2004年02月15日(日) |
休職52日目〜別府旅行2日目〜 |
◆朝ご飯は、別府駅前のミスドにて。お宿は素泊まりやったもんで。 宿を出る時、おばあちゃんに「これ、お土産」と小さいパックに入った柚味噌をいただき、さらにおじいちゃん、管理人のおばさんで「いってらっしゃ〜い」と見送っていただいた。いい宿やったなぁ。
◆今日のプランは、別府駅周辺路地裏散歩と、鉄輪温泉めぐり。
別府をお散歩するには、地元のボランティアの方が開催してくれるツアーがあるので、便利。 まずは基本から、とTaroさんが勧めてくれはった「竹瓦かいわい路地裏散歩」に参加。参加者はうちらの他、福岡からやってきたという50代くらいのご夫婦、それから地元の50代くらいの女性の計5名。
路地裏散歩は思っていた以上に面白かった。 参加していた地元の女性が、 「わたし、別府で生まれ育ってるけど、知らなかったこといっぱい」 と言うてはったくらいディープな内容でした。
迷路のような路地裏を歩くだけでもワクワクやし、なんというても昭和の懐かしい街並みがそのまんま残ってるし。変に観光地化されてるわけでもないディープな感じがまた良かった。 ボランティアの男性(おそらく70は超えてはるやろう)もいい味出してはったし、途中に寄った紙屋温泉や羽衣温泉では、現地の人がいろいろ解説してくれはったのも楽しかった。 お値段もお手頃やし、別府に行かれる際には是非オススメします。
◆路地裏散歩は予定通り12時半に解散。そのまま駅前のとよ常へ向かう。 ここの特製天丼は600円とは思えないボリュームとお味でした。
うちらは、たまたまカウンターの席が空いたため、ポッと入れてんけど、うちらの後からは店がめっちゃ混み始めて行列が出来ておりました。地元でも評判らしい。
お昼ご飯の後は、バスにて鉄輪温泉へ。
別府の中でも一番温泉っぽいというか、湯治場としても有名な鉄輪。 海地獄とか血の池地獄だのおどろおどろしい名前の地獄も有名やけど、時間もないし、とりあえず前だけ見てスルー。 湯治場の風情ある街並みをてくてくと歩いて、目的のひょうたん温泉へ。ここは新しくて綺麗な温泉で、鉄輪っぽさを味わうにはちょっと・・・かもしれへんけど、いろんなお湯があって楽しめた。 ここの蒸し湯はそれほど息苦しくならずよかったと思う。有名な市営の鉄輪蒸し湯(一遍上人が開いたと言われている)なんかはどうなんやろ?ひょうたん温泉程度の熱さならなんとかなるかも。
◆別府駅へ戻ってから、お仕事の途中で抜けてきてくれはったらしいTaroさんと合流(ほんまにありがとうございます)。
路地裏散歩で通過した国際民宿こかげに併設の喫茶室でしばし歓談。 ここの喫茶室は日曜日しかあいてへんレアなお店。お店の中にはいろいろなレトロなグッズや別府の古い写真などが展示してあっていい雰囲気を醸し出している。
お店の名物のカレーライスが切れたとかで、早めに店じまいをしていたところを、Taroさんがお店のご主人にお願いして無理に開けて頂いた。いやー、ほんまにありがとうございます。
ちっちゃなバームクーヘンや駄菓子がセットになっているとっても可愛いコーヒーセットをいただきつつおしゃべり。 セットがあまりに可愛らしかったので、思わず写真に撮ってたら、
「いや〜、そうやって写真に撮ってもらえるなんて嬉しいなぁ」 とご主人がおっしゃって、なぜか記念写真を撮ってもらい、しかもその場で現像したのをいただいた。
なんだかとてもいい時間が過ごせた。空港へのバスを1本遅らせたかいがあったことであるよ。
◆大分空港へはちょうど良い時間に着いた。 お天気もいいし、飛行機は時間通りに飛んで無事帰宅。
普段は意識してへんけど、東京って空気が汚いねんなぁ・・・・。
なにはともあれ、無事に楽しい旅行が出来て良かった。 別府ブラボー!な旅でした。おそらく(いや、きっと)うちらは別府リピーターとなることでしょう。
2004年02月14日(土) |
休職51日目〜別府旅行1日目〜 |
◆朝は5時半起き。寝ぼけまなこで空港に向かう。
(眠過ぎたので思わずタクってしもうた。空港からそう遠くない所に住んでいてよかった)
早めに空港に着いたので、ラウンジで休憩。フリードリンクをがぶがぶ飲んだり、マッサージチェアでほぐされたりしつつ出発時間を待った。
飛行機内では結局寝てた。気付けば大分空港着。 空港からは、ホーバーフェリーで大分市内へ向かう。大分のフェリー乗り場にてTaro様がお迎えに来て下さることとなっていたのだ。
