"Let us be lovers we'll marry our fortunes together" "I've got some real estate here in my bag" So we bought a pack of cigarettes and Mrs. Wagner pies And walked off to look for America
「僕たち恋人になろう、そしていつの日か結婚しよう」 「バッグの中に、ちょっとした財産を詰め込んできたわ」 そして僕らは煙草とミセスワグナーのパイを買い アメリカを探す旅に歩き出た
"Kathy," I said as we boarded a Greyhound in Pittsburgh "Michigan seems like a dream to me now" It took me four days to hitchhike from Saginaw I've gone to look for America
「キャシー」ピッツバーグでグレイハウンドのバスに乗り込み、僕は言った 「ミシガンにいたのがもうずっと昔のことのようだね」 ミシガン州サギノーからここまでヒッチハイクして、もう4日が経っていた アメリカを探すために、ここまでやって来たんだ
Laughing on the bus Playing games with the faces She said the man in the gabardine suit was a spy I said "Be careful his bowtie is really a camera"
バスの中で笑い合い 顔を寄せ合いゲームをした ギャバジンスーツを着ている男はスパイだと彼女は言った 「気をつけろ、そいつの蝶ネクタイは実はカメラなんだ」と僕は言った
"Toss me a cigarette, I think there's one in my raincoat" "We smoked the last one an hour ago" So I looked at the scenery, she read her magazine And the moon rose over an open field
「煙草をこっちに投げてくれ。レインコートの中に入っているはずだ」 「1時間前に最後の一本を吸ったわよ」 しかたなく、ぼくは外の風景を眺め、彼女は雑誌に目を落とした どこまでも続く平野に月がのぼっていた
"Kathy, I'm lost," I said, though I knew she was sleeping I'm empty and aching and I don't know why Counting the cars on the New Jersey Turnpike They've all gone to look for America All gone to look for America All gone to look for America
「キャシー、僕は分からなくなったよ」そう呟いた。 彼女が眠っているのは知っていたけど 僕は虚しくて心が痛くて、なぜなのか分からなかった ニュージャージーのターンパイクを走る車の数を数えていた みんなアメリカを探しにきたんだ みんなアメリカを探しにきたんだ みんなアメリカを探しにきたんだ
"America" Words by Paul Simon
2011年10月22日(土) |
東京の街に出てきました。相変わらずわけのわからないことを言ってます。 |
友人に年に一回の再会をするため、今年も出かけることにした。
京都に帰ってきたころには、近くなったので年に数回は再会しに行こうと思っていたのに、南の島に住んでいたころと同じく年に1回しか足を運べていない。大変申し訳ない。
今年は予算も厳しくなってきたので、夜行バスで出かけた。誰にも気兼ねなくリクライニングしてやろうと最後列の席を予約したのだが、てめえの思いとは逆に最後列はほとんどリクライニングしなかった。おかげで少しまどろんだところでケツの痛みに覚醒し、を繰り返し、結局東京に着くまでほとんど眠れなかった。
東京は雨だった。傘をさしながら、東京駅から銀座を経て築地へと歩く。途中、銀座の街中を歩きながら登校する銀座中学校の生徒を見た。この子たちはどんな所に住んでいるのだろうか、とふと思った。
築地は人大杉で、ちとうんざり。土曜日に訪れるのは間違っているということのようだ。
早々に引き揚げたため、時間が出来てしまった。どうしようか、と、歩き疲れていたこともあり、今度は公共交通機関を使って移動しようと思い、とりあえず地下鉄の駅へと向かった。路線図をぼーっと見ていたら「南千住」という駅名が目に入ってきた。
東京に来る前の日に、どこでそうなったのかまったく記憶にないのだが、ネットサーフィンする間に気が付けば「ジプシーロッテ」に夢中になっていたことを思い出した。ロッテの悲しい歴史を紐解いている間に、わずか10年ほどしか使用されなかった、東京の下町に忽然と現れ消えていった「東京スタジアム」に心奪われいろいろ調べていたことをたちまち思い出し、跡地に記念碑でもねえだろうかと思い、てめえは地下鉄に乗り南千住の駅を目指した。
結果から言うと、東京スタジアムの跡地には何も記念碑はなかった。ただ荒川総合スポーツセンターとなっているだけで、東京スタジアムができる前にあった千住製絨所の碑が何故か残っていた。まるで東京スタジアムだけ、なかったことにされているような印象を受けた。
周りはまだ下町風情が残っており、遠くの方に高層マンションが見えた。おそらく、この周りは球場があったころとさほど激変していないのだろうと勝手に想像した。
「光の球場」「ナイター終了後に照明が消えると夜蛾が一斉に周辺の民家になだれ込んだため、一種の公害にもなっていた」風景を、瞼の裏に思い浮かべてみた。ふと、球場の中から、空を切り裂く球音と共に、少し遅れて大きな歓声が聞こえてきたような気がした。
その後は近くに走っていた都電荒川線に乗車。何も考えずに王子駅で下車。JRに乗り換えると、駅の構内から「さくら新道」という怪しげな飲み屋街が見えた。今度ここを訪れたときに攻めてみようか。
それから吉祥寺に移動し、いせやでタカダワタル的。よく飲んだが、飲み足りずに山梨への列車の中でも泡盛を飲んだ。
東京では、街並みをいろいろと見ようといろいろ歩いたが、正直見るものはなかった。新しい街に取り残された古い家や町並みなどが残っているかと思ったが、今回のルートでは見当たらず。スクラップ&ビルトが進んでいるというよりは、おそらく先の大戦での空襲にて、古い家は軒並み焼けてしまい、町全体として生まれ変わったのだろうかと思った。そこが京都との違いなのだろうと思う。まあまた今度、東京にある別の街を歩いてみよう。
2011年10月21日(金) |
診療所にて。カダフィー死亡。 |
今日の診療所勤務は暇だった。来院したのはなんと、たったの5人で、あまりの閑古鳥ぶりに思わず診察室で孤独死するかと思った。まあしゃあねえな。スタッフともまだ親しくなる以前の状態で、現在は思いっきりアウェイ気分だが、そのうち徐々にホームになるのだろう。なんにせよてめえらが暇だということは、世界は十分に平和だということだ。
カダフィーが亡くなったとのニュースがあった。独裁者が倒されたとのニュースで一色だが、いったい彼は国民にどれだけの理不尽を働いたのだろうか? てめえが無知なせいだろうか? 実のところよくわからない。wikipediaやニュースやその他いろいろ調べたが、要は彼は「変な人」「アメリカにケンカを売り続けた人」以上のことはわからないぞ。
罪もなき国民を次々と粛清したわけでもなく、個人蓄財をしたわけでもない。国民があれだけ盛り上がっている理由もわからない。リビアが産油国でなければ、こんな騒動は起きえただろうか?
