騎馬民族

2002年07月24日(水) 再会


上手く話せるだろうか?なんて考えることは一つも無いほどに、家に上がった瞬間にビールを出して枝豆だして乾杯しちゃって。
5分でタクシー来るって言ってるっちゅうのに、「美味い!!」だって。
会ってなかった4年を見てもらおうと写真の束を抱えてタクシーに乗った。

アイツ:いやぁ、今日来て良かったよ。
さえ:もう、フィナーレかい!!


4年ぶりに会ったアイツは、札幌から離れた場所で救急隊員をしていて、そんな彼は一昨年に私に黙って結婚なんてしちゃった27歳。
何であんなに仲が良かったのかわからないけど、仲が良かった。

そんな感じで飲みに行った。
山にいるから刺身が食べたいとか言ったけど、面倒くさいから地元で良いよね?なんて言えちゃうのも、そんな関係だからで。

アイツ:気ィ使うの止めようぜ?
さえ:おう♪あったりまえー

しかし、やっぱり刺身を食べさせて上げたいと思ったら「刺身盛り合わせ」を頼んだのは良いけれど、それを食べ終わった後で「日本酒3杯で刺身セットがつく地酒祭り」なんて聞いたら、地酒祭りだぜーぃ♪なんて刺身を食べたいからソレに変更。

刺身が食べれたのは良いけれど、三回も刺身盛り合わせを食べちゃった日には具合が悪くなってきちゃって、そりゃぁ、お店屋さんに頼みますわ。

さえ:刺身を冷奴にして下さい(哀願
お店の人:いやぁ、見てて可愛そうだなぁと思ったんですよ(刺身ばっかりで

さえ:ですよね?ですよね? もう、ホント勘弁して下さい(涙



そんなこんなをしていたら、隣に座ってた夫婦がクスクス笑っていて。
そうしたらだんだん仲良くなって、いつのまにか4人でいろんな話をして。

帰りはもちろん(?)外まで見送ったら、旦那さんが握手を求めてくれたから、私はもちろん両手で握手。奥さんとも堅く握手を交わしていたら、一緒に見送りをしてたお店の人に「随分、仲良くなりましたね。」なんて言われて。

さえ:あの夫婦、子供が幼稚園のお泊り会だからユックリ飲みに来たんですってー
お店の人:そうですか(笑)


変わらないなぁと言われた。
そんな言葉が嬉しかった。

ヤツはヤツで頑張っている。
私だってコッチで頑張っている。

うっしゃ。






2002年07月23日(火) 心の奥で騒ぐもの

誰かに怒って欲しい時、ありませんか?

私は今日がそうでした。
なんだか自分がだらけているようで、何かがピシッとしてなくて。

そんな時、長年の思っていたことを一生懸命に伝えて下さった方がいました。
「一生懸命」
私は一生懸命が好きです。

何に一生懸命になるかは、私が納得するかしないかで、今の自分に私は納得していません。
それは、マイペースというペースを履き違えてる所からやってきていました。
ダラダラすることがマイペースなのではなく、走り続けることがマイペースではない。

だけど、今私に必要なのは「一生懸命」

だから走ります。

なんでもいい。
頭で考えるより、身体で動け。

そんな感じの今日でした。

うっしゃ。
頑張ろう。

心の奥で騒ぐのは、きっと人の心に触れたから。
うっしゃ。
感化されるって良いことだ。



2002年07月21日(日) それぞれの立場

で昨日のことを振り返った見た。

・寝ちゃった3人組「買い物部隊を見送ってすぐに、いつのまにか寝てしまった。」
・温泉女性2人組み「温泉から戻って、まだ皆楽しく飲んでるだろうなぁと部屋を開けたら別世界になっててビックリした。」
・買い物男女2人「戻ってきたら皆寝てて、どうして良いかわからなかった。」

温泉女性2人は、2人の若い男女が居ないことに気がつき隣の部屋を開けようとしたが鍵が開かない。外から見ても部屋の灯りが暗い。

想像力豊かな温泉組二人の会話はこうだ。

「あの子達も大人だしね....」「いくつだっけ?」「19歳と27歳」「...そっか...。」

マッサージ機に乗りながら、そんな会話をしていたそうな。

その頃、買い物へ向かった19歳の子は馴れない靴でマメをつくりながら、27歳の男の子と、離れたお店まで買い物へ行き焼きウドンを買ってたそうな。

うむ。
想像力って面白い。

朝になりチェックアウト前に2人が先に帰った。
残り6名中、二日酔い約1名。

私は何故か元気モリモリで朝から2杯もゴハンを食べた。
...っていうか、さっき焼きウドンとネギ焼きとオニギリ食べたような?

