2016年06月14日(火) |
Samuel Gawith・English Summer |
というワケで開缶。 客先の無茶な要望に困惑する昨今であります。いや昔からか。でもねえ、例えて言うならば過積載の軽自動車にオプションパーツを付けるだけでサーキットも砂漠も走れてソコソコのタイムが出る様にしろと言われてもそれは無理な相談でありまして。フツーに考えたら分かりそうなモノなのでありますが何故か全然分かろうとしてくれ無いのであります。信用無いのかなあワシ。信用が無いとしたらそれはワシの不徳の致すところでありますれば仕方が無いのでありますが、信用の無いヤツにンな無茶をやらせようとしないで欲しいなあ、と。もしかして無茶だと思って無いのかしらん。そうかも知れないなあ。でも自称パソコンに詳しい人なんですよ?どうすりゃ分かってもらえるんですかね。経験的には自称詳しい人ってのは8割方は思い込みの激しいだけの人だったりもしますので益々分かってもらえなそうな気も。だとすると暫くはこの攻防が続くのでありましょうか。鬱陶しい事でありますな。やれやれ。
などと愚痴りつつ久々にプシュいたします。ここしばらくはバルクとパウチばかりでしたからね。貧乏なので仕方がありませんが。モノはEnglish Summerでありましてイギリスでは無いですが夏だから良いかな、と。出て来たのはSGらしい厚手ではありますがぼろぼろと崩れやすい柔らかいフレイクでありました。見るからにゴールデン・バージニアという色合いでありまして微かに酸味を含んだヘイ風味がいたします。適当につまんで折り畳んでボウルにポン。点火一発。SGのフレイクにしては乾いておりますが一般的には丁度良いと言って良い湿り気かと。点火も簡単でありました。
ふむ。美味い。一服目からもう美味い。典型的な若いバージニアでありまして酸味と甘味に麦わらの香り。良いコクもあって大変に美味しいです。やや舌にピリっと来ますがこれはワシの吸い方の問題かも知れませんので内緒であります。吸い口は軽め。ライト+といたします。気持ち、燃えるのが速めの様な感もありますがまあ気のせいかも知れません。これもワシの吸い方の問題でありましょう。軽くて味がしっかりしているというのはワシ的には珍しい気がいたします。夏の暑い盛りにあっさりしながらも美味しい一服という意味でSummerの名が大変に相応しい感じがいたしますよ。このシリーズを秋夏といただきましたがどちらも美味しかったので春と冬も試さにゃイカンですな。
と言うワケで横浜は鈴栄までバイクを飛ばして。いえ飛ばしてません道交法ほぼ遵守であります。バイクでゆっくりと買い出しに行ってまいりました。週末の話であります念のため。いつもながら、という程にはお伺いしておりませんが気持ちの良いお店であります。目的の春と冬その他数点を購入。このシリーズ、レビューサイトではLimitedとなっているのですがと聞くとカタログに載っているから定番になるのでは無いでしょうかとの事でありました。ま、メーカーしか知らんですよね真実は。美味しいし定番になってくれると良いのでありますが。
2016年06月06日(月) |
C&D・Black Gold Maple |
というワケで開封。 残念な天気の週末でありましたが久しぶりの様な気もいたします。降らなきゃ降らないで困るワケではありますが出来ればワシの仕事のある平日に降っていただきたいモノであります。土曜日はバイクで買出し、日曜日はパイプ磨きをやっておりましたがこの土曜日はバイクの機嫌が良かったのでありますよね何故か。オイルが上がってるのか下がってるのか知らんですがそういう事が起きたり起きなかったりするモノなのでありましょうか。帰ってからプラグを外してみましたがやや黒っぽい程度でありましてこれはハイカム入れて全然回さないワシには珍しい事ではありません。前の時はカーボンがべったり張り付いてましたからねえ。機嫌が良い分には良いのでありますが原因不明というのは困ったモノであります。って開けなきゃ分からんですよねやっぱり。ワシとしても開けたいのでありますが地方税払っちゃったから今は益々金が無いのであります。やれやれ。
雨の日曜日はパイプのお手入れ。どうしてニオイが抜けないFalconのボウルをアルコール漬けにしていたのを取り出しペーパーを掛けて染料を塗布。ちゃんと抜けたかどうかは吸ってみないと分からないのであります。最後の最後、底に近くなると良くあるパイプクリーンと思われる人造アニスみたいなニオイがするのでありますがボウルそのものは臭いませんし吸っている最中も前半中盤は全く臭わないという困った状態なのであります。これで綺麗に抜けてくれると良いのでありますけどね。
