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■ 限界
今日も元気にパンをこねる。 実に残酷なもので。 いくらハラが減っても。 目の前にうまそうな焼き立てのパンがあろうとも。 食ってはいけない。 あの甘い臭いについ、手が伸びそう。 でも、ダメ。 多分。 今日は限界だった。 水分、足りない。 栄養、足りない。 血、足りない。 疲労、たくさん。 体が叫んだのを確認した。 ちと、倒れそうだった。 と、思っていたら。 販売の人が倒れちゃった。 原因は貧血らしいのだが。 マジで、突然に倒れたので。 全然現実味も無く。 でも、倒れてるのは現実で。 胸押さえながら、苦しそうにしてた。 それ見てバイトの先輩が一言。 「この店、呪われてる」 おーい。 マジですか? たぶん、冗談だったんだろうけど。 冗談には聞こえなかった。 でもこのすぐ後に。 「次は俺かな」って言ってたし。
やっぱり、近いんだな。 でも、怖さは無かった。 どこか納得すらしてしまった。 変。
此処の日記見てるのかな?
ごめんなさい。 俺の勝手につき合わせて。 何度も、何度も。 東京バビロン。 電話の概念はあんな風に。 空間の共存は俺が一番望む事。 それが大切なんだと思ってる。 勝手に。 あんなにきりたがっていたのに。 無理にきらずに居たのは間違いだった。 ちと後悔。 迷惑かけてるな。 ずっと、かけっぱなしだな。 勝手に言って、勝手に行って。 勝手にやって、勝手に後悔。 ごめんなさい。 俺のせいなら、そう言って。 何もできないけど、謝ります。 気をつけて。 近くて遠い、そんな人へ。
心に蓋を。 あふれ出る物押さえつけるため。 蓋を買ってきた。 ずいぶん安かった気がするが あふれ出ない、と、機能を生かせれば。 多少隙間から出てくるが、問題ない。 しかし、残酷である。 いらないって思えたときに。 必要になる時がある。 キレイに蓋したのに。 俺は怖いのです。 忘れるためにやるって事が。 25年の勘は本物ですか? それを信じていいのですか? まだ、1回目です。 それで、いいのですか? 納得するんですか?
俺の傍にはいつも居てくれる人が居る。 そいつは、言葉の大切さを教えてくれた。 そして、それに気持を乗せる方法教えてくれた。 いつも、その言葉に勇気付けられてるのに。 いつも、その言葉に助けられてるのに。 本人に自覚が無いらしく。 何度言っても、笑って済ます。 知識も豊富なので。 俺はいつも、驚かされてばかり。 ここでもすごいとか言っても、笑われて終わり。 今まで人を遠ざけてきた俺には 一番近い人間だと思う。 心も体も。 近すぎて見えなかったのか。 ある程度の距離は必要なのか。 それは俺はわからんけど。 近いほうが良いなと思う。 結構な時間、一緒にいるのだが。 不思議とケンカは1、2回と少ない。 あの時はマジで、終わったと思った。 そのときにも思った。 俺は君に依存してる。 居なくなった。 そう考えただけで、もろくも崩れ去る。 そんな自信がある。
「俺と君は同じ方向向いてるから、 決して交わることなどないのだけど お互い励ましたり、助けたりはできる」
アイツの中は暗くて広くて深い。 全然見えてこない。 少しだけ見せてくれるのは 表面と呼ばれる浅い所だけ。 奥底など誰にも犯しがたい領域。 本人も分かってない。 それは、俺も分かる。 自分を全部理解してなどいないから。 そんな君を少しだけ理解したとき。 逆に思うことがある。 「俺を認めてくれたんだな」 確かな感触があった。
何も言わず抱きしめるから。 許して。
イチゴジャムは熱い空気を冷たくする。
2002年08月20日(火)
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