● アバター 監督・製作・脚本: ジェームズ・キャメロン 出演:サム・ワーシントン/ゾーイ・サルダナ/シガーニー・ウィーバー
 『タイタニック』から12年、巨匠ジェームズ・キャメロンが描く、想像を超えた驚異の映像と感動の世界
息をのむほどに美しいはるか彼方にある惑星パンドラにやってきた、下半身不随になった傷痍軍人ジェイク。その星には独自の言語と文化を持ったヒューマノイドが居住しており、地球からやって来た人類と、互いの文化文明をめぐり対立。やがて壮絶な戦いが繰り広げられることに…。
『タイタニック』のジェームズ・キャメロン監督が描く、想像を超えた新たな世界で繰り広げられるエピック・アクション・アドベンチャー。構想14年、製作4年。キャメロン監督のイマジネーションに、ようやく映像テクノロジーが追いついた結果、ついに製作が始まった本作。この映画のために開発された革新的な技術により、登場キャラクターの感情や感動的なストーリー展開が圧倒的スケールで描き出される。(作品資料より)
| 2009年12月18日(金) |
カールじいさんの空飛ぶ家 |
● カールじいさんの空飛ぶ家 監督: ピート・ドクター 出演:エド・アズナー/クリストファー・プラマー
 最愛のきみに捧げる果たせなかった約束の旅
冒険好きな少年と少女だったカールとエリーは夢を語りながら成長し、19歳で結婚。幼い日の思い出がつまった廃屋を買い取り居心地のいい我が家に改築する。喜びも悲しみも分かち合い、つつましく生きてきた2人にも、やがて悲しい別れが訪れる。ひとり残され偏屈な老人となったカールは78歳で一世一代の冒険に旅立つ。無数の風船と共に大切な家ごと飛び立ったカールが目指すのは、かつてエリーと夢見た冒険の地だった。
大人を泣かせるには冒頭のシークエンスだけで充分だ。カールとエリーの愛情に満ちた結婚生活を音楽と絵だけで綴るモンタージュの美しさと切なさに観客はがっちり心を掴まれ、その後に展開する驚きの冒険へ共に旅立つことになる。これまでも『ファインディング・ニモ』『ウォーリー』などの名作を放ってきたピクサーの記念すべき第10作は、3頭身の愛すべき老人を主人公に、生きることの孤独と未知への冒険に旅立つ勇気を見事に描き、09年5月にはアニメ作品で初めてカンヌ国際映画祭のオープニングを飾り絶賛されている。監督・脚本は『モンスターズ・インク』のピート・ドクター。ディズニー/ピクサー作品でもある。
● 2012 監督: ローランド・エメリッヒ 出演:ジョン・キューザック/アマンダ・ピート/タンディ・ニュートン/ダニー・グローヴァー
 古代マヤ人が予言した“地球滅亡”を、かつてないVFXで描くディザスター・ムービー超大作!
2009年。太陽の活動が活発化し、地球の核が熱せられた結果、3年後に世界は終わりを迎える―。この驚愕の事実をいち早く察知した地質学者エイドリアンは、すぐに米大統領 主席補佐官に報告。やがて世界各国の首脳と一握りの富裕層にのみ事実が知らされ、人類を存続させる一大プロジェクトが極秘に開始される。そして2012年。売れない作家のジャクソンは、子供たちとキャンプにやってきたイエローストーン国立公園で、政府の奇妙な動きを目撃。世界に滅亡が迫っていることを、偶然知ってしまう…。
『インデペンデンス・デイ』『デイ・アフター・トゥモロー』のローランド・エメリッヒ監督が放つ、ディザスター・ムービー超大作。古代マヤ人が残した暦がそこで途切れていることから、「世界終末の日」だと囁かれてきた2012年12月21日。あと3年足らずで地球が滅亡するというシナリオを、圧倒的なVFXで描き切る。かつてない規模の地震、噴火、津波…。あらゆる天変地異が世界各地に次々と襲い掛かり、もはや地球上に逃げ場はない。なかでも大都市ロサンゼルスが、あっという間に崩れ落ちるシーンは圧巻! この映画史上最大級の絶望と恐怖は、ぜひ劇場の大スクリーンで体験してほしい。
● なくもんか 監督: 水田伸生 出演:阿部サダヲ/瑛太/竹内結子/塚本高史/片桐はいり カンニング竹山/高橋ジョージ
 脚本:宮藤官九郎×監督:水田伸生×主演:阿部サダヲで描く、直球勝負のホームドラマ
東京・下町。ハムカツで人気の「デリカの山ちゃん」の2代目店主・祐太は、誰の頼みも断らない究極のお人よし。彼は親に捨てられ、弟と生き別れた過去がある。そしてその弟こそ、人気お笑い芸人「金城ブラザーズ」の祐介だった。祐太は先代の娘・徹子と結婚、婚姻届を出すために手に入れた戸籍謄本で祐介が実の弟だと知る。早速祐介に会いに行く祐太。しかし偽の兄弟芸人として売り出していた祐介の態度はすげないものだった…。
