白馬鹿日記

2014年07月01日(火) お通夜〜葬儀

というワケで本日は特に不謹慎な表現が散見いたしますれば間違ってここを開いてしまった方は今すぐ戻るボタンを押すなり電源ボタンを長押しするなりして下さいまし。見るなッ!見ちゃダメだッ!
月曜日はお通夜でありました。と言ってもカトリック形式でありまして仏式とは違いますれば当たり前だ馬鹿ッ!えええとてもシンプルなモノでありました。お葬式のサブセットみたいな感じでありましたよ。厳粛でありつつも割と気軽に流せる内容でありまして感傷的な場面に弱いワシでも楽に乗り切る事が出来ました。これなら明日も大丈夫かな、などと思いつつ過ごした1時間でありました。ええ1時間弱なんです。チョロいッスよもう。

本日は軽く寝不足。昨夜の寝付きが悪かったのはもしかするとやはり多少は心に何かが引っ掛かっていたのかも知れません。夜までほどんど何も食えんハズなので朝から無理をして食い物を飲み込んだせいかやや胃が重めのスタートとなった1日でありました。喪服専用と化している礼服は3シーズン用を1着しか持っておりませんのでこの蒸し暑い中を着て歩いたりすると到着する頃には汗臭くて着ていられるモノでは無くなってしまいますから面倒ですが持ってまいります。教会で着替えて軽く式の打ち合わせ。昨日の通夜にカトリックならではのミサが加わった感じになる様でありまして参列者の数からすると1時間少々になりそうとの事でありましたが終わってみたらその通りでありました。慣れたモンですな教会も。

式はパンフレットを見ながら淡々と進みます。賛美歌を歌うシーンなども多々ありましたがメロディーは綺麗ながら単調でもありますので譜面を見ながらで歌えてしまいます。何しろ元バンドマンでありますからねワシは。尤もヘ長と嬰ロ長だけだったから何とかなったという事もあったり無かったり。読めないも同然だ馬鹿ッ!ミサ部分は信者以外には全然関係の無い部分でありますればボーっと眺めるばかりでありました。まあ主役は母親でありますからね。そっちに合わせませんと。と言うワケで音符追いかけて気が散ったり見物モードに徹したりパンフレット見ながら時々アーメンなどと唱えるという芝居の読み合わせ初日みたいな事をやったりとあまり葬式っぽく無い時間でありまして悲しみの涌く暇も無いじゃんと言う状況だったのでありますが最後に棺をお花で埋めるところでは流石にちょとジーンと来てしまいました。うるうるとしたがる目を深呼吸で諌めつつ泣いている叔母達を慰めたりいたします。一応、喪主でありますれば率先して泣き崩れるワケにもまいりません。

その後は火葬場へ。本日お世話になったところは約40分で焼き上がるそうでありましてこれはかなりの時短なのだそうであります。まさかその分ミディアムで出て来たりしないだろうね。ンな事は無いでしょうが骨格標本みたいな状態だったら腰抜かしますよワシは。などと階上の超高額控え室でヤキモキしておりましたがマジ高けえだろここ。40分で2万5千円飲み物別って歌舞伎町のボッタクリバーかよ。とは言え悲嘆に暮れる叔父や叔母を廊下で待たせるワケにも行かんですから選択肢が無いのであります。なので約40分後に呼び出された時には軽く怒っておりましたが釜を開く段になると流石に少々緊張いたします。で、出て来た状態はと言いますと見事に粉々でありました。最大で10cm角くらいでしたがそれは頭蓋骨の一部だとか。そのサイズは数えるくらいでありました。肋骨も骨盤も見分けがつかない状態の中から5〜6cmの大きさの骨を2人で箸で持ち上げて骨壷に移したワケでありますがこれがまたバルサの様に軽かったです。ううむ。こんな風になってしまうんですねえ人間が。
と言うワケでやや悪趣味な書き方をいたしましたがもしワシの様に骨上げ未経験&不安な方に読んでいただけたら少しは気が楽になるかなと思い敢えて書かせていただきました。ええ初めてだったんスよワシおっさんなのに。えっこれだけという感じでありまして生々しさも不気味さも不快さも本人らしさも皆無でありました。この辺は多分どこでも一緒でありましょう。違ったら申し訳無いですがワシが焼き加減を決めているワケではありませんのでご容赦の程を。でもまあ骨壷の容量と言う制限がありますのでそう違う事は無いのでは無いかと思いますです。

