日記でもなく、手紙でもなく
DiaryINDEX|past|will
葬儀参列のため、幡ヶ谷と代々木上原の間にある、代々幡斎場まで行く。 地図で見る限り、その斎場へは代々木上原からも幡ヶ谷からでも、距離的にさほど変わらないように見えた。ただ、幡ヶ谷から行ったほうが何しろ近いという話や、代々木上原で降りて歩くと、坂を登っていかないといけないようなイメージがなんとなくあった。
帰りなら少し歩いても良いだろうと思い、そこで一緒になった人と上原方面へ歩いていくことにした。 一番の問題はどこも住宅街の中の道路で、これが上原へ出るメインの広い道路だというのがないこと、ほとんど下りになるのだが坂道が含まれること。それで、道がわからなくなってしまう。 この道で良いはずと思って歩いていき、途中で子供を抱いて散歩をしていた人に、念のため代々木上原の駅を確認してみると、約90度程度の方角違いをしていたことを思い知る。
それでも下り坂を歩いてこちらの駅へ出るのはまだしも、斎場へ向かう時に上原から歩くと、地図上では幡ヶ谷からとさほど変わらなく見えるものの、時間的に2倍程度かかることになりそうだ。
代々木上原の駅というのは、千代田線から小田急に乗り換えたり、電車で通過してはいるものの、駅の外を見たのは初めて。坂を降りきって、駅構内の店が両側並ぶ通路を通っていくことになる。改札までの距離が結構あった。
*****
戻りの代々木上原の次の駅は、代々木八幡。友人がここに住んでいたことを思い出して、ちょっと降りてみる。 一見駅前から富ケ谷方面へ抜ける道の雰囲気は変わらない。
その頃は、イタリア料理といってもパスタ専門店が多かった。富ケ谷へ抜ける道の左側に、今でも<はしや>が営業していて懐かしい。 ただ、変わっていないようで、それでも少し変わっている。
富ケ谷の交差点付近に、粉と卵という洋菓子の店があり、その2Fの喫茶室では、店頭のケーキ類だけではなく、ソースがかかったデザートのような菓子も食べられた。その店の建物は残っているが、営業している雰囲気は既にない。
駅へ戻る時、裏道を行くと、できてあまり間もないというようなトラットリア風の店があり、ちょっと店内を覗いてみると、なかなか賑わっている雰囲気。
過去と今とを重ねながら、やはり時間はずいぶん流れている。
昨日の天気とはうって変わり、今日は朝からかなりの雨が降り続いている。 藤沢のほうでは午後かなり水がついたところも出る。
午後3時過ぎから、相当ひどい雨の中、池袋まで出かける。18時過ぎにはとりあえず雨は上がったものの、湿気を含んだ風が強い。 午後7時過ぎ、1時間ほど一緒にいたNさんと外へ出て、駅のほうへ戻ろうとしたら、急にまた雨が降り始めてきた。
昨日は暑かった。有楽町まで出た帰り、タリーズの前を通り抜けられず、店に入ってスワークルなどを買ってしまった。落差の大きい天候。
| 2003年05月28日(水) |
ダヴィンチの<最後の審判>と大塚国際美術館 |
絵画に関しての掲示板を見ていたら、ダヴィンチの<最後の審判>の話が登場。そういえば、ダヴィンチのテンペラ画<最後の審判>が修復され、修復前の状態から後世に描き込まれたり剥離した部分などが補修されることで、かなり全体の印象などが変わった、という話を伝え聞いたことがある。 それ以前にも、ミケランジェロのシスティーナ礼拝堂の壁面・天井画の大掛かりな修復については、TV番組などでも放送されたことがあり、こびりついた蝋燭の煤などを取り除いてみたら、今まで暗い闇のような世界だったところが、市民の日常的な生活が描かれていることがよくわかったりした、などという経緯がある。
その<最後の審判>の修復前と修復後の状態がわかる展示がなされている国内の(四国にある)美術館がある、というので、写真などでそれをやっているのだろうか、とふと思い調べてみると、こんな美術館があったのかと思わせるような話が出てきた。
実は、様々な西洋名画1000点余りを陶板・実物大で作成し、それを常設しているという<大塚国際美術館>というのが出てきた。その名の通り、大塚製薬グループによって設立された美術館で、創立75周年記念事業として徳島県鳴門市に1998年3月にオープンしている。
この陶板というのは、そのグループ企業である、大塚オーミ陶業�蠅�持つ特殊技術により原画と同じ大きさに再現し、この美術館に展示されているところがミソである。 もちろん、全作品がそれぞれ一枚の陶板に焼き上げられているということではない(つなげてはあるのだ)が、一枚あたりのサイズが比較的大きいらしい。
それ以上に、日本最大の常設展示スペース(延床面積29,412平米)をもっていて、鑑賞ルートは約四キロに及ぶという。駆け足で見ても3~4時間かかるらしいことも書かれていた。 原画の色彩などを、実物のサイズに近づけた上で、長年保存する方法としては(陶板だと、2000年は変わらない!、そうだ)、かなり面白い試みと言えるだろう。
|