怖い。 おなかがすいたのでポテトチーズ焼きを作る。ついでにお弁当を作る。結局家を出る。くそー、先週、休んでなければこんな日に会社に行くことなかったのに、人生とはままならないものです。その頃にはもういかにも暴風域内、といった雰囲気になっている。歩き出して50メートルくらいで傘が壊れる。タクシーがたくさん通っているものの、みんな既にお客さんを乗せている。いったん家に戻る。少し遅れそうな旨、会社に電話する。 タクシー頼もうかな、と思って電話してみるも、当然ながら配車センターはパンク寸前でつながりやしない。あーあ、と思いながらもう一度家を出る。傘はさしていられないので濡れながら歩く。雨は幸いそこまでひどくない。歩けないこともないな、会社まで30分もあれば着くかな、と思いながらふと顔をあげる。信号機が強風でぐらぐら揺れている。危険を感じる。改めて目を皿にして空車を探しながら歩く。しばらくして、見つかる。 「わー、よかった、なかなか空車がなくて困ってたんですよ。停まってくれてありがとうございます」「ははは、ありがとうって、それお客さんのせりふじゃないでしょ」「近くなのにすみません」「いえいえ、こんな日は、近いほうがいいですよ、私たちも」いい人だったな。こんなときにいい運転手さんにめぐり合うとうれしい。「帰りも、気をつけてね」と降りぎわに言われた。 しかしコンビニってすごいよね。台風で休みの会社だってあるし会社のまわりのお弁当屋さんとか飲食店も閉まってたけど、コンビニは営業しているのである。いつもあいさつするローソンのパートのおばちゃん、「あらー今日もお休みじゃないんですか?」って言うけどあなたこそ! 「私は近いから歩いてこれるんですよ、ここまで」いや、こういうときって、近くだと思って外を歩いてる人が、けがするんだよ。お気をつけて。 退社する頃には台風は福岡を去り(その後、広島とかひどかったらしいですねー)、街は静かにあちらこちらゴミを浮かべている。こんな日に働いたんだからご褒美!なんて思いつつ飲みに行く。会社の人からも打診があったけど、家族もちは、こんな日は早く自分の家庭に帰りなさい。TPOなんか考えずに飲めるのは独身者に与えられた特権なのだ。 病み上がりなので軽いお酒から入る。鶏のもも肉や甘鯛など食べながら飲む。飲みながらしゃべる。さらに飲む。場所を変える。そして飲む。ほかのお客さんともしゃべる。アードベッグを飲む、やっぱりおいしい。別のお客さんが、なぜだか私たちにお酒をおごってくれる。でもこの人たちとはしゃべってないのだ、世の中って不思議。まつおかさん(マスター)に来たる私の誕生日をメモらせることに成功。かっこいい(見かけが、という意味じゃなくて、うまくいえないけど、何だかほんとに素敵な人なの、きゃっ)まつおかさんは42歳だということがこのあいだ判明。びっくり。36歳くらいだと思ってた。 酔っぱらって帰宅、久しぶりの友だちからメールが入っていたので電話してみる。久しぶりにしゃべった。でも、なに話したのかほとんど覚えてない。相変わらずだなーって思われたことでしょう。 |
2004年09月06日(月) 「華氏911」 是非を論じず。 | ||||
木曜日から床に伏してました。胃腸にひどくきたあたり、典型的な夏ばてです。 週末の予定も全部キャンセル、むむ、無念なり。 こんなに長く寝込んだのは久しぶり。病気は気力も奪うもので土日はひどいうつ状態、ゆうべもひどい頭痛で3時近くまで眠れず、今朝も起きたすぐからひどい頭痛で、何とか会社に行くと、二日も休むと当然ながらあれこれと忙しく、お腹はまだ痛いし、もう、ひどいひどい尽くし。そんな数日間だったのでちょっと痩せたけど、こんなのすぐ取り返しちゃうもんね、どーせどーせ。 でも、今夜はかねてからの予定通り、同僚と『華氏911』を見に行ってきた。 私は観たあと『映画生活』なんかで人の感想とかを見て「ふむふむ」「なるほどね」「へえーそうかなあ?」なんてやるのが結構好きなんですが、「華氏911」についてのそれらを見たら、何だか概して、「?」マークだった。なんだろう、この違和感は?と考えてみると、「マイケル・ムーア監督の」「映画作品」としてこれを見て、映画としての「質」とか、「評価を下してる」人が多かったからみたい。こうして書いてみると、そんなのあたりまえやん、ともいえる。 前作の『ボウリング・フォー・コロンバイン』も見てないし、ムーアさんという人にこれまで何か思い入れがあったわけでもない私は、「華氏911」を、ドキュメンタリーとか映画作品とかあんまりそういうジャンル分けをしないで見たようだ。だから衝撃だったのだろうか? 監督の持ち味である突撃取材だとか笑いだとかが少ないとか、こんなのプロパガンダに過ぎないとか、ドキュメンタリーとしては何ら目新しいものはないとか、単純なブッシュ批判にとどまっているのが低次元だとか。そんなふうにこれを映画作品として批評するのが仕事の人もいるだろうし、どんな感想を持つのも自由なんだけど、私はこの映画をそういうふうには見たくないな。というのが私の感想。 戦争がどんなに悲しいことか、どんな犠牲を生むか。それが繰り返され、今も続いてる。 