帰宅後は軽い放心状態。やっぱ疲れましたわ。それでも気持ちは落ち着いておりました。腹も減ってましたし。もしかしたら後からジワジワ来るのかも知れませんけどね。シャワーを浴びてから途中のスーパーで買ってきた弁当などを突っついて後はボーっといたします。もう1〜2度余計に会っときゃ良かったなあなどと元気だった頃には思いもしなかった事が頭を横切ったりもいたしますが今となってはどうにもしようがありません。まあ実際に1〜2度余計に会っていたとしてもそう思うのでありましょう。人間、出来ないとなるとしたくなるモノなのでありますよ。まあ、そうと分かってはいても寂しいモノではありますなやっぱり。とりあえずは母の信じた神の元に着いた事を祈るばかりであります。しかし、この虚脱感が消えるのにどれくらいの時が掛かるのでありましょうかね。ハァ。



2014年06月29日(日) 母、帰天

というワケで1分間黙祷。
帰天という言葉を初めて知りましたです。カトリックの言葉だそうでありまして逝去と同じ意味だそうであります。午前中に容体悪化の知らせを聞いて家を出たのでありましたが残念ながら間に合いませんでした。田舎に住んでるとこういう時に不便でありますがまあ仕方がありません。
最初からの経緯をドクターから聞かせて貰い、その間に身繕いをして貰って霊安室へ。簡素な部屋でひと晩過ごして貰わねばなりませんがこれも仕方がありません。玄関脇のロビーに寝かせろってワケにも行かんですからね。妹夫婦と駆けつけた叔母及び兄の家族に加えて医療スタッフも丁寧に送ってくれましたです。厳粛かつ緊張の時なのでありますがワシはそういう雰囲気に耐えられない体質をしておりますので殺風景な部屋だけどまあ本人はあまり気にしとらんでしょなどという軽口が勝手に出てきてしまいます。申し訳無い。文句は産んだ親に言って下さいまし。

その後は葬儀屋で打ち合わせ。カトリックだった母の希望通り所属の教会で行う事にしたのでありますが高いッスな葬式ってのは。安い方安い方と選んで行ったのに計算してみたら100万円ですよ100万円。更に○○はどうしますかと聞いた事も無い事を即決せにゃならん状況に追い込まれて軽いストレスと緊張を強いられた結果またもやいや母親を亡くしたのは初めてなモンで分からんですわなどと口走ってしまう始末でありましたが元々そういう生き物でありますので諦めていただくしかありません。全部で2時間近く打ち合わせをいたしましたが仕事の話より疲れましたですよワシは。こっちは客だってのに。

と言うワケで明日が通夜明後日が葬送ミサという事になったワケでありますが元プロテスタントでカトリック嫌いのワシが2日に渡って大人しくしていられるのかどうか。とは言え今日も泣く事は無かったもののちょとジンと来た瞬間は無くも無かったですからね。それを思い出しつつ何とかやってみたいと思いますですハイ。



2014年06月27日(金) Balkan Supreme

というワケで開封。
やや正体不明の感のあるブレンドであります。いつものでバルクで売っているのでありますがブランド名からBalkan Supremeとなっておりましてまさかこの一品を出す為だけで会社を立ち上げたヤツがいるワケでは無いと思いますのでまあどこかのOEMなのでありましょう。名前と葉組みからしてPSのヤツかなと思ったりしつつもハッキリしないという状況であります。

