日記でもなく、手紙でもなく
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2001年10月18日(木) 続く雨


 火曜日の夜から雨模様。水曜日は丸一日かなりの量が降り、そして今日も朝からずっと降り続く。
 よく降る雨。今年は、雨の量がなにしろ多いような気がする。

 小雨くらいなら、歩くのもさほど気にならないが、昨日のような降りの中を長々歩くと、風邪をひいてしまいそうな雰囲気もある。
 昨日仕事をしていたとき、肩凝りはするは、夕方結構気分が悪くて、汗が出てきてしまった。これは風邪か?ということで、早めに切り上げ、早めに寝ることにした。
 そのおかげか、今日は比較的気分は快調。
 
 阿刀田高の<怪談>を読む。文庫本ながら、700ページを越すかなり厚い一冊。
 ラフカディオ・ハーンの伝記とも、ハーンを辿る小説とも、どちらともいえないような本。ハーンとは直接的に縁のない登場人物が、ハーンの軌跡を旅によって追いかける、というような内容になっている。半分くらいまでいけば、結構面白く最後まで読み終わるようにも感じられる。


2001年10月15日(月) 10月の真ん中で


 10月もちょうど真ん中の日。
 タクシーにのったら、結構クルマが多くて、予定よりも時間がかかった。
 不況だといいながら、最近は以前より大型のトラックも良く見かける。モノや人は何か動いていて、動いていれば何らかの価値を発生させているのだが、えらく効率が悪い動かしかたをしているのかも。

 さて、炭疽菌の怪は、テロではない、とは否定できないような状況になってきて、一部パニックが出てきたりもしている。困ったものだ。
 じわじわときているところが、なんとなく不気味なところがあるけれど、ヤバそうな気配だけに負けてそれから逃れることだけを考えず、少し心を強くもち、この出所についても、これから今まで以上に注目しておく必要がある。

 もう一つの狂牛病の話というのは、情報処理の方法が悪くて、簡単な話を面倒くさくして、人々を不安にさせているところがあったりする。
 本当は、狂牛病よりも、もっと大きなリスクもあるのだけれど、そこに目がいかないよう、この騒ぎを大きくしている輩がいるとすれば、それこそ本当に、最悪の輩であるにちがいない。
 そういう輩がいないことを祈るが、いないという保証がないところも辛い。


2001年10月14日(日) 勝手な想像

 その会場で、H氏に呼び止められた。かなり以前から知っている人。

 数年前になるが、この人の娘さんの就職時に、話を聞かせてやって欲しいということで、一度だけその人にお目にかかったことがある。近くのJRの駅の改札で待ち合わせをした。
 父親の雰囲気からすこしいかつい感じを想像していた。きょろきょろしていたら、若くてきれいな女性から声をかけられた。勝手に思っていたイメージとは、全然異なっていた。こんな感じの娘さんがいたら、お父さんはなかなか気が気ではないだろうとも思ったくらい。

 娘さんの仕事のほうが、今あまりうまく行ってないような感じがする、という父親。あまり話したがらないようなので、深く聞かないのだけど――という話。

 キャリアアップみたいなことかもしれませんね、という話をしてお茶を濁す。ひょっとしたら、もっと別のことかもしれないとは思いながらも。


riviera70fm |MAIL