『スウィート・バイエル』 モクジ | 今ヨリ、カコへ | 今ヨリ、ミライヘ
最新型(vodafoneのV602SHざんす)です。カメラ機能、すごいっす。 使いこなせるかなぁ〜(苦笑) 最近ちょっと凹み気味。 いろんなことが、ちょっとずつずれて、悪い方向へ進んでいる気がする。 友人とのずれは、どんどん広がっていた。 どっちが悪いとかじゃないと思う。 お互いが疲れて居るんだと思う。 先週のある日、私は外に対して反応が「鈍く」なり、モノがあまり食べられなくなった。 人に呼ばれても気付かなかったり、話の意味がなかなか理解できなかったり。 私は心の不調が喋り言葉に出やすい(苦笑) その前から、食べ物にやたらと「辛み」を欲しがった。 これは……精神的な理由で胃がおかしくなる前の、私の身体のサイン(苦笑) どうもかなりのダメージを受けてるらしいと、さすがに自分でも気付く。 ヘンに敏感になってる私。 敏感になってくると、私はヘンなカンが冴えてくる。 相手の……私に対する負の感情をビシバシ受け取ってしまうのだ。 「あ、今、私と接したくないんだな」とか 「あ、今、私の話は聞きたくないんだな。聞いてないな」とかね。 私の話し方も、まずかったのかも知れない。 私は話すのが余り上手じゃないし。 もしかしたら私の(今の)話し方は、自分が気付いてないだけで、 相手に不快感を与えるしゃべり方なのかもしれない。 イライラしたり、落ち込んだり、私の感情もくるくるまわってるし。 友達とのことも、だんだん…… 「一旦、距離を置いた方がいいなぁ」と真面目に思い始めていた矢先だった。 水曜日の私は本当について無くて(苦笑) 最後に仕事で…… グチを言った私が悪いのだ。 普通だったらなにげに通り過ぎようと頑張る気力もあったかもしれないが、 その日の私には、その気力もなく。 退社間際のことだったので、さっさと会社を出た。 歩いていると、ご主人様からメールが入った。 ご主人様のいつものジョーク。 私をからかうネタ。 ご主人様は私がそのことを凄く気にしていることを知っているから、 わざとそのネタでからかう。 私もわかっているから、わざと拗ねたり怒ったり、反論したり……と二人で遊んでいた事柄。 それすら、その日はもうダメだった。 冗談だとわかりながらも、真に受けてしまう。 いろんなことがどんどん思い出され、感情が溢れてきて、泣きそうになった。 涙を堪えて、歩いた。 途中、スーパーの前を通ったら「特売日」だった(笑) 店内に入り、どんどん買う。 小さめなスイカまで買う(笑) かなり気分転換になったけどね。 大量の野菜類……重い荷物を持って電車にのった。 スイカを抱えながら、また泣きそうになった。 地元駅に着いた。 なんか、優しさが欲しかった。笑顔で誰かに接して欲しくて、丁寧な言葉が聞きたくて、 ドトールに寄った。 店員のお姉さんの、普通の応対の言葉が、凄く嬉しかった。 友達には、ごめんなさいメールをした。 ご主人様には、「どうせ私は」という内容でメールした。 最後に「冗談とうけとめる余裕もない、こんな女のことは……もう忘れて下さい」 と書こうとして、躊躇する。 数分悩み「もう忘れて下さい」だけ消して、メールを送った。 本当に忘れてもらって良かった。別れていいよ、と思っていた。 ……ご主人様も、ちょっとタイミングが悪かっただけで、ものすごいとばっちりである(苦笑) その日は自転車で駅に来てなかったので、 重い荷物を再び持ってバスに乗り、バス停から家まで歩いた。 手がちぎれそうに痛い(苦笑) 家につき、荷物を片づける。 まだ掃除途中の荒れた部屋に戻り、ベッドに入る。 ……少し眠ろう。 眠る前に、ご主人様にお詫びのメールをした。 「グチを言ったら、ちょっといろいろあって。 ガマンひとつ出来ないバカな自分に少しへこんでいました。 もう大丈夫です、ごめんなさい」 目覚めたら、ご主人様から返信が届いていた。 「気にするな。嫌なことがあれば私に言いなさい」 大丈夫なんて言えるほど私は復活していない(苦笑) でもご主人様のメールに少しだけ安心し、ちょっとゴハンを食べ、 夜は久々にマイナートランキライザーを飲んで眠った。 翌朝。 偶然とっていた休みの木曜日。 いつもの時間に目覚め、基礎体温を測り、そのままずるずるベッドにいると、 メールが届いた。 「おはよう。 暑い(涙) コンビニで100%グレープフルーツジュースを買った」 その後にちょっとだけネタが書かれた、短いメールだった。 私が不調なことを察し、なんてことないメールを送って様子を確認するご主人様。 携帯を持ったまま少しだけ泣いて、そのまま二度寝をした。 一回、全てをリセットしようと思った。 携帯の解約&新規購入もその一つ。 