白馬鹿日記

2014年05月26日(月) Mac Baren・Vanilla Cream Flake

というワケで開缶。
月曜日であります。月曜日ではありますが風邪も落ち着きましたので開けてしまいます。ホントは週末に開けてゆっくり味見をしたいのでありますけどね。ローテーションの関係上そうも行かなかったりいたします。ま、人生そんなモンですわ。
小さめの四角い缶をプシュっといたします。四角い缶はプシュしなくてもコジると開いちゃう事が多いのでありますが貧乏で普段バルクばかり吸っている身としましてはプシュっとやりたいのであります。出てきたのはやや細長めのフレイクが多分16枚。2列に積まれておりましたが片方しか数えておりません。数えても量は一緒ですからね。葉組みはレビューサイトに拠りますとバージニアとブラキャベ。ティン・ノートは名前の通り柔らかいバニラの香りでありまして中々に美味しそうな良い香りです。湿り気は好いかもしかしたらやや湿り気味でありましょうか。まあ大丈夫でありましょう。1枚半くらいで丁度良いかなと折って千切ってグリグリっとしてからボウルにポン。ポンで入るくらいでないと後で詰まって泣く事になります。最初はちょとスカスカくらいで良いかなと思ったりしております。

点火一発。素直なヤツです。出てきた煙はティン・ノートよりもやや甘めの香りでありまして一瞬鬢付油を思い出してしまいましたが勿論それ程強くはありません。味の方もメチャ甘いワケではありませんでミディアム・ライトくらいのタバコ感を引き立てる味わいになっております。こういう構成は好きでありますよワシは。Mac Barenらしい柔らかくもお菓子みたいなバージニアの味に良く合っていると思います。やや火が消え易い感もありましたがそれを意識して火を大きくしてしまうと舌にチリチリ来たりします。チリチリはまあバージニア系はどれも同じでありますな。後半になるとバニラ風味がさらにマイルドになりバージニアらしさを感じやすくなってまいりましたがその辺の変化が割とハッキリしていたりするのも面白かったりいたします。うむ、美味しい。気に入りましたですよ。しっかり甘い着香をお探しの方にはちょと違うかなとなってしまうかも知れませんが、タバコらしさをしっかり残した着香の好きな方には良いのでは無いでしょうか。



2014年05月25日(日) 本日は無為

というワケで平穏な日曜日。
起きたら軽く風邪気味。くしゃみ鼻水垂れ流し放題。昨日街に出て菌でも貰ってしまったのでありましょうか。更に軽い腰痛もあり今日はだらだら過ごす事にいたします。外出したのは買い物だけでありまして大船でドミンゴ・ナチュラルと食い物を少々買い込んだだけでありました。後はパイプを銜えて昨日の電車用に買った本の残りを読むばかりであります。

しかし、風邪引いてるとやっぱパイプはダメですな。すぐにボウルが熱くなってしまいます。香りも味も良く分からんせいで吹かし過ぎてしまうのでありましょう。そうと分かってるなら止めりゃ良さそうなモンでありますが無いとどうも手持ち無沙汰だったりもいたしますので気を付けながらいただく事にいたしました。と言うワケでRoyal Yachtの前半が本日で終了であります。2日目にひどいニコチン酔いを喰らいましたがその後は空腹時に吸わない等の注意が功を奏して美味しくいただけております。濃厚な甘みが中々にイケますですな。後半も楽しみでありますよ。

などと思いつつページを捲るのは「コブラ」F.フォーサイス著であります。いつもながら読ませます。上手く行き過ぎだろ的な部分はありますが元々フィクションでありますので気にしていたら先に進めません。A.J.クィネル、T.クランシー亡き今、現役のベテランとして貴重な存在でありますよ。尤もあとどれくらい書いてくれるのかは知らんですけどね。まだまだ頑張っていただきたいとしか申し上げ様がありませんです。すっかり楽しんで読了いたしましたが初期の作に比べると若干キレが鈍った感が無くも無かったりする様なしない様な。夢中で読んどいて文句を言うな馬鹿ッ!



2014年05月24日(土) 野村たばこ店

というワケで上京。
昨日は仕事で埼玉の奥地へ行ってまいりました。朝は5時半起きで帰って来たのが20時過ぎ。久しぶりに精根尽き果てて昨夜は10時間爆睡いたしました。これを機に朝型の生活になったりいたしますとタマの重労働も悪くないじゃんと言う事にもなったりするのでありますがそう上手くは行かんのでありますよねやっぱり。

本日は母の見舞いで都内へ。せっかく都内に出るのでありますから病院だけしか行かんのでは勿体無いというモノでありまして土曜日だしどこかタバコ屋へと思い選んだのは五反田の野村たばこ店でありました。山手線の駅から信号が青なら徒歩1分しかも1国に面しているという驚異的な立地にあるお店であります。更に五反田からなら病院まで都営地下鉄で行けるのでワシ的にも都合が良かったりしたのでありました。