絶対嫌だ、って、それだけじゃだめなのかな。 あたりまえだけど、それを強く強く思うためだけに、お金を払って見に行った(結果的にね)。そんなの今までしたこと、ほとんどない。それで今回、もったいなかったとは全然思わない。 平和な日本の若者のひとりがそんなこと思うだけじゃ、何も変わらないのかな。 そういう人をたくさん増やすのが、マスコミとか、表現者の役割なんじゃないのかな。 「無知がどんなに恐ろしいか!」 ラスト近くで、戦死したアメリカ兵のお母さん(それまで、貧しい町に住む彼女は、学費を稼いだり広い世界を見るために、軍役志願を子供たちに奨励していた)が言った言葉が、いちばん心に残った。 無知。それは、政治やお金に関する見えない世界を知らないことだけを指すのではなくて、「利権の絡まないことのない戦争で、どんな悲劇がもたらされるか?」を私たちが想像しないことじゃないかな、と思った。そうやって繰り返される過ちへの警鐘に感じた。 それを感じさせるためにこの映画がシリアスだったり、随時挿入される悲惨な映像に目を覆うように作られてるのは、あたりまえじゃないかなー、どんなドキュメンタリーだって、作り手の意志が介在しないものはないんだし・・・って、結局私も、批評に走ってますか? ともかく、「怖いものには蓋をしろ」的に、サスペンスもホラーもハナから拒否する私ですが、この映画は、見なけりゃよかったー、とは思いませんでしたです。 しんちゃんとそんなこととか少し電話で話して、これから寝るところ。明日はまた台風だ。 |
2004年09月05日(日) 未来のことなんかは | ||||
木曜日、会社を早退。 金曜日、会社を欠勤。 金曜日にはもう相当に気分も落ち込んでいて、母親からの電話に涙をこらえるのが難しいくらいで、でも少し体は持ち直していたので、ふらふらしながら自転車をこいで、夜にはサニイサイドのライブに行きました。うっ、会社休んでたくせに、ごめんなさい。だって一人でずっと家にいると、本当に泣けてしょうがなかったんだもん。 3ヶ月ぶりくらいに見るサニイサイドのライブ、まだぼんやりした頭にはバンドの音がちょっとがんがんと響いた(前のほうで見すぎたせいもあるかと思われる。)でも、最後の『道標』を聞いて、やっぱり行ってよかった!と心から思った。 「僕だけが知っていることは それはあなたの知らない行き先」 「未来のことなんかは すべてわかったことだし 過去のことなんかは 何も分からず 思い出せずに」 ああ、この、不確かな希望を高らかに歌う歌よ! 奇しくも、家を出る前にベッドでのたうちながら読んでいた『イサクのジョーク』(銀色夏生 角川文庫)のラスト近い盛り上がりで、 「かんぱーい! おめでとー! 先のことなんて、わからないじゃない」 って登場人物が言う言葉と私の中ではかぶさって、なんともいえない淋しい明るい気分になった。あとね、新曲は「雨のアッピア街道」と「落日」がよかった。雨は惜しみなく、っていうフレーズも好きだし、落日では、すごい単純なんですが、ウーララを久しぶりに見たくなった。 それで調子に乗って、メンバーやFくんや(ジントニックごちそうさま!)やしほさんたちとテムジンに行って、ばくばく餃子を食べてビールも飲んだら、おうちに帰って相当、胃が気持ち悪くなってしまったのですが。そして土曜日になったら、台風でいえば吹き返しのように、体調不良がぶり返して、日曜の夜まで寝込んでいたのですが・・・。後悔はない! 土日は、一日24時間中、ふつうの成人が起きている時間くらい寝ていた。起きている時間も体が縦になってる時間はほんの1、2時間といったところで、あとはベッドで苦しみながらずっと本を読んでいた。 『再び熱血ポンちゃんが行く!』 『嵐が熱血ポンちゃん!』 『路傍の熱血ポンちゃん!』(以上、山田詠美 講談社文庫) 『トラや①』(南Q太) 『西荻夫婦』(やまだないと) 『斑鳩宮始末記』(黒岩重吾 文春文庫) 『小川未明童話集』(小川未明 新潮文庫) だいたい、『西荻夫婦』を読むのは、ちょっとしたウツ状態のときだと思う・・・。 日曜の深夜になって、しんちゃんから「地震が・・・」とメールが入り、まあたいしたことはないだろうと思いつつも気になって電話をかけると、回線が込み合っているとかでつながりやしない。ようやく出たと思ったら、しん氏は「へー、つながらなかったんだ。敢えてかけなかったんよ。もっと、今すぐつながらないと困る!て人がいると思って。」と冷静そのものだったけど、私は3分おきに1時間もかけ続けていました。人間小さいかね・・・。でも、無事かどうかわからないほうが何度もかけてしまうのは、しかたがないよね。話しながらも割れそうな頭痛、切ったあともそれでずっと眠れず。つらいよこれは。 |
2004年09月02日(木) 正直なこの体は誰のもの? | ||||
9月になった途端に体が拒否反応。 寝込んでいます。 自分の体が自分のものじゃないみたいで驚くよ。 メールの返事とか遅れてます。ごめんなさい。 |
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