学会に行ってきた。学会に参加すのはいったいどれくらい久しぶりだろうか。 基本的には学会に参加するには泊まりありで3日間とかなので、呆けた父を抱えた身ではなかなかハードルが高かったわけだ。まあ問題がそれだけだったらどこぞに預けるという選択肢もないわけではないが、それ以外にも勤務調整も必要になるわけでまあいろいろと面倒くさかったんですな。 内科学会の総会は、今まではてめえの知っている限りずっと東京だったのだが、今年はお偉いさんは何を思われたのか桜が咲きほこり外国からの観光客も絶賛押し寄せ中の京都での開催となった。 どうでもよいがてめえは内科認定医を持っており、更新のためには5年間で学会参加やら論文発表やらで25点を稼ぐ必要がある。その中でも、総会への参加は15点もゲットできるわけで他の点数と比べずば抜けて高い。東京での参加はハードルが高かったが、今回は地元開催ということで15点をいただきに行ってきた。 さて、久々に勉強するぞと意気込み、一張羅を着込んで行ってきたのはいいが、驚くべきしょぼさに仰天した。会場はたった一つで分科会もなく、その会場ではえらい先生方がありがたい講義をされていた。ありがたいのだが選択肢がない。 仕方がないのでポスター会場に足を運んだがこれまたあり得ないしょぼさ。こういうことを言うと発表者の先生方に申し訳ないのだが、なんというか中途半端。気合を入れた発表はおそらく専門の学会でされるのだろう。 しかたがないので人間ウォッチング。多くの先生方はしょぼいということを知っておられるのであろう、受付だけされるとそのまま豪快にUターンをキメられ京の街に消えて行かれた。この学会の存在意義はおそらくそこなのだろう。来年からはまた東京開催になるらしいが、東京見物としていくのも悪くないかもと思ったが、それだと日帰りになるし厳しいな。 しかしぼろい商売だよな。まあどうでもよくなってきた。唯一良かった点は書籍コーナーで、他の学会とは異なり全分野を網羅して本があったのでいろいろ読み比べができて面白かった。気になる新刊があったのでまた今度買おうかな、とおもいつつ会場を後にしましたとさ。
2012年04月11日(水)
快適なiPhone生活
岡崎の疏水沿いを通ると、見事な桜が咲いていた。それを目当ての観光客もたくさん来られており、ようやく春が来たのだと実感。鴨川沿いの桜も見事だったが、今日の雨で儚く散ってしまうのだろうな。 iPhoneを愛用する前までは、いつ購入したのかも忘れたくらいずーっと以前に購入したiPodに小さなスピーカーを付けて、主に台所で音楽を楽しんでいたのだが、iPhoneに変えてからはbluetooth対応のスピーカーを購入した。これが快適すぎて笑える。音楽を聞きながらiPhoneで調べ物もできるし、iPhone側で音量調節も曲の変更もできるのでiPhoneがリモコン状態。 今回手持ちのDVDもiPhoneに入れられることがわかったので、主に音楽DVDをiPhoneに入れて、台所の壁にiPhone置き場を作りつけてDVD見ながら料理をしている。今のところはタイムボガーンと京大西部講堂とPULSEのエンドレス状態。ワイヤレスの恩恵を生かしているぜ自分。もう最高。生きてて良かった。Appleばんざい。 もうマジで、こんなに快適だったら他のApple製品も快適に違いないと思い始めている。自宅のデスクトップまで変える勇気はないチキンハートだが、職場のノートパソコン(キーボードの破損あり、そろそろいろんな意味でやばい)は壊れてしまったらAirMacに変えてやる。ひゃっほー。
先日ネット上でなにがしかの調べ物をしていたときに、偶然みつけてしまった。いや出会ってしまったと言うべきか。 そこでは、いろんな人が病気についての質問や不安を語り、医師がそれにこたえるというサイトだった。みていると結構いろんな体の不調に対してのお悩みがあるわけだ。 質問をする人と答える人のバランスが明らかに偏っており、まだ回答のない質問に対して、これは自分でも答えられるかもしれんと思い、てめえもつい参加してしまった。 以前の自分ではありえない行動だった。仕事を終えてへろへろになっているのに家でも仕事と同様のことをするなんて、全くありえなかった。しかもボランティアですやん。仕事を減らしていろんな意味で余裕が出てきているのだろう。 いくつかの質問に答えてみる。答えながら、いろんなことに気がついた。 意外と自分がいろんな知識があること。ずっとしんどい思いをして、とうとうこういうレベルにまで来てしまったのだ、という感慨。そして何より、結局自分は医業が嫌いではないのだ、ということに気がついて、思わず涙が出そうになってしまった。まあぼちぼちやりましょ。
母は無事退院した。しばらくは在宅加療が必要とのことなので、しばらくのんびりしてほしい。そういえば、ずっと働いてばかりでほとんど休むことのない人だった。働くことが好きなのだろうが、今回はゆっくりしてくだされ。 世の中には、働くことが好きな人とそうでない人がいると思う。極端な話、10億円の資産があっても働く人と、10億円の資産があれば働くことを辞める人だ。 てめえの母は前者で、てめえは後者だ。もういろいろと疲れてしまった。 というわけで、もし10億円があったらという夢想でもしてみる。もちろん仕事はやめる。全部はやめないだろう。診療所の仕事は続行するが、大きな仕事は今後はしない。 10億円のうち、1億円は当座の生活費として使用する。これだけあれば30年は余裕で生活できるだろう。 残りの9億円は3分割して、株式や投信、債券、不動産に投資する。と以前は考えていたが、不動産投資はやめて投信や債券にしてもいいな。物は手に入らないが面倒はない。資産運用のための会社を作ってもよいが面倒なのでしないだろう。暇すぎたらするかも。 日々が暇になるので、もう一度学校に通いたい。てめえの母校の文学部とか経済学部あたりが候補。実学からは程遠いただ興味のあることだけを勉強したい。 長期の休みにはいろんな所へ旅をしたい。ウイグルとか。ニューオーリンズとか。だうんいんにゅーおーりんずいえー。 と夢想してきたが現実には10億円あるはずもなく。とほほ。
