解放区

2013年03月08日(金) 確定申告終了。チャンポン。

ようやく確定申告が終了した。今年は例年よりもごちゃごちゃといろんな作業が必要で、いろんなところを這いずり回った結果ようやく終了。よく働いた分だけお金も返ってくる予定。やったー。

帰ってきたお金は一部またラオスのこどもに募金しよう。

確定申告会場に向かう前に昼食を取りにとある店に入った。そこでは皿うどんを注文する予定だったのだが、直前に気が変わりチャンポンに変更した。これが大当たりで、生まれて初めて美味しいチャンポンに出会った。正直衝撃的だった。

思えばいろんなチャンポンを食べてきた。長崎を旅行した時も、有名とされる店を回ってみたが美味いと思うところはなかった。皿うどんは美味かった。

てめえの運が悪いだけで、チャンポン自体は不味い料理ではないのではないかと思い続けてきたが、今日初めて出会うことができたわけだ。やったー。



2013年03月03日(日) キリン本搾り/今日もいい天気

キリンの本搾りにがっつりはまってしまった。これは旨い。

そういえば先日、妹と買い物に行った時の話。アルコール売り場でチューハイを物色するてめえを見て、妹は「お兄がチューハイを買うなんて…!」と絶句していた。確かに今までは本代や食費は減らしても酒代に手を付けることはなかった。彼女の知る「兄」は、お酒が大好きで飲み物には妥協しない人だったのだ。しかしまあしゃーない。君たちに家も買ったことだし今後はもっと倹約の日々だとてめえは呟いた。

しかし本搾りと出合ってしまった。これは非常に旨い。革命的な旨さである。妥協もくそもない。進んで買いたいレベルだが、問題は売っているところがあまりないということだ。

そんなわけで、ネットで箱買いすることにした。もちろん500ml。いろいろ飲み比べてみたが、てめえはグレープフルーツ味が好きなようだ。

キリンよ、氷結なんぞやめてこちらをメインにしてくれ。きっとメルシャンも浮かばれるぞ。



山本おさむ氏の「今日もいい天気」を読んだ。氏の漫画はしっかり取材もされておりリアリズムにあふれるいいマンガが多い。「そばもん」は全館そろえているし、その他の漫画も一通りは読んだ。「どんぐりの家」なんかはリアルすぎてちとしんどいくらいだ。

今回この本には本当にたまたま出会ってしまった。ネットサーフィンをしていて、吉田戦車氏のツイート(何故ここにたどり着いたのかは覚えていない)からこの本を知ったのだ。

さっそく取り寄せたが、前編である「田舎暮らし編」が在庫がなく、残念なことに後編である「原発事故編」が先に届いてしまった。

待てばよいものを、たまたますることもない日だったのでパラパラと読み始めてしまい、そしてはまってしまった。福島で田舎暮らしをはじめて、そして出会ってしまった原発事故。当事者の戸惑いとか驚きとか怒りとか、そういったものがむき出しに描かれていて、言葉にするととても陳腐だが非常に考えさせられた。いつの日か、当事者目線ではない、いろんな福島の人たちにとっての原発事故を描いてもらえれば、と勝手に思った。

その後に「田舎暮らし編」到着。ほのぼのとした田舎暮らしと義父とのエピソード。やはりこちらを先に読んでおくべきだった。



 



2013年02月28日(木) リレンザで死者。春のボーナス。

リレンザでショックを来し亡くなられた方がおられたとの報道があった。前からの持論だが、抗インフルエンザ薬は飲まなくてもインフルエンザは治るし、死亡率も改善しない。解熱するのが24時間ほど早くなるだけである。しかも経験上最も効果の高いのは、皮肉なことに副作用のほとんどない麻黄湯である。

正直言ってあまり意味のない薬だと思っているし、自分や自分の家族には絶対処方しないレベルだ。こんなどうでもよい薬で命が奪われてはたまらない。この報道で処方を求める人が減ることを祈っている。てめえは自分から処方したことはなく、強く求められて、自己責任であることを重々説明してからしか処方したことはない。


ようやく重い腰を上げて確定申告の書類作りをはじめた。やるまではどうにも気が重いが、はじめてしまうと結構楽しい部分もあり。税金が戻ってくるのが一番の楽しみなのだが、今年の「春のボーナス」は去年よりも多くなる見込みだ。やったー。



2013年02月26日(火) 再検査。もう一度大学生に。

先日の健康診断の結果を受けて再検査を行ったところ、腎機能は正常だった。いやあよかった。多分一時的な脱水だったのだろう。


「還暦三度目の京都大学合格記-究極の脳トレは受験勉強」と言う本を購入し一気に読んでしまった。

実はてめえはひそかにもういちど大学生活を送りたいと言う願望を抱いている。それをしないのは、現在家庭のことなど制約が大きすぎることと、収入の問題、そして今後の生産性が極めて低いと思われるてめえが若者を押しのけて勉強してよいのだろうか、という3点が問題としてあるからである。

