2014年09月16日(火) |
いやあ今日はほんまに腹が立ったわ。 |
あまりネガティブなことは書きたくないのだけど、こういう場で愚痴らせてほしいわ。
専門的な治療が必要で、ご本人のたってのご希望でてめえの出身じゃない大学に紹介した患者さんがいる。もともとこの大学の色んな科にかかっていた方で、てめえの専門領域だけてめえのところに縁があって転医して来た方だった。
その専門科の治療中に、投与している薬の副作用と思われる症状が出現したので、てめえは薬物の血中濃度まで測定して過剰であることを示した上で、その薬を中止した。次回の受診までその薬を続けるのは患者にとって不利益でしかないと判断したからだ。
その経過や検査結果などを添えた紹介状を渡して患者さんを受診させたのだが、その返書が常軌を逸していた。まあ、簡単に要約すると「頼まれて診てやっているのに勝手に薬を中止するなゴルア!」であった。
しかも診察室で、患者さん本人にてめえの施設とてめえと、こんな紹介状をのうのうと持ってきた患者さん自身を「その面下げてこんな手紙を持って来たんや」と口汚く罵ったらしい。患者さん自身はあまり多くを語らなかったが、奥さんは「いつもちゃんと診てもらっている医師と病院をぼろかすに言われて、悔しくて眠れない」と泣いた。
しかし残念なことに、これは珍しいことではない。あの大学に紹介して、もう頭がおかしいとしか思えないような対応をされたことはよくあるのだ。だから、正直なところてめえは関わりたくないし、今後も患者自身の希望がない限り積極的に紹介する気はない。てめえに命を預けてくれる、物好きではあるけれど大切な人たちの命を預ける気はない。
転医した方が良いだろうか、と患者さん自身からも相談を受けたが、同じ大学の他の科にかかっていることや、患者さん自身の自宅からのアクセスの良さもあり今しばらく続けた方が良いのではと考えた。単にてめえがそう考えただけではなくって、長年その病院を受診している患者さん自身から「そう言ってほしい」オーラがあったのだ。そんなわけで、てめえからは「大変申し訳ありませんでした、今後ともよろしくお願いします」という手紙を送っておくから、と提案した。まあ理不尽には違いないが、そうするのが一番丸く収まると判断した。
「権威」を勘違いする人間というのはどこにでもいるものだ。そう言う人間は、顧客が次々とやってくることを「てめえの腕」と勘違いしがちである。実際には、大学(あるいは一般社会で言うと会社)の看板にやって来ているにも関らず。そして本当に素晴らしい人はどんな場所にいても権威的にはならないものだ。そう、本物の「選良」とはそういうものだと思う。
その後しばらくは平穏な日々が続いたが、新たに投与された薬で今度は患者さんが食事をとれなくなった。副作用に「食思不振」と書いてあったこと、患者さん自身が内服を続けることを拒否したため、再度中止した上で早めに受診することにして予約を取り直した。これが先週の話。
…そして今日。再度「何度も勝手に薬を止めるのなら、どうぞそちらでご勝手に好きなように治療をすれば」と言う内容の紹介状を持って、患者さんの奥さんがやって来た。とうとうこの方は、専門家であるという誇りも捨てたらしい。
「しかも、勝手に予約取り直しやがって、こっちは忙しいんだ! 何を考えてるのか!」と怒鳴られたらしい。そして再度てめえの施設とてめえと患者さんを口汚く罵る彼に、さすがに今回は患者さんが切れたそうな。まあ詳細は書かないが、内容を聞いてててめえがすかっとしたわ。こうして、この大学は今日も善良な府民の支持を失ったというわけでした。
しかしこのお方、医師として以前に人間としてどうかと思う。が、実のところそう言う人は彼だけではないのだ。ほんまに変な人というか集団とは関わりたくないわ。そして変な人がいる(しかも複数)と言うのはだいたい集団の問題。今後も出来るだけ関わらずに生きて行くわ。
2014年09月12日(金) |