ガラス張りのお店を外から眺めると大量の紙巻と手巻きが並んでおります。パイプはどの辺なのでありますかね。無作法にもジロジロと眺め回しているとどうぞお入りくださいというジェスチャーをされてしまいました。田舎者丸出しであります。ドアを開けると「パイプですか?」といきなりのご下問。何で分かったんじゃろ。「エコーですか、しんせいですか?」と聞かれても可笑しくない風体なのでありますが。はいと答えると奥に入った左側ですと教えていただきそちらに向かいます。向かった先にあったのは入って座ったら5万円とかそういう超高級クラブ風のドアでありました。えええワシが開けていいのこのドアを。怒られないかな。「シケモクは裏のゴミ箱でどうぞ」とか言われて追い出されちゃったりしないのかな。などと思いつつもせっかく来たからと恐る恐る開けてみます。あああやっぱり超高級クラブじゃんもう駄目じゃ5万円じゃ。

ここまで来たらもう逃げられませんので泣きながら中に入ります。うわぁ何じゃこの品揃えは。巨大なガラスキャビネットに収まった大量のパウチと缶に圧倒され心肺停止状態になってしまいましたが「どうぞ開けて見てみてください」というお言葉で何とか蘇生いたしました。感動で目と股間から暖かいモノを溢れさせつつじっくりと拝見させていただきます。いや凄えわ。こんなに揃ってるのは初めて見ましたよワシは。ネットですっかり耳年増になったつもりでおりましたがそれでも知らないブレンドなどもあったりいたしまして、何かひとつふたつと思っていたのでありますがこの中からひとつふたつ選ぶのは至難のワザでありますよ特に舞い上がった田舎者には。

常連らしいお客さんのパイプから立ち昇る柔らかい香りを楽しみつつキャビネットの前を何度も行ったり来たりいたします。いやそれくらいでっかいのでありますよ。あ〜迷うどれにしましょうかね。こんなにワクワクしたのは御幼少の砌に玩具屋に行った時以来でありますよ。散々悩んで2つ選び、会計すると「一服して行かれませんか?」とのお誘いをいただいてしまいました。残念ながらパイプ持参では無いですしこの後の予定もありますので辞退いたしましたが「2時頃からならいつでも吸いに来てください」との事でありました。ど素人が安パイプ持ち込んだ挙句ジュース湧かしてじゅるじゅる音立てるなんて事になったらアレですのでもう少し上達したらお伺いさせていただこうと心に誓いつつお店を後にいたしましたが、もし都内に住んでたら毎週行って嫌がられますねワシとか絶対。パイプスモーカーには楽園の様なお店でありました。いや凄いお店もあったモンだ。

すっかり良い気分になって足取りも軽く病院へ向かいます。やはり病院は元気な時に行く方が良いですな。おしゃべりしに集まる老人の気持ちが良く分かります。面会受付を済ませて病室に行くとベッドが空。何じゃ何があったのじゃ。ナースセンターで聞くとテレビ観てますよとの事。妹の話じゃ酸素マスク着けてベッドに縛り付けられてるという事だったんだがなあ。行ってみると点滴はしているものの車椅子に座った母の姿が。元気だしボケている感じも無くその車椅子を支えにすれば歩く事も出来るとか。80代後半という事を考えたら大した回復であります。夕食を見届けてから退出いたしましたが良い治療を受けている様で安心いたしました。

帰宅してからパイプの用意。充実した1日の一服は格別でありますな。と言うワケでC&DのAutumn Eveningが本日で終了。やや単調な感はありつつもワシの好みに合っている様で最後まで美味しくいただけました。これはリピート確定であります。美味しい上にバルクで安いですからね。今日、あらためて国内価格を見て思ったのは2000円以下の缶は今の為替じゃ輸入するメリットが無いなあという事でありました。まあ計算すりゃ分かる事なのではありますが、ネット通販というのはどうも金銭感覚が鈍る要素がある様でありまして実際にお金を出して買うとまた違った価格感があるのでありますよ。などと思いつつAutumn Eveningを燻らせる春の夜でありました。いや珍しく良い日だったわ今日は。



2014年05月20日(火) パイプ到着

というワケで久しぶりにeBay。
久しぶりかなホントかな。まあどっちでも良いですな。本日到着したのはButz ChoquinのBrumaireというシリーズの1本であります。形はフツーのアップル1/8ベンドでありましてワシの好みのスタイルでもあります。だから入札したんですけどね。仕上げはスムーズでありますがその色合いがド派手でありましてマーブルというのでありましょうか。ペンキ流した様なテキトーに塗ったくった様な。ンな事はありませんね。複雑な色合いでありまして下地の木目は色の薄い部分にしか見えません。こういう仕上げはワシは初めてであります。

