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2004年11月13日(土) |
『北京ヴァイオリン』と、音楽と |
最近、スパム攻撃とかいろいろ、ネットでのトラブル多いよね。
メールやHP関係などなど。
困ったものです。いやな世の中……
TSUTAYA半額レンタル期間。
ということで、CDを5枚くらいレンタル。
そして、かねてから観たかった
映画『北京ヴァイオリン』のDVDも。
お涙頂戴的な部分もある親子愛&音楽ものだけど、
愛情−競争−音楽(楽器・演奏)−心−挫折−独占……
そんなことがクラシック音楽と共に入り交じっている感じ。
だからといってメッセージ性が強いわけでも、音楽性が強い訳でもないんだけど。
強烈な印象というわけじゃないんだけど、「いいねぇ」と思わず
呟いちゃう映画だったなぁ、と。
音楽(クラシック)の世界ってよく分からないけど、厳しいと思う。
競争も、やっかみも、金も、ねたみそねみも。
私が習っていた二人目のピアノの先生も、中学生の時だかにストレスで
ピアノが弾けなくなり将来を断念したという話を聞いた記憶がある。
才能だけで頑張って進んでいける人って、本当に凄い才能がある
一握りの人だけだろうなって気がする。
みんな音大に入るために、べらぼうなお金をかけてレッスンを受ける世界だもんね。
そんなことを考えながら観ると、ますます、ああ……と。
主人公の男の子のヴァイオリンを弾く感じや顔、楽譜を見る目とか、いいなぁ……
(あ、もちろんイチャイチャするカップルを見るやらしーい目も、だけど)
と思ったら、本当にヴァイオリンが弾ける子だったのね。
納得。
『北京ヴァイオリン』のストーリは全く難しいものではなく、
ありがち? という感じの話。
あらすじを語ったら数行で言えちゃう位の簡単な話。
でも、映画をそんなに観たことのない私にでも、
簡単明快なストーリーをうまいこと軸にすえて、音楽等をメインにした
良い映画というのも結構あると思うわけで。
『雨に唄えば』や『ムーランルージュ』などなど。
そして、まぁ、失敗しちゃった映画が、最近では『座頭市』だと思う。
こういうふうに、楽器を結構いっぱい弾いてたり、音楽満載な映画をもっと見たいんだけど、
なかなか見つからない……(涙)
金曜日夜、同僚が出演しているということで、ダンスの公演を観に。
2部構成だったのだけれど、第二部がよかった。
第二部のメインは、2台のピアノの生演奏による『ボレロ』と、ダンスのコラボ。
舞台も音楽も照明もかなり効果的に使われていて、ついつい見入ってしまった
……んだけど、ずるいよぉ。だってピアノ生演奏だもん。それも2台!
同僚がでていないシーンは、もう、私の目はピアノに釘付け!!
ボレロって、基本はAメロBメロCメロぐらいしかなくて、
単純で同じフレーズが延々繰り返されるだけの曲だと思う。
(でもそれだけで聴衆を興奮に導いていくラヴェルって素晴らしい)
繰り返しの回数を追うごとに、アレンジが少しずつ変わっていく。
そして激しい不協和音。と思ったら、きれいな旋律に戻る。
かっこいい!(涙)
ピアノいいなぁ。ピアノ習いたい!と思ってしまった。
……習いに行きたいと言う前に、
電子ピアノもあるんだから、練習しろってば!(苦笑)
しかし2台のピアノ演奏って、本当に音として贅沢だよなぁ。と、私はいつも思ってしまう(笑)
ピアノ演奏の方のうち、一人の方はジャズ畑じゃないかな?というプレイをされていた。
帰りにTSUTAYAに寄り、久々にジャズピアノのCDを借りる。
とある理由あって、ジャズピアノはずっと「聴きたくないなぁ」と思っていたのだ。
チック・コリアのスタンダード曲(ピアノソロ)と、
何となくきいたことあるような……という、若くてジャズピアノの凄いプレイヤーというふれこみの人。
チック・コリアは、1曲目で……ダメ。
すぐCDを止めた。
チック・コリアが悪いわけではなく、
最初に意識してチック・コリアを聴いた時の私を思い出したり、
同じようなタッチで曲を弾く人を思い出し、なんか気持ちがどよーんとしてしまうのだ。
続いて、その若い子のCD。
再生して数秒でやられちゃった。
「うそぉ!」という気持ち、ゾワゾワするような感覚。
凄いなぁ……と思わず呟く。
慌てて名前を調べる。松永貴志……ん? なんか聴いたことあるような?
ネットで検索……ああー! はいはいはい!
