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年末から本当に忙しかった。 今日、やっとスタッフの数が通常人数になった。 さぁ、やっと余裕がでてきた。 でも、いつ急患がきて忙しくなるか分からない。 今のうちに寝たきりの人の手を洗ってあげよう!! 病棟にはお風呂に入れない人が19人。ほとんど寝たきり。 毎朝蒸しタオルで体を拭き、陰部はお湯で流して洗っている。 長く入院してる人や入院当初から汚かった人は、やっぱり臭い。 特に手は何とも言えない臭いがする。 洗面器にお湯をはり手をつけて石鹸で洗う。 さぁ、誰から洗おうかなぁ・・・・ 臭そうな人の手を嗅ぎに行く。 くん、くん・・・ おぇ・・・ まず、このおばあちゃんだ。 口と脇がいつも臭いから一番あやしかった。 さぁ、お次はだ〜れ? くん、くん・・・ うぅっ、 このおじいちゃんだ! 色白だから綺麗そうに見えたけど、意外とくさかった。 次々と仕上げていく・・・ 瞬く間に一時間が過ぎた。 タイムオーバー また次回の暇なときまで待っててね〜
バス通勤の私。 昨日いつも通り仕事が終わってからバス停へ向かった。 そこは薄暗く、民家もなく・・・ でも交通量がまぁまぁあるので、それほど危険ではないのだが。 バス停に怪しい人が立っている。 黒いコートに深くかぶった黒いぼうし。 『もぐろ ふくぞう』の痩せた感じ。(ふる〜〜〜い) なんかめっちゃ怖い。あそこに行きたくな〜い でもバスが来ちゃう・・・ 仕方なくバス停に近づくと 看護婦さん、今帰り? なんで、看護婦って知ってるの〜〜?怖〜い ○○(バス停留所の名前)まででしょ? なんで私の降りるとこを知ってるの??嫌だ〜、怖いよ〜〜〜 私の顔はかなり引きつり、上半身はのけぞっていた。 あっ、私、佐藤(患者さん)の息子です。 えっ?佐藤さんの?そういえばこんな顔の人が付き添いでいたかもしれない。 でもその格好は怪しいよ。 早く言ってくれよ〜ちびりそうだったよ。 で、本日もバス停に怪しい姿が・・・ またあのおっちゃんだ。相変わらず怖い。 正体を知ってても怖い。 も・もしかして 佐藤さんが退院するまで帰りは一緒なのだろうか? はぁ〜素敵な男性だったら帰