2013年12月02日(月) |
Comoy's・Cask No.4 |
というワケで味見。 気が付けばもう12月でありました。早いですなあ。つい3〜4ヶ月前まで夏だと思っていたのに。思わなくても夏でしたかそうですか。覚えてませんでしたよ。夏なんてもう遠い昔の話の様であります。これはどうもワシの物忘れが早いだけなのかも知らんですな。 などと思いつつ寒さに震えながら味見をいたします。エアコンを点けておいても寒いのでありますがあんまり強くすると乾燥しますからね。ホドホドで我慢をしているのでありますがこれからまだ寒くなるんですよねえ。嫌だなあ。早く夏にならんかなあ。取り出したCask No.4の見た目はまるでPS・LNF。比べるとLNFの方が少し短いですけどね。10mも離れたら見分けが付きませんので気にする必要はありません。まずは解さずにそのままいただいてみます。本日のバージニア用パイプはOldenkottの少々深めのフルベント。実は少し苦手なパイプでありましてこれに限らずボウルが深いのはワシにはまだ難しい部分が。形は非常に気に入っておりますので何とかフツーに扱える様になりたいなあ、と。まあ練習のつもりでまいりましょうか。
折りたたんでグリグリっと形を整えボウルにポン。点火一発。ををこれは。味も似てるじゃん。見た目同様LNFにそっくりでありましてLNFをご存じ無い方はオーリック・ゴールデン・スライスドからシトラス風味を抜いた感じを想像していただくと近いモノがあるかと思います。ううむ。困ったなあ。ワシの好みの味でありますれば実に美味しいのでありますがお気に入りのLNFとそっくりで美味しいとなりますとこれを吸う理由が無くなってしまうと言う。まあ無くなっても困る事は無いのでありますけどね。LNFは売り切れの事も多いですしそういう時はこちらでと言うのも。でも何かそれではComoy様に申し訳が立たない気が。とは言ってもワシ程度の舌と鼻では特有の美味しさを見出すのは難しい気がしますので、今のところはそういう事にしておきましょうか。吸い終わるまでには何か気が付くかも知れませんですし。
Cask No.11もあらためて味見。適度と思われるくらいに加湿しての一服でありましたが悪くないです。ええ悪くない止まりなんですよ。何か吸い心地がべったりとしていると言うかひつこい部分がある様な気がしてしまいまして。味では無いんですよね多分。口の中の当たり具合と言いますか、ワインで言えばアタックに相当する部分かと。何だろうなあ。ワシの吸い方がイカンのかなあ。そうかもしれないなあ。ま、こちらももうちょと精進してみようかと思います。何しろ吸ってるヤツがへなちょこですからね。そう簡単に正しい味わい方が分かるワケでは無いという。味は好みなだけに何とか美味しくいただける様になりたいモノであります。
というワケで味見。 日曜日であります。しかし無為。やはり何かをしようと言う気力が湧きません。身内を亡くすと言うのはこういうモノなのでありましょうか。もしかしたらただ風邪引いてダルいだけかも知れませんけれど。 ボーっと過ごして夕方から近所に食い物の買出し。やったのはそれくらい。まあ食欲があるうちは大丈夫でありましょう。喫煙欲も勿論ありましてADの前半とウルトラ・マイルドが本日で両方終了。ウルトラ・マイルドはボウル半分ちょとしか無かったので吸い終えてからLNFを詰めなおしてもう一服。これを吸うと日曜日と言う気がしてまいりますがもう暗くなってからそういう気分になってもねえ。しかし同じパイプで2ボウル吸えるのはワシ的には上出来であります。ボーっとしていたのが良かったのでありましょうねきっと。
さて明日からは何をいただきましょうか。少々悩んでCaskのNo.11とNo.4を選びました。どちらもバルクで乾き気味ですので軽く加湿してジャーに移しておきます。No.4はフレイクのVaPerと言う事でLNFに近いモノかなと予想しておりますがどうなりますやら。明日が楽しみであります。明日が月曜日で無かったらもっと楽しみなのでありますが。
