やっと
身体を重ねてみました。
相変わらず 私は緊張して。 挙動不審ぶりが 目に見えておりました。(笑
光敬は とても暖かかった。
どんどん好きになっていく自分がいる。
本当に変な人だ。 とっくに嫌われていそうなのになぁ。
こんなワガママな子、疲れるだろうに。
でも
身体に 光敬の匂いが残っていて まだ どきどきする。
だんだんと痛みもはじめの頃と比べて少なくなってきて。
こうして大人になっていくのでしょう。
痛みに慣れていって
それでも 棘は いつ抜ける?
あの人の言葉は いつ 抜ける?
「お前は いつか絶対 痛い目に遭う」
誰か。。。
考えたくはないのだけれど 考えてしまうものなのです。
感じたくはないのだけれど 感じられずにはいられないのです。
繋いだ手を 離さないで下さい。 あなたは また 繋いでくれるのかわからないから。
私が 目を伏せるのは あなたに此方を向いてほしいから
わかってる。 そんなこと 意味ないってことくらい。
それでも それでも
非情ね あなたは 手を離す
苦しくなるほど 抱きしめてほしい 他の事など 考えられなくなるくらい 抑えきれない衝動を私に見せてよ。 冷静で理性的なあなたなんか見たくない。
私にだから見せられる 一面を。
身近にあったものがなくなると 不意に 不安になるのです。
イヤだ。
やってらんない。
だれか
助けてよ。
私は 逃げている?
どうして 存在を 否定されなくちゃいけないの?
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