2002年06月30日(日) |
どれだけいるかは分かりませんが…… |
決してココの更新をやめたわけではありません。
時折思い出したようにココをのぞきに来てくれているあなた。 どうもありがとう。 御心配なく、これからちゃんと継続しますよお。
2002年06月16日(日) |
緊急提言! あなたのPCは大丈夫? |
『しばらくワールドカップネタが続きそうです』なんて言っておきながら、10日も更新をサボっているうちに世の中および俺の周りでいろんなことが起きている。
もちろんFIFAワールドカップ。この日本国内の盛り上がりはなんだ。この俺も含めて“にわかサッカー評論家”が続々誕生している。きっとあなたの会社でも、 「次の試合でロシアが引き分けると勝ち点が――」とか、 「あの場面であそこまでディフェンスラインを下げちゃったら――」とか、 「やっぱり森島が地元で決めたのがよかった――」とか 「昨日喰ったキツネうどんが――」とか、いろいろな評論を繰り広げている人が多いに違いない。 一応、俺が中学と高校の途中までサッカー部に所属していたとは言え、正直なところ最近のサッカーはよく分からん、というのが俺の正直なところだ。 分かる人には分かると思うが、俺が中学の時のポジションは“右ウィング”だが、今のサッカーじゃそんなポジションないもんなあ。俺の中のサッカーのスーパースターはベッカムでもなくフィーゴでもなくロナウドでもなく、ベッケンバウアーだったりルンメニゲだったりヨハン・クライフだったりするわけよ。 それでもこの盛り上がりに乗り遅れまいと、日本―ロシア戦をテレビ観戦したときは、仕事で半ば買わされた形となった日本代表のレプリカジャージを着て応援してましたからね、俺。 地元開催の利もあって一気に決勝トーナメント進出を決めた日本代表。マジで「頑張れ!」と叫びたい。ココでのワールドカップネタはまた別の機会に。
んでまあ、タイトルの話なんですよ。 ここ数ヶ月、何度か不可思議なメールが俺宛に届いていた。送信主は知り合いだったり、知り合いのアドレスではなくてもちゃんとドメインのある、見た目はちゃんとしたアドレス。それでもその内容は文字化けしていたり、添付ファイルだけだったりと十分に怪しいメールである。 そんな怪しメールが先日ツマにも届いた。なんとその送信主は“俺”。 「ねえ、私になんかメール送った?」 「? いいや、送ってないよ」 「アナタのアドレスでメールが届いてるのよ。それも開けないファイル付きで」 ――なんじゃそりゃ? ツマのパソコンを見せてもらうと、送信した覚えもないのに確かに俺のアドレスでツマ宛てにメールが送られている。アヤシの添付ファイルも確かにある。 聞けば、ツマとはほとんど面識のない俺の友人からもそんなメールが届いている。ツマと友人、もちろんお互いのアドレスなどは知らないのである。 別の友人に相談してみたら、どうもこれはコンピュータ・ウィルスと呼んで良いものらしい。 ウィルスに感染すると、そのウィルス自体がPCに登録してあるアドレス帳の中の誰かへ勝手にメールを送信する厄介なものが多いらしい。つまり、誰かのPCがウィルスに感染し、その人のアドレス帳にこの俺のアドレスが登録してあるとその人の知らないうちに俺へウィルスメールが送られる。 なんて意地悪なウィルスだろう。 PCに登録してあるアドレス帳の中の誰かへ勝手にメール送信するってんだから、あっと言う間に身近な人にそいつは広まってゆく、っつう話だ。現に、この顛末を高校時代の仲間達に公表したら、“謎の送信者”として俺や俺のツマも含めて5人もの名前が出てきた。
で、昨日。 俺が仕事から帰ると、ツマがちょっとショックを受けたような表情で言った。 「ねえねえ、例のコンピュータ・ウィルスの話だけどさ。今日も変なメールが届いてたのね。すぐに削除しようと思ってたんだけど、削除するためにそのメールを選択するとメールを開くことになるじゃない? それがマズかったのか、今までのメールの本文がぜーんぶ消えちゃったのよ〜」 いよいよ本格的にウィルスのオソロしい影響を受けてしまいました。
