鼻くそ駄文日記
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静かな夜 あの子の面影を探す お願いだから ぼくが訪ねても ドアを ばたんと しめないでおくれ
偽善者ぶったぼくの心が 二人の歯車 狂わせた きれいになった君が 生まれ ぼくは空想ばかり
君にあんなに愛されてた なんて いまじゃまるで 夢のようだよ
湖に浮かぶ鴨たちが シベリアへ 帰り支度 ぼくの準備も できてるよ 君がいつ帰ってきても いいように
いや わかってるんだよ 君が二度と帰って きやしないことぐらい わかってるけど……
煮えたぎった鍋に 腕を浸して 猛烈ダッシュだ 突っ走れ!
楽しいことなど そんなにないさ 不安とやなことで 心のメモリ満杯だ
子供の頃は あんなに走った 近所の小道 いまは重い足取り うんざり歩く 通勤路
日曜日だけ 待ち続ける 人生なんて そんなもの
だから 日曜日が終わる 日曜日は いつもよりも んと ブルー
人間の最大の欠点は
人から
自分のことを
褒めてもらいたいと
思っていることだ
君が何を知っていようと ぼくにはまったく 関係ないよ 人は知恵で動くもの 人は知識じゃ動かない
君の学歴立派だけど ぼくはそんなの どうでもいいよ 大切なのはいまの君 昔の君には興味がない
だからさ 腰を落としなよ 自慢するのは やめようね
君がいまの生活に満足なら それでいいよ だけどその君の生活 誰が保証してくれるの 安定なんて脆いんだよ
君の欠点は自意識が 過剰すぎるとこ 誰がどう思おうといいじゃん 人の評価にびくびくしてりゃ 自分の自信が奪われちゃうよ
女の言うこと感情ばかり 筋を通す頭がなくて 好き嫌いで判断する とてもじゃねえが ついていけねえ
とはいえ男はクズばかり 若い女にゃ媚び売って 中年女は相手にしてない とてもじゃねえが ついていけねえ
若い女を横目で見ている 中年男に槍を刺せ 若い男を便利に使う 若い女を海に沈めろ
人間らしくいくしかねえよ 男らしくとか女らしくとか そんなものはまるでいらない 人間らしく生きようよ
そこに犬がいるだろう あの犬がオスかメスか おれにはわからない だけどあの犬がかわいければ どっちでもいいじゃん
動物から見れば おれたちは人間 地球から見れば 単なる人口 男らしくとか女らしくとか どうでもいいじゃねえのかよ
マクドナルドのハンバーグには ミミズの肉が使ってあると 小学生の噂話 もちろん誰も信じない みんな嘘だとわかってる噂話
ケンタッキーのもも肉は 四本足の鶏から取っていると 小学生の噂話 もちろん誰も信じない みんな嘘だとわかってる噂話
ファーストフードのフライドポテト ジャガイモが発芽しないよう 放射能を大量に浴びせる もちろん誰も信じない みんな嘘だとわかってる噂話
雪印の牛乳で食中毒になりました 雪印の牛肉の産地は実は嘘でした 大人たちが血相を変える 信じられないことだけど これはホントのモノホン話
口にいれるものは ぼくらのからだに即影響 危険なものを口にすれば ぼくらのからだは蝕まれる なのに企業秘密だなんて バカにすんなよ食品メーカー 安全なものを食べさせて 品質よりも価格を重視の バカな消費者だけど そんなバカをこれ以上バカにしないで 安全なものを食べさせて 小細工でごまかさないで モラルとプライド忘れないで
ソルトレークシティの風に乗り 原田雅彦大ジャンプ 日本中の期待を乗せて K点越えの大ジャンプ 彼が雪印の社員じゃなかったら みんなもっと応援したのに
結局
都会への憧れなんて
給食を食べたあとに
牛乳ビンでうがいをするのがいやだから
牛乳パックの学校に転校したいと
思う気持ちだろ?
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