生まれて初めてのホーバークラフトは向かい風が強くてかなり揺れたけれども、特に乗り物酔いになることもなく、20分遅れ位で無事に到着。
乗り場には、Taroさんだけやなく、Hanaさん、Masa君も来てくれてはった。Hanaさんは急にお仕事が休みになったらしい。インフルエンザからも無事に復活しておられたようで、よかった。Masa君は、約半年前に会ったきりやし覚えてくれてるかなぁと思ったら、「しばさ〜ん、こあらさ〜ん」とにこにこしてくれてて嬉しかった。Masa君、私も会いたかったよ。
◆Masa君を保育所に預けてから、まず向かったのは、いちのいで会館。もともとは仕出し屋さんらしいのですが、ここでお食事をすると温泉に入れてくれるらしい。で、その温泉っちゅうのが別府屈指の名湯やそうな。
いちのいで会館はごっつい坂道の続く高台の上にあった。「これはよっぽど運転の上手い人か慣れてる人やないと危ないなぁ・・・」と思ったが、Taroさんの華麗なハンドルさばきで無事に到着。
で、会館のメニューは別府名物「だんご汁定食」オンリー。名物に美味いものなし、な〜んていうけど、ここのだんご汁はすごく美味しかった。
お味噌汁の中に、まん丸ないわゆる「お団子」ではなくて、太くて平べったいうどんのようなものが入っていて、あとは、大根・人参・里芋・椎茸等の豊富な野菜が入っていて、これにかぼすの果汁をかけて食す。 サッパリしてるけど旨味もしっかりあって、ペロリと平らげてしもうたよ。ここは、地元でも美味しいと評判の料理屋さんらしく、だんご汁以外のつけ合わせもとても美味しかった。
お腹が一杯になったところで、湯。 別府市内が一望できる「景観の湯」と、天然の滝がすぐそばにある「金鉱の湯」の2種類があり、男女日がわりになってるらしい。今日は、男性が景観の湯、女性が金鉱の湯の日やった。
Taroさん&こあらと別れて、山道をてくてくと歩くと……突然露天風呂が現れてビックリした。 なんちゅうか、ほんまに山の中にどかーんとあるねん。めっちゃオープンエアーなお風呂。
お湯は、青味がかった乳白色で、熱過ぎずぬる過ぎず、柔らかい肌触りでした。
「いや〜、いい湯ですね〜」
と、Hanaさんと2人、楽しむ。
男性陣は男性陣で、別府の眺めを楽しんできたらしい。
◆次に向かったのは、別府八湯のうちの明礬温泉。泥湯で有名な別府温泉保養ランドに行きたい!とリクエストしてたのです。
保養ランドに行く前に、連れて行っていただいたのは、岡本屋。ここの地獄蒸しプリンが評判らしい。
車から降りた瞬間、ものすごい硫黄臭で、あたりのそこここに温泉の噴気が噴き出している。 こんなんで蒸したプリンはやっぱり硫黄臭いんやろか?と思ったけど、さにあらず。 滑らかな舌触りと、程よい甘さ、そしてほろ苦いカラメルソースが舌の上で溶けあって、悶絶してしもうた。多分、素材がええんやろな。それに硫黄臭さも全然なかった。
プリンの後は、別府温泉保養ランドへ。 ここの建物が・・・・昭和30年代〜40年代の高度成長期に「え〜い、とりあえずデカいハコだけ作っとけ!」と建てて、その後はほったらかしという風情の、良く言えばレトロな、悪く言えば、ごっつい古びて寂しくなるような感じやった。 建物はさておき、お湯のほうは、これまたよかった。 最初に、コロイド湯という白く濁って硫黄の臭いのするお風呂に入る。入った瞬間はちょっとピリリとするのに、しばらく経つとほにょ〜んとほどけてきて気持ちのいいお湯。お肌に非常によろしいということで、Hanaさんと2人、顔にばしゃばしゃとかけてみる。
コロイド湯で気持ち良くなってから、目的の泥湯へ・・・・・。
名前の通り泥色に濁ったお湯。ぬるぬるする床をそろりそろりと歩いてお湯に浸かる。
確かに泥が積もってる。手をかき回すと、「ぬるり〜ん」とした感触。 でもなー、泥も多いけど、砂利も多くてちょっと痛かったかも。
うちらよりも先に、おばちゃん3人組が入ってはって、おしゃべりに花を咲かせつつ、うちらに、
「ちゃんと泥を落として上がるのよ」 「あら〜、若い子はお肌が違うねぇ〜。肌が柔らかいといい泥がつくのよ〜」
などなどツッコミを入れつつ、いい味を出してはった。
露天にも泥湯やら蒸し湯があってんけど、混浴ゾーンということで断念。
休憩室で男性陣を待った。湯上がり後も体全体に薄い膜が張っているようで、ぽかぽかするし、お肌はしっとりすべすべやしいいお湯でございました。