直近では15日付、16日付に合計3通の怪しメールが俺に届いている。幸い俺のPCがMacintoshなのでまともに感染していないらしいが、その怪しメールの“差出人”は、ずばり知り合いである。勿論その当人は俺にそんなメールなど送った覚えはないだろう。
コンピュータウィルスは人ごとではない、ということを実感した出来事です。 是非、あなたのPCでウィルスチェックを実施することをお勧めします! いやあ、恐い恐い。
2002年06月05日(水) |
ワールドカップ・リポート<01> |
さあ、ワールドカップサッカーネタです。あまりにもタイムリーすぎるけれど、なかなか面白い経験をしたので、そいつを御紹介しましょう。
先日の日曜、さいたまスタジアムというところで『ノルウェー―イングランド戦』が行なわれた。 このさいたまスタジアムの最寄り駅は埼玉高速鉄道・浦和美園駅というところになるのだが、このワールドカップ期間限定で、この駅前にウチの会社が(つまりFMが)出店したのですね。で、直接の関係のない社員も、店舗販売応援に駆り出されたわけで。 ま、いちおうウチの会社はワールドカップの“オフィシャル・サポーティングカンパニー”ということになっているので、会社あげての応援体制である。 そして俺は、直接“ワールドカップを体感する”ことになったのです。
朝の8時半くらいにはその店に到着し、早速アレコレ指示されるままに店頭販売商品の準備などをしておりました。時間が11時近くになってくると、突如として駅前のロータリーは人手が増えてきた。試合開始は18時と聞いているのに! 日曜日ということもあったのだろうが、何より、外国人の姿が異様に増えてきたんですね。見れば、店内は外国人も含めたお客さんであふれ返っており、駅前ロータリーも黒山の人だかりになっている。 俺、正直なところ、ナメてたんですよ、日本で行なわれるワールドカップってやつを。 確かに世界的イベントで、各国からサポーターが大挙してやって来る――なんて報道をあちこちで見聞きしていたけれど、どうも実感が沸かなかった。特に開幕する前までは、結局は応援むなしく日本代表は決勝トーナメントに進むことも出来ず、なんか、あれれ……という雰囲気で何となく盛り上がりに欠けたまま終わってしまうような気もしてた。 しかししかし、この日の試合前からの盛り上がりでそんな気分は吹き飛んでしまった。 兎に角、外国人サポーターは本当に大量にやってきている。自国のユニフォームを着たり、国旗をマント代わりに首に巻いている、顔にペインティングなんてのはもはや珍しくもなんともない。上半身ハダカも見慣れたものだったし、奇妙な形の帽子をかぶったり、国旗の色をモチーフにしたアフロヘアーのカツラをかぶったりしているのもいる。ちょっと油断していると、あちこちで外国人サポーター達が『うぉううぉううぉー、うぉううぉううぉー』とサッカー風応援歌を唄いだすし、そんな彼らを捕まえて、日本人の若者たちが一緒に写真に収まったりしている。もう、スゴい。
俺はワールドカップの現場にいる、そんな気分だった。
俺はFMの店頭で飲料の販売をしていた。よく花火大会などで見かけるでしょう、大きな水槽に水と氷を張った中にジュースなどを冷やして販売している、アレ。当然、店内の飲料の冷蔵庫だけでは対応できるわけがないので、こんなふうに始めから店頭販売をしていたのだ。 この店頭販売にも外国人は客としてやってくる。 外国人はやはりミネラルウォーターを買うね。驚いたのは「アクエリアス」が結構外国人に認知されていること。「コカコーラ」を手にして『ダイエットコークはないの?』と何人にも聞かれたのは成程、である。 この飲料店頭販売部隊には俺を含めて7、8人の社員が配備されていたが、皆、最初のうちは外国人客にかなりビビっていた。ちょっとでも彼らに質問されようものなら、社員の笑顔は渇き、目は泳ぎ、取りあえず『サンキュー』を連呼しておけばなんとかなるだろう、という空気だった。 もう十数年前の話になるとは言え、腐っても留学経験のある俺である。