Have been recalled.
koara



 赤い月

夜の街を徘徊中。
赤い月をみた。
赤い半月を見た。

僕の正面から逃げないその月を
僕はずっと追いかける
それでも、君への距離は縮まらない。
あまりにも遠くて。
君への願いも届かない。
それでも、僕は君に願いをかける。

明日の月はどうだろう。
まだ、赤いのだろうか。
それとも。

ぼんやり空に浮かぶ月に。
心奪われる。

忘れた頃。
月は僕の後ろにいた
月が僕を追いかけた
離そうとしてもついてくる
話そうとしても話せない
未だ振り返られないこの僕は
どんな月かわからない。

月が。
呼んでる。
呼ぶ声はいつでも。
証明する。
ただ、それだけで。

僕は願う。
また、会える事。

2002年05月05日(日)



 壊れたモノ

いつか
戻ってくるのだろうか。

あの時の
あの一言で
壊れたものが。

君は気がついてないんだよね。
気がついているのかな。

仕方ないんだよね。
仕方ないのかな。

どうして教えてくれないんだろ。
教えても、俺にはどうしようもないから?
やっぱりそういうことになるんだろうな。
大きなお世話ということなんだろうな。

相互作用的自己嫌悪


あれは何を意味してたんだろう・・・
いつか。
教えてくれるのだろうか。

1回、2回、3回、
雑多なる雑音と何かをあらわす信号。
暗号めいたその言葉。
イタイイタイイタイイタイイタイ・・・・

どうしたら。
どうもしなくていい。
なにか。
何もしなくていい。
聞く。
聞かなくていい。
話す。
話さなくていい。
ねぇ。
・・・




気にしすぎだ。
人の事言えないけど。
一生とか、気にしなくていいぞ。
はっきり言うには勇気いるけど。
それなりの覚悟いるけど。
パニックにだけはなるな。
パニックになったやつは、
おとすのは簡単だ。
だから。
落ち着いて、考えろ。
変な気をまわさなくていい。
やりたくないことは、無理してやるな。
わかるだろ。

縛られてる君へ。



2002年05月04日(土)



 風邪+アレルギー+・・・

俺の体の異変は
最初の病院でインフルエンザということだった。
次は上気道炎(要するに風邪)
そんでもって、今は、アレルギーらしい。
なんでも、イネ科の草が原因らしいのだが・・・
家の周りに草は生えておらず。
会社の近くには、小さな草しかはえておらず・・・
私は何のアレルギー?
グリーンアレルギー・・・ どこかで聞いた名だが。
とりあえず、今はアレルギーのせいで、微熱が出てるらしい。

会社で日記を書いている。

会社では今SQLをやっている。
なかなか楽しいかも。
突然データの抽出をやってくれって言われたときは
流石にびびった。「は? いきなりすぎやしませんか?」って。
ま、それでも、少しはなれてきたかな。
それにしても、腹減った。
昼前だからな。
これから、ヤマそっくりの梁田と、やせてる林と飯食いにいく。
夜の帝王と呼ばれる村田は・・・たぶん、弁当だからこないな。
そういや、最近、高専のやつと会ってないな。
クボッチ、ナグ、イガちゃん。
どうしてるかね?

明日、ヨシが帰ってくる。
夜の10:30とか言ってたな。
迎えに言ってくる。
吉野家行きたいって言ってたな。
そのあと何処行くんだろ?
普通にかえるのかな。
それとも・・・(変な想像はしないように)

なんかたくさん書きたい気分だ。
思いのまま、行きたい気分だ。
思うままに、生きたい気分だ。
肉食いたい。
遊びたい。
話したい。
会いたい。
殴りあいたい。
飛びたい。
車で200kでとばしたい。