まぁ、いいです。

チェックアウトをすましてから「手湯」に行った。
そこは本当にウサンくさい場所で、カッパの頭にヒシャクでお湯を注ぎ呪文を3回唱える。そして願いごとをすると叶うというのだ。

3回呪文を唱えた。
さて、いよいよ願いごと。

何にしようかなあぁぁ♪

と手を合わせ目を閉じて頭を下げた瞬間。

「どうか良いお婿さんができますように」

はぃ!!!?

いつのまにか小さなおばあちゃんが横に居た。
知らないばあちゃんが私の願い事を勝手に言ってるのだ。

さえ:おばあちゃん!私の願いごとを勝手に言わないで下さいよ(笑)
おばあちゃん:だって、そんな顔してたんだもの

さえ:そうですか?(笑)


...おばあちゃんに願い事を勝手に言われ、終了(涙


その後、甘い香水をつけてた私に不幸がおとずれた。
蜂に追いまわされた。
山で香水つけるのは止めましょう。

神社に行った。
奥に洞窟があり33体の仏様がいるのだ。ひんやりした空気の中を6人で一つずつ言葉を読みながらお参りして歩いた。
神社から出ると横には「足湯」がある。
皆で足湯に入ってボーッとする。

そこに山の散策をしているという夫婦がやってきた。
おじさん:若い人の間に入れて下さいね?
皆:どうぞ、どうぞ♪

そんなふれあいができることが結構楽しい。
お土産さんの横にギャラリーがあり、掘りごたつセットがあり「ご自由にどうぞ。」とウメ昆布茶がイロリにかかっているお湯で飲むことができた。
その横に昔なつかしセットがあり、剣玉やお手玉、だるま落としがありAB型二人はキャーキャーと遊んだ。
眺めてるO型。

そこを出るとウサギがいた。
ウサギの小屋をあけて触ってたAB型2人。
眺めてるO型。

さっぽろ湖というダムに行った。
山の上に上っていくのだけれど、緑、緑、緑、本当に綺麗だった。
絵に書いたような深い緑。

二日酔いの男性が一人いて、眠れるような音楽をかけてあげた。
ジャズ。

「それは○○さんですね?」

....う。彼はジャズの大好きな人だった。
眼を冴えさせてどうする私達(涙

そんなこんなでお昼になった。
二日酔いさんはダウン寸前だったので自宅へ送り届け、5人でパスタを食べた。
ピザには一番ビールが合うと思ってる私は、もちろんビールを頼んだ。
んー。んまい。

その後、二日酔いさんの家に様子を見に伺うと具合が悪いのにも関わらず、お家にあげてくれ、インコのクッキーと遊んだ。

「こ・ん・に・ち・は」「こ・ん・に・ち・は」
「わ・た・し・は・さ・え・で・す。こ・ん・に・ち・は」

 家のインコは喋らないんだ。

...そ、そうですか(涙

一度、札幌中心部まで出てきたので定山渓のナミちゃん家までナミちゃんを送りに行った。
もう、眠さが結構限界にきてていつのまにか後ろの3人は寝ていた。

解散場所につく頃には私は眠気100%だったけど、運転手さんに申し訳無いので頭を振ったりして頑張った。

帰ってきてバタンキュー。
気力はあるのだけれど、身体が眠くてしょうがない。

そんなこんなの1泊2日。
27歳の男の子からメールがきた。
「そうそう、男らしさはサエちゃんが上だと思ったよ」

こんな仲間ができてよかった。
「絶妙だった。」ともメールにあった。

おう。
絶妙だったよ、楽しかった。



2002年07月20日(土) 辛さ

を乗り越えるには誰かの力が必要で。

自分ひとりで考えても同じ所を歩いていたということに、時間が経つと忘れてしまっていた。
誰かと誰かと誰かと誰かの力を少しずつ頂いて回復していく。
その誰かがたくさん居ますようにと願うのみ。
そしてその一人に私もなれることを祈るのみ。

