☆言えない罠んにも☆
モクジックス
|過去にススメ!
|未来にモドレ!
2004年02月09日(月) |
火中の栗をわざわざ拾う話 |
べつにその話題である必要はまったくないのに、 わざわざ自分のデメリットになるような話をし、 相手にそのことを気づかせてしまう、 という失敗を散々くりかえしてしまう自分はいかがなものか。 気がつきすぎるのもよろしくない。
昨日は、わくわく待望のシナガワムービーがお流れになったものの お料理なんかの手際や、アイデアホームシアターが なかなか上首尾に行ったというのに、つい、これである。
気づかないでいるのと、気づいてからではいろいろなものの見え方 が変わる。言語化することは、認識に相当な影響力を持つのだ。
もう、ぼくは何も言わない方がいいのではないか。 笑って話せる差しさわりのない楽しく有用な話はたくさんあるではないか。パリのエスプリに倣え。
2004年02月08日(日) |
新しいニットを着て、ヒールを履いてお出かけしたけど、これは全然別の話。 |
数週間前、文3の時の友達に会った。クラスは別で、基礎演習だけ同じだった子で たぶん、5年ぶりくらいに。そして今週末、その子と食事に出かけた。
教養学部行って、1年留学して、今修士1年。ぼくと同学年ってことになる。 当時の彼の学問的志向と紳士的態度は、他の無神経な男子学生とは一線を画していて 一緒にいてぼくが不快感を感じなかった稀な存在だった。
お食事が中盤に差し掛かり、近況報告やトレンドについての話も ひと段落したころ、その子自信の身の置き所をめぐる逡巡が話題となった。 なぜ、そんな君が、そこで落ち込んでるの? なんだか、彼の話を聞いていると、ぼくの思考と非常に近くて、そして それを聞くのは心苦しかった。どうしようもなくて、それでつまんなくて ぼくのとらえられてた問題がそういうたぐいのものなんだ、って客観的に わかってすごっくよかった。
自信がもてないのだと話すのを聞きながら思った。 この子でも自信がもてないんだって。 完成度の高い論文がかけて3ヶ国語が話せても。 外交に精通していて、目標があって、 その身長と体格で、スーツが似合っていて、 他人には微笑みを、仲間には友愛を、与えられても、 それだけじゃ自信の裏づけにならないんだ。 そうか。 そうなんだ。わかった。 自分に自信がないってことに問題を感じたら、 自信を持つ努力をする以外ない。
お料理の説明なんてやめてよ。 サッカー部のキャプテンだったときみたいに組織論でも語ってよ。
ねぇ、ぼくたちは世界の流れをつくることはできないよ。 大きな流れに逆らう歯止めになるしかないんだ。 でも、流されていくだけじゃなく、歯止めになれるってことは忘れちゃだめだとおもう。 歯止めがあるってことが大事なんだよ。
スーザン・ギルマンは、『うまくいっている女のかなり冴えた考え方の中』で、 「リベラル・アーツ」の大学院とロースクールに行くのだけははよした方がいい と行っている。 偏愛することに対して警戒心がでてしまうのだ。 ポリティカリー・コレクトかどうか、本質的かどうか、意義があることなのかどうか。 平等とか、公平とか、公正とか。
大事なことだと思うよ。とくに社会に対してそれは言わなきゃい問題だよ。 でもね、それは自分に当てはめちゃいけない。 個人的な存在である以上、偏りはでるし、あらゆるものに優位でいられるわけじゃない。 限界があるんだから。 完璧を目指すだけ窮屈になるよ。 公正を強く論じる人に限って、自分の子供を溺愛してたりするんだよ。
そういうものなんだって思うよ。
ウッドハウス風の作りの新大久保の韓国料理店。 うねりをそのまま生かした平面のないカウンタ上の 真っ赤なスープがふちまで入ったお椀。 その下にあるのはお気に入りの白いスカート。
4センチはあるイチゴが載ったナポレオンパイ。 フォークでカットしようとすると、湿ったパイ生地が 斜め45°に傾く。
混んだ夜の電車内。目前に迫る、前の人の後頭部に刺さった 簪の尖端。
2004年02月06日(金) |
アブダクトが疑われる最近の挙動傾向について |
いつもだろ?といわれればそうかもしれんが、 ここんとこ日常的に以下のような間違いが頻発する。 これらの問題に対処するには、意識的制御(=自覚)以外に手段はないように思うのだが、別の要因があるかもしれない、と疑えるほど、 統制が効かなくなっている。 僕を陥れるなにかの陰謀だったらどうしよう!