この著者の場合は、60歳手前でありお母さんの介護の問題があるが、基本的には特養に入所されており一つ目の問題はクリアされている。

収入もおそらく蓄えをお持ちで、しかも年金生活も目の前である。またいざとなればバイトをするという方法もある。

三つ目の問題についてはあまり深く追求されていなかった。友人の中にはこの理由から反対する人もいたらしいが、多数は賛成派であったとのこと。

そんなわけで受験され、無事合格された。著者が指摘しているように、今の大学受験のレベル自体が落ちているのだろうとは思う。大学受験生が最多だったのはてめえらの世代であり、そこから比べると高校卒業生の数自体が半減しているはずだ。


さててめえの場合だが、何か一発当てない限り一つ目と二つ目の問題はクリアできない。残念だ。もしかすると、親の介護は介護サービスを増やすことでクリアできるかもしれない。施設入所は金銭的にも制度的にも困難である。病院に入院させたまま引き取らないと言う裏の解決法もないことはないが、てめえがやれば専門知識を持った卑怯者である。

二つ目の問題は、多くを望まなければバイトだけで細々と生活できるかもしれない。まあ、お金の問題は何とかなるというのは経験上よく知っている。

しかしてめえの前に最も高くそびえたつ問題が三つ目の問題である。てめえが趣味の学問をするために、一人の若者が泣く。これはつらい。

この問題を回避する方法はいくつかある。一つは、社会人入学を認めている大学に行くということだ。これなら受験するのは趣味の学問のものばかりであり、良心は全く痛まない。しかし残念なことに、てめえが進学したい母校は社会人入試をしていない。老人は来るなと言うわかりやすいメッセージでもあるわけだな。

もうひとつは学士入学だ。こちらは受験するもの自体多くなく、受験する人も趣味の学問のためになる。問題は3年生からの開始なので、基礎的なプログラムは飛ばされることになる。また、趣味の学問であれば教養的な勉強もしたいので、3年からの入学ということですでに矛盾している。

というわけで、密かにいろんな人に相談してみたが「落ちる若者はそれだけのものだったということで、気にしなくても良いのではないか」といった意見が多かった。しかしひっかかるのだ。できれば母校が社会人枠を作ってくれると助かるのだが。




2013年02月25日(月) 納豆の歴史

納豆が好きだ。もう間もなく地球が滅亡する、最後の晩餐は何かと問われれば「納豆ごはん」が選択肢に上るくらい好きだ。あとの選択肢は「鮨」かな。意外なことに二択だった。自分でももっと意外な事にラーメンが入ってこないのですね。じいちゃんのラーメンが食べられるのなら話は別だけどね。


納豆と炊き立てご飯があれば、他のおかずは何もいらない。それだけで幸せ。そんなわけでてめえの一人飯は納豆ごはんが多くなってしまいそうだが、残念なことに一人では飯は炊かないのだ。

関西では「あんな腐ったもの食べんでも、他に美味しいものあるやろに」と嫌われている。のでむかしてめえは変態扱いだったが旨いものは旨いのだ。

さてニュースを見ていると、「第18回 全国納豆鑑評会」なるものが開かれていたという記事を見てしまった。どうせ東日本のものばかりが入賞しているのだろうと思いきや、驚いたことにてめえの地元の「森口食品加工」が優秀賞に輝いていたではないか。いつもおいしくいただいている納豆が出てきて驚いた次第である。


そんなわけで、何気なく森口食品加工のweb siteをみてみたところ、なんと社長が「納豆の発祥地は京都。歴史の中で西から東に伝わったものはあるがその逆はあり得ない」と言いきっていたので驚いた。てめえも納豆は東から伝わったものだと理由もなく信じ切っていたからだ。

そんなわけで、納豆の歴史をいろいろ調べてみた。調べてみると、秋田県をはじめ「納豆発祥の地」を自称する土地が東日本を中心に多くあることを知った。発祥を競うことはまあよくある話なのだが、奇妙な共通点がある。

それは「源義家」である。その多くは「源義家」がその地で発見したとのことだった。

似たような話がいろんなところであると言うことは、実際の話がいろんな地に持ち込まれたのかもしれない。が、普通に考えると、源義家が各地に納豆を持ち込んだと言うのが正解ではないだろうか。

とすると「京都発祥説」もあながちあり得ない話ではなさそうだ。というか俄然有力な気がする。

同じように考えた方のサイトも発見。

http://finedays.org/natto/nattohistory.html

この方は「馬」の共通性についても言及されていたが、確かに何故馬なのでしょうか。


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