人、ひとりに歴史がある。
その歴史を聞けること、そして話せることが有り難い。

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アフリカへ毛布をおくる運動「パネル班」だった私達はお疲れさん会を考えていた。
定山渓1泊2日旅行♪

行けない人も居たけれど計8人の小旅行。
なーんて、定山渓の近くに住んでるナミちゃんは15分位の距離なので、申し訳無い気になったのだけれど、滅多に無いことだしナミちゃんも「家の庭です。」なんて言いながら札幌市定山渓に決定。
方向音痴の私達はもちろんナミちゃんにナビを頼んだ。

車に乗るのにも「グーとチーであった人♪」なんて言いながら分かれて乗ったりして、子供みたいで面白い。
いつもジムニーを運転している私は、余りにもくつろぎすぎた。
前の車を運転してた人達曰く「ルームミラーみたらさ?足が見えてるんだよ。」

....私の足です。

皆で好き放題に買い物をして、旅館に向かう。
意味のわからない程ふくれたリュックは明らかに「持ち込みしてるな。君」って感じで。

すぐに温泉に入ろうと思ったのだけれど、とりあえずお酒で乾杯しちゃったりして。
んまい!
お酒を飲んでるとゴハンの用意がでいきたとのこと。
「お持ちのお飲み物を持ってきてもいいですよ。」
隠してくる必要は無かったようで(笑)


皆でゴハンを食べながらいろんな話をする。
とにかくいろんな話をした。

んでもって、凄いことに今回集まった8人はAB型3人とO型5人という2つで。
最初は「血液なんて関係ないよねー」なんて言ってたんだけど、後からその差はドンドコと分かってきたから面白かった。

お風呂に入ろうとかの問題では無く、持ってきたお酒1升も無くなっちゃうし買出しに行く位に飲んだ。
19歳の女の子と27歳の男の子が買い物に行った。
二人の女性が温泉に入りに行った。

「焼きウドン!焼きウドン!」と焼きウドンを買い物部隊に頼んだ。
そこから記憶が全く無い。
確か、帰ってくるのを待ってようと思ってたんだけど。。。

次に眼を開けた時、私はビックリした。
ビックリとは言わない。

状況がよく分からなかった。

お酒の匂いの漂う、タバコの匂いが漂う、真っ暗な部屋に雑魚寝してる男2人。

....?

....?

..........。

しばらくしてアゴが落ちました。
私、寝ちゃったのね(涙

女性軍が居ない。
時刻は朝の4時30分。
どう行動して良いかわからないので隣の部屋へ行って見た。
鍵がかかっていた。

...はいれないじゃん!!


うーむ。
むさくるしい匂いの漂うお酒部屋に帰って来たのは良いが寝るに寝れない。
寧ろ、こんな場所では寝たくない(涙

ふと見ると寝付けなかった男の子がいたようで、その子は一人だけ布団で眠りにつこうとしていた。
すかさず寝ようとするその子を寝るな、寝るなと起してするどく見つけた焼きウドンを食べた。ついでにオニギリも食べた。

「昨日、買い物から帰ってきたらビックリしちゃったよ。だって寝てるんだもん皆。」

私だって、焼きウドンを待っていたさ!!


