白馬鹿日記

2011年06月28日(火) COM開通

というワケで仕事方面が一歩前進。
まあホントに1歩ですけどね。でもこれが無いとデバッグすらできないモンで。ようやくスタートできると言ってもいい状況になったワケでありますがここまで丸1週間も掛かってるし。金くれとか言えんよなあこれじゃ。まあ今月は無収入にしておきますか。

と言うワケで毎日がパイプ吸ってるだけで終わってる様な人生を送っている雰囲気もありそうでありますがちゃんと働いておりますともええ。いやちゃんとでもないのかな。なるべくは頑張っておりますのでその辺で何とか。で、パイプの方はお手製で3ボウル目を吸い終わったところ。もっとも一度に詰める量は実に僅かなので3ボウル吸った分を全部足してもいっぱいにはならなそうでありますが。内部は底と葉っぱより上の部分が茶色、葉っぱを詰めている部分は全体的に焦茶〜黒になって参りました。とは言ってももちろんカーボンではなく、表面が炭化してのでありましょう。大丈夫なのかなあいいのかなあと吸う度に不安になりつつも通過儀礼と割り切っている状況であります。ちなみに手触りは当然、まだツルツル。当たり前っちゃ当たり前ですけどね。早く安心して吸いたいモンだ。

なのでお楽しみは他のパイプで、となるワケでありますがここに来て痛感しているのは「何で全部一度に大掃除しちゃったんでしょうかね」と言う事。だってさあ、全部ブレークイン状態なんだもの。大掃除してないヤツは元々卸したばっかりでブレークイン中みたいなモンだったし。ゆったりのんびり吸えないと言うのが少々辛い今日この頃であったりいたします。ま、しょうがないんですけどね。買ったのもほぼ一時だし、右も左もわからんままブレークインしようとして上手く行ってなかったんだから。先々のために暫くは我慢の日々でありますよ。やれやれ。



2011年06月27日(月) 点火

というワケでブレークイン開始。まあ眺めてても仕方ないしね。
選んだ葉っぱはDFことダンヒル・フレイク。逆っぽいですが我が家ではそういう位置付けですのでご理解の程を。そのまま丸めて突っ込んで火を点ける度胸はさすがにないのでありますが、しっかり解しても美味しい葉っぱですし着香ではないのでブライヤーが焦げたらわかり易いだろう、と。それに買ってからそろそろ時間が経ってしまったので、吸っちゃわないと味が抜けたら勿体無いと言う理由もあったりなかったり。

つめたのは1枚の半分強くらい。これだと底にわずかに入ってるぞ、くらい。でっかいボウルじゃ。もっと高さを抑えりゃ良かったな。まあ今からでも出来ますけどね。意味無く焦がさない様に久々にパイプ用ライターなどを使ってみる。いつも通りに着火。いつも通りの香り。なんですが内心ビクビク。ボウルが少しでも暖かくなるともう休憩。置くとホッとしてしまったりもする。緊張が解けて一服したいぞ、みたいな。

半分を過ぎたかなと言う辺りでどうも覚えのある臭いが。匂いではなくて臭いね。ボウルの内壁が焦げているに違いない。休憩をさらに頻繁にしてみても、やはりわずかに臭いがする。もうちょっと残ってるんだけど、と言うところで根負けして消火。残った葉っぱと灰を掻き出してみる。ううむ、これは。

まず葉っぱを詰めた部分より上ですが、やや茶色っぽくなりました。非常に薄い色です、これは多分煙のヤニで染まったのであろうと。底の部分はチキンアウトした分だけ元の色。ここはほぼ元の色です。で、問題の葉っぱが燃えたあたりですが、ほとんど茶色一部黒、と言う配色でありました。焦げたと言えば焦げたんでしょうなあ。他人事みたいで申し訳ないのでありますが「だってしょうがねえじゃんこれくらい葉っぱが燃えてたんだからさあここで」と言うのがホンネでありますればああやっぱりねと客観的に眺めるしかないワケでありまして。突付いてみましたが表面だけの様ではありますので、こういうモンだと言う前提で進めさせて頂く事にいたします。それとも茶色くらいで抑える様にしないとイカンかったりするのかなあ。わからんモンなあ。しょうがないよなあ。



2011年06月26日(日) 白木のブレークイン

というワケで悩み中。
考えてみれば初めての経験。オッサンとしてはどっかがムズムズしつつもほろ苦い言葉であったりなかったりいたしますが、自分のパイプの事となるともうちょっと真剣に考えなければならないワケであります。だってさあ、この中で葉っぱ燃やすんだよ。木が焦げないワケないじゃん。何しろワシこそはブライヤーの燃える様子も臭いも味も知る男。何だかイヤな男だがなってしまったモノは仕方が無い。あの臭いを再び嗅ぐ事の無い様にしなければならんのであります。