更に最後に買ったOldenkottの仕上げであります。煙道内の汚れが中々綺麗に落ちずに時間が掛かってしまいましたがまあ何とかなったというか諦めたというか。ワシじゃもう無理、と。人のやった事特に手前がやられた事に関しては実に執念深い性質なのでありますが手前の能力次第とかそういう事に関しては大変に諦めが良い事になっております。カルナバ・ワックスを掛け直して空磨きしてマウスピースはコンパウンドと仕上げにObsidian・オイルを薄く塗って完了といたしました。やあ綺麗じゃ。やっぱバフ・ホイールは偉大でありますな。手でやってた時とは大違いでありますがもしかするとこれもワシの諦めの良さとか根性の無さとかに拠るモノなのかもしれません。ま、素人ですからね。道具で上手く出来るなら道具に頼ったら良いじゃん、と。
片づけをしてから一服いたします。モノはBlack Gold Mapleであります。黒と明るい茶と言うよりは黄金色系の荒めのリボンカットからは大変に心地良いメープルシロップ風味が漂ってまいります。軽く揉み解してボウルに投入。点火一発。しっかりタバコしてますな。吸い口はミディアム・ライトといたします。着香風味はどちらかと言えば控えめでありますが上品かつ自然な甘さと香りでありまして中々のお味。若いバージニアの軽い酸味がややミスマッチな感もありましてレッド・バージニアの方が合うのでは無いかしらんと思ったりもしてしまいますがそうするとAutumn Eveningになってしまうのかも知れませんですな。でもアチラよりタバコ感強めの着香弱めでありますのでよりタバコらしい着香モノが好きな方には合うのでは無いかと。ワシは気に入りましたです。レギュラー・ローテーションに入るかどうかは分かりませんが代打要員としてなら定着するかな、というくらい。美味しいです。
2016年05月31日(火) |
C&D・Snug Harbor |
というワケで開封。 割り込み作業開始。何だか良く分からんデバイスを今週中に使える様にして来週には展示会に出すという何だか良く分からんスケジュールでありますが割と無茶な事だけははっきりとしております。時間無さ過ぎ。おまけにマニュアルが劣悪でありまして分厚い上に実践上肝心な事は何も書いて無いという。デバイスに送るパラメータの16進数は大文字じゃないとダメとかどっかに書いとけよ。でなけりゃそういうエラーを返すとかね。3時間も無駄にしましたよンな事で。しかもそうやって苦労して読み出したデフォルト設定がマニュアルに拠ればその機器の設定範囲外という。何でそういう値が保存されてるのよ。設定できるハズの値がエラーになったりもするし実は中身がラベルと違うのでは無いかと半ば本気で疑ったりもしております。中華製だと時々ありますからね。これはドイツ製ですけど。中身は違ったりして。ひぇ〜
などと怒ったり呆れたりしつつも何となく動きはじめたので本日の作業は終了といたします。データも受け取れているのでありますがそのデータが何を意味するのか単位は何なのかさっぱり分からんという。その辺も試行錯誤で探り出すしか無いのでありますが間に合うのかしらんそういう事で。更にそこから必要なデータだけを見つけ出すという作業もあったりいたしましてかなり危機的状況なのではありますがまあ先の事を心配しても仕方が無いですからね。もう今日は忘れます。
仕事を忘れるには心地良い一服。と言うワケで開封したのはSnug Harborであります。中々にオシャレな名前でありますな。ボート乗りの心をくすぐりますよ。もう1年近く乗ってないですけどね。ジップロック・バッグから出て来たのはちょとゴツゴツした感じの手触りの短いリボンカットでありました。ぎりぎりリボンカットってとこですな。茶6黒4か黒がもう少し少なめくらいでありましてその香りはかなり控えめのラタキア・ブレンドのそれであります。レビューサイトだと着香になってるんですけどね。ワシには後付けの香りは全く分かりませんです。また風邪引いたかな。そういう事でも無さそうな気がするのでありますが。到着時にカリカリに乾燥していたので軽く加湿してあります。気が抜けてるだけだったりして。勘弁してくれよ。
軽く揉み込んでボウルに詰めます。点火一発。もう少し湿らせても良いかしらん。ラタキアはパウチ・ノートの通りでかなり控えめであります。ラタキア風味のバーレイ・ブレンドって感じでありましょうか。ごく弱いながら柔らかい甘みとナッティな風味が。いやバーレイがナッティってのはレビューサイトでは良く見るんですけどね。正直ワシはバーレイ吸ってナッティと思った事はほとんど無かったのでありますよ今まで。でもこれはナッティであります。こういう風味だったのでありますな。美味しいですよ中々に。今までに吸ったバーレイ・ベースのラタキア系では一番ワシに合っていると思います。これから暑くなると濃ゆいねっとり系のラタキアにはワシは手が出にくくなるのでありますがこれは美味しくいただけそうな。吸い口はやや強め。ミディアムといたします。強めではありますがバーレイ特有の刺激が無いのでとても吸い易いです。これはちょと気に入りそうな予感がしてまいりましたですよ。