お腹も満腹になったので、グーグー寝てる人たちを残して一緒に温泉へ向かった。

朝の温泉は誰も居なくて、露天大好きな私は嬉しくて張り切って露天につかった。
ヒノキでできてる露天は水が柔らかくて。
何よりも朝になりきっていない朝もやの山と空は静かで綺麗だった。

まーた、やっちゃったよ。
進歩しないなぁ私も。

そんな気持ちもあったけど、特に悪いこともしてないのでポケェッと温泉につかってノンビリした気持ちになった。

山の朝いいね。
露天最高。



2002年07月19日(金) 子供の権利条約

会議に行く前にあの方から電話が来て
会議に向かったのだけれど、
何を聞かれても「わからない」としか言えない自分と
すぐに責任逃れをしたくなる自分、どこかに誰かに責任転嫁したがっている自分が渦を巻いてることに気がついた。

それはどこから来ているのかと会議の最中に考えた。
考えたというよりも、暖かい皆の励ましと強さに沸きあがってきた。

「器の小ささ」

私は器が小さい。
そう思ったらスッキリした。謙虚になれた。
器の大きさ以上のことはできないのかもしれない。
でも、できることはさせて貰おうと思った。
何よりも誰のせいでもない。

私に今、できることはあの方のお店に行き
顔をみせることしかできなかった。

子供権利の委員に声をかけさせて貰ったら4人で行けることになった。

この間のシンポジウムに来てくれた人2人。
初めてあの方の歌を聞いた人1人。

このお店で飲むワイルド・ターキーは最高だ。
ダブルで飲む。

喉に焼けそうな熱さといっぺんには飲めない大人のお酒って感じで私はこのお店であの方の歌を聞きながら、ピアノを聞きながらタバコに火をつける瞬間が好きだ。

その空間は私の住んでる日常とは全く反対の空間で
全てのしょってるモノを降ろすことができる。


おろしちまいな、そんな荷物
無理することは何も無い
ありのままに貴方でいいんだよ


花火大会のせいなのか賑わっていたお店も
気がつくと誰も居なくなっていて、お客さんが一人だけになっていた。
あの方は私達の席で、たくさんのお話をしてくれた。
それは生きてくために必要なことだったり、大事にしたいことだったり。


今、この空間に皆と一緒に居れることだけで有り難いと思った。
あの方のお店に皆とこれたことが嬉しかった。

一人じゃないと思った。

小さなロウソクの炎が暖かく揺れている。



2002年07月18日(木) 悪友

悪友のお父さんが亡くなった。

会社の帰りに親友の家で待機をし
お通夜へ。

ほぼ1年ぶりに集まった皆は元気そうで
お通夜の後に少し残ってお酒を飲んだ。

悪友達と必ず集まるのは年2回。
夏のキャンプとお正月。

それ以外に集まるのがこの数年、結婚式とお葬式くらいになってることを口に出した悪友がいたけれど
ほんと、歳とったんだなぁと思って笑えた。

前は電話が鳴って出た瞬間に「○○時に○○集合!」とだけ
言ってよく飲みに行っていた。

まぁ、いつ会っても皆バカなのは変わってないのだけれど
楽しいね。いつでもこの人達に会うのは。

1日ってあっという間でしょうがない。
うーむ。

気が付くと寝る時間だなんて、かなしぃぃぃぃ
でも寝るの好きだから嬉しぃぃぃ(どっちだ



2002年07月16日(火) 暖炉のような暖かさ

マキちゃんからメールがきて、会社の帰りに遊びに行った。
ユウカはツタイ歩きをする位になっていて、十分に私はビックリした。

マキちゃんはパスタを作ってくれていて、その間にいろんな話をした。
いや、私はビールを飲んでユウカと遊んでるだけのただのオッサンだったのだけど(笑)

その中で、今私が実家に居ることの話になった。

さえ:んー。私、家族が大好きでいつまで一緒に居れるかわからないし、同じ時を過ごせることがこれから先もずっとあるとは限らないから、家に居てよかったなぁと思うんだ。

マキ:はい。私もさえさんのソレ、良いと思います。
さえ:ん?そぉ?(笑)

自分でそう言いながらも30近くになって家から出た方が良いのかなぁと考えることもある。
けれど、実際帰って来て寝るだけのことも多いし、そういうのを考えると実家に居れるって有り難いと思う。
でも、ほら。
なんて言うのでしょう?
当たり前では無いっていうのでしょうか。
実家に居れることを当たり前と思ってはいけないと思うんだ。



瞬間、マキちゃんが教えてくれた。

マキ:いつだったか、お義母さんが言われたことがあるんです。
さえ:ん?
マキ:さえさんが生まれた時「この子と過ごす時間が一番少ないんだなぁ」と思ったんですって。

だから、さえさん。今、居るだけで親孝行してると思いますよ?