まず頭に浮かぶのはブレークインカーボンと言うシロモノ。¥1400税別。今までに買ったパイプは全てこれかこれに近いモノが予め塗ってあったワケで、多分そのお陰で今までに焦がした事の無いワシとしては塗っておけば安心安全なのは経験でも理屈でも感情でも分かっているワケであります。でもさあ、何だか男らしくないよね。無茶すりゃ男らしいってワケじゃないだけどさ。勝負を避けてる、みたいな。とは言え勝負する前から悩んでいるワシがそういう事を言うのも何なんですけどね。素人のアマチュアのハンドメイドらしくない、と言ってもいいかもです。ブレークインももうちょっと手作り感覚で行こうじゃん、みたいな。

ウワサでは糖分の多いモノ例えば蜂蜜水飴砂糖水などを薄く塗って乾かしてから吸うのがよろしいと言う説もあります。糖分が焦げて文字通りのカーボンになると言う理屈なのでありましょう。でもパイプのカーボンって所謂炭素とはちょと違うですよねえ。まあ灰に幾許かの炭素も含まれてはいるのでありましょうが。それとも内面保護と言う意味ではそれでいいのかな。こういう時はグーグル先生に聞いてみる。ボウル・砂糖・水・味噌・バルサミコ酢。ををを吸ったら何が出てくるのじゃ。と思ったらイタリアンチキン南蛮だそうであります。料理のページでありました。早合点して申し訳ありません。色々ぐぐってみると効果があるとか蜂蜜でなければイカンとかただの水でも良いとか都市伝説じゃとか色々出て参りました。要は効果があるにしろ気の持ち様次第と言うところでありましょうかね。

と言うワケで方針が決まらないままなワケでありますが、やっぱり白木のまま吸ってみましょうか。で、どうなるのかを知るのも一興、と。少々焦げたら削ればいいんだしねどうせ外側は自分で削ったんだからさ。それも含めて初めての経験と言う事で良いのではないかと。ちなみに初めての経験と聞いてムズムズするのは心でありますからね。下半身にそういう覚えのある方は股部白癬かもしれませんから一度お医者様の所に行かれた方がよろしいかと。

追記。書くのを忘れてたダボ穴の補修と言うか失敗のリカバリーと言うか。これはもう成功と言わせて頂きます。木工用ボンド偉い。挿し込む感触が実に程好い固さで手応えも木に近いかも。やはり先達の経験は尊重しなければイカンですな。

追々記。自民党、ちょっとは根性出す気かな?
「谷垣総裁は「経済再生に原発必要」 福島県連の脱原発方針に」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110626/stt11062622330005-n1.htm



2011年06月25日(土) 完成に決定

というワケでまあこんなモンかな、と。
ボンドが乾いたのでマウスピースを挿してステムの削りこみ。朝から頑張る。本当は昼まで寝ていたかったんですが隣の家の工事の音で叩き起こされたモンで。全然寝足りないけどコーヒーを飲んで何とか目を覚ます週末の朝のひととき。と、ここで来客。エホバ。さわやかな朝が一気に不愉快。気を取り直して磨き開始。#240ではマウスピースにテープを巻いていたが#400からは外してしまう。なに、磨き直せばツヤが戻るのは分かってますしね。#600、#1000と磨き進み、ついでに#1500とかも掛けてみる。ここまで来ると削り粉がペーストの様。意味があるのかどうかは知らんですが楽しいので良し、と。

さて。次は。もう塗りじゃん。染料ないし。気分転換に買いに行く事にして色々調べてみる。どうも皮革用のアルコール系染料で何とかなりそうな感じなので、ローパススピランと言うモノを使用してみる事に決定。販売店を調べると最寄で平塚ですかい。まあ仕方が無い。晴れてはいるけれど予報では雨なので電車で出撃。平塚駅からだとショッピングセンターの先なので中を通り抜けようとしたら出口が無かったり。火事にでもなったらどうするんじゃこら。延々と歩いてユニティ平塚店に到着。滅茶苦茶にだだっ広いお店。大船のコーナンも広いけどここはまた何て広さなんでしょうかね。パイプの切削に使える用品はもちろん、そういう作業をする家まで建てられそうな品揃え。でも喫煙具はないんですけどね。そこだけ残念。ヤスリ、速乾性木工用ボンド、染料2色(焦茶と橙)、アルコール用の大きいスポイト等々を買い込む。クラフト用品はかなり守備範囲が広いので色々応用できるモノがありそうな。って次もやる気ですねやっぱりワシは。

帰って早速作業開始。手順は有田静生さんのHPを参照させて頂きました。出来は雲泥と称するのも厚かましいくらいのモンではありますが、作業手順はそう変わらんですからね。まずはもう一度ざっくりペーパーを掛けて、焦茶で木目出し。パレット代わりのマフィンカップに出してみるとやや薄そう。試しにワイヤーブラシの柄に塗ってみるとやっぱり薄そう。このままでいいかもねと塗ってみたらちょと濃いかもじゃん、と。それに筆にたっぷりつけたら伸びる伸びる。乾燥が速いのもあって一度浸しただけで3度塗りくらいできてしまう。ムラを消す様に何度も塗り重ねる。もっとも後であらかた落としちゃうんですけどね。乾くのを待つ間に筆を洗ってアルコールを片付けてちょっと一服。