「少しのキレ」
ふと思い出す。
色々やって
いろんな人、泣かせて
いろんな人、後悔させて
いろんな人、怒らせて
そんなことやってたあいつは
今、どうなってるのだろう。
思い出すだけで・・・
そんな奴が昔いた。
噂では、親孝行してるとかしてないとか。
はん!
なめんな。
あの時、おまえがやった事。
自覚あるか?
なぜ、あいつにあんなことをいう?
いえる権利があるのか?
あいつの事思ったらそんな言葉出てこないぞ、普通。
・・・ムカツク。
なんなんだよ、まったく。
どうして、あの時、俺はいえなかったんだ?
今ではいえるのか?
その前に、あいつが話をしてくるのか?
「あいつのためだ」
・・・オマエガイウナ。
4年・・・
思ったより長いぞ。
勇気を出すのにそれだけかかった。
よかったのか、悪かったのか。
今はもう、どうでもいい(?)、過去のお話。



2002年05月01日(水)



 染まらない・・・

髪染め始めて3日。
うっすら。
そんだけしか染まらない。
なんでだろ?
箱に書いてるのを見た限りでは
3日やればもう普通に茶色になってるのに
俺はまだ、1日目分ぐらいしか染まらない。
今回もだめだったかな?


ふと思い出すのは悲しい目で。
涙がにじんだ瞳だった。
いつもの、何かを見据えたような目じゃない。
ひどく怯え、他人など信じる事など
できるわけもないような目。
普段見ることのできないような目。
・・・いけない物を見たような気分だった。
助けてほしかったのだろうか。
それとも
ただ、そばにいてあげればよかったのだろうか。
なにか
言葉をかければよかったのだろうか。
何をしていいのかわからなかった僕を許して。
いや。
何もできなかったという方が正しいのかもしれない。
だって。
言葉をかけたら君が壊れそうだったんだ。

ギュッと抱きしめればよかったのかな。
「何も怖がらなくていいよ」って。
小さな声でささやいて。
僕が君の濡れた瞳を閉じて。
君が壊れてしまわないように優しく。
君が安心できるまで。
そばにいてあげられれば。
よかったのかな。

心を表現できるものがあれば
君の心もわかったのにね。
僕の心も届いたかもね。

もう、見たくないかな。
でも、見せてもいいよ。
悲しがる君の瞳・・・


2002年04月28日(日)



 散髪 そして 毛染め

前行ったのいつだったっけな?
もう、覚えてないや。
とりあえず、久しぶりに髪を切りに行ってきた。
すごいうれしかった。
今まで行ってた店に行ったのだけど
「お、久しぶり」って声かけられて。
「仕事どう?」とか聞かれて
「遠いところわざわざ来てくれてどうもね」って。
ほかの人にしてみたら、何でもないことなのかも知れない。
でも、俺にしたら・・・
・・・。
また。
行こうと思う。
「今度きたら、髪染めてやるか?」とか言ってくれたし。



「指」

ふと思い出す
君の細い指
僕の半分くらいの指

とても器用な指
色んな物を生み出す
その指を
僕は尊敬する

時々
気持ちの悪い動きをする
その指を
僕は恐怖する
それを見た君は
面白がって
また
動かしだす
気持ちの乗った
その指は
さらに気持ちの悪さが増す
僕は恐怖せざるを得ない
君はまた・・・

それでも

君の指が僕に触れたとき
僕の血は
勢い良く流れ出す
血の流れを体で感じられるほどに
何がおきたのかわからないほどに
僕の体は熱を帯びる

不思議だね
あんな細い指が
こんな大きな僕を
止める事ができるなんて。

僕は好きだ
あこがれる
そんな指だ


「・・・」

わかろうとしなかった
聞こえないようにしていた
言わないようにしていた
見えないようにしていた

君が言う言葉を
僕を呼ぶ声すらも
僕がここにいることを
僕を呼ぶ君の事でさえも

何もかもが怖かった
何もかもが嫌だった

仕事をする事
会社に行く事
人と話をする事
人に会い関係を持つ事
そして
生きていく事
これらの事で他人に
そして、親に
色々と言われる事

皆が言う。
お前が間違ってる
お前は甘い
何を考えてる、と

何も聞きたくなかった

そんな中
かすかに聞こえた声があった
だんだん大きくなるのがわかった
ひとつの声が響く
今まで呼んでいてくれた声
僕は後悔した
呼んでいてくれたんだね
それすらも聞こえていなかったんだ