なんか、マキちゃんの言葉も凄く嬉しくて。
でも、それ以上にさえ母の言葉が胸にきた。

言うなぁと思った。
家の母さんなら、そう言うなぁと思った。

なんて考え方をする人なのだろうかなぁ。
そんな風に思ってくれてたんだ。
そう思ったら、なんか胸がいっぱいになっちゃって。

そんなことを自然に言えちゃう人で。
そしてあまりに暖かい言葉だから。

私はまた、泣きそうになるんだよ。

うぬ。



2002年07月15日(月) 心の中

起きてから、お父さんの部屋に行った。

お父さんの部屋からは朝からジャズが流れていて、毎日揺れるイスに座りながらソレを聞くのがさえ父の日課だ。

お父さんの横に正座して座ってみた。
「お父さん?」「ん?」
「行かせてくれて有難うございました。」
頭など下げて見たのだけど、どうにもぎこちない(笑)


いや、自分のお金で行ったんだけどね?
なんて言って良いかわからなかったの。
なんか言いたいんだけど、なんて言えばいいのかわからなくって。
でも、何か言いたい。みたいな?

そしたらそんな言葉になっちゃって(笑)

瞬間、お父さんが私を見てニッコリ微笑んだ。
「良かったな♪」
「うん。」

そのお父さんの笑顔で涙が出てきた。
何の涙かわからないけど泣けてきた。
お父さんの笑顔が嬉しかったのかもしれない。


「今度は友達と皆で行け。皆で行くとあそこは良いぞぉ」

そう言う父の言葉を聞きながら「うん、うん。」と頷くだけだった。

会社に行ったらもちろん後輩に言われたね。
「泣きました?」

あぃ(涙


そんなこんなの朝だった。



2002年07月14日(日) 3日目

朝の5時から、もう今日帰るのかぁなんて寂しくなったりした。

あっという間に過ぎた時間には言葉にできないことがあり過ぎて、それはただ感じるもので。
感じたことを言葉にしようと思ったら、勇ましくなっていた。

生まれた時も何も持たずにやってきたのだから、死ぬ時も何も持たずに死んで生きたい。
だけど、その生きてる間には過去でもなく未来でも無く「今、幸せ」だと言える自分でありたいし、周りにいる皆がそう言えるようなそんな自分の関わりにしたい。
もう一つは、今まで人に合わせてた部分が多かったから、自分のペースで歩みたいいと。


帰りの東京で10分だけ、姉ちゃんに会うことができた。
バスに乗って窓が開かなかったことが凄く悲しかった。
開かないと分かってるけど、何度もあけようとしてみたりして(笑)

姉ちゃんと口パクで話をした。

「開かないの?」「うん」「暑いー」「暑い?」「うん」
「もう、帰ってもいいよ?」「大丈夫」

そんな会話で最後はバスが走りだした。
消えるまで姉ちゃんに手を振った。

近いようで遠くに住んでる姉ちゃん。
離れてても大好きな姉ちゃんです。

さえ母が迎えにきていて、車の中で話しをした。
「お父さんね、今日は○○にいるんだよな?」なんて言ったりしてたんだよ(笑)」

そっか(笑)


帰ってきた。
お父さんはもう布団に入っていたけど起きていたから「ただいまぁ。」と言うと
いつものように「んー。」と言いながら「どうだった?」と聞いてきた。

青梅で私が感じたことをいっぱい言ったら、きっと喜ぶだろうな、嬉しいだろな、懐かしいだろうなと思いながら、なんだか恥かしくて私の口から出た言葉は
「うん。凄く良かったよ♪」の一言だった。

そんな自分にどうしてもっと素直にピーチクパーチク話ができないのだろうと思いながら、でも、明日の朝言おうと思った。

余りに疲れてて顔を洗ったままソファの上で朝まで寝てしまった。
せっかくふかふか布団があったのにね。


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