鼻くそ駄文日記
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2002年05月26日(日) とりあえずでいい

迷いが生じたら
とりあえず
何かやってみよう

不安になっても
とりあえず
何かやってみよう

面倒だと思っても
とりあえず
何かやってみよう

とりあえずでいい
完璧でなくてもいい
何もしないより
ずっといい


2002年05月25日(土) こんなとき

落ち込んでるときに
元気出しなよと
言われても
元気なんか
出るわけない

でも
そうやって
落ち込むのも
いいものだ


2002年05月23日(木) 忙しい

忙しさに身を任せ
また
忙しくなった

ラクになりたくて
いま
急いでいるのに

たくさんのことを
するのが
ぼくを強くするのは
わかっているけど
羽根を休めてみたい
ときもあるんです

一日が終わっても
次の
一日待っている

何もしなくていい日が
ぼくには
来るのだろうか

たくさんのことを
するのが
ぼくを強くするのは
わかっているけど
羽根を休めてみたい
ときもあるんです


2002年05月22日(水)

ヘッドライト照らす
梅雨の雨は
空から降る
銀の矢のよう

あなたの気持ち
射抜いたつもりで
やっと逢えた水曜日
どうして二人じゃない

着飾った服が
雨に染みてる
ロマンティックな
シチュエーション
だけど
傘がひとつ多くて
寄り添えない

同僚なんだと
紹介している
わたし初対面で
タメ口の子は嫌いよ

気づいてよあなた
素っ気ないのは
女の子をみじめに
するってことを

空が泣いているから
わたしも泣くのね
悔しいから
部屋まで泣けない
けれど
傘がひとつ多いから
いまにも涙がこぼれそう


2002年05月21日(火) 思い出1998

顔を合わせると
最初にぼくは
天気の話

君は変わった
女の子
そんな話に
くすくす笑う

遠い遠い夏の夜
この思い出を
君と振り返りたい

愛があるから
幸せが逃げていた
おれは破滅へ
走り抜けていた
行くあてはないけど
着けばわかると思っていた
完璧な他人以外に
なりたかった

努力はした
思い出をツメの先に
追い込もうとしたのさ

人を信じるはかなさが
心の形を変えた夜
君はとなりで泣いていたね

今度は後悔させないよ
あてにならない
約束だけど

つらくなったら
君を思い出している
手を付けられない
思いがわき起こる
冷たい孤独に
涙を誘われることもあるよ
この涙を君は
飲んでくれないかい


2002年05月20日(月) シャイン

お行儀よく
ポテチをかじる
理恵ちゃんは
パパに反抗したとき
本性を現した

金隈の見通しのいい
国道三号線
ねずみ取りをしているパパは
自分では立派な
仕事をしてると思ってる

さあさあ
焼けぼっくいに
火を点けようぜ
別れを切りだしたのは
おれだけど
もう一度
抱いてみたいんだ

探し求めるぜ
男としておまえを
早く気づけよ
おまえを輝かせられるのは
おれしかいないんだと

洋子ちゃんは授業中
携帯電話で
オセロゲーム
腹が減ったら
サプリメント

同性愛者は
オープンにやりまくり
パパはこっそりこそこそ
浮気相手と
闇にしけこむ

さあさあ
おれたちも
火を点けようぜ
言い訳が通る仲じゃ
つまらない
もう一度
痛みを分かち合おう

待ち続けるぜ
おまえがきれいになるのを
早く気づけよ
おまえを輝かせられるのは
おれしかいないんだと


2002年05月19日(日) いつになっても

目を反らさずに
嘘を吐けるように
なってしまった
渇いた空気が
胸に痛いよ

会社をクビになった
あいつは昨日
彼女に捨てられた
あてにできない
政治家が
料亭で乳を揉む

すべて不況が
悪いんだと
負け惜しみ
優しすぎる友達が
次々と泣きを見る

満員電車は
ため息の塊
誰かの笑顔が
ひどく恋しい
サービス残業
ゆとりを消すね

いつになったら
休めるのか
いつになったら
笑えるのか

気を抜けば
収入を失う
勝ち組負け組
冗談じゃない
職安前は今朝も
大渋滞

いつになっても
いつになっても


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