Noise混じりの声は
近くても遠く
鮮明でも不鮮明に
それを吐く僕は
いつもNoise交じりの声が聞こえてた
だから

いつでも
僕を一人にしなかった
呼ぶ声はいつでも
僕を勇気付けた
君には他の何者にも変えられない
かけがえのないものを
たくさん
たくさん
もらった
嬉しかった
独りを感じた時
そこに君はいた

何もしゃべらない僕のNoise交じりの声を
君はどうして聞き分けられたのだろうな
そして
どうして、呼んでくれてたんだろうな

            From  Silent_Noize





2002年04月27日(土)



 会社にて

まだ、体は7割程度。
いつ熱でるかわかんね。
いつ体だるくなるかわかんね。
心臓、たまに痛くなる。

これ(↑)を言ったら心配してくれた。
「心配なんかしてない」って言ってたけど
普通、そういう事を”心配する”って言うんだよ。
ありがとな。

一度、君が別人に思えた。
いや、大人っぽく思えたってところだろうか。
何か、たった一言だった。
でも、その一言だけ。
君は、大人な雰囲気を出していた。


現在、会社のPCで書いてる。
「いいのかな?」とか、ちょっとビビリながら。

なんか頭がうまく働いてない気がする。
眠いね。
昨日の長電話が効いたかな?
さすがに2日続けて2時寝、6時起きはつらいかも。


何かあったら、連絡して。
何もなくても、
気が向いたら、連絡して。
俺は、すぐに出るだろう。
いつでも、まってるさ。

それじゃ、また、電話する。

2002年04月26日(金)



 死出の旅 その2

朝、起きてみても。
やはり、体は重いまま。
熱は出たまま。
頭は痛いまま。
要するに、改善の方向には向いていない。

家で、くたばる・・・
「あ〜、もうだめだ」
何度、こう思ったことか。
すいません。
弱音をはかせてもらいます。

そんな何もかもわけもわからず
死に損なってる俺に、嬉しい一報が。
アイツからのメール。
どうやら心配してくれてるようだ。
・・・嬉しい。
そのメールが着たとき。
確実に、痛みを忘れられてる自分がいた。
ありがとう。
君の言葉は僕を勇気づける。
君の言葉は僕を独りにしない。

そんなこんなで、薬を買いに良く。
今思うと、自分でもよく買いに行けたと思う。
あの体で、車運転して、買い物。
今思うと恐ろしい・・・
しかし。
買ってきた薬も効かず。
飯も食う元気もなく。
だいぶやばかった。
そんな時、親戚が迎えに来ると電話がくる。
どうやら、実家に帰ることになりそうだ。

結局。
実家の近くの病院にいって点滴打って。
数日点滴打って。火曜日、それなりに治った。
今は・・・どうだろう?
治ったかな?




メール、サンキュ。

2002年04月14日(日)



 死出の旅

久方ぶりの復活。

しかし
病気というのは、突然襲いかかってくるもので
土曜日の午後。
少し、具合悪いかな?とか思い。
熱めの風呂に入り、即効で寝る。(pm9:30)