同級生から連続して届いたメール、そしてここ1ヶ月ぐらい続いてる、 毎週末の電話(もちろん居留守は使ってる)に辛くなってしまったのだ。 電子ピアノを買ったのも、 お家に帰るのが少しでも楽しくなるように、という気持ちもちょっとだけ含まれてる。 なんだろう。 このままじゃいやな空気に流され、 私はどんどん黒い渦の中に巻き込まれてしまう……ような気がする。 私は、自分の中のにある「家」の、窓とドアを全部閉めた。 鍵をかけ、心をガードした。 少しの間、なにか「暗い空気を感じる場所」では、 極力自分のことは言わないようにしよう。空気を取り込まないようにしよう。 ちょっとイヤだけど、こうやって自分をガードするしかないんだよね。 相手の不調に同調しやすい私は(苦笑)
土曜の夜、ちょっとだけご主人様と逢った。 相変わらず忙しいご主人様だけど、このところとある事情で(笑) 空き時間にはちょくちょくメールを送って下さる。 私が『幻獣展』(ヤプログの日記参照)に言っている最中も 「幻獣展見に行ってるんだよな。どうだ、面白いか?」 なーんてメールが入ったりしてた(笑) 川崎の市民ミュージアムから大あわてで戻り、待ち合わせの地へ。 先に焼肉店・牛○へ行き、順番取り。 空模様が怪しい。今にも降り出しそうだなぁ……と思っていたら 駅に戻る直前で、大粒の雨。 慌ててビルに駆け込む。 新しいサンダルに靴ずれをおこしていたので (バンドエイドはあらかじめ買っておいた) サンダルの滑り止め用のパッド?を買う。 まだ時間があるので、お茶でも飲みながらそれを貼ろうと思ったが、 なんか予感がして、店には入らずひとまずトイレへ。 と、メールが。 「着いた」 うっそぉ〜! まだ予定より30分以上早い! 「トイレです、ちょっと待って」とだけメールし、足とサンダルを処置。 ついでにトイレも済ませてからメールをすると、 ご主人様は外にいるらしい(苦笑) 外? 出てみると……雨は更に激しくなってた(爆) 屋根付きのデッキを歩きながら、ご主人様にメールし、姿を探す。 ご主人様から「待っている場所を変える(もっとわかりやすい場所にする)」 とメールが入るのと同時に、姿を見つける。 「見つけました。そのまま待ってて下さい」 と連絡し、カバンの中から「持っててよかった〜『晴雨兼用日傘』」を出して準備。 支度しつつ、デッキの上からご主人様を見ていると、私を捜しているようでキョロキョロしている。 時々こっちを見ている。 なので、こちらも会釈をしたり、手を振ったりするのだが、 ご主人様はいっこうに見つけて下さらない(笑) ま、仕方がない。私は視力が良すぎるし、ご主人様はメガネだし。 ご主人様の待つ場所へ行く。 「んもぉ、どーしてあそこから挨拶してるのに、見つけてくれないんですか。 アソコまでみえないとしても、可愛い(奴隷の)私があそこにいる気配ぐらい感じてくれなきゃ!」 と挨拶もそこそこに言うと、ご主人様は堪えるように笑ってた(笑) 「傘は?」 「これしか……晴雨兼用の日傘なんで、小さいんですけど」 ちょ、ちょ、ちょっと待って下さいご主人様。これに二人入るんですか? しゃーない。 「せめて、傘、持って下さい。私、小さいんですから」 と、傘を渡す。 「ねぇ、ご主人様だったら…… 『私がビニール傘を買っておいたぞ。そこで500円も出して麻瑚のために買ってしまった』 とか言って準備しておいてくださると、とってもかっこいいのにぃ〜」 というと、衝撃発言が! 「傘はカバンに入ってるけど」 ご、ご主人様〜! 「なんでご自分のを出さないんですか」 「傘さすの、嫌いなんだよ」 「私だって嫌いです! なおかつこれ、元は日傘ですからね、畳むのすんごく大変なんですよ!」 そんな会話をしていると、ご主人様が気遣いの一言。 「麻瑚、濡れてないか?」 こんな小さな傘に2人で入って、濡れてない訳がない。 「何をおっしゃいます。私の右肩から右手はもうびっしょりですよ。 だからご主人様はご自分の傘を出されれば……な、なにするんです!」 ご主人様は傘を私の上だけに傾けた。 「やめて下さい。 なんでそう、自分だけ『女に気遣うイイヒト』になろうとしてるんです!」 「いいよ、濡れてるんだろ?」 「やめてってば」 で、互いに傘をグイグイ押し合っているウチに、焼肉店へついた(笑) 焼肉店で出された傘を入れるビニールに……私の晴雨兼用日傘は案の定入らず。 でも店のお兄ちゃんは「そんなビショビショの傘、絶対入れて下さい」という雰囲気プンプンだったので、 無理矢理押し込んだけどさ(笑) あ……チューの話まで行かなかった(笑) 長くなったので、次回へ続く。 《 2004.08.09 15:20 記》 --***--
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