『スウィート・バイエル』
『スウィート・バイエル』

モクジ 今ヨリ、カコへ 今ヨリ、ミライヘ


2005年09月02日(金) 小旅行(7) 二日目・朝食〜犬に吠えられる



  
この宿にはハスキー犬がいるということで、『動物のお医者さん』大ファンの私としては、
すっごく楽しみにしていた訳ですが。
 
チェックインしたときに、その勇姿をちらっと見ただけ。
昨夜は夕方からの豪雨で犬に会えず。
朝風呂上がりに犬舎の前を通ったら、居ました。
私が今までふれあってきたハスキー犬は、みんなフレンドリーでした。
人間大好き!って感じ。かまって!って感じ。
無邪気に飛びつかれそうになったこともあったし。
なので、ハスキー犬とは仲良くなれる自信があったのですが。
 
犬舎の前。
一応警戒しつつ、道ばたに寝ている一匹にそろそろと近づいていく。
 
「……ゥワンワンワンワン!」
 
ものすごーく吠えられました。
その目はなんだ! そのシツコイ吠え方はなんだ! 私は客だ、敵じゃねぇ!
みんなどうやってこのハスキーと撮影したんだろう。
心の中で「……てめぇら、客商売の犬じゃねぇ!!!」と汚い言葉で啖呵を切り
走ってご主人様の後を追い、建物の中に入りました。
  
 
さて、気を取り直して、朝ご飯。
サラダ、ヨーグルト、ハムエッグ、フルーツが乗ったプレートが一人ひとつ。そして、おかゆ。 
その他に、パンが食べ放題!!
パン好きには嬉しい限りですが……あの〜昨夜から余り食べ物が消化してなくて(涙)一種類一個ずつが限界。悔しかった。
 
でも、高原のパンってことで、何となくドイツとかの
ちょっと硬めだったり、胚芽だのが入ってるパンを想像していたのですが、
予想とは違って、普通に手作りパン屋さんでお目見えする感じのパン。
おいしいけど。
わかめブレッドは……想像と全然違ってた(ちょっとガックリ)
  
ご主人様が「クロワッサン、甘すぎないか?」とクレーム。 
「いや、これくらいですよ」
「そうか? クロワッサンって食べないからなぁ。
 ……ところでどうしてクロワッサンが出来たか、麻瑚は知ってるか?」
とここで、歴史&雑学&オタク道博士のご主人様のありがたいウンチク講座。
 
ご主人様に何かを教わるのは、楽しい。
でもクイズ形式で質問されると、回答に近いと思われそうなことを答えようと
する前に、どうしても「ボケなきゃ!」という意識が働く、悲しい芸人根性な奴隷の私。
  
トルコの国旗の月だそーで、クロワッサンの形は。
ほーら、ご主人様。まだちゃんと覚えてるよ、私(笑)
 
薄めなコーヒーを飲んで、お部屋へ。
荷物片づけと、チェックアウトの準備。
山のようにもってこさせられた「逢瀬グッズ」、結局ひとつも使わず。
「あーあ、重かったのに……ご主人様が持ってこいっていうから〜。
 苦労して持ってきたのに、ひとつも使わないし」
と、ご主人様をチラ見しながらグチグチ言っても
「そうだな」なんて、ご主人様は涼しい顔。
ご主人様はいいですよ、車だし、私より遥かにここから家に近いし。
私はこれから一人で電車で帰る上に、徒歩&自転車も含まれるし、
なおかつお土産の「ジンギスカン(焼肉)のタレ、小瓶7本」ですからね!
 
おまけに……ご主人様が「貸してやるよ」と持ってきてくれた、マンガ本。
単行本8冊……嬉しいけど(涙)
 
荷物なんてほとんどもってきてないご主人様は、食休み。
 
ずるいよ〜。
逢瀬グッズとお土産の焼肉のタレを鞄の下に入れて、着替えを入れて、
洗面道具などを入れて、私のデカい逢瀬鞄は、さらにパンパン(涙)
 
片づけと荷造りが終わったら、自分の準備。
日焼け止めも塗り、フェイスパウダーもはたき、
眉を描き、アイシャドウを軽くつけて……
ファンデーションがどうも肌に合わない私のメイクはその程度(苦笑)
髪も整え、帰り支度終了。
 
 
さて。チェックアウトまでの残り時間は40分くらい、あとはゆっくりしましょうか、
と思っていたのですが……甘かった。
 
 
ソファにてくつろぐ主人様の横に座ると、「さて」の一言。
さて? 私にのしかかってくるご主人様。
キス。ワンピの下から潜り込む手。
 
  
思わず叫ぶ私。
「えええ〜、支度しちゃったのに、着替えちゃったのに。
 パンツも(部屋着用から)履き替えたのに〜!」

ショーツの中に手を忍び込ませながら、ご主人様はニヤリと笑って意地悪く言う。

  
「今日一日、シミのついたパンツでいろ」
 
 
うそっ(涙)
反論する間も抵抗する間もなく
あっけなく指を挿入され、その指に感じる場所を押さえこまれ、
私を見つめながら「麻瑚はここが気持ちいいんだろ?」と囁かれ。
 