・・
・・・
ガバッ!
次に気がついたとき、それは、布団をのける所。
熱い・・・もとい、暑い。
血が沸くという表現をすればいいのだろうか。
今にも、燃えださんばかりに暑い。
少し、理解ができなかった。
気がついたら汗だくだったから。
そう。
たぶん、風邪だ。
しかも飛びっきりの。
ココまで、起きてから2分弱。
次に気がついたのは、頭を砕かれたかのような頭痛。
そして、体が自分のものじゃ無いかのような重さ。
トイレに行くのも一苦労。
久しぶりに、風邪を引いた。
しかも今までの分だと言わんばかりのとびっきりのやつ。
まず、どうしようかと考えた。
薬。
探した・・・
無かった。
時計。
・・・?
まだ、12時? 3時間しか寝てない。
まだ、朝まで時間がある。
・・・寝よう。
何とか寝ることができた。
しかし、それも少しの間。
目をあけて時計を見たら、12:10・・・
そんな短い間だが夢を見た気がした。
起きる瞬間に見たであろう夢。
わけのわからん数式を何千門もやってる夢。
頭の中がぐちゃぐちゃだった。
頭が暑いと思い右手を乗せた。
・・・?
あれ?
俺の腕ってこんなに重かっただろうか?
少し疑問を抱きながら、再び眠りにつこうとする。
今度は体中が錘につぶされてる感覚があった。
慌てて目をあけると、そこには何も無く。
再び、目をつぶると、また、錘が。
これを少しの間、繰り返し、ねた。
また、起きた。
こんどは12:30・・・
かわらん。
時間が変わらん。
これが朝の5時まで、10〜20分置きにずっと続いた。
普通に。
ああ、死ぬなって。
何かを悟った気がした。



なんか書いてて滅入って来たから、続きはまた明日。

2002年04月10日(水)



 Naoからの・・・


あんなに上手だったじゃない。
あんなに上手に隠せてたじゃない。
みんなをだませていたじゃない。
君が一番想いを募らせていた人も
簡単に騙せていたじゃない。

どうしたの?

いつからそんなに
自分のことを言うようになっちゃったの?
君はずっと僕と一緒にいてくれたじゃない。
離れていかないでよ。
・・・離れていかないよね?
寂しいよ。
いっしょにいてよ。
そばにいなかったのは
僕が嫌いになったから?
それとも
他に、いて欲しい人でも見つかったの?
僕は許さないよ。
だって、君は僕だったじゃないか。
君は君自身を嫌えるのかい?
でも・・・
君なら嫌えるかもしれない。
だって、そんな人だったから
僕は君を好きになったんだ。
君は
僕のこと、好きじゃないんでしょ?
何かが足りないのでしょ?
だから、君はあいつのところに行くんでしょ?

でも。
どうして?
君はあいつと一緒にいるところを僕に見せないよね。
前に、僕が君とあいつが一緒にいるところを
見てしまったとき。
何かまずい物を見られたような顔してたよね。
なぜなの?
僕は君の何なの?
教えてよ。

大好きなんだよ。
君は僕のこと好き?

やっぱりね。
僕はね。
だめだった。
忘れられない。
だって、君は優しかったから。
僕の心は君に癒されていたから。
腕が。
声が。
背中が。
僕が触れたとき。
君は優しく包んでくれたから。
だから、君が好きだった。
君が君でいることが好きだった。

いくら重ねても。
いくら捧げても。
いくら届けても。
君は。
「ごめん」って。
いつも謝ってた。
謝らなきゃいけないのは僕なのにね。

ずっと。
好きだった。
ずっと。
笑ってた。
ずっと。
謝りたかった。

僕を許してくれるだろうか。
こんな僕を。
忘れられずに。
諦められずに。
君を想っていた僕を。

ねぇ。
どうすれば、
忘れれれると思う?
どうすれば
諦められると思う?

今。
僕に接してくる人。
全員。
信じることができない。
近寄らないで・・・
君の言葉ですら嘘に聞こえてしまう。
君の言葉が一番信じられるのに。
それでも・・・

本当を見つけられた気がした。
本当をもらうことができていた気がした。
でも、それは空想だった。
そして、それは嘘だった。

さっき。
音を立ててヒビが入った。
とてもとても
いやな音を立てて。
一度、完全に壊したほうが良いと思う。
下手に修復しようとするから
次のヒビが入りやすいのだ。
だから。

どんどん気がついていく。
僕の深さが。
僕の濃さが。
僕の醜さが。
ドロドロしてた。
溢れ返ってた。
君は気がつかなかったかもしれない。
君は知らないほうが良いのかもしれない。