2016年05月28日(土) |
Raspberry Pi 3 |
というワケで初起動。 曇ってやや涼しい土曜日であります。今日は仕事はしないと思いつつ次のプロジェクトで使うらしいラズベリーパイ通称ラズパイをとりあえず起動できるところまで持っていっておこうかな、と。厳密には仕事でありますが好奇心が先なのでありますよ元々好きでやってますから。とはいえLinuxはネット見ながらなら何とか分かるという程度の生き物でありますれば起動確認くらいはしておきませんと不安だったりもするワケであります。万が一不良品だったらクレームもせにゃならんですからね。
モノはKSYというところで買ったラズパイ3。何ちう小ささなのよこれは。クレジットカードより僅かに大きいかなというサイズであります。収まりが悪そうなので収めるのを諦めHDMI→DVI変換ケーブルでKVMにぶら下げてしまいます。キーボード&マウスを繋ぎ電源を突っ込めば完成かというとそうは行きませんでOSのセットアップをしなければなりません。32GのTFカードをSDフォーマッタ4.0というソフトでフォーマットしDLしてあったnoobsをコピーしてスロットに差込み電源を繋ぎます。をを出た出た何か出た。と思ったらエラーじゃん。
Error resizing existing FAT partition Error: the FAT's don't match. If you don't know what this means then select cancel, run scandisk on the file system then come back
何じゃこりゃ。キャンセルなんてねえぞ。どうしろと言うのだ。仕方が無いのでググりまくります。曰く論理サイズ調整ありの上書きフォーマットをしろ。カードリーダーを介してはイカン。アクセス権の問題じゃ等々。そうですかそうですか。じゃあ全部いっぺんにやっちゃいましょうね。SDアダプターを付けたTFカードをノートPCのスロットに突っ込んで先の条件でフォーマット。うわぁこれは遅い。1時間近く掛かりそう。眺めていても仕方が無いのでこの間に買出しに行ってしまいます。ガスコンロの電池が切れて火が点かんという問題もあったりいたしますれば買いに行かんと。てかお試し用電池って何だよ。半年も持たずに切れるとかンな電池を作る方が難しいんじゃないんですかね21世紀にもなって。バイクで横須賀の市街に出向き電池と食い物を買って帰宅するとフォーマットは無事に終了しておりました。と思ったらSDフォーマッタが終了しねえし。仕方が無いのでノート再起動。大丈夫かねこういう事で。
夏場の持病である汗疱を掻き毟りつつnoobsをコピー。しかし汗疱とか心房細動とか治らない病気にばかり掛かるのはどういうワケなんですかね。人死にが出ないと治療方法を真面目に考えてくれないという風潮は実に疑問かつ不満であります。などと怒りつつノートから引っこ抜いたカードを今度はカードリーダーに突っ込んでUbuntuにマウント。chmod 777でアクセス権を何でもあり状態にしてから再びラズパイに挿入。ををを今度こそ何か出た。インストーラーじゃ。良しよし。選択肢はひとつだけですがWifiを有効にすると更にいくつか表示されました。まあ最初のヤツだけでも良いんですけどね。Raspbianというカタカナにすると少々ナマメカシい字面になりそうなヤツを選んでインスコ開始。15分かそこらで完了のダイアログが出たのでOkを押したら無事に起動。すげえなあ。ンなちっこいヤツがちゃんとGUI持ったパソコンなんだなあ。まあ携帯を持ってる人にとっては別に不思議でも何でも無いのかも知れませんがデスクトップ機というかタワーで生きてるワシには結構感動だったりいたします。だって、その辺にケーブルでぶら下がってるんですよ動作クロック1G超のパソコンが。風が吹くと揺れちゃう板切れの癖にその昔買ったDellの4100よりスペックが上だってんだから。しかも全部入れても1万円もしないというね。いや凄い世の中になったモンだ。
