『スウィート・バイエル』
『スウィート・バイエル』

モクジ 今ヨリ、カコへ 今ヨリ、ミライヘ


2005年03月13日(日) White day. (2)



 
ご主人様曰く、最近私は、とっても生意気らしい。
 
先日、メールでのこと。
この前の日記にも書いた、雑誌『sabra』について。
ご主人様にわかパイのことをメールしたことがきっかけ。
 

「井上和香はそんなに好きじゃないが、ちょっと見てやるからもってこい」
「ご主人様、なんでちゃんと
 『麻瑚ママ、ぼく見たいから、持ってきてください〜』ってお願いできないのかしらん」
「麻瑚、もってこないと、どういうことになるかわかってるな?」
「わっかんにゃ〜い(ナメた女の子の絵文字)」

 
それを見た瞬間ムッとされたご主人様は

「明日会ったら、なにをしてやろうか」
と、
ムカムカしながらお考えになられていたそうな。
 
 
逢瀬当日。
車の中で
「麻瑚。最近メールで生意気だろ?」
と言われましたが、これはどうでしょうか?
だってだって、素直に全てに「はい」と従っていたら、ご主人様はつまらないのでは?
麻瑚という、一風変わった奴隷を飼っている楽しさがないのでは?
とも思うわけです、奴隷として。
 
 
ま、そんなこんなでございますが。お仕置きは、決定です(苦笑)
 
だってだって、ホテルに入った瞬間から、
「今日は麻瑚が私の奴隷だと言うことを、よく解らせてやるからな」
と、ご主人様宣言いただきました〜。
 
とナメていたらですね、いきなりですよ。
お逢いしてからキスひとつしていただけず、即フェラ。そして即挿入。
……そのあたりのことは、コラムか逢瀬日記で。
 
 
そして、そのお仕置きの一環でもあると思うのだけれど、
ホワイトデーのプレゼントを頂きました。
 
モノがなんであるかは分かるのだけれど(笑)、
「アレでもない、コレでもない」と、二人して正しい名前はわからず。
 
 
今調べたら、どうやらエールスト (黒) 」という名前のようです。
 
 
それでお仕置きされた後。
「どうだ? 麻瑚が凄く喜ぶモノだっただろ?」と、ご主人様。
……ええ、はい、これは嬉しいです。
コレでこうなることをちょっと望んでましたもん、私。
コレでアレされて、かなり興奮してしまいました。
それはご主人様の予想以上の「耐え」だったようです。
ああ、やっぱり進歩してるのね……私のM性。
 
 
ありがとうございました、ご主人様。
でも……ひとつ気になることが。
これ、日ごろ持ち歩くのは、私なんですよね?(苦笑)
 
 
実際のところ、私はホワイトデーにコレがいただけるとは思ってなかったわけで。
 
騎乗位の時の会話。

「麻瑚、コレがもらえて嬉しいだろ?」
「はい。私、プレゼントがコレだとは全然思ってなかったですし」
「?……麻瑚は、何だと思ってたんだ?」

  
し、しまった!
言いたくない、言いたくない、ずぇーったい言いたくないっ!
 
無言でいると
「麻瑚? 何だと思ったんだ?」
やだ、言ったら絶対 ああ! それもあったな って言われるもん。
 
  

「麻瑚ぉ〜!? 言え!」
「……」
「抜くぞ」
「……」
「本当に抜くからな」

 
ご主人様がアクションを起こしはじめたときに、ああもうダメだと。
 

「ごめんなさい、言います! 言います! ……ボールギャグ……」
「ああ〜!(ニヤリ)」

  
ほーらやっぱり(涙)
 

