日記でもなく、手紙でもなく
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雲が多く、今ひとつすっきりしない空だったのですが、パシフィコ横浜で開催されている、<イタリアと日本・生活とデザイン展>が、19日で終了することもあり、できれば見ておきたいと思っていたこともあって、午後から(池袋経由で)横浜まで向かいました。
地図で見ると、桜木町から歩いて行けない距離ではないのですが、みなとみらいエリアというのは、大きい建物がぽつん、ぽつんと点在しているだけで、その建物と建物の間の間隔が広いため、あまり歩いていても風景が変わり映えせず、その意味で歩いていても面白くない、結果遠く感じるような気がします。 これは、埼京線の駅まで、ほんの少しだけバス停から歩くときにも、同じような感じがするのですね。 たかだか、10分かそこら歩く程度なので、たいした距離ではないのですが、なんとなく歩く気がしません。
桜木町から、本数は多くはないものの、パシフィコ横浜までバスがありますので、最初からこのバスに乗ることにしていました。ただ、このバスが、来そうでなかなか来ないのですね。15分ほど待っていて、やっと来たと思ったら、発車まであと5分ほどお待ちください、みたいなアナウンスがあって、これなら、本当は歩いていっても良かったか、などと思ったりもしました。
桜木町の駅前から見ると、パシフィコ横浜は、ちょうどみなとみらいエリアの北側の奥のような場所にあります。そこに、まさに幕張や古くは晴海の見本市会場のような、大きな展示ホールが建っています。 展示会場付近は、なんとなく賑わい感に欠ける雰囲気なので、バスを降りると、本当に、結構果てまで来てしまったなぁ、みたいな感覚に陥ったりもしましたけど。
この手の会場一般にいえることなのですが、本当にその周辺に、もう少し賑わい感みたいなものを作れれば、見に来る人も、もっと増えそうな気もします。 やはり、人を、そのようなイベントのためだけに、他のエリアから呼んでくる、みたいなことだけだと、いつまでたっても、こんな雰囲気の場所からは、なかなか変身できないようにも感じたところです。
たぶん、居住するような人、あるいは宿泊するような人々がいない限り、その周囲を散策できる空間を考えたり、あるいは、そういう人がちょっと必要な買い物ができたりするような店をつくってみる、みたいなことはなかなかできにくいようにも思ったりしました。
展覧会の内容については、別途またお知らせすることにします。
2001年08月16日(木) |
CD-Box<マイ・メモリー:弘田三枝子これくしょん> |
日本コロムビアから、海外のカバーポップス(スタンダード含む)及び筒美京平ポップスを歌って、その表現力が頭抜けていた、待望の弘田三枝子のCD全集にあたる6枚組のセットが、既に店頭に並んでいる。 筒美京平の作品集は、2-3年前にも出たことがあるが、特に今回のセットの中では、海外カバーの曲目が、かなり収録されていること。下手なジャズ・ヴォーカリストなどは、この人の前では、吹っ飛んでしまう。 パッケージについては、昨年発売された、<ちあきなおみ大全集>と、ほぼ同じ形での予約販売だが、比較的大きいCD店では、予め何点かを見越して仕入れている。(税別価格13000円)
帝国ホテルの元料理長、現・料理顧問の村上信夫氏が、その半生の記録を日経に連載中だが、今日の終戦記念日の内容が、ちょうど戦争終了時点の記録になっていた。 文章も、料理と同様、適切なタイミングでお客に出すものだ、という村上氏の姿勢が感じられて、とても愉快な気分になった。なるほど。
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