『舞妓Haaaan!!!』の監督:水田伸生×脚本:宮藤官九郎のコンビが再び作り上げたのは、笑って泣けるホームドラマ。両親の離婚後父親に捨てられ、それでも笑顔を絶やさずに生きてきた兄・祐太。母親の死んだ後イジメられないよう、お笑いを頼りに生きてきた弟・祐介。そんな複雑な過去を持つ生き別れの兄弟の関係を軸に“家族”というものを真っ正面から描いていく。宮藤脚本らしいアクがあって活きのいいキャラクターを、主演の阿部サダヲはじめ、瑛太、竹内結子らがそれぞれ特徴ある演技で表現。それを水田監督のテンポのよい演出が支える。観た後に家族とハムカツが恋しくなる作品だ。
● プール 監督: 大森美香 出演:小林聡美/加瀬亮/伽奈
 小さなプールのまわりに集まる5人の6日間の物語
大学生のさよは卒業を控え、タイ北部・チェンマイのゲストハウスで働く母・京子のもとを訪ねる。迎えに現れたのは母の仕事を手伝う市尾だった。小さなプールのあるゲストハウスには、オーナーの菊子やタイ人のビーという少年らがいて、母は楽しそうに暮らしていた。そんな母の姿を、さよはどうしても素直に受け入れることができないでいた…。
タイの古都・チェンマイを舞台に、それぞれに事情を抱えた5人の男女のほのぼのとした6日間を描いた本作は、漫画家・桜沢エリカが映画化を前提に書き下ろしたもの。小林聡美が『かもめ食堂』や『めがね』で演じたキャラクターに通じる、思慮深くてチャーミングな女性を好演している。ギターをつま弾きながら、自作の歌(「君の好きな花」)を歌っているところにも注目だ。監督・脚本は、数々のヒットドラマの脚本を手掛け、映画『ネコナデ』でその演出力が高く評価された大森美香。加瀬亮やもたいまさこなど、独特の空気感をまとう出演者たちのアンサンブルを見事に演出している。
| 2009年10月24日(土) |
きみがぼくを見つけた日 |
● きみがぼくを見つけた日 監督: ロベルト・シュベンケ 出演:レイチェル・マクアダムス/エリック・バナ/アーリス・ハワード
 奇跡のように重なりあう瞬間がきっとある
幼い日、愛する母が運転する車で事故に遭う寸前にヘンリーは突然時空の彼方へ姿を消す。以来、過去と未来を瞬時に行き交うタイムトラベラーとなるが、その行き先は彼自身にもわからなかった。誰にも信じてもらえない秘密を抱え孤独な旅を続けるヘンリーだったが、過去に降り立ったある日、6歳の少女クレアと出会う。未来からやって来たというヘンリーの言葉を信じる彼女こそ、いつか巡りあう運命の恋人だった。
恋愛映画の醍醐味は、恋人たちの意思の力だけではどうにもならない障害にある。オードリー・ニッフェネガーの世界的ベストセラー小説を原作に、『ゴースト/ニューヨークの幻』でアカデミー賞に輝いたブルース・ジョエル・ルービンが脚本を手がけ、『フライトプラン』のロベルト・シュベンケがメガホンをとった本作で、愛しあう主人公たちの前に立ちはだかるのは、時間と空間だ。奇想天外とも思えるこの究極の障害をピュアなロマンスへと昇華させたのは、主演2人の魅力が大きい。『きみに読む物語』のレイチェル・マクアダムスと『ミュンヘン』のエリック・バナが、時空を超えて愛を貫き通す永遠の恋人たちを好演している。
● 私の中のあなた 監督: ニック・カサヴェテス 出演:キャメロン・ディアス/アビゲイル・ブレスリン/アレック・ボールドウィン
 全米が感動の涙で包まれたベストセラーの映画化
11歳の少女アナは、白血病の姉に臓器を提供するドナーとして、遺伝子操作によってこの世に生まれた。母サラは愛する家族のためなら当然と信じ、アナはこれまで何度も姉の治療のために犠牲を強いられてきた。そんなある日、「もうケイトのために手術を受けるのは嫌。私の体は、自分で守りたい」と、アナは突然、両親を相手に訴訟を起こす。しかし、その決断にはある隠された理由があった…。
アメリカの人気作家ジョディ・ピコーの同名小説を映画化。監督は『きみに読む物語』のだニック・カサヴェテス。白血病の姉のドナーとなるべく遺伝子操作によって生まれた妹が、姉への臓器提供を拒んで両親を提訴する姿を通し、家族のありかたや命の尊厳を問いかける問題作だ。初めて母親役に挑戦したキャメロン・ディアスは、衣装やメイクに関してもリアリティを追求。病気の娘のために闘う母親になりきるため、ほぼノーメイクのままでほとんどのシーンに臨んだという。両親を訴える次女役を『リトル・ミス・サンシャイン』などのアビゲイル・ブレスリンが熱演。シリアスなテーマながら、温かい視線でユーモアを交えた語り口が心地よい。
● ATOM 監督: デビッド・バワーズ 声の出演:上戸彩/役所広司
 「鉄腕アトム」が3DCGになって帰ってきた!
