日記でもなく、手紙でもなく
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2001年12月15日(土) クリスマス近づいて


 来週の週末3連休は、まさにクリスマス休みに近く、いろいろな飲食店の席を確保するのも大変だし、クリスマス・メニューで高くなるし、ということで、1週間早いクリスマス。

 普段以上に待ち合わせの人が多い恵比寿で落ち合って、広尾のヴィア・アクア・サンタへ。

 店の入口には、普段は見かけない高さ80cmほどの焼き物のサンタが置かれている。席へ案内されて、その後30分経たない間にほぼ満席状態。この店で、しかも土曜日でこれだけ混んでいるというのは、クリスマスに近づいているからか。

 11時過ぎに家の近くまで辿り着くと、わが家の3軒隣にある家の入口に置かれたクリスマスツリーと、その門扉の部分全てに亙って、クリスマス用の豆電球が多数点滅していて、<うちはクリスマスです>と主張している。
 道路沿いなので、見てもらおうとしているらしい。


2001年12月14日(金) ディットリヒの楽譜

 俳優・根上淳氏が、彼のおじいさんにあたる人のことを、今日の日経の文化面にエッセイとして記していたのが、とても面白く読めた。

 そのおじいさんであるルドルフ・ディットリヒは、ウィーンの音楽学校で、ヘルメスベルガーという人(はよく知らないが)と、なんと(!)ブルックナーに師事した人。
 当時、日本政府の要請により設立間もない東京音楽学校(現・東京芸大)で、週26時間の授業を行っていた、いわゆるお雇い外国人教師であったということも書かれていた。

 特に面白かったのは、今年、そのおじいさんであるディットリッヒの日本のわらべ歌などを編曲した楽譜が見つかり、他のお雇い外国人の曲とともにCD化されたということだ。
 ブルックナーの弟子らしく重厚な和音とともに日本のわらべ歌などを聞いてみるのは面白そうだ。

 ディットリヒの楽譜は、当時様々な言語に翻訳されて、プッチーニが蝶々夫人を作曲した時にもそれを引用したともされている。
 
 まさに、遠くかすかに聞こえてくるようなピアノの旋律。



2001年12月12日(水) 冬のスイカ

 新しいJRの定期券を購入する。
 定期券の自動販売機に古いカードを差し込んで、購入期間に触れると、新しいカードが出てくるのだが、既に旧来型の磁気カードと、IC(SUICAスイカ)カードの選択ができるようになっている。

 SUICAカードだと、カードホルダーから定期券を取り出して、改札機にカードを通さなくても済むので、(ホルダーに入れたまま、ワンタッチさせればよいだけなので)他に使っている人を見ていると、いかにも便利そうな感じがしていた。

 で、迷わずSUICAを選ぶと、デポジットとして500円余分に取られる。

 ICカードなので、クレジットカードくらいの厚みがある。
 大げさな感じがしたが、そのカードに1000円とか3000円とかチャージができ、乗り越しの場合、チャージされていると、乗り越し精算を出口の手前で別途しなくても、改札機を出る段階で(チャージされた金額から)自動的に差し引かれるということも後で知る。

 話だけだと、これについても確かに便利そうな感じもする。
 定期券とIOカードなどを別々に持っているより使い勝手は良くなるのは事実だろう。

 ところで、SUICAというのは、Super Urban Intelligent CArdという単語の頭を並べたもの。
 ペンギンとスイカ・カードの組み合わせのポスターを、実験時によく見かけたが、なぜスイカなのか、全く知らずにいて、今回やっとわかったりする。


riviera70fm |MAIL