15分後、アルコールで表面を拭く。さらにペーパー。面倒なので#1000だけ。それからコンパウンドで磨く。細かい場所はリューター君活躍。で、比べてみるとリューターを当てたところだけ明らかに光ってるし。仕方が無いので全部リューターでやり直してからもう一度アルコールで拭いてみる。既にこれでもいいかな、と思うくらいの色。でもせっかくだから橙も塗ってみる。これは2倍くらいに薄めて6回ほど重ね塗り。ここでもう一度乾燥待ち。今度は30分。いやいい感じですよ色だけは。

30分後、布で磨いてみる。それだけでもツヤが出てきましたがワックスもある事だし塗ってみませんと。リューターでシコシコ、と思ったけど効率が悪くてダメですなこりゃ。仕方が無いので溶かしたワックスを布に塗りつけてパイプを包んで揉みまくる。こんなモンでいいのかね。細かい部分はきちんと塗り込み、最後に布で磨き上げる。ををを美しいじゃないの色だけは。

と言うワケで完成、なんですけどダボ穴の処理をやり直さんと。抜けたり回ったりしちゃう程緩くはないんですけどね。やっぱ気になるし。これが乾けば本当に完成でありますよ。いや長かったなあ。それともこんなモンなのかなあ。
さて、火入れは明日かな。明後日かな。楽しみじゃのう。



2011年06月24日(金) 切削再開

というワケで切と言うより削。
ダボ穴のボンドはどうもまだ怪しい模様。何でこんなに固まらんのだ。呪われているとしか思えん状況でありますがそれでも削って粉が出ても貼り付かない程度には乾燥してると判断して作業再開。無謀にも細かい角がいくつかあるデザインを目指してしまっているのでその辺を重点的に行う事に。マウスピース挿せないとステムを削れんですからね。

と言うワケでペーパーをチマチマと当てる。実にチマチマ。削れているのか小傷を増やしているだけなのかわからなくなってくる。多少の傷は味のうちと割り切っても構わないのですが一本線とかは明らかな作業ミスとして残るのでやはりなるべく減らしたいかな、と。だんだんイライラしてきたので器用なI君に八つ当たりすべく#600相当の木工用棒ヤスリを何とかしろとメールする。そうしたら丸か角か知らんけどそういうモノにペーパーを当てて使えと即レスが返ってきた。ふん。そんなモンで細かい角が出せるくらい器用なら苦労はないんじゃ。何でこう最近の若いモンは年寄りを馬鹿にするんでしょうかね全く。

それでも何とか頑張る。もうチョイかなと言うあたりで飽きてきたので試しにボウルのそろそろ決定ラインと言う辺りを#300で磨いてみる。をを。美しい。では#400ではどうでしょうかね。むう。益々美しい。なら#600は。スベスベじゃないですかこれはもう。木目の美しさに惚れ惚れしてしまいましたよ。と言うワケで今後はもう素手で触ってはイカン事に決定。重たいパーカーのローデシアンを咥えながら消せる小傷を消したり曲面の修正をしたりとペーパーを走らせる。肩が痛いけど楽しくて止められん。痛くないフリをしながら黙々と続ける。独り言をペラペラしゃべりながらだとちょと気持ち悪いし。で、最後にアルコールでざっくり拭いて、残っていた手脂と削り粉を落としてみる。

・・・なんかねえ、パイプらしくなってきましたよやっと。デザインは多少変ですがこれはワシのせいなので仕方が無い。次はもうちょっと落ち着いた感じで、って次もやる気か手前はッ?!

ええと、勝間和代さんがバイクで事故られたそうであります。ソースはこちら。
http://kazuyomugi.cocolog-nifty.com/private/2011/06/post-67bd.html

って握りゴケじゃん。まあ初心者ならあるでしょ。問題は気づいたら目の前に車がいたって方ですな偉そうに言っちゃいますけど。明らかに前方不注意。数秒後の状況を読むくらいでないと命がいくつあっても足らんですよバイクは。もっとも読みがハズレても命持って行かれますけどね。要は最悪の状況を想定して「備えよ常に」って事でありますがこれって何の標語でしたっけ。と思ってググったらボーイスカウトでありましたがそう考えると東電経営陣とか政府要人とか原子力安全不倫院とかってボーイスカウトに入っても役に立たない様な連中の集まりだったりしちゃったりするのかしらんと感じてみたりね少し。

まあこれに懲りずにバイクを楽しんで頂きたいモノであります。ワシも気をつけませんとねもういいトシだし。


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