この時、一番最後まで入っていたのがこあら。 Taroさんによると、「美肌〜、美肌〜」と唱えつつ入っていたらしい。いい傾向だ。 「ひょっとしたら、今、泥を握り締めて、”び、びはだ・・・”とつぶやきつつ倒れてるんじゃないか?」
と心配した頃に、こあらもサッパリとした表情であがってきた。よかったよかった。
◆お風呂の後は、一旦お宿へ。今回のお宿は、別府駅近くの田の湯館。
ここのお宿。HPの写真で見ると、めっちゃ綺麗でお洒落っぽい。なんでも、明治時代から大正にかけて、お金持ちの別荘として使われていたそうな。 だがしかし、だがしかし、実際は、なかなかボロかった(笑)。部屋の畳は微妙に傾いてるし、窓は閉めててもカーテンがなびいてるし、部屋の暖房はおこたとホットカーペットだけやし。
でも、こあらも私もえらく気に入ってしもうた。 外の道を行く車の音以外は何もないし、テレビもないし、もちろんパソコンやゲームもないから否応なく静かな時間を過ごせる。 部屋の空間が広々としていて、落ちつける。 宿の人もつかず離れずで親切にしてくれはるし。 中途半端な安ホテルに泊まるより、こっちの方がずっとええわ〜と、こあらと2人おこたでうたた寝。
宿の近くにある、別府市中央公民館へお散歩もした。古い建物やけど今も公民館として機能してるらしく、気軽に中に入れた。 各町ごとの「町内報」なども掲示してあって微笑ましかった。
◆そして、夜は、Masa君も合流してこの別府旅行のメインイベントのひとつ、金なべ亭でチキン南蛮を食べる!を実行。
昨年、TaroHanaご夫妻に連れて行っていただいて以来、うちらには「金なべ亭の精」が取り憑いていたのですよ。
「うぅ〜、金なべ亭のチキン南蛮〜」 「あぁ〜、あのタルタルソースがぁぁ」 「食べたい〜」 「でも遠い〜」
と、発作を起こすくらいに。
ここの南蛮は、サックリと揚げられたジューシーなチキンに、卵多めで少し甘い、そしてきっと「金なべ亭中毒」を起こす特殊成分が入っているに違いないタルタルソースが絡んで、ほんまに絶妙な味がするのですよ。
そして今日も無事に堪能出来ました。TaroHanaご夫妻も、うちらが昨年訪れた時以来とのことで、オトナ4人+3才児1人で黙々と食べておりました。 食べ終わると・・・・なんちゅーか、さっきまで憑いていた何かがストンと落ちたような感じ。は〜、満足満足。
お腹が一杯になった後は、カラオケへ。サビになると急に元気になるMasa君がキュートでございました。
明日は1日、しばこあらで行動する予定。 貴重なお休みを割いて、お付き合いいただいて、本当にありがとうございました>TaroHana様。
2004年01月19日(月) |
休職26日目〜宝塚鑑賞@宙組 |
◆今日は、はんなさんのご好意で、チケットを頂いたので、日比谷の東京宝塚劇場にて、宝塚宙組公演「白昼の稲妻/テンプテーション」を観て来た。
前日にはんなさんから、
「母がブツを持っていきますので〜」
とメールが来ていたので、あぁ、はんなさんのお母様のお隣の席なのねと、ちと緊張。なんちゅうかですね、娘さんの年上のお友達といたしましては、 「この人なら、うちの子を任せても大丈夫ね」 と、見られたいやないですか。
◆会場で、はんなママに会う。はんなママは、「あぁ、はんなさんが年を取ったらこんな感じになるのだろうな」という可愛らしいお母様でした。
しばらくしたら、はんなさんのお友達もやってきて、私は、はんなママ、はんな友の間に挟まって観劇。
◆昨年、月組→花組→星組→雪組と観て来て、今回の宙組。これで、ヅカ5組を一巡したわけや。
人気のある組でもあるし、どうかな〜〜と、楽しみにしててんけど、感想は・・・。
「久しぶりのヅカ、楽しいな」 「安蘭けい(星組からの出演)、素敵〜〜」 「お花様(娘役トップの花總まり)が、輝くばかりに美しいわ!!」
以上。
って感じ。 なんかねぇ〜、劇もレビューも、「良くもないけど悪くもない、なんとなく見てはいられるけど」って感じ。う〜〜む〜〜。もうちょっとガツンとくるものが欲しかった。
だがしかし、だがしかし、生お花様を観れただけでも眼福、眼福。 今まで、観たヅカ(ビデオ含む)の中で、「ザ・娘役!」っていうたらこの人でしょうって思ってたし。 実物を観たら・・・・いや〜〜、ほんとに綺麗やった。華があった。素晴らしかった。
◆劇場を出て、はんなママ&友とお別れしてから、銀座をぶらぶらして、アホのように買い物をしてしもてから帰宅。財政危機はどうなった?>自分
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