「よし。次はボールギャグだな」
「ごめんなさい。それだけは、本当に……絶対に」
「じゃあ、アナルプラグとボールギャグ、どっちがいい?」
「どっちも……」
「どちらか、と言われたら!?」
「じゃあ、すんごく小さいアナルプラグ……(←小声で)」
「そうか。
 アナルプラグは渡すから、入れてここまでくるんだぞ。
 ボールギャグは……ああ、ヨダレだらだらで……(笑) さて、どっちがいい?」
「だって、家から駅までは自転車ですよ。
 プラグ入れて自転車なんて……でも、ヨダレも。 やぱりどっちも……(イヤ)」

 
そしてまた同じやりとりの繰り返し。最後に私が負けるのも同じ。
 

「麻瑚、抜くぞ!」
「はいはい、ボールギャグです。ボールギャグでお願いします」
「よーしわかった、両方だな(笑)」

 
 
やりとりの間、ご主人様はとっても楽しそうでした。
しかし私も「抜くぞ」と言われると答えてしまうなんて、弱すぎでです(苦笑)
帰りの車中でも、ご主人様に「よかったな〜、コラムネタができて」と言われました。
……やっぱり書くんですね、コラムにこのことを。
そしてそれを、ご主人様は楽しみにされてらっしゃるんですね。あああ……(涙)
 
 

と、ホワイトデープレゼントのこのことは、今日はこれくらいで。
エールストが何かも、またのちほど。
ご主人様命令により、このお話はコラムに書くので、その時まで保留デス♪
 
んでは、ちょこっと…お休みいただきます★
 《 2005.03.13 23:59 記》





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2005年03月12日(土) 至福感。予感。



   
そんなに過激じゃないけど、SMちっくなプレイをして。
  
目隠しされて、縛って、叩かれて、
ポイントをガンガン責められて、気持ちよくてどうしていいか分からなくて泣いて、
もっと啼けと命令され、誓う言葉を言わされて、
イラマチオをされ、
アナルを調教され、
バックから犯されて髪を引っ張られ、唇を奪われ
ベッドじゃない場所で犯されて……
  
そんな合間にする、静かな目合ひ(まぐわい)。
  
「麻瑚、いいのか?」
その言葉にゆっくり頷きながら、ご主人様の首筋に頬を寄せて
「幸せ……」と呟く。
  
  
流した涙をキスで拭われ、
蕩けた身体を抱きしめられて、
体内にご主人様の存在を感じ、肌に体温を感じ。
この時を幸せと言わず、なんというのでしょう。
  
全てを忘れ、全てを委ねてしまう、そんな瞬間。
暑い夏の日、プールにふわふわと漂う---ゆったりとした水の流れに身を任せ、浮き、聞こえるのは水音と遠い歓声、暑さと心地よい冷たさ。
そんな、至福感。
  
  
この幸せな時間が、1秒でも1分でも一日でも長く続くことを祈ったり、
反対に、幸せなうちに終わるほうがいいのかな、と思ったり。
  
  
帰宅するまで首輪を外さなかった今日。
帰りの電車でうつらうつらと眠りながら、夢を見ました。
ご主人様の隣で眠っている時も、少し夢を見ました。
数日前にも、夢を見ました。
  
  
かなり前に
こうしたら、こうなるだろうとある程度分かっていたこと。
私の予感。だけど止めることはできない。
なんとなくだけれど、私にしか見えていないことを、説明するのは難しい。
そんなことはないと、きっと笑う。
けれども、そのことに少しずつ近づいていることを確信。
だから何が変わるわけでもないかもしれない。
それは私の過去の経験から、そう思ったこと。
それだけはイヤなんていうのは、ただの私の我が儘。
悪者にはなりたくない。これ以上、心の狭い人になりたくない。
嫌な感情をぶちまける自分は見たくない。惨めになりたくない。
でも、時々涙が出てくるのは何故だろう。 
  
  
帰りにAOYAMAフラワーショップの前を通ったら
とってもお花が欲しくなって、
小さなブーケを1つ買う。
 
いろいろ思う、三回目の春。
 
 《 2005.03.13 15:35 記》





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谷藤 麻瑚 MAILスウィート・ハノンHP(改装・再開予定)

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