何で今まで色付きを買ってなかったかと言いますとですね、実はワシは元バンドマン(自称)でありましてその頃はギターとベースが商売道具だったワケであります。そういうモノも本体は木で出来ておりまして表面はセルロースやらシェラックやらが塗られているのでありますが、木目が全然見えない塗装を施したモノもあったりするのであります。中には真っ白い生ギターなどもありホワイトギターなどと呼ばれていたのでありますがそういうオシャレなモノを一緒に爪弾く彼女のおらんかったワシら底辺バンドマンの評価というのが「見せられる様な木目だったら見せてるだろ」というモノでありまして塗装を剥がしたら節でもあるんじゃねえかなどと言うヤツもいたくらいでありました。つまり見せるに値しない材料を使っているのでは無いかという事でありますね。そういう刷り込みがあった為に手を出さずにいたのでありますがまあ実際には余程の安物でも無い限りちゃんとした木を使っているのを知らないワケでは無いのでありました。いや実際にあったんですよ。余程の安物で。剥がしてみたらベニヤ貼ってあるセミアコってのが。尤もそういう安物にはまず手は出しませんしフツーにメーカー品ならパイプだって大丈夫だろうと思ったりしたのでありました。

まずは外回りをチェックいたします。傷はほとんど無し。マウスピースはルーズという程では無いですが気持ち緩めであります。こいつはアクリルなので熱で修正は出来ないでしょうからまあこのまま使う事になりますでしょう。振っても抜けたり回ったりしない程度ですからね。しょうがないかな、と。噛み跡もごく薄いですしボウルのリムも綺麗です。うむ、これは当たりだったかなと思ったのが3秒後に覆されてしまいます。

ボウルの中を見ると何も見えません。何じゃこりゃ。壁からカーボンがせり出して穴が塞がる寸前であります。小指どころかコンパニオン・ツールのスプーンが入らないレベル。煙道も塞がり掛かっておりましてニードルを通すのに力ずくなレベルであります。ダボ穴の奥を光に翳すと見ただけでタール溜め放題なのが分かります。ううむ、実に小汚い。どうやったらここまで使えるのでありますかね。タバコ詰められないし火も点けられないでしょこれじゃ。だから売ったのでありますかね。どこの金持ちだよ全くもう。パイプを使い捨てにするんじゃねえっての。と言うワケで久しぶりに大掃除であります。パイプの掃除は好きなのではありますがここまで酷いのは初めてですよ。ボウルの中が無事だと良いのでありますが・・・



2014年05月18日(日) カユい

というワケで無為な日曜日。
いつ頃からでありましたか、暖かくなりはじめる頃になると手のひらや指がカユくなって良く見ると小さなプツプツが。ああこら逃げなくて宜しい。ここ2年程は症状が非常に軽く気にもならない程度でありまして何だか知らんが治ったのかなと思っていたら今年はまた出てしまいました。時折ながら強いカユみが襲って来て実に鬱陶しい事でありましてこれは何事じゃとググってみたところ、どうやら汗疱状湿疹というヤツが一番しっくり来る様な感じでありました。

詳細はWikiをご覧いただくとしましてと言っても詳細と言える程の事は書いて無いのでありますが要は原因不明の湿疹であります。どうも医学界には日本に限らず人の死なない病気の治し方は誰も研究してくれないという悪いクセがある様でありまして治療方法も不明であります。勝手に痒がっておれという事なのでありましょう。困ったモンだ。汗が外に出ないという事でありましてそう言われると気のせいか手のひらがカサカサで特に最近は手のひらに汗を掻いた記憶が無かったりする様な気になってしまうのでありますがンな事があるのでありますかね。まああるんでしょうね実際にカユいしプツプツだし。小心者の上にアガリ症でありますのでサイババごっこが出来るくらい汗を掻いた記憶もあるのでありますがそのワシがカサカサという事はやはり何かあるのでありましょう。原因を見ると「金属アレルギー・慢性の副鼻腔炎・扁桃炎・喫煙・ストレス・自律神経失調症」となっておりまして金属アレルギー以外は全部覚えがあるのでありますが多分他の原因不明の症状を調べても同じ事が書いてありそうな予感がいたします。在り来たり過ぎだろいくら何でも。と言うワケで中共へのODAを減らすか何かして治療方法の研究予算をひねり出していただきたいと強く求めるモノであります。誰かさっさと何とかしてくれ。不愉快でかなわんですよ。

昨日歩き回ったせいで足がまだパンパンであります。トシは取りたく無いですな。それでも食い物がやや乏しいのでバイクで買い物へ。天気が良いのでやや遠いスーパーへ行ってナップザック一杯に食い物を買い込みます。帰り道はちょと遠回りなどもしつつ5月を堪能いたします。暑過ぎず寒過ぎず、バイク乗ってて良かった〜と思う季節でありますよ。まあ時節が良過ぎて白バイから逃げてるDQNバイクなどもおりましたがこれも風物詩でありましょう。しかし逃げられると思ってるのでありますかね。世の中舐め過ぎですよ坊や。
帰ってからパイプの準備。Escudoの最後の1枚を折り曲げてボウルに放り込みます。最後の1枚といっても最初に開けた缶の最後でありまして美味しいモノはちびちび楽しむという貧乏人ならではのミミッチさを存分に湛えた1枚でありますがそれでもやっぱり美味しいですよこれは。何でどこも輸入しないのでありますかね。不思議にすら感じてしまうのでありますが。尤もひと缶2500円とか言われたらやっぱり個人輸入してしまいますけれど。


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うるま [MAIL]

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