夕食後にはシャグを巻きます。朝一番やパイプに火を点けるには遅い時間はシャグを楽しんでおりますのでこちらも順調に消費しております。先日購入したPepeを全部巻いてしまったのでこちらも次の準備を。昨日買ったBlow Upを開封いたします。このシャグ、同名の映画をイメージして作られたそうでありましてどういう映画かと申しますと全然知りませんなこれが。しかし映画をテーマにと言うのはオシャレで良いアイディア。ワシも何か作ってみましょうかねパイプタバコで。どうせなら同じ様に古い味わいながらも万人に受け入れ易く楽しめるけどスパイシーな内容が良いだろうと考えまして死霊の盆踊りでひとつ、と思ったのでありますが理由は明確では無いもののあまり売れなさそうな予感がいたしますので考えるだけにしておきます。で、Blow Upでありますが何とヤードバーズがゲスト出演しているのだとか。それだけでも観てみたい気が。やはり売れるモノは元ネタを選ぶセンスからして違います。
などと思いつつ開封。やや濃い目の色のシャグが登場。25gにしてはたっぷりしておりこれはかなり乾燥していると言う事であります。香りには所謂カツヲブシ系の熟成香がありますがごく軽いモノであります。とりあえずそのまま味見を。うん、これは面白い。軽い爽やかな甘さと熟成香が混ざる様な混ざらない様な不思議なバランスを醸し出しております。吸い口はミディアム−。やや強めでありますが加湿したらもう少し軽い方に振れるかもしれません。強いクセはありませんがそれくらいの方がむしろワシ好み。こりゃ美味過ぎて今すぐ建長寺で盆踊りを披露せずにはいられません、と言うタイプではありませんが何か後を引く味でありますね。ワシには少し重過ぎる感はありつつも味は好みであります。加湿してどう変わるかが楽しみでありますよ。
2013年11月30日(土) |
Comoy・Cask No.1 & No.11 |
というワケで味見。 慌しい1週間でありました。忙しいともまた違いまして慌しいなんですけどね。叔父の本通夜と葬儀は無事に終了。無事じゃないとどう言う事になるのかは見当もつきませんがまあ何か形容詞を付けた方が尤もらしいですのでそのままにさせていただきます。 実はワシは葬式と言うのはあまり必要の無いモノでは無いかと思っていたのでありますが、そうでも無い様な感じもしてまいりました。特にこちら岸に残された側には、ですけどね。多分本人はあまり気にして無いのではないかと憶測をいたしますが残った側には何らかの節と言いますかケジメと言いますかそういうモノがあった方がやはり良いのかな、と。などと言う雰囲気を感じつつ叔父上を見送っていたワケでありますがもしかすると宗教行事なのが気に入らんのかも知れませんですねワシ的に。何かもうちょと他のやり方があるんじゃ無いかしらん。ワシなんぞは宗教とは無縁の生き物でありますがそれでもやや抵抗がありましたので信仰篤い方が己の信ずるところ以外の儀式に参加するとなったら違和感満載で故人を見送り気持ちにケジメをつけるどころでは無いのではなかろうかと。まあ余計なお世話なら馬鹿のタワゴトと思っていただければ良いのでありますがワダカマリと言うモノは少しでも少ない方が良いと思いますし。じゃあどうすりゃ良いんだと言われても困りますけどね。誰か考えといて下さいねワシの番が来る前に。
慌しかった反動で本日は朝から腑抜けておりました。起きたとたんに気力ゼロ。何かボーっとしながら楽しめる事をと考えてComoyの#1と#11を吸い比べてみる事にいたしました。比べると言うのもちょとイヤラシイですが味音痴のワシに少しでも勉強になればと。バルクのパウチを取り出すとどちらもやや乾燥気味でありました。保湿剤入れてあるんだけどなあ。効いて無いんだなあ。何か考えないと。比較的喫味が似ていると思っているパイプ2本にそれぞれを詰めて点火。をを結構違いますな。#1の方がタバコ感がしっかりあって、#11の方は味と香りにはっきりした甘みを感じます。べた甘いワケでは無いですけどね。レビューサイトに拠りますと#1がEnglishで#11がBalkanブレンドと。へえ。逆かと思っちゃった。いい加減な事夥しい限りでありますがこれは多分965=典型的なEnglish=甘いという連想から来ているのでは無いかと思われます。その程度なんですよワシの知識なんて。悪かったね。吸い口はどちらもミディアム・ライト。#1の方がやや強めかも知れませんがワシ程度では比べないと分からない程度であります。ラタキアもどちらも中々に効いております。どちらが好きかと聞かれたら、どっちでしょうねえ。まだ最初のひとボウルだけですので分からんですわ。それに加湿してみたら言う事がコロっと変わるかも知れませんし。それでも方向性は何となく見えましたのでその辺を鑑みつつ楽しんでみたいと思います。
