今週のしば子



今週のしば子
上海に行って来ました→

2004年07月01日(木) 休職184日目〜私信/断薬症状/今日は外へ出た〜

こんばんは。上海から無事に帰って来ました。

まずは、私信。

>G君
携帯メール、気付くのが遅くなってしもうてごめんなさい。結局、おうちでこあらと一緒にご飯を食べてました。

近いうちに、”はんなさん&G君生誕記念兼G君就職祝い兼しば子三十路記念”飲み会をいたしましょう。もちろん会場は居酒屋Tってことで。

>はんなさん&ゆららお姉さま
女だけの”マジスパオフ”or”ざくろ@日暮里オフ”なんぞいかがでしょう?
よろしければメールくださいませ。

>こうたろうお兄さま
お加減いかがですか?私は相変らずです。
ご都合がよろしければ、是非遊んでくださいませ。またメールします。

=断薬症状=
今、わたしが飲んでいるお薬は、

朝:パキシル10mg、デパケン20mg
夜:パキシル30mg、デパケン20mg、デジレル30mg

です。ほんまは、ドグマチール朝夕それぞれ10mgも処方されてるんやけど、副作用(便秘、乳汁分泌、生理不順)があまりに酷すぎるので、普段は省略してます。
ドグマチールはもともと胃潰瘍・十二指腸潰瘍のお薬で、気分を高める効果があるので鬱病にも使われているお薬らしい。ということで、むっちゃ調子が悪い日とか、胃腸の調子がよろしくない日に飲むようにしてます。

そして、毎日のお薬なんですけど、いつも、夫こあらに、

「お薬飲みなさ〜〜い!!!」

と言われて、ようやく飲むという状態やったんですよ。

で、こあらは昨日から大阪に出張。

というわけで、大マヌケな私は、薬を飲み忘れて寝てしまいました。

その結果・・・・・、今朝はひどい目にあいました。

というのも、今飲んでるお薬パキシルには、

”投与中止(特に突然の中止)により,めまい,知覚障害(錯感覚,電気ショック様感覚等),睡眠障害,激越,不安,嘔気,発汗等があらわれることがあるので,突然の投与中止は避けること。投与を中止する際は,徐々に減量すること。”

という注意書きがあるんですよ。

今朝、いつものように7時前に目が覚めたんやけど、頭がふらふらフワフワ&目の前がぐるんぐるん回っていて吐き気がする、手には冷汗。そして、これはデパケンを飲まなかったせいかもしれへんけど、無性にイライラして妄想のような考えが頭の中をぐるんぐるん。

普段、自分が飲んでるお薬って効いているのかどうかわからんかってんけど、実はちゃんと効いてたのねと実感。

というわけで、今朝はちゃんとお薬飲みました。

=今日は外へ出た=
昨日は、1日家に引きこもってたんですよ。

今日はさすがに、「うー、外に出たい。体動かしたい」と思ったので、パキシルの断薬症状もおさまり、外も涼しくなった夕方5時からお散歩へ。

近所の公園のベンチにぼーっと座ってから、ツタヤでビデオを借りてきた。

今日借りたのは、「はねるのトびら」第1巻と、「弾丸ランナー」
はい、つっつんからは離れられません。

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つっつんというと、来年公開予定の、「姑獲鳥の夏(うぶめのなつ)」で主演しはるそうで、むっさ楽しみ。京極夏彦の小説は全然読んだことがないねんけど、予習ってことで図書館で借りてみようかな。

ていうかさ、いうかさ、

京極堂には
「知性が表現できる演技力の持ち主」
として堤真一氏が抜擢、ですってよ。

「知性が表現できる演技力の持ち主」

「知性が表現できる演技力の持ち主」

「知性が表現できる演技力の持ち主」

「知性が表現できる演技力の持ち主」

「知性が表現できる演技力の持ち主」

「知性が表現できる演技力の持ち主」・・・・・

いやーーーーーん、もう鼻血ぶ〜っ!です、しば子。くねくねと悶えてしまいます。

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ビデオを借りてから、なんとなくCD売り場の試聴コーナーで、奥村愛子のミニアルバム「蝶」を聴く。

このところ、音楽に関しては全然興味も湧かなくて、何を(←生演奏は除く)聴いても( ´_ゝ`)フーンって感じやってんけど、この「蝶」という歌には久々にガツンと来ました。わたし、60’S、70’Sの昭和歌謡に弱いんっすよ。
歌のイメージとしては、昭和歌謡曲ほんのり椎名林檎風味って感じかしらん。でも、林檎嬢と比べるとアクが少なくてサラリと聴ける感じです、はい。