発音はでたらめだっただろうし、文法もテキトーだったが、“外国人に臆することはない”という部分だけで他の社員よりは外国人客に対してココロの余裕はあった。だから、『150円です』と言うところを、他の社員は最初のうちは丁寧(?)に、 『ワン ハンドレッド アンド フィフティ エン』 と言っていたが、俺がこれを『ワン フィフティ エン』で対応していたら、いつしか他の社員も同じように言っていた。 『酒はないのか?』 と外国人客に聞かれることもしばしばだった。当然フーリガン対策だかなんだかで、スタジアム外でアルコールは一切販売されていない。FMももちろんそれにならっている。この質問に対しての答えも簡単だ。 『ノー ビア』 こう言っておけばとりあえずはあきらめてくれる。『他の場所でも売っていないのか?』とさらにツッコんでくる外国人客も少なくなかったが、『ワールドカップだから、酒はどこでも買えないよ』と説明してやる。 そういえば、面白い外国人客がいたな。そろそろ外国人客への対応にも慣れてきたある社員とイングランド・サポーターとの会話。 「(ビールはないのか?)」 「ノー ビア」 「(別のところで買えるか?」 「ノー。ノー ビア」 「(なんでだ? 俺はフーリガンじゃないぞ!)」 彼の叫びに周辺は大爆笑であった。
あれま、長くなっちゃったな。続きはまた今度。しばらくワールドカップネタが続きそうです。
と、突然そんなことを言われても……とうろたえるなかれ。 まあ一応なんというか、この『のづ随想録〜風をあつめて』が皆さまの御愛顧を持ちまして、今回堂々の100回を迎えることが出来ました。はい、ここで拍手。
思えば昨年の9月。ココの存在を知ったワタクシは継続できるかどうかをまったく考えぬまま、『のづ随想録〜風をあつめて』というタイトルで自身のホームページみたいなことを始めました。まあ、それまで突発的に『のづき歳時記〜風をあつめて〜』とかいうタイトルでエッセイふうメールを特定少数に送り付けていたので、その発展版(実はまったく“発展”などしていないが)のようなカンジでした。 殆ど身内だけにココのURLをお伝えし、ひっそりと始めた『のづ随想録〜風をあつめて』。止せばいいのに一部の友人達への今年の年賀状にもココのURLを記したりしたもんだから、ひょっとするとそのあたりの人達もココを覗きに来ているかも知れない。実際、まったく“俺”という人間と関わりのない人がココを読んでいる――という事実もあって、そン時は正直驚愕しました。
で。
大体、どのヘンの人がココを読んでくれているのかというのは調べはついているのだが(?)、100回記念というこの節目にあえてビシっと“出席を取ってみようと思います”。 日々の随想録の下のほう、画面の左下のほうに『のづ | MAIL』とあるのは皆さん御存知ですね? この“MAIL”部分をクリックすると、作者――つまりワタクシにメールが送れるようになっています。一部のココの読者は時折この部分からワタクシにメールを送ってきてくれていますね、ありがとう。 今回は、この“MAIL”部分を活用します。
◎◎ この『出席をとる!』の回を読んだ方は、“必ず”ワタクシ宛てに“MAIL”部分からメールを送って下さい。“必ず”ですよ、“必ず”。もしあなたが“俺”という人間を知らなくても、是非メールを送ってやって下さい。
その内容は特に問いません。「読んでるよ」の一言でも構わないし、これまでの『のづ随想録〜風をあつめて』に対する感想や希望などでもOK。 よろしくお願いします。いや、マジで。
※ ※ ※
およそ9ヶ月で迎えた100回。最近、その更新回数に不安がありますが、まあのんびりと続けようと思っています。これなら、40歳、50歳になっても続けているかも知れないし。その年齢になっても、恐らく、書いている内容は現在と大して変化はないと思うが。 これからも御愛読、よろしく、よろしく。
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