iPhone6とApple watchが発表されたぜ! |
とうとう待ちに待っていたappleの新製品が発表された。
iPhone6に関しては、正直あまり興味がない。理由はその大きさで、今の大きさがちょうど良いと思っているから。出来れば片手で操作したいのだ。まあ、実物が出回るようになれば実際に触ってみてから考えようかと思う。逆にバッテリーがさらに持つようになるというのはそれなりに魅力だが、今はほぼMacBook Airとのペアで使っているのでバッテリーで困ることは実はほとんどない。
さて問題はApple watchの方。ジョブスが亡くなってから初めての新製品でもあり、かなり楽しみにしていた。ただしプレゼンテーションを見る限りはまだ魅力がよくわからない。でもappleの製品だから思った以上に楽しいのだろうな、という期待はある。さて、どうしようかな。
てめえは腕時計が嫌い。靴下と同じくらい嫌いかもしれない。身につけているとどうも落ち着かず、気が付くと外してしまう。
そんなわけで、てめえは昔から懐中時計の愛用者だった。懐中時計の、てっぺんにあるボタンを押してぱかっと開いて時を確認する。これが好きだった。
時代は流れて、てめえも携帯電話を持つようになった。てめえの懐中に時計も電話もどちらも入れるのは結構かさばるので、気が付くと電話を時計代わりに使うようになった。
社会人になってから、アクセサリーだと割り切って腕時計を買ってみた。ていうか、仕事で使うのだ。脈拍數を測ったり、あるいは死亡宣告時に時間を確認したりするときに、携帯電話ではちょっとまずい。
でも、やっぱりダメだった。まあ、腕時計がなくても院内には至る所に時計が設置されているので実はさほど困らなかった。
そんなてめえがApple製とはいえ腕時計の購入を検討しているなんて、自分的には大事件だぜ。いやあ実際に発売される来年まで悩み倒してやる。
はい、朝日新聞終了。あまりの捏造とねじ曲げのオンパレードにもはや東スポの方が信頼できるレベル。お金をとって紙面に嘘を連ねるくらいなら宇宙人の話題でも書け。ていうか、国益を損ねていないだけ東スポの方がマシだろ。
朝日の従軍慰安婦問題は日本政府と国民(←ここ重要)に莫大な損害を与えた。今回の「吉田調書」はそこまでではないが、経過を見ているとこれは「報道機関としての根幹を揺るがす問題」としか思えない。
せめてもの良心があるのなら、全世界にてめえらの報道で起こした誤解をきっちり解いてから(これ必須)とっとと自主廃刊してほしい。未だに頭のおかしい連中は、世界中で慰安婦の像を建立し続けてるぞ。もはや根拠を失ったというのに。
きっちりと取材をしないまま嘘を紙面に垂れ流したことも問題だが、一番恥ずかしいのは、今回政府が「調書」を公表すると言って初めて記事の取り消しと謝罪を行ったこと。調書を公開しなければ、朝日はいつまでもてめえの過ちを認めなかっただろう。これがいかに恥ずかしいか自覚がないのだろうなとも思うわ。
「珊瑚礁KY事件」 「慰安婦捏造問題」 「吉田調書ねじ曲げ事件」
これら全部朝日やで。もう体質的なものとしか思えないわ。人間やったら、パパの精子とママの卵子が出会うところからやり直さないとダメなレベル。
てめえは明らかに左側の考え方の人間だが、イデオロギーで事実をねじ曲げるつもりはない。事実は事実だし、科学的に考えておかしいことはおかしいのだ。なので以前から慰安婦問題など存在しないと思っていたし、南京大虐殺もない。
だってそうでしょう。慰安婦(に限らないが)の強制連行が存在したのならば、現在の朝鮮半島の南側だけで存在したはずがない。そもそも同じ朝鮮総督府の管轄下にあった、しかもより貧しい朝鮮半島の北側からそう言う話が最近まで(ここ重要)全く出て来ていない時点でおかしくないか? そして同様に日本に併合されていた台湾からも出てこない。満州からもない。なぜ朝鮮半島の南側からしか出てこないのか? そしてその事実をそこに住んでいる人がなぜ疑問に思わないのだろうか。もはや自分で考える力というか習慣がないのだろう、としか思えない。