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上海旅行記は、後日ぼちぼちとUPいたします。まずは写真を整理しなきゃ。






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全然、話は変わりますが最近つっつん(堤真一氏)以外に気になる俳優さんというと、やはり内野聖陽氏です。

うっちーは、「エリザベート」で観た限り「ミュージカル俳優」としては「??」なんやけど(なんせ歌がイマイチやし。”最後のダンス”の外し方なんてハラハラします)「舞台俳優」としては素晴らしい人やと思う。

なんていうかですねぇ、ほんまにね、舞台映えするんですよ、むっちゃ色気があるんですよ。

っていうことで、次は、うっちー主演の映画「(ハル)」を借りて来ようと思います。
あ、でもでも、つっつん&柴咲コウの「着信アリ」も借りなきゃ。

なんつーか、わたくし、ミーハーですね。おほほほほ。

上海で遊んだり、つっつんだのうっちーだのと騒いでる余裕があれば、

が っ つ り、働 け よ !、オ マ エ 。

ってところですわね、ほんま。すんません。

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そういえば、最近は、ヅカ鑑賞してへんなぁ。

今、東京宝塚劇場では、雪組公演「スサノオ−創国の魁ー」、「タカラヅカグロリー」をやってるんよね。

去年の雪組公演の「ロマンス・ド・パリ」「レ・コラージュ」は、むっちゃ簡単にチケットが取れたんやけど、今年はどうなんやろ。なんせ今年の「スサノオ」の演出はキムシン氏やし。

とりあえず、今年のわたくしは、ヒマプーな人間なので、早起きしたらなんとかなるかしら?いや、甘いかしら?

なんせ去年、星組や月組の公演を観に行こうとして朝6時半に日比谷に行ってもアウトやったしなぁ・・・・・。うーむ、うーむ、うーむ。

ま、いいや。いろいろ手をつくして観たい公演のチケットは手に入れましょう。



2004年06月27日(日) 上海旅行〜第1日目後編〜

※第1日目前編はこちら

◆博物館を出た後は、地下鉄で新天地へ。

 上海の地下鉄は初めてやったけど、東京の地下鉄よりもずっと単純なので全然余裕でした。ていうか、ほんの2駅しか離れてへんかったんやけどね。
 そういうと、上海の地下鉄にもSuicaのようなものがあるらしく、”たっち&ごー”してはる地元民を見かけた。






恐るべし、ちゃいにーず。

 黄陂南路駅を降りて新天地へ向かう。

 途中、わんこに出会いました。





日本やとあんまり見かけへん種類のわんこですよね。

◆しばしわんこを撫でて、新天地へ。

 ここは、上海の昔の建物を活かしつつお洒落にアレンジしたお店が集まったところで、東京でいうと・・・そうやなぁ、六本木とお台場を足して割ったような感じの街。

 地元の人が普通に来るというよりは、デートだとか、地元在住外国人や観光客が来るような街でした。

 雑貨屋さん兼カフェというお店でちょっとお茶してから新天地内探検。






新天地内はこんな感じ。


最寄の駅近くのビル。イルミネーションが日本にはない色遣いやな。

 雑貨屋さんなどをみてるうちにお腹が減ってくる。
 ここで夕ご飯を食べようか?ということになり、夜上海という”上海料理を外国人むけにアレンジした洒落た高級中華レストラン”へ行く。
 内装は清潔で、”欧米人の思う中国風”って感じ。そしてエントランスでは太ももに深くスリットの入ったチャイナドレスを着た綺麗なお姉さん達がお出迎え。
 英語で、
「今日は予約が入っているので、7時45分には席を空けてもらわなければいけませんけど、それでよろしいですか?」
 と聞かれる。まだ6時15分やったので、「OK!」ってことで席へ通していただく。

”上海は中国→中国っていうと物価が安い”というイメージでおったんやけど、ここのメニューを見て「中国は安い」観がガラガラと音をたてて崩れ去りました。日本の高級中華レストランほどではないかもしれへんけど、それでも高いよぅ。感覚的にはお台場の木蘭より高いか?ってくらい。ビックリした。

