流天日記
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イタリアにあるような、大きな石の階段を 一歩一歩、がんばって登っていると おしゃれな格好をした青年があらわれて 一緒に夜御飯を食べましょう、という。 恐ろしくなった私は、いえいえ結構。と叫び ものすごい飛翔力でもって 階段を3段飛ばしに下って逃げたのである。 (完)
大好きなお寺があって そこで是非とも働きたいと思ったので 求人をしていないにもかかわらず 電話をし、働きたい旨を伝える。
相手はたいそう混乱した様子で 「そんな、困ります・・・どうすればいいの・・・」 とうわごとのように繰り返すのである。 (完)
大学構内をうろうろしていると 2階から3階へと続く階段の踊り場で サークルの友人がしくしく泣いている わけを聞くと 「今住んでいる家が嫌だ。もう居たくない、引っ越したい」 という。 じゃあ早く引っ越せばいいじゃない、と私が言うと 相手はさらに激しく泣くのである。 (完)
spacesoda
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