ロボットが人間と共存する夢の空中都市メトロシティ。そこで何不自由なく幸せに暮らしていた少年トビーは、不慮の事故で命を落としてしまう。最愛の息子を亡くしたテンマ博士は、自らの手で息子をロボットとして甦らせる。しかし、生身の人間とは違っていた…。博士に疎まれ捨てられてしまったトビーは、父の元を去り、生まれて初めて地上へとやってきた。そこはまさにスラム。だが、温かい気持ちを持った旧型ロボットや、そこに住むたくましい人間たちとふれあい、トビーは“アトム”として生まれ変わり、新たな道を歩み始める。
1951年より連載、1963年から日本で初めての国産TVアニメとしてアニメ化され、いまなお絶大な人気を誇る巨匠・手塚治虫の「鉄腕アトム」。その伝説的漫画を、ハリウッドで3DCG化した。製作は、新進気鋭の会社としてドリームワークスやピクサーなどと同等の技術力を持つイマージ。声優陣は、アトムを『チャーリーとチョコレート工場』のフレディ・ハイモア、テンマ博士には「ナショナル・トレジャー」シリーズのニコラス・ケイジ、お茶の水博士には「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのビル・ナイなど、豪華キャストが揃っている。
| 2009年09月21日(月) |
ココ・アヴァン・シャネル |
● ココ・アヴァン・シャネル 監督: アンヌ・フォンテーヌ 出演:オドレイ・トトゥ/ブノワ・ポールブールド/アレッサンドロ・ニボラ
 時代を超えて女性を魅了するファッション・デザイナー、ココ・シャネルの若き日の愛と、成功までの物語
修道院付属学校で育った孤児のガブリエル・シャネル。“ココ”と呼ばれる彼女は、洋裁店で助手の仕事をしながら、姉とカフェで歌を歌い、生活の糧を得ていた。そこで出会った裕福な貴族、エティエンヌ・バルザンの家で暮らし始めた彼女は、様々な上流階級の人々と出会っていく。そして、そこで彼女はアーサー・“ボーイ”・カペルと出会い、愛を育む。彼は彼女の才能を見抜き、彼女が帽子店をオープンするための資金を援助する…。
現在も女性たちを魅了し続けているハイファッション・ブランド“シャネル”。映画『ココ・アヴァン・シャネル』はその創始者であるデザイナー、ガブリエル・シャネルが、愛する男性と出会い、永遠のアイコン“ココ・シャネル”になるまでの初期過程を描き出している。シンプルなツイード・スーツや、エレガントでメンズライクなパンツ・スーツなど、シャネルの特徴的なアイテムの誕生のきっかけなども描かれており、ファッショニスタ必見の映画となっている。様々な時期のシャネルのドレスやジュエリーが登場するファッションショーのシーンは、溜息が出るほど美しい。ココ・シャネルを演じたのは『アメリ』のフランス人女優、オドレイ・トトゥ。
| 2009年09月20日(日) |
BALLAD 名もなき恋のうた |
● BALLAD 名もなき恋のうた 監督: 山崎貴 出演:草なぎ剛/新垣結衣/武井証/筒井道隆/夏川結衣/大沢たかお
 あの「クレヨンしんちゃん」の名作映画を実写化! 稀代の純愛が、再びスクリーンによみがえる…!!
ひょんなことから戦国時代にタイムスリップした小学生・真一は、春日という小国の廉姫と、姫を命がけで守ってきた侍・又兵衛と出会う。真一の面倒を見ることになった又兵衛は、最初は嫌がっていたものの、素直な心を持つ真一に徐々に気を許し、奇妙な絆を育んでいく。そんなある日、北関東の大名・大倉井高虎が美人の誉れ高い廉姫に婚儀を申し込む。国のことを思い、縁談を了承する廉姫と又兵衛。しかし幼なじみの二人は、この時代には決して叶わぬ身分違いの恋を、互いの胸深くにしまい込んでいるのだった…。
“ギャグアニメのはずなのに、オトナが泣ける!”と評判が広がり、普段はアニメ映画を見ない映画ファンまで劇場に殺到するという、異常事態が起こった『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』(02)。この今でも語り継がれる傑作を、『ALWAYS 三丁目の夕日』(05)の山崎貴が実写映画化した。勇猛な武将ながら女性にはウブな又兵衛を草��剛が、美しく凛としたたたずまいの廉姫を新垣結衣が好演。また傲慢な敵将・大倉井高虎を演じた大沢たかおの凄みも見逃せない。幼稚園児から小学生に設定が変わっている“しんちゃん”こと真一を演じるのは、『いま、会いにゆきます』の映画版・TVドラマ版の両方で秋穂祐司役を演じ、注目された武井証(あかし)。本年度は『ぼくとママの黄色い自転車』でも主演を務めており、今もっとも注目を集める子役だ。
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