少なくとも、朝日は紙面に嘘を書いて、自分の頭で考えられない連中がそれに乗って騒いでいる。騒いでいるうちに科学的な検証もせずに本当のことだと思い込むようになった。朝日新聞はどうケツを拭くのか、世界中に建立された慰安婦像をどうするのか。まずはそこからじゃないかと思う。せめて慰安婦像の横に「この像はてめえのついた嘘で建てられてしまいました。sex slaveの根拠はございません」という土下座像でも作ってほしいわ。
2014年09月08日(月) |
今日もよく働いたぜ。 |
いやあ、今日もよく働いた。最近は「ご指名」が多いのは気のせいだろうか。プロとしてはとてもありがたいが、報酬には全く反映されないのが残念だ。
ようやく外来が終わったのが午後3時過ぎ。受付は11時半までなので、最後の人は少なくとも3時間以上は待った計算になる。
「すみませんお待たせして」とこちらは恐縮するが、先方も「いやそちらこそ大変ですね」と慰めていただける。まあ、こっちは朝一番に診察室に入って以降食事も水分も摂らずに仕事してるからね。トイレにも行ってないぜ。
やっと全ての診察を終えたと思うと、診察室の外では製薬会社の営業が山盛り待ち構えていた。
1件目は、担当の交代と院内勉強会をしたいという希望。朦朧とした頭で名刺交換をし、院内勉強会の日程調整を行う。
2件目。これも新薬の案内と、院内勉強会の日程調整。窓口になっているのでまあしゃあないけど、外来のあとはほんまに勘弁してほしい。
3件目。てめえの好きな製薬会社なのでほっとする。この会社は、本当に面白い薬を作るので好き。今回は、自社の薬を使っている患者さんの使用調査的な話。これもこの会社に特徴的で、自社の薬を使っている人を詳しくフォローする会社は他に知らない。他の製薬会社はほんまに見習ってほしいわ。使え使えとけしかけて、実際に使ってみても「どうでしたか」とは聞いてこないうえに、他の新薬をまた勧めてくる。そうじゃなくって、ちゃんと自社の薬を使っている患者さんをしっかりフォローせいと言いたいわ。
「うちの薬使っている患者さん、その後どうですか?」と聞いてくる会社は好き。てめえのところに来る会社は2社しか思い当たらないけど。patient-orientedじゃないと会社は長持ちしないぜ。
ナースから聞いていた3社の面談を終えて、やっと書類仕事にうつれると思ったその瞬間。診察室の扉をノックする音が。
いや、実は3社目を見送ったときに、待合室にスーツ姿がもう一人いるなと思ってたの。でも手続きも経てないし、そもそも製薬会社の営業ではないかもしれない。製薬会社なら、社会人なら常識はあるだろうと思ってさくっと無視した。
てめえ的には、さっさと書類を片付けて次の職場に行かないとまずいのだ。昼飯も食べていない状態で、午後からの研修医指導に急いで向かっても4時は過ぎる。そして勤務時間は5時まで。てめえを待つ可愛い研修医の顔が浮かぶ(ちょっと嘘)。
でもまあええわとあきらめるのがてめえなんだろうな、とおもった。何となく全部ひらがな。
この営業、営業としては最低だった。ノックで突入しててめえの仕事を妨げただけではなく、結局何をしに来たのかわからなかったからだ。
「今日はどういったご用件でしょうか」 「ええと、ずっと当社からの訪問が出来てませんで、ご挨拶をと思いまして」 「会社名をまだ伺っておりませんが?」 「すみません、○○と申します。貴院では●とか△といった薬をご採用頂いてございます」 「(前に訪問あったっけ?)そうですが…。今日はご挨拶頂くだけでしょうか?」 「いえ、実は当社から新薬が出ますので、一度勉強会をお願いしたいと思いまして」 「(なるほど、まあ良くある話ですね)じゃあ、いつがよろしいですか?」 「実は販売日がまだ未定で」 「(?)いつ頃承認されるのでしょうか」 「早くても来年ですね」 「(なんで今日来たのだろう? 承認されていない薬の勉強会をしても、誰も来ないぜ)ええと、じゃあ勉強会はどうしましょ?」 「また、時期が近付いたらご相談させてください」