ここで食べたのは、

スープ:こあらは、ワンタンスープ。私は本日のスープってことで、なんと!生パイナップルと豚バラ入りのスープ。
 スープにパイナップル?と思ったが、サッパリしてて意外に美味でした。
メイン:酢豚、ガチョウの足とナマコの煮物(ガチョウの足はゼラチンっぽくてプルプルネチネチしてた)
 
 それに、こあらはオレンジジュース、私はグラスワインの白。
これで、3,500円/1人でした。うーーー、これじゃ日本と変わらへんor日本より高いやん。美味しかったから許すけど。

 ちなみに周りのテーブルは、いかにも裕福そうな上海っ子達で溢れてました。

 上海の街を1日歩いていたら、上海っ子なのかおのぼりさんの中国人なのかなんとなくわかるようになったよ。上海の人たちは、お洒落で垢抜けてるんですよ。で、観光の中国人はやっぱりいかにも”田舎からやって来ました”って感じで、しかも、首からデジカメをぶら下げたりしてるのよね。

◆夕ご飯を終えてホテルへ戻った後、”上海の夜景って綺麗らしいよな”ってことで、夜の外灘を見に行こう!!と夜の街へ繰り出す。

 昼間も人の多さに驚いたけど、夜の南京東路は、さらに人が増えていた。



 ここまで来ると、まるで花火大会にでも行くみたいでワクワクしてしもうた。
 こあらと2人、しっかり手を繋いで外灘へ出る。


 外灘へ行くと、南京東路よりもさらに人が多い。ほんま朝の新宿駅だとかのラッシュ時くらいの人出。今日はほんまに祭りとちゃうんか?と思いつつ歩く。

 対岸の浦東新区にある東方明珠塔やその他のビル群のイルミネーション、そして外灘のライトアップされた租界当時からの建物が非常に美しかった。


南京東路から見た東方明珠塔。アジア第1位、世界第3位の高さやそうです。

◆外灘のお祭り騒ぎと夜景を楽しんで、ホテルへ戻る。

 早起きしてたし、いっぱい歩いたし、いい感じに疲れてぱたんきゅーと眠りについた。



2004年06月26日(土) 上海旅行〜第1日目前編〜

夫の日記にもある通り、こあらの昨年の怒涛の出張によるマイル&ANA中国線キャンペーンを利用して、上海へ行って参りました。

◆あいのりタクシーにて7時頃に家を出る。

 今って旅行シーズンなんかなぁ。空港は結構な人出やった。

 こあらのANAプラチナカード(これも昨年の出張の賜物)のおかげで、ガラガラのファーストクラスカウンターで搭乗手続きを済ませる。

 出国審査の時に、並んだ列の担当官が妙にトロかったせいで20分くらい待ったけど、無事に手続きを終えて空港のラウンジで飛行機の時間待ち。朝ご飯を食べずに家を出たので、ラウンジのサンドウィッチや稲荷寿司、巻き寿司などをたらふく食べた、げぷ。

 そういうと、出国手続きの時にうちらの後ろに、うちらより3つ4つ年上かな?とおぼしき夫婦が1歳くらいの女の子を連れてたんやけど、ここのパパが阪神の八木選手にソックリやった。んもー、「双子か?」ってくらいに(まぁ、かなり小柄な人やったので八木選手本人やないけど)。あまりにも似ていたので写真を撮りたくてうずうずしてもーたよ(撮らんかったけど)。

◆空港の混み具合とは裏腹に、上海へ向かう機内はガラガラやった。

 ラウンジでけっこう食べてたのに、1時間程度で機内食が出てきた。

メニューは、茄子入りカレー、サーモン&サラミのパスタサラダ、パン&バター、ドライフルーツ入りパウンドケーキ

 機内品販売で、こあらがランコムのジューシーバーを買ってくれた。ありがとう、ありがとう。
※ちなみに機内で買ったのは国内では売っていない限定色です

◆3時間半ほどのフライトで、浦東(プドン)空港へ到着。

 新しい空港・・・ってことやけど、空港の広さの割に飛行機の数も少なく、なんとなく閑散とした感じ。

 無事に入国手続きを済ませた後、ガイドさんを探す。
 キョロキョロしていると、”MR.KOALA、MS.SHIBAKO(←ほんまはそれぞれの本名ね)”という紙を掲げた女性発見。
 今までシンガポール、香港と旅行して出会ったガイドさんは男女揃ってカッチリとしたスーツを着てはったけど、ここでお会いしたガイドさん・・・コウさんという上海っ子の女性・・・は、Tシャツにデニムのスカート、そしてサンダルというとてもラフな格好やった。ほんの少し茶色く染めた髪をショートカットにして、メイクはとてもナチュラルな感じで「あ、この人はとてもお洒落な人なんだろうな」と思った。