報道ステーションのテーマ曲作った子ね!(子という言い方は失礼だが、年齢的に……(苦笑))
偶然、彼が出演&生演奏をするところを観て、「凄い!」と釘付けになった覚えがあるけれど
顔も名前覚えも悪い私は、すっかり忘れてた(恥ずかしい、苦笑)
ちょっとの間、彼のプレイにはまりそうな気がする(笑)
ああそういえば、もうすぐ、教授(坂本龍一)の新CDの発売日だ。
今度のCDは、アジエンスのCM曲や、私の好きなサントリー山崎のCM曲も入るらしい。
絶対発売日に買おう! 楽しみ。
---*---
さて。
どうも今、緩やかな下り坂に居る感のある私。
坂道が急になり、そこから転げ落ちる前に、
私は麻瑚活動を少し自粛します。
といっても、ちょっとお休みをとるだけ。また近日中に戻ってきます。
《 2004.11.13 19:45 記》
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2004年11月10日(水) |
変わる、私の「主従」に関する思い |
*お知らせ*
ここ数日、CANDY BOXにて「ドメインのDNSに障害が起きている」
ということで麻瑚専用PC掲示板が使えません。ご了承下さい。
削除された訳じゃないからね!(笑)
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私はとある会員制blogに登録しているんだけど。
紹介制のところなので、友達に紹介されて入った。
入ったんだけど、いろいろあって、一旦辞めた。
辞めるときに、私は私自身を紹介してやめた。
そこでしがらみがなくなって、自由になった。
私は「麻瑚じゃない名前」でそこで生き生き活動しているわけだけれど(笑)。
というか、そこ「私は麻瑚です」なんて名乗っても
何の意味も無いわけで。
だれも「麻瑚」という名の人物に、特別な興味持たないしね(笑)
いろんな集まりもあって、凄く楽しい場所だし、
ネットでのいつもの自分じゃないから普段感じる責任やプレッシャーないし。
ある意味、お気楽に楽しくやってます。
ああ、ここにハマる人の気持ちが分かる(爆)
最初はちょっとエロからはじめ、エロがやんなって普通のことしか
書いてなかった矢先、ふとしたきっかけでソフトなSM関係の
コミュニティーを発見。
そこに参加したことから、SMや主従関係の方々とちょっとお知り合になれたり。
(といっても、そのblog内でのお知り合いという感じよ。
一緒にプレイとかそういう意味じゃないですからね〜)
新たに出来たコミュニティーに参加させていただいた。
まずそこでは、主従関係についての自分の意見や考えを述べなきゃ
いけなかったんだけど。
……書けない。
主従関係について、書けなくなってる自分が居た。
そう。
一旦書いたものの、登録直前に操作ミスで消えてしまった
11/6(土)のこと……
この日、私は一種の感情解放をしてしまったのだけれど
その影響がじんわりきているみたい。
11/6の日記を書くには、まだまだ時間がかかりそう(苦笑)
ひとまず、そこに
ひーひー言いながら(苦笑)、苦心の末にやっと書いた
現時点での私の「主従関係」についての考えを転記。

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はじめまして。
私はM女……という前に、奴隷です。
Mとしてはどれくらいの素養があるのか、まだ分かっていませんが
ご主人様の「奴隷」であるということはきちんと認識している、ただの女です。
「主従関係」ということも、私はまだよく分かってはいません。
ゆえに私には、論ずることができません。
せめて自分のことを語るとしたら、
ご主人様が愛おしい、一緒に居て楽しくて嬉しい。虐められたい。
まず、そのことに尽きるかもしれません。
そして次が、精神の解放でしょうか。
愛おしいからご主人様についてゆく。
従うことに一種の快感があるから、命令されることが、虐められることが嬉しい。
他の人にされたり言われたりしたら、頭に来たり冷静さを事欠いてしまいそうなことでも、
ご主人様にされると嬉しくて、涙や愛液を流してしまう自分が居る。
私が思う主従関係の理想に(でも、現時点で理想なんて無いけど)
ご主人様との関係を近づけたい……なんて考えていません。
ご主人様と少しでも、心の距離を、体温を近づけたいから、
「麻瑚といると、楽しいなぁ」って思われたいから、
日々を営んでいるだけです。
もちろん、自分にも身体にも、無理はせずに(苦笑)
結果的に、ご主人様の思い出に残る「奴隷・麻瑚」になれれば、
私はそれでいい……って思っています。
なんか主旨とずれちゃった気がしますが、
最近ちょっとしたことがあり、ご主人様と色々お話ししてからは
私の「主従関係について」の考え方は、こーんな感じにメタメタになってしまいました(笑)
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自分で自分のことを「……ただの女です」と書いたこと、ちょっとビックリした。
今までそんなこと(わざと言ったことはあるけど本心では)一度も言わなかったのに。
上記文を書いていて、ふと気づいたこと。
11/6以降、私の「主従に関する考え」が少しずつ変わっていってる
というか
「頭で考えるもの」じゃなくなってきちゃっているのかもしれない。
私は今、心と体で主従関係を感じ、従っているのかもしれない〜。
うん、たぶん、
じんわり効いてきている11/6のことが
自分の中でもっともっと冷めれば、元に戻ると思うけど、ね。
そして。
やっぱり私の場合、
sexも主従関係も全部、身体が関わることであるけど、
心が伴ってないと絶対うまくいかないことなんだなぁ……
ということを、再確認・再認識しました。
ということで、今はダメダメ麻瑚ちん鳥です(苦笑)
ごめんなさい。疲れが取れれば、もちょっとシャキッ!と出来ると思うけど……
なんだろ、この疲れがとれなさ感は!ホントに困った(涙)
《 2004.11.11 15:45 記》
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