はあ。今日はいったいあなたは何をしに来たのですか。てめえに御社の悪印象を付けるために来たのか。余計に疲れたわ。
全く準備されていない様を見るにつけ、無茶ぶりする上司に「最近放置していたあの病院に今日は突撃してこい」と言われたのかもな、と妄想を働かせつつ、それはさすがに優しすぎるわとか思いつつ。もうどうでもええわ。
午後の職場に着いたのは午後3時55分。4時からその職場で会議に参加しないといけないと知ったが無視してやったぜ。ワイルドだろ。
2014年09月07日(日) |
今日の一日/梅を干す |
今年は不思議な天気が続いた。梅雨のあとも、西日本にはひたすら雨が降り続けた。おかげで梅が全く干せなかった。
今日、ようやく天気の日を迎えたので、朝から梅を干した。干したところから一斉に梅のいい香りが広がった。
気分が良かったので、そのまま朝ラーメンでも食べようかと京都駅にバイクを走らせたが、早朝とは思えない大行列に心を折られてそのまま帰宅。まあ、並んで食っても良かったのだが、そうすると親父の朝食に間に合わない訳で。間に合わないとこれまた色々と面倒な訳で。
結局京都駅まで早朝のバイクドライブしただけに終わり。帰って親父の朝食を整え。
昼はケッカ風のスパゲッティと近所のパン。たまらずブルゴーニュワインを空けた。しかし今日のワインは外れだった。不味いピノノワールは結構悲惨やわ。まあ、これも勉強やな。
そんなわけで、体もぽかぽかになったので、近所にかき氷を食べに行った。これが意外に旨くてびっくり。量も多くて、最後の方は味がわからんかったわ。
今日は玄米を炊く日と決めていたので、玄米に梅酢を入れて炊いた。今日は弱火で30分+強火にしたら5分くらいで沸騰したので、へたれて再度弱火にして10分、それから20分蒸らした。
玄米を楽しみに食べたが、まあ普通に旨かった。と言うのは、梅酢を加えた意義があまり感じられなかった。今日は2合に塩分濃度15%で漬けた梅酢を大さじ1加えたが、梅の香りも塩気も感じなかった。
加える梅酢が少なかったのかもしれない。あるいは、てめえ的にはむしろ炊いたあとに梅酢を加えるべきだったような気がする。そんなわけで、今度は炊いたあとに混ぜ込んでみるわ。
サンマが安くなっていたので人数分の焼きサンマと、親父の大好きな焼き茄子。あとは近所の朝取りモロヘイヤ。
てめえの住んでいるあたりは、鷹峯や上賀茂から農家のおばちゃんが野菜をリアカーに積んで売りにくる。すぐきも漬けたものや中途で摘み取ったすぐき菜なども売ってくれる。
タイミングが合わないと買えないが、そういった文化のせいかてめえの住む地域の八百屋やスーパーでは京野菜を優先的に扱っていて助かる。
モロヘイヤもその一つで、もともとてめえは好きなのだが、地元のモロヘイヤはとても柔らかい。今まで買っていたものは茎が固いので一つ一つ葉を摘んでいたのだが、朝摂ったばかりのモロヘイヤは茎まで柔らかい。
このモロヘイヤは、そのまま茹でて叩いて、鰹節と醤油で和えてもいいし。エジプト風にニンニクを利かしたスープにしても良い。前者は出汁も加えて濃い味にして、そのままご飯に乗せれば「モロヘイヤ丼」になる。後者は太秦時代によく作った。このときは近所に鶏専門店があり、安くでガラをわけてもらっていたのだ。
時間さえあれば、安くでもらったガラをコトコト煮れば良い出汁が出る。煮ている間に麺を作ったり、面倒くさければそのまま鍋にしたり。今考えたらいい時間を過ごしていたと思う。
今住んでいるところはガラは手に入りにくい。太秦まで買いに行く気にはならず、従ってどうしても和風になってしまう。
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