独裁国家といえばもっととんでもない国があるではないか。隣国の民間飛行機を爆破したり(これはリビアもしたな)、別の国を訪問中の隣国の大統領をその国の重要な場所ごと吹き飛ばす殺害未遂を起こしたり、我が国や隣国の善良な市民を拉致したり、あろうことか国家ぐるみで偽ドル札を刷ったり覚醒剤を製造したりしているとんでもない無法国があるではないか。その国は経済政策を失敗させた閣僚を公開処刑していたが、どんだけ前時代やねん。これ、我が国に適応したら、閣僚は総辞職どころか総処刑になるぞ。おそらく極東の地にありアメリカがあまり興味がないのと、産油国ではないから生きながらえているのだろうな。
諸事情により削除しました。
2011年10月19日(水) |
ビッグダディとか友人のその後とか |
先日自殺未遂した友人は、昨日ICUから一般病室に移ったらしい。本人からメールが来たわけなのだが、そもそも院内でメールしていいのか。ICU入室中からメールがあったぞ。いちいちこうして連絡してくるあたりがかまってちゃん臭がする。共におっさんにもなっているというのになんとも悲しいぞ。君はそれでいいのか。そういう意味での「今後どうするのか」だったのだが、この年齢になると、もう人格が出来上がってしまっているので、相当強い意志がないと人間変わるのは難しいのだな。
病院間の連絡はまだ来ないので、もしかするとそのままおちつけば軽快退院となるのかもしれない。普通は自殺企図だと精神科へとつなげることが多いのだが、それはしないのか、もしくは直接精神科で入院できる病院に連絡を取っているのか。よくわからんが、てめえの職場では環境的な問題にて診ることが難しいので、こっちに来ないことはいいことかもしれない。てっきり、「かかりつけのそちらで入院できる精神病院を探してください」といったんは投げられるものだと思っていた。普通はそうなるのだが、治療までしていただいた上に転院先まで探していただいているのだとすれば大変申し訳ない。
ビッグダディ。ほぼ初めのころから追っている。もともとはたくさんの子を抱えるシングルファーザーが、生活と子供のために岩手から奄美に移住するというほのぼの話だったが、元妻がやってきたあたりから清濁入り混じったヒューマンドラマになり、とうとう今回の放映では新しい妻も現れ大爆発した。10/1の放映分はまったく先の読めない展開となり、まさしく「事実は小説よりも奇なり」だった。どれだけ優秀なシナリオライターでもあの展開は書けまい。奇しくも台本がないとの証明になったのでは。
10/8の後半はやや落ち着きを取り戻し、ほのぼのと見ることができた。テレビ局の援助があることがよくわかる後半だった。
今回の放映内容はまさしく賛否両論が渦巻いたようで、ネットでもさまざまな意見が噴出していた。てめえの母までが「今まで楽しく見ていたが、今回のダディは最低。もう途中で消したわ!」と憤慨していた。が、てめえは楽しく今後も見るだろう。
なぜだろうか、とふと柄にもなく考えてみた。おそらく、大家族がうらやましいのだろう。また、父が中心だということもあるだろう。父親が、もっと正確にいえば男がクソな存在であるということはもともとからして明らかなことなので、その点で幻滅することはない(女性は逆だろうが)。注目すべきは、あれだけの子供たちが、みなぐれることもなくまっすぐに育っていることだろう。
それにしても隠岐のあのクソ公務員には腹が立った。てめえが嫌いな公務員そのものだった。公僕ならば小豆島の職員のように、きわめて事務的に対処すればいいと思うが、てめえが権力を持っているとでも勘違いしているのだろう。まったく公務員の横暴は何とかしてほしい。彼らの給料も減らしてくれ。彼らは日本経済まで破綻させるぞこのままだったら。だが、労組がバックについている民主党だと難しいな。
日本の将来は真っ暗にしか見えない。まじめに海外移住を考えているが、先立つものがないと難しいな。どこにって? もちろんカナダでしょう。
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