 コウさんに連れられて、リニアモーターカーの駅へ。
 
 なんと上海ではリニアモーターカーが実用化されてるんですよ(ドイツのSIEMENSから技術提供を受けているらしい)。
※夫の日記にもありますが、日本が現在、実用化に向けて研究しているリニアとはちょっと違うそうです。

 ということで、生まれて初めてのリニアモーターカー。

写りはよろしくないですけど、リニアの外観。

 車内は日本の新幹線をちょっとちゃちくした感じでした。
 このリニアモーターカー。車で1時間の距離を、最高時速430kmで8分で走るそうです。

 最高速度を出したところ。430kmという文字が見えるかしら?

◆上海の市街地に着いた後、お迎えの車にてホテルへ。

 うちらはフリーツアーで参加していて、オプションはリニアモーターカー以外は一切つけてへんかったんやけど、車内でコウさんがしきりにオプショナルツアーの宣伝をする。
 ”あぁ、これってシンガポールで経験した絹パンツ買え攻撃と似てるよなぁ・・・”と思っていたら案の定、こあらはウンザリとした顔をしてる。

 上海の雑技には興味があったので、”上海雑技鑑賞ツアー”は参加することにしてんけど、その後もさらにコウさんのセールストークは続く。
 んもーーーーー!!っと思って、”上海半日観光ツアー”もお願いしてしまった。これだから日本人、舐められるのね。最初から拒否の姿勢を見せているこあらに横目で睨まれた、(´・ω・`)ショボーン。

◆そして、そんなこんなでホテル着。

 ホテルでしばらく休憩した後、まずは上海博物館へ。

 ホテルの前の大通り・南京東路は歩行者天国になってるんやけど、新宿や渋谷の人ごみに慣れている私でも”なんじゃこりゃ〜?今日は祭りか??”と思うくらいの人出やった。いや、人の多さだけやなくて、人や建物が醸し出す街のエネルギーに圧倒されたというか。



こんな感じですよ。
 途中で人民公園に迷い込んだりもしつつなんとか博物館へ到着。
 
 この博物館の常設展は、

・中国古代の青銅器ゾーン
・中国陶器ゾーン
・中国絵画ゾーン
・中国家具ゾーン
・中国彫刻ゾーン
・中国古代玉器ゾーン

 にわかれている。

 そして、特別展では、古代ローマの彫刻などを展示した「古代ローマの人と神」というのと、「カルティエの宝飾品」というのをやっていた。どっちも物凄い人だかりやったのでスルー。

 上野の国立博物館の常設はいつも人が少なくてのんびり観られるんやけど、上海博物館はさにあらず。常設展も特別展ほどではないにせよ結構な人出やった。

 閉館まで2時間ちょっとしかないし、博物館の後には新天地にも行きたいしってことで、博物館を全部まわるのは諦めて(っていうか、ちゃんと観ると1日でもまわりきれなさそう)、彫刻→陶器→玉器に絞って観てきました。

 日本の博物館やとあり得へんねんけど、この博物館、常設展は撮影自由。

 ということで、彫刻ゾーンで、しばこあそれぞれのお気に入りの彫刻を撮影してきました。



これは、こあらのお気に入り「笛を吹く童子」



これは、わたしのお気に入り。帝釈天だったかなんちゃら菩薩だったかの像。
 
 こあらのお気に入りの像は唐代に作られた物らしいけど・・・・子供の愛らしさと、今にも動き出しそうな躍動感に溢れていてよかったよ。
 わたしが気に入った仏様は・・・・、なんちゅうかめっちゃ色っぽかったのよ。少年から青年になったばかりという感じで、少年の爽やかさを残しつつも大人の男の色っぽさと艶かしさに溢れていて・・・・あぁ、あぁ(悶絶)。この仏様に見つめられたら、しば子、とろけてしまうわ、ほんま。

 その他も、陶器ゾーンが素晴らしかったです。うわー、あれも欲しい、これも欲しい!と思いながらガラスケースに張りついてました、はい。
 
 ちなみに撮影自由とはいえ、気がひけてしもうたので、上記の彫刻以外は撮影せずじまいでした。

(後編へ続く)


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