午後からは買出し。新しいタバコ屋が出来たらしいので覘きがてらに横浜は長者町に行ってまいりました。珈琲煙と言うそのお店は市営地下鉄伊勢崎長者町からすぐ、弥生町一丁目の交差点にありました。ライター&パイプの丸栄もそう遠くない場所であります。うむうむ良いぞ。集い栄えよ喫煙関連企業。400年の歴史を今代で廃れさせてはならぬ。などと言う大仰な事は今思いついたから書いてみただけでありますがこの時節に新しいお店を開いてくれると言うのは嬉しくも有難い事であります。やや小さく見える入り口の扉を開くとタバコ屋的にはゆったりとした空間が。奥がカウンターになっていて喉を潤しながらの一服が楽しめる様であります。成る程それで珈琲煙ですか。良い名前でありますな。品揃えはパイプタバコは少ないものの紙巻多数手巻き中々シガリロ多数シガーまあまあ巻紙びっくりするくらい大量と言ったところであります。インセンスやガラスパイプなどもありましたのでそちら方面にも明るいお店なのでありましょう。中々ディープなお店の様でありますな。そういえばスタッフの方も何となく意味深な風貌でありましてワシらトシヨリには少し怖いイメージもありましたがあちらにしてみればお前の方がよっぽど恐いわと言う事になるのかも知れません。話をしてみたら実に丁寧で感じの良い方でありましたけどね。
ワシは手巻きひとつと安いシガーを4本ほど選びましたがその安いシガーもちゃんとヒュミで保管していると言う気配り拘りが嬉しいです。伺いますと手巻きとシガーはまだ増えます有名どころは全制覇を目指しますと言う頼もしいお話でしたので定期的に行かないとイケマセンですねこういう意気込みのあるお店には。パイプはどうなんでしょうかね。聞いて来れば良かったですね。何度でも行って聞いて来い馬鹿ッ!と言うワケで横浜界隈の愛煙家の方々に於かれましては是非とも行ってお店を盛り立てていただきたいところであります。
というワケで初体験。 スヌース、とお読みいただきたく存じます。って知らんかったのはワシだけかも知れませんな例によって。とは言え最近ネット上で割と良く目にする様になった単語でありまして念の為何かと申しますれば嗅ぎタバコの一種になるのだそうであります。噛みタバコのChewとは違うんですな。口の中に入れて使用するモノでありますれば噛みの方がしっくり来そうな気がするのでありますが。嗅ぎって言うとスナッフとかJTのゼロスタイルみたいなイメージが。まあどっちでも良いですか別に。
モノは先日行ったタチバナで購入したアル・カポネ・ミント3。0.3gと言うこの手のタバコの中ではとても小さいモノになる様であります。まあ初心者ですからね。最初から欲張ってもどうかな、と。ケースを開くと小さなTバック状の。では無くてティーバックであります。Tバック口に入れて歩いてたらあっという間に牢屋か病院に入れられてしまいます。大きさは25x15x3mmくらい。ちなみにポーションと呼ぶそうでありますよ。ミントの良い香りがいたします。へ〜こんなちっこいんだ、と言うのが第一印象でありました。
正直、何だか頼り無いですな。ンなモンでこのワシを懐柔出来ると思っていやがるのでありましょうか。ナメられたモンですな。などと思いつつ上唇の裏側やや頬寄りに押し込みます。30秒後、ちょとピリピリした感じが。少し痛いよ。位置をずらします。約1分後、唾液の量が増えて来た様で口の中にピリピリ感を伴ったミントの味と香りが広がります。ほお。こんな感じですか。甘露甘露。と思っていたらだんだんキツくなってまいりましたが良いのでしょうかねこういう事で。舌に刺激が広がって来ましたが。いやちょっと待って。えっ。えっ。
口腔内に広がったピリピリはやがて喉に向かいます。これが少々イヤラシイ刺激。喉の奥をチクチクしたらどうなるかと申しますとその刺激を押し返すべく胃の奥からフォースが押し寄せて。つまりげろ。あああああちょとこみ上げて来てますけどどうしましょうかね。我慢してたら慣れるのかな。いやヤバくないかなこれ。室内で崩壊したくないぞ。軽く上を向いて深呼吸。食道がチリチリする様な。あ〜こらアカンわ御免なさい。もう無理です許して申し訳無い。
と言うワケで約8分で取り出してしまいましたです面目無い。こりゃかなり慣れが必要そうですな特にワシには。まだ胃がムカムカしてますですよ。使い方がまずかったのかしらん。ググってみるといつも頼りになるLS安藤のHPに
味わおうとして意識しすぎると唾液の量が多くなりきつくなりますので、なるべく意識せずご使用下さい。 多少慣れが必要ですが、ニコチン摂取はバッチリ出来ますので、タバコを喫いたい衝動はなくなります。
