鼻くそ駄文日記
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2001年12月09日(日) 公務員


 公務員にはボーナスが出る

 親方日の丸安泰ですな 

 民間は厳しいですよ

 痛みのある構造改革と言っている

 総理大臣の部下は公務員でしょ

 なのに

 どうして民間企業が

 公務員より先に痛みを受けなきゃならないの

 財政赤字は公務員の勤めている

 国のものでしょう

 なのにどうして民間企業が

 尻拭いをさせられるの 

 もしそれが公務員の特権だと言うのなら

 公務員なんかいらないね


2001年12月08日(土) 一晩(自作詩)


女房に先立たれた
中年男を見たことはあるかい
夫に先立たれた
中年女を見たことはあるかい
おまえは恋愛の奴隷になっている
そんなところで何をするの
義足で歩く
子供を見たことはあるかい
足りなくて笑う
笑顔を見たことがあるかい

おまえの顔を見た男は
下心でおまえに親切
あいつらはおまえの弱点を
欲しがってる
おれはそんな野郎じゃないぜ
おれが欲しいのは
一晩添い寝してくれるだけの女
一晩だけでいいんだ
錆びたやかんのお湯を
客に出したあいつを知ってるかい
角砂糖でもかじってな
と客をもてなすあいつを知ってるかい
心は汚れていても
おまえの指は美しいぜ
若く見えるが
年なんだろう
かまいやしない
一晩だけでいいんだから

ファミレスに一人で
メシを喰ってる男を見たことがあるかい
真っ昼間に
居酒屋にいるサラリーマンをみたことがあるかい


2001年12月07日(金) ぼくは少し変わったでしょ

愛していないわけじゃないよ

君の愛が重たいだけ

たしかに昔は

君の溢れる愛に喜んでいたけど

いまでは戸惑ってしまう

ぼくは少し変わったんだ


2001年12月06日(木) 感動



感動できなきゃ

人間やめよう

言い訳つけずに

素直に熱くなろう

そして

人を愛しましょう


2001年12月05日(水) 愚かなるひとりごと


力がないのか
人に
想いを伝えられない

きっとみんな
人に
理由をつけられるのが
いやなんだろうよ

だからぼくは
嫌みにならないように
君に指図するような口調にならないように
気をつかって
君が超えたいと思っている壁を
乗り越えるヒントを
話してきたつもりさ

だけど
どんなに元気づけようと思っても
「おまえは前向きだ」で
片づけられる

それで「おまえがうらやましい」と言われても
ぼくはこまってしまうよ

必死になって考えても
相手にされないのは寂しいね
しょせん
ぼくががんばっても
「うざい奴」で
片づけられるんだ

だって君にしてみれば
「相談する」というのはタテマエで
ぼくを
愚痴のはけ口にしたかった
だけなんだもんね

「自分には無理だ」
ぼくが一生懸命考えて伝えた
君へのアドバイスの感想は
いつもこれ
君が無理だという「自分」は
君の嫌っている「自分」なのに
どうしてそれを超えようとしないの
自分の殻を破ろうとしないのさ

と言っても
君には
おせっかいに映るだけだよね
長いつきあい
ぼくには君がそう思うこと
わかってるんだ
二年ぐらい前かな
君はぼくに断言したよね
「人が話をしてくれるのはありがたいから聞くけど、
それを行動に移そうとは思わない」

それでも突き放せないのは
ひとえにぼくの心の弱さ
あんまり人から頼られたことないから
頼られると勘違いして
がんばっちゃうぼくの浅はかさ

だからそろそろぼくらも
大人になろうじゃないか
ぼくもこれから
君を突き放そうと思ってる

うじうじ悩んでも行動できないなら
何も変わらないと思うけど
そんなことぼくには関係ないことさ
ただ
いまの君にぼくは魅力を感じないから
もし君がまだ「自分」を大切にするのなら
ぼくの邪魔をしないでくれ


2001年12月04日(火) 悪くない(自作詩)

君の名前を
呼んでみたくなったよ
それだけでいいんだ
愛なんていらない
追いかければ
悲しくなるだけだから

吐く息が白く浮かぶ寒い朝
君はまだ眠っているのかな
ぼくは大した努力もしないで
今日も一日を
過ごしてしまう

人生なんて考えたことないよ
退屈な人だと言われるしね

何のあてもなく
君のことを思う
街角をひとりあてもなく
さまようように
ぼくを好きじゃない君を
気がつくと考えてる

働いて働いて働きづめた男が
運がなくて身を滅ぼされる
それでも男は政治などあてにしない
ぼくだって好きだけど
君をあてにはしてないよ

人がいいとか話せる奴だとか
なぐさめられるのも悪くない


2001年12月03日(月) 電話(自作詩)



間違いで知った君のTEL番
いつかはかけてみたいけど
ついついためらってしまう

ぼくはひとりが好きだよ
誰にも見らていない
自分のために過ごす時間が
自分のことだけで精一杯さ

風が吹いて寒波を運んでるよ
雨音の中で淋しく君を呼んでみる
心もついでに荒んでいて
空は思う存分荒れ放題

ぼくはひとりがこわかったんだ
君じゃなくてもいいのかもしれない
誰かと話がしたかったんだ
でもいまは君と話してみたいね
そんな気分

冬が過ぎるころ
ぼくたちにも暖かい太陽が
やってくるのかも


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