起動すると開発環境を設定したくなるのが人情というモノであります。gitを入れてカーネルをDL。modprobe configsで現在の設定を取得しmake oldconfiしてmakeするとbcが無いというエラーが出たのでapt−get。我が事の様に書いておりますがこれ全て情報提供してくださっている見知らぬ方々のお陰でありましてワシは何ひとつ分かっておりません。恐ろしく時間が掛かるらしいので暇つぶしにトマトソースなどを作りつつ一服いたします。モノはSutliffのVanilla Custardであります。ヘビーな着香独特のべたっとした手触りの葉っぱからは中々に美味しそうなバニラの香りが。まあ名前の通りでありますな。ボウルに詰めて火を点けるとやはり甘いバニラ・クリームの風味でありますが少し舌にピリッと来やすいかも知れません。ワシが下手なだけかも知れませんけどね。バニラというとLaneの1−Qなどが有名でありますがアチラをパンケーキとしたらこちらはやはりカスタード・クリームでありましてどちらが好きかと言われたら1−Qかなあ、という気も。またMolto Dolceのバルクじゃね?という評価を見た覚えもありますがこれは違います。鈍鼻のワシでも分かるくらい。これにキャラメル風味を加えてほんの僅かタバコ感を弱めたら似た感じになるのでは無いかな、と。そんな感じのブレンドでありましてバニラ系の甘いのがお好きな方なら試してみる価値はあると思います。吸い口はライト+。甘さの割にはタバコ感もありますのでこの辺は高評価なんですけどねワシ的に。
などと思いつつ一服して夕食を済ませて食後の一服をはじめたワケでありますがカーネルのmakeが終わる気配がありませんです。こりゃひと晩点けっ放しですかね。大丈夫なんでしょうねボードが少々暖かくなってるんですが。朝になったら焦げた板切れがKVMにぶら下がってるなんてのはイヤですよワシは。
2016年05月27日(金) |
Peter Stokkebye・Norwegian Blend |
というワケで開封。 TGIF。今週は変な作業が多かったので金曜日には心から感謝であります。来週も続いたりして。うわぁ。まあ来週の事は来週心配しましょうね。でも心配してもどうにもならない作業なのでありますよね。だってデバイスの初期化が終わってないうちにスタートアップでアプリ立ち上げたら動かねえってそりゃ動かんだろとしか言い様がないですよ。アプリの初期化を遅延したりデバイスの初期化が終わるまでリトライを繰り返したりというややハズカシい対応に始終していたワケでありますが画面の真ん中にショートカット作っておいてそれをダブルクリックしろってんじゃダメなのかしらん。何らかの美意識によるモノなのでありましょうがそのために変な処理加えるのはワシの美意識に反するのでありますよ。とはいえ使うのはワシじゃ無いですからね。仕方が無いですね。困ったモンだ。
などと思いつつ開封したのは実は水曜日でありました。PSのNorwegian Blendであります。バーレイ+バージニアのブレンドを追いかける中で買ってみた一品でありますが所謂アメリカンなタイプとは違いまして名前からしてNorwegianと。ノルウェーって国はこういうタバコを吸う人が多いのでありましょうか。正直ワシはノルウェーに関しては北欧という以外は何ひとつ知らなかったりいたしますがどうもそういう事は無さそうな予感もいたします。だってこれ、明らかにRYOつまり手巻き用ですよ葉っぱ薄いし。カットはパイプ用らしくやや広めでありますけどね。手触りからしてRYOと確信いたしますですよワシは。
明るい茶色一色の葉っぱは前述の通り薄くて柔らかです。がしがし詰めるとドローが重くなりそうな。乾燥してるから大丈夫かしらん。シガレットを髣髴とする香りは特に印象が無いというか。まあアカンかったら手巻きで吸っちゃえば良いですな。などと思いつつ点火。良く燃えそうであります。気をつけませんと。ふむ。薄味ながらターキッシュが香ります。バージニアとバーレイも何となく分かるかなというくらいには。バランスは良いですな。手巻きなら美味しいブレンドと言えるかも知らんけど・・・
というのが第一印象だったのでありますがボウルを重ねるうちに段々と印象が変わってまいりました。悪くないッス。めちゃ美味しい取っておきの一品というワケではありませんが普段使いなら充分イケるのでは無いかと。食後の一服には弱いですけどね。味は良いので仕事中に燻らせておくには充分美味しいです。ターキッシュがちゃんと分かるというのが嬉しいですよこのお値段で。吸い口はライト+。やや軽めであります。強く吸い込むと辛味というか苦味というかそういうモノが出て来たりいたしますのでカットの関係上少々難しいですがゆっくりいただくのが肝要かと。それさえ気をつければ悪くないブレンドであります。強めのバージニアを少し足してやればその辺も解消出来たりいたしますればブレンド・ベースとして使うのも良いかも知れません。安くてそこそこ吸えるヤツをお探しでしたら是非。お値段以上の価値はあると思うです。
今日は何だか風が強いですな。気温も低いし。急に冷えるとイチコロで風邪を引く身といたしましては週末を楽しく過ごせるかどうかが気がかりな天候であります。てか来週も寒いんですな。まさかもう梅雨入りかしらん。バイクの調子も良く無いし修理するお金が貯まるまではまあいいか。っていつまで雨が続くと思ってるんじゃワシは。はよ貯めにゃ。
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