と言う記述が。多少ですか。多少。多かったり少なかったりするんですな。ワシはどうやら多い方になりそうな予感が。いやこれ欲張ってストロングとか書いてあるのを買って放り込んでいたら5秒でげろっていたのでは無いでしょうか。甘く見たワシが馬鹿でありました。まあいつでも馬鹿なんですけどね。実は買った日に帰りの電車の中で使ってみようとか思っていたのでありましたがンな事をしていたら間違い無く乗客の皆様にその日の昼食をご披露する事になっていたかと。ううむ、ちょと先が長そうでありますよこれを使いこなす様になるまでには。
都知事の贈賄風借金ですとか特定秘密保護法案ですとか色々とキナ臭い風が吹いております。前者に関しましては猪瀬さんがねぇとやや残念な感がしたりしますがまあこれは検察だか警察だか知らんですがお任せという事で。でもあの借用証書は逆効果だよなあ。お小遣いの前借じゃ無いんだから。実はお小遣いだったりして。だったらワシにも貸してくれ5万円でええッ!後者につきましてはまあ必要な法ではあるかと思います。秘密指定の基準と言うか審査と言うかその辺がかなり甘めになっておるなあとは思いますけどね。無いよりはあった方が良いかなと。あんまり甘いと万が一政権がひっくり返った時に何をされるか分からんと言う怖さもあったりしますので。自民党なら大丈夫とも申しはしませんがまだ分かり易いですからね左の方よりは。とりあえずはチェック機関の設立を目指していただきたいと思いますがその辺が有耶無耶になったら5年後の法改正の辺りの選挙で頑張るしかないかな、とねワシらが。
というワケで1分間黙祷。 朝から電話。昨夜送ったプログラムに問題発生か。まあそれならアレでありますが変更とか追加とか言われたら怒っちゃいますよワシは。などと思いつつやや寝惚けた状態で電話を取ると母でありましてついさっき叔父上が亡くなったと。ううむ。 母の兄弟では一番下で確かまだ70になったかどうかでは無かったかと。元々身体の弱い方ではあったのでありますが何も下から逝かんでも。正直最近はとんとご無沙汰していたのでありますがワシがまだ御幼少の頃に何度も遊んで貰った覚えが。やや気まぐれで厭世的なところのあった方でしたがワシら甥姪には優しい叔父上でありました。それにこのトシになりますと大して変わらんじゃんと言う気もしてしまったりするモノでありますれば早過ぎると言う思いを抱かざるを得ませんです。合掌。
何だか何もする気が起きなくて紙巻を銜えてボーっといたします。そうだ通夜と葬儀の日取りを客先に伝えておかねば。メールを見ると昨夜のプログラムが動いたと言う知らせが来ておりましたので今日はもう何もしない事に決定いたします。メールの返事に事の次第を含めて送り、本日の作業は全て終了。まあそれでもパイプくらいはと準備をいたします。
選んだのはHandelsGold。もうひとつ美味しくなかった100kをバラして詰めてみる事にいたしました。ラッパーをぱりぱりと割るとコースカットみたいなショート・フィラーが登場。けっこう乾燥しております。まあでもこんなモンなんですかね。湿度70%はずっとキープしていたハズでありますので。シガーをバラしてパイプで吸ってもあまり美味しくないと言う記述をネット上で散見いたしますので詰めるのは半分くらいにいたします。先人の知恵は尊重いたしますですよ特にポリシーの無い時は。車輪を2度発明する必要は無いと言う言葉もありますし。やや硬めに詰めて点火。ほう。悪くないじゃん。と思ったのでありますがほんの少しでも火が大きくなるとあっという間に辛味が出てしまいます。しかもすごく燃え易いと言う。こりゃ難しい。それに悪くないと言っても決して美味しいワケではありませんのでもうひとつ楽しめません。気分のせいだけでは無いと思うです。少し残して中止。これはアカンです。
で、次はバージニアと混ぜてみる事に。PSのバージニアと6:4くらいで混ぜて詰めます。ちなみにバージニアが多め。うん、この方が良いですな。単品だとやや単調なブレンド用バージニアなのでありますが栗の様な甘みが加わった感じでこれは美味しいと言って良いかと。7:3くらいの方がいいかも知らんですな。と言うワケで100kはブレンド要員になりそうな感じでありますがその方が美味しいならまあそれでも良いのでは無いかと。食い物とタバコは無駄にしたく無いですからね。
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