具体的な現象として最も良く観察されるのが次のものである。
異常現象その1 お湯を入れたはずのお風呂が水に変わっている
異常現象その2 千代田線に乗らねばならぬのにいつの間にかJRのホームにいる
異常現象その3 寝ているわけでもないのに降りるはずのバス停で降りられない
なんかこう、すごいがっかり。
2004年02月04日(水) |
新年会でうっすら思ったこと(1月25日) |
あれだけの人数が、無条件でぼくの話を聞くために静まる瞬間なんてもう、一生来ないんじゃないかと思う。 すくなくともあのメンバーでは最後だ。 だからもう少し、理解されるような話をしてもよかった と思う。形式じゃなくて、内容で、ぼくのことなんか しらなくっても、そうか、くらい思ってくれるようなやつ。 ま、いいけど。
というわけで、サークルの新年会に参加した。 ひさびさに会う面々との会話がほんのり楽しい。 ひさびさに会うので当然かもしれないが、きまって開口一番 聞かれるのが「最近どーよ」や「最近上手く行ってる?」の2つ。
どうなんだろう。(いや、じぶんだけど)
「もう、めっちゃ楽しいYO!わ〜い!!!」 とか答えるほどではないのが多少残念である、というか 「なんか毎日ちっとも上手く行かないよ、つらい(;_;)」 の心境に近かったりするのだが、かといってじゃあ、どうにか 改善するための積極的行動にでるかというとそんな気はない。 つまり、まあ、現状を変えたいと急激に望んでやしない、ってことで それなりにうまくやってるんじゃないでしょうか。 はあ。
完璧に好き、な物が出てきたらどうする? スタイリッシュで高性能なカメラとか、 わしの金魚が6匹愛くるしく回るモービルとか、 すぐに買えちゃうようなものでもなんでも、 それをなにがなんでも所有したい? わたし、年なのかな、なんかね、いっぱい持つのに 疲れてんの。 そんで、一回持っちゃったら、捨てられずに困るの。 新しくね、ちょっとずつ増えていくのだったらいいの。
好きな本とか映画とか趣味とかを話していって、友達になって、よい影響を 浴び続けるっていう可能性も放棄した。
その人とは、2,3こと感想を話しただけで、名刺すら渡さなかった。 今のぼくには残念ながら、話すべきものは何一つない。 好きな本とか映画とか趣味とかを話しをして、そのうち友達になって、よい影響を継続的に浴び続けることができるようになるかもしれないって、 可能性を考えなくもなかったけどね。やめといた。
よくわかんないけど、そういう手続きに時間をとるのに臆病になってる。 自分の目の前にあるものを処理するのに手一杯なんだとおもう。 新しい、もっとfitした場所を探す前に、自分の今いる場所を 快適に、過ごしやすくしておかないと、探しあてたところで、そこに入れないとか、思う。
たった2時間か3時間、話を聞いていただけだったけど、 衝撃が静かにやってきた。 憧れる目標が突如体現された、というかんじでね、ぼくの前途に をちょこっと照らしてくれたってわけ。
2004年02月02日(月) |
世代格差 むじーく☆ |
ちかごろカヒミカリィアゲインなお疲れ系。 カヒミヴォイスやぱきゃわいい。永遠のガーリィ=ラヴ。 比較対照でカジくんなども挟んでみるが。 ほんとわオザケンなど欲しいとこ。
お買い物無理っ子ナオンなので卓ピお願いとかゆうと なぜかミスたチルどれセレクトされ。 ちとちがうぅー。要るのはもっと閉ざされた優しさなの!
