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『スピカ 羽海野チカ初期短編集』羽海野チカ/『BILLY BAT 7』浦沢直樹/『ボクを包む月の光 10』日渡早紀
2011年07月29日(金)
『スピカ 羽海野チカ初期短編集』羽海野チカ
初期短編集ということです。10年くらい前のものが多いようですが、あまり絵が変わっていない印象。ストーリーはどれもかわいくてよかったです!

なんの本だったか忘れましたが、藤子・F・不二雄のトリビュート漫画を「暗記パン」で描いてらして、それがすごくよかったんですよね。店頭で立ち読みして(コラ!)、泣きそうになって困ったことが…。あれを短編集で出してくれないかなあ…。


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『BILLY BAT 7』浦沢直樹
ついに物語はケネディ大統領の暗殺事件に。
この物語は、どういう着地をするのかなあ。


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『ボクを包む月の光 10』日渡早紀
カチコの事情がそろそろ佳境を迎えているのでしょうか。
相変わらずのウエットさに、うーんと思う部分もありますが…。
『バイバイ、ブラックバード』伊坂幸太郎/『ガラスの仮面 47』美内すずえ
2011年07月26日(火)
『バイバイ、ブラックバード』伊坂幸太郎
星野一彦は、今までつきあっていた5人の女性に別れを告げることになる。繭美という迫力のある女性の監視のもと、一彦はそれぞれの女性に会いに行くのだが…。

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連作短編集。
伊坂幸太郎の小説は、「絶対あり得ないけど、もしあったらちょっと素敵かも、絶対ないとは言い切れないし」な奇跡が散りばめられていると思うのですが、この本はまさにその小さな奇跡の集合体というようなものだった気がします。
よくそんなのがいくつも思いつくものだなあと感心してしまいました(笑)
いや、バカにしているのではなくてほんとに(笑) だって、なんだかいいなあと思ってしまうんですよ。絶対ないだろと思うのに、人生ってそんなに悪くないかも、という気にさせるんですよ。あ、そう思えるかどうかが、伊坂幸太郎を好きになるかどうかの分かれ目かもしれませんね。
今回も、ああなんかいいかも、って気持ちになりました。
私は、数字のごろあわせが好きな女性のラストシーンと、女優さんの話にほろりときましたね。

あと、映像化するなら、繭美はマツコなのかい?とか思ったり(笑)
★★★☆

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『ガラスの仮面 47』美内すずえ
速水さんとマヤの関係がなぜか急展開…。しかし、絵のせいでものすごく年齢差を感じる二人ですが、11歳差なんだなあ。
それはいいとして(いいかどうかわからないが)、なぜまた出演者が怪我を…。そういう飛び道具なしでの描き方が見たいなあ。


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