ジップロックを開くと全体的に色の黒めのリボンカットが登場。その香りはワシにスモークチーズを思わせましたがこれはワシが空腹だったせいかも知れません。湿り具合はミイラ寸前でありましてこの辺がハッキリしない原因でもあったりいたします。その乾き具合は揉み込んだら粉になるレベル。てか揉むまでも無く底の方には粉末状の葉っぱが溜まっていたりしましてどうしましょうかねこれは。まあ万が一こういう状態で吸うのが正しいという事になったりすると困りますのでとりあえずはそのまま味見をいたします。いつも通りのフランク・メソッドならぬフランク詰めにして点火。いや良く燃えるわ。当たり前だ馬鹿ッ!燃やすなッ!

乾いている割に口当たりは柔らかいです。でも何だかもうひとつコクが無いと言いますか。吸い口はミディアム・ライト+。ラタキアたっぷりという感じがいたします。何でしょうねえこれは。PSのはもっと美味しかった記憶があるからなあ。乾き過ぎているせいなのかなあ。いくら何でも乾き過ぎだもんなあ。このまま手巻きに出来ますよきっと。と言うワケで軽く加湿する事にいたしましたが少しずつ足して行こうかな、と。時節柄勝手に湿る事もあるでしょうからね。この状態だと正直美味しいとは言えないのでありますが加湿したらまた全然違う事を言い出すかも知れませんです。要は分からん、と。だったら分かってから書け馬鹿ッ!

明日も母の見舞いの予定。何事も無ければその後で芝居を観に行くつもり。何とか今の状態を乗り切って欲しいモノであります。



2014年06月26日(木) 一進一退

というワケで良くもならず悪くもならず。
母親の容態であります。厳密には僅かずつ悪くなっているのかも知れませんがそうでないと信じるばかりであります。医者曰く熱が出るのは回復しようとする体力がある証拠なので必ずしも悪くは無いのだそうでありますがそれにも限界があるでしょうからねえ。早いとこ快方に向かって欲しいモノであります。

しかし、見舞いってのも行けば良いってモンじゃ無いのかも知れませんですな。病人にしても気を使うでしょうから休める時間を削っているのでは無いかという気がしてしまったりいたしました。ケースバイケースなのは勿論でありますが年取って弱ってたりする患者だと顔だけ見せてさらっと帰ってきた方が良いのかな、なんて事も思ったり思わなかったり。何も出来ないモドカシさ故の思い悩みなのではありましょうが。

などと思いつつも夜はパイプをいただきます。PS・English Luxuryが本日で終了。厳密には半ボウルくらい残っているのでありますけどね。これは手巻きにでも混ぜちゃおうかな、と。いつもながら美味しいです。また注文するでしょうがそろそろRed Odessaが恋しくなって来たりもしておりますので次はそちらかな、みたいな。真夏には同社のProper Englishも悪くありませんのでそちらもまた頼んでみようかな。とは言え未開封の缶入りイングリッシュとかもあったりいたしますので色々と悩ましいところではあります。まあ缶は保存が利きますからね。だからってバルクを注文するのも何じゃそりゃ的な部分があったりもいたしますが趣味のモノだし別にそれでも良いのかな、とも。あ〜悩ましい。でも悩むのもまた楽しいですわ。



2014年06月22日(日) C&D・Three Friars

というワケで味見。
今現在、手元にバルクが3つ4つあったりいたします。当然ではありますが開けるのにプシュの儀式も要りませんし開封後の保存の心配などをしたところで元々開封されてる様なモンでありますれば心配する意味もあまりありません。なので気軽に味見が出来るというのもお値段に加えてバルクの魅力なのでありますが実はあんまりしないのでありますよねワシは。だってさあ、万が一不味かったらどうするのよ。あ〜あの不味いのを1oz丸々吸わにゃイカンのかと思っていたら今吸ってるヤツに集中出来ないでは無いですか。余計な悩みはなるべく短い間の方が人間幸せというモノでありますよ。そこまで不味いモノがあるのかと思われるかも知れませんが、今のところワシのギブアップ率が約2.5%でありまして全く無いとは言えないのであります。不味いというよりも合わないというべきなのかも知れませんけどね。