この辺今付き合ってる人とも共有されがたしな罠。 なぜに?ジェネレションギャプ? そいや、年違うしー。うっかり忘れて 自分でも22歳かとかたまに勘違いするー。@@ 僕からイメージされる某有名アニメ一家でいうと、主人公と同年齢なの、じつわ。。。 そーそー。おさかな>仔猫で、お財布もわすれちゃう人。 どんよりん。。。
2004年01月31日(土) |
PURE GENERAL REALIST |
カロナールのほうが断然やさしい。 着飾ってデイトしてくるから。
ささやかに復讐。
2004年01月24日(土) |
Are you insane? -No voice talk on the train- |
[送信ボックス]
16:41 件名:Re新年会 本文:すみません、体調不良のため学館に五時半に着けそうにありません。 新年会開始までには行けると思います。 お金はその時まで待ってください。
17:56 件名:新年会 本文:始まる前に行けるとか、ごめん、全然ウソ。 とにかく、家は出たけど、なんか電車反対方向に行ってるっぽい。 鶯谷とかゆってる。私、上野かどっか行くんだったっけ??? てわけで渋谷になんて着けるかどうかわかりませんが、 可能な限り、新年会には出席しようと思ってるんで。 ていうか、どうぞここはひとつ過去の権力を最大限行使してでも NAAAOさんの遅刻を責められることのないよう取り計らって いただけやしまいか。
18:11 件名:大塚で 本文:おばあさんを助けたら、代々木までワープしました。 ゴールは近い
18:20 件名:ようやく 本文:第一章「山の手編」をクリアしたNAAAOさん一行は、ついに最終章 「井の頭編」に突入!パーティーはあいかわらずNAAAOさん一名ですが、 主人公なので寂しいなどといわずにがんばります。薬草の効き目が 切れ気味でHPが多少心配ですが、最短距離での攻略を目指します。 首でも長くして待っておれ。ふははははは
18:28 件名:とおもいきや 本文:なぜかハチ公口にでてしまう。呪いはまだとけていないらしい。 やっとのことで中央改札にたどり着くものの、スイカチャージに 阻まれる罠。ナオン、60円に泣く。 さすが省線。なんとも手ごわいダンジョンであることよ。
[受信ボックス]
件名: 本文:だいじょぶ?
2004年01月22日(木) |
カイバラエッケン流。(風の子ママンの愛情) |
お熱でだるだるなまま、ベッドでのた打ち回っていると、 やさしい言葉のひとつやふたつ欲しくなってもしかたがない、にちがいない。 というか、言葉に飢えるぜ。Give me love… 手当たり次第惨状をメールしてもいいんだけど、 それでいろいろな信用を失うのも本意でないので、 さしあたり、ちゃんと心配してくれそうな親に送ることに。 でもってパパはおめめお疲れな可能性が高いので、 ちっちゃい文字とか全然へっちゃらなママンのほうにした。
お返事が来た。 心配している、大丈夫?という、ねらいどおりのメッセージに、 病院に行くならインフルエンザもらわないよう注意、とか、 首回りをあたためて、加湿器を入れろ、とかの具体的助言が加わり、 最後には貝原益軒の養生訓の一節まで添えられていた。 「小児をそだつるは、三分の飢(き)と寒とを存ずべし」 やっぱ、ぼくの体が弱いのわちっちゃいころ、冬がなかったから なんだわ。そうだわ。だから仕方ないんだわ。(てか、あんまし体弱くないけど) あぁ、原因を知ることも大切ね。いまさらどうしようもないけどさ。 とかおもっていたら、続きがあった。
「小児にかぎらず、大人も又かくあるべし」
…。
実用的アドヴァイスありがと!皆がんばれ!
モクジックス
|過去にススメ!
|未来にモドレ!
|