……降参。
 
押し倒されてから1分とたたぬうちに、私のエロスイッチはON状態にされてしまいました。
ソファでの座位では、ご主人様が「もう時間ないぞ」というのに、
「もう少しだけ……もう我慢できないの」とご主人様から離れず、腰を使いまくる私。立場逆転。
 
この旅三回目、そして最後の飲精。
 
 
ということで、ゆとりあるチェックアウトのはずが、
結局はいつも通り時間ぎりぎりでバタバタのチェックアウト。
 
10時数分前。
いよいよこのお部屋ともお別れ。
さて、忘れ物はないかな? と見渡すと…… 発見しちゃった! ガラスの灰皿に、白い粒。

「あああー! いや〜!」
それは、少し周りが溶けて、さらに丸っこい形になっていた「フリスク」一粒。
 
昨日チェックイン直後のsex。
その最中に私の前と後ろに挿入された、幾粒かのフリスク。
行為終了後、床に一粒落ちてるのを発見し、「やだ〜」と私が拾って灰皿に入れておいたヤツじゃないですか。
慌てて捨てました。
いや、誰もこのフリスクが、お尻かおまんこに入っていたなんて思わないだろうけど。
 
ご主人様の後をついてフロントへ。
チェックアウト。頑張ってシャキっとして、フロントでご挨拶。
だって。
サッパリしてるご主人様とは逆にへろへろな私は、気を張ってないと腑抜けになってしまいそうなんだもん。
 
車に乗り込む前に、今朝ほどの憎きハスキーの写真撮影。
 
ご主人様が既に道に車をだしていたので、慌てて助手席へ滑り込む。
 
「麻瑚、シートベルト」
「忘れてないです、これからします。
 はぁ……。
 あのね、ご主人様。
 私ね、頑張らないと、ふにゃーっとなっちゃいそうなんですけど〜」
そう訴える私をご主人様は「ん」と軽く無視し、車は街へ。
 
 《 2005.09.06 11:37 記》 






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2005年09月01日(木) 小旅行(6) 二日目・朝風呂にて


 
 
「風呂でも行くか」
 
だるそうなご主人様の一言で、朝風呂決定。
雨はもう完全に上がってる。
 
敷地内を迷いながら、お風呂棟へ。
ジャグジーと露天風風呂がある、お風呂棟。
 
私たちが迷ったり、入口がわからなかったりしているうちに
(宿泊棟のコテージと作りがほぼ一緒なんだもん。部屋かと思った)
ジャグジー風呂は使用中。
子供の声が聞こえる。
 
となりの露天風風呂へ。
半分は身体ひとつぐらいの幅になっていて浅い。
寝湯ができるようになってるのかな。
半分は普通の深さの湯舟。
二人入ってもゆったり。
 
前はデッキになっていて、屋根がない。
目の前は林、眼下は川。イイカンジ。
 
だがしかーし、デッキにでて後ろを振り向くと……さっき歩いてきた細い道。
木は植わっているけれど、スカスカっぽいので、覗けちゃうのだ。
 
……うーん(笑)
 
テンション低いご主人様を元気にさせてあげようと、
デッキに出て「ヘーイ!」と元気いっぱい片手をあげてのポーズ。

……呆れられました(笑)
 
 
でも、主人様がポツリと
「コンドーム持ってくればよかったなぁ、ここでできたのに」
という、イケナイ発言。おお、ご主人様、少しは元気になられましたね!?(笑)
「やですよ、隣に入ってるのは親子ですよ。子供がいるのに〜そんなこと」
 
二人見晴らしの良い風呂に浸かりつつ、
もしここでシテたら……なんていう、空想プレイ対談(笑)
 
ご主人様の想像は、膨らむ膨らむ。
 
そして、ふと湯舟立ち上がったご主人様を見ると
 
……ご主人様っ! 
想像だけじゃなくて、おチンチンもちょこし膨らんでるじゃああ〜りませんか!?(爆)
 
 
「ご、ご主人様! チンチンがちょっとお元気になられてますが?
 今の語り合ったプレイで……もしや……興奮!?」
「うるさい(笑) 舐めろ」

ということで、ムリヤリな露天フェラ(笑)
 
 
ちょっぴり朝のご奉仕をして、朝風呂終了。
私たちが体を拭いて着替えて出ると、
お隣のジャグジー風呂は、もう「空き」状態でした。
 
ちらりと内部を見学。
ああ、別に面白くもないかも。
露天に入れて正解でした。
 
お部屋に戻り、バスタオル等置いて、朝食へGOであります(笑)
待望の朝食。
だってね、焼きたてパン食べ放題なんだもん♪
パン大好き。でも……昨夜からあまりお腹がこなれてないのですが(苦笑)
 
 《 2005.09.05 00:45 記》






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谷藤 麻瑚 MAILスウィート・ハノンHP(改装・再開予定)

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