君と僕はもともとはひとつだったでしょ?
それなのにどうして否定するの?
否定するという事は自分を否定することになるんだよ。
それでも。
君は僕を否定するの?
やめてよ。
どうせ、できないでしょ?
・・・やめてよ。
否定しないで。
そんな事しないで。
君に嫌われても良い。
でも、存在を否定するのだけはやめて。
無視・・・しないで。
だって。
それは反論できない理論とは違って。
もともと理論自体がないんだ。
バカにしたって良い。
殴ったって良い。
でも。
無視だけはしないで。

さびしかったんだよ。
君が僕に気がついていたときとは違って。
最近までは忘れていたでしょ?
君も忘れられたら、さびしいと思うよ。
みんなの笑顔より、一人の無視の方が大きいのだよ。
わかるでしょ?
いや。
わかると信じてる。
君は君自身が思ってるほど、いやなやつじゃない。
そして、醜くなんてない。
僕が保証する。
僕は。
君が醜いのなら。
君が嫌なやつなら。
好きになんかなってない。
君自身、信じられないかも知れないけど。
目は嘘をつかないよ。
だって、わかるもの。
君の目はまっすぐ見てる。
少し、奥の方でくすぶってるものがあるみたいだけど。

怖がらなくていいんだよ。
僕はいつも君を待ってる。
そして、抱きしめてあげる。
言葉なんていらない。
必要だとしても少しだけで良い。
それだけで、分かり合える。
目を見れば。
それだけで。
だから。
優しく笑って・・・
そして。
目をみて。
抱きしめてあげる。
僕は君のそばにいるよって。
君に聞こえないように言ってあげる。
聞こえて欲しいけどさ。
心と心がつながってるってわかってるから。
大丈夫。

どう?
寂しいって気持ち、無くなった?


え・・・?
どうして?
どうして、泣くの?
僕、何か悪いことした?
え?
・・・
なるほどね。
ごめん。
わかってたよ。
良いよ。
僕は無視なんかしない。
する必要も理由もないから。
それに、君が好きだから。
って、何回もしつこいかな?
でも。
本当に好きだから。
そばにいて欲しいから。

うん。

それじゃね。
何か有ったらまたおいで。
僕はココにいるから。
君が思ったままでいるはずだから。
待ってるよ。
また、会えると。
そう、思ってるよ。
そのときは。
また、笑っててね。

バイバイ・・・



俺が生きてたらな。


===================================================
今月初の日記更新。
家では特にこれとなく過ごしてる。
地味に本売りに行ったりしてる。
なんでかね。
ものすげー日と恋しい今日この頃。
ま、いつもどおりって気もしなくもないがね。
たぶん。
今月はこれで終わりだと思う。
あまりネットにつなげられないから・・・

このページ見てくれた人もサンキュ。
見てくれてるってだけで力沸いてくる。
それだけで、励まされる。
ありがとう!
たぶん、就職してからも日記書きそう。
ってか、愚痴の場所になりそう。
そんなのでもいいなら見てくれや。
俺は閉鎖とかはしないよ。
もし良かったら、掲示板にも書き込んでな。

みんなアリガト。
5Jの奴らみんな好きだったっす!!
卒業するなんて嘘みたいだ。
就職なんてさらに夢みたいだ。
また、会おうぜ!
そして、馬鹿話しようや。

また仲間で、あの場所で。

会いたい。

それじゃーな。
馬鹿野郎!!



2002年03月06日(水)



 風に誘われて



部屋を突き抜ける風
ただただ
体で感じる

優しく触れて
過ぎ去っていく
君は僕に
何をしたかったの?
僕は君に
そばに居て欲しかっただけ
でも
君は笑って
僕の横を通り過ぎていくから
僕も
ただ
曖昧に笑って見せるから

もう
あのときの風は居ない
通り過ぎていってしまった
もう
触れられない
笑いかけられない

また
風が通りぬける
でも
貴方じゃない
ただ
その思いだけが
まだ
忘れられない
そう
忘れられない

次の風が僕を
優しく包もうとも
僕は笑えない
あの頃のようには

あの風は貴方ですか?
次の風は貴方ですか?
また
吹きますか?
まだ
届きますか?


2002年02月27日(水)
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