などと思いつつも本日は味見してしまいました。朝準備した3ボウルを夕食前に全部吸い切ってしまった為であります。何しろ今日は何もしなかったですからねえ。近所のスーパーに猫用のカツヲブシを買いに行っただけでありましてワシ用の食い物はといいますと仕事仲間のN氏から大量の冷凍干物をいただいてしまいましてこれを食べないと冷凍庫がパンパンという状態なのであります。と言うワケで本日の夕食は鯵の干物でありましたが何年ぶりなんスかねンなモノを食べたのは。10年以上なのは間違い無いかと思いますが久しぶりに食べるとやっぱ美味しいですな。ワシがまだ御幼少の頃には鯵の干物というのは言わば貧乏人の救荒食でありまして兎に角安かったのであります。ワシも頻繁に食わされていたのでありましたが餓鬼いや御幼少のころからワシの口に合っていた様で飽きるどころか好んで食っていた覚えがあったりいたします。まあ最近でもそんなに馬鹿高い食い物というワケでは無いのでありますが昔に比べるとやけに小さくなった気がするのでありますよね。どうしてもミミッチい感が否めないのと焼いた後のグリルの掃除が面倒臭いので気にはなりつつも買うに至らなかったのでありましたが食ってみたらやっぱ美味かった、と。あれ。何の話をしてたんでしたかね。

と言うワケで食後の一服にThree Friarsであります。Friarというのがどうも見慣れない単語なのでありますが修道士という意味だそうでありましてC&D的にThree Nunsを意識したブレンドらしいというのがレビューサイトからも窺えます。尤も全然似とらんというレビューが多かったりするのでありますがワシはまだThree Nunsは開けておりませんので似ているかどうかは特に問題では無かったりいたします。などと思いつつジップロックを開けると酸味の立った香りが。ペリクが効いてるのかしらん。葉組みはバーレイ・バージニア・ペリクだそうでありましてペリクが目立ち易いだけかも知れません。湿っている割にゴツゴツした手触りのリボンカットをテキトーに摘んでボウルにねじ込みます。フランク・メソッドでは無くざっくりとか気さくにという意味のフランク詰めであります。点火一発。う〜む、主役はバーレイですな。

吸い口はやや強めのブレンドであります。ミディアムといたしましょうか。アタックが強いですしバーレイらしさが前面に出ておりますが口当たりは実に滑らかです。所謂キックはほぼ無し。その後ろにバージニアらしい味と香りが潜んでいる辺りは先日味見したGolden Dreamにも通じるモノがありますがペリクの柔らかい酸味が更にバリエーションを加えているというか。出しゃばらず隠れてしまう事も無く、この効き具合は絶妙でありますよ。
Golden Dreamに比べるとややドライな味わいでありましてこれはワシ的にはC&Dらしいという事になったりいたします。思い込みかも知らんですけどね。と言うワケで楽しめそうなブレンドではありますが方向性が似ている部分もありますので続けて開けない様に気をつけた方が良さそうでありますな。てかもう色々取り混ぜで吸ったら良いのにねえ。

そうだ思い出した。今日は朝から何でかパイプが1本届きまして。何でかって事は無いですな。久しぶりのHeibeであります。良い状態のモノが手頃な価格で出て来ないモンで久しぶりになってしまいましたが今回のは何と新品未使用。小径のサドルビットのビリヤードでありまして最近何故かこのタイプが増えつつある気がいたします。何故かって事も無いですな。ワシが買ってるんだから。好みのタイプはバンカーとかディプロマットと言われるヤツなのでありますがまあこれの絶対数が少ないという事もありましてそちらの方は中々増えずにいたりするワケであります。と言うワケでパイプラックがオーバーフローいたしました。どうしましょうかね。困ったモンだ。あはははは。笑うな困れ馬鹿ッ!


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