2012年03月15日(木)
Comfortably numb
Words & Music by David Gilmour and Roger Waters. Hello? Is there anybody in there? Just nod if you can hear me. Is there anyone at home? やあ 誰かそこにいるのかい 聞こえるのならうなずいておくれ 聞こえるかい? Come on, now, I hear you're feeling down. Well I can ease your pain Get you on your feet again. さあ 具合が悪いんだろ 君の痛みを取ってあげよう また歩けるようにしてあげよう Relax. I'll need some information first. Just the basic facts. Can you show me where it hurts? リラックスするんだ まずいくつか教えてほしいことがある とっても基本的なことだ 痛むところを教えてくれないか There is no pain you are receding A distant ships smoke on the horizon. You are only coming through in waves. Your lips move but I can't hear what you're saying. 痛みはなく あなたはゆっくり消えていく 遠くの船が地平線に煙る あなたは波に乗ってやってくる 何かをつぶやいているが聞こえないよ When I was a child I had a fever My hands felt just like two balloons. Now I've got that feeling once again I can't explain you would not understand This is not how I am. I have become comfortably numb. 子供の時に熱病を患った 両手はまるで風船のよう いま その時と同じ感じがする 説明できない あなたにはわからないだろう ぼくはこんなのじゃない ぼくは心地よく麻痺しているんだ O.K. Just a little pinprick. There'll be no more aaaaaaaaah! But you may feel a little sick. オーケー ちょっとちくっとするよ これでおしまい ちょっと気分が悪くなるかもしれないけど Can you stand up? I do believe it's working, good. That'll keep you going through the show Come on it's time to go. 立てるかい? 立てるはずだよ。よし。 ショーの間も大丈夫なはずだ さあ行こう。 There is no pain you are receding A distant ships smoke on the horizon. You are only coming through in waves. Your lips move but I can't hear what you're saying. 痛みはなく あなたはゆっくり消えていく 遠くの船が地平線に煙る あなたは波に乗ってやってくる 何かをつぶやいているが聞こえないよ When I was a child I caught a fleeting glimpse Out of the corner of my eye. I turned to look but it was gone I cannot put my finger on it now The child is grown, The dream is gone. I have become comfortably numb. 子供の時 ちらりとみえた 視界の端っこの方 振り返ったけど もうなくなっていた 今も手が届かない 子供は大きくなり 夢は終わった ぼくは心地よく麻痺しているんだVIDEO P・U・L・S・Eでの演奏。"The dark side of the moon"全曲演奏の後のアンコールで演奏された。Watersはいないため、冒頭部分はWrightが歌っている。VIDEO Pink Floydのメンバー全員が揃った最後の演奏。VIDEO 昨年の演奏。WatersのツアーにGilmourが参加している。ベースを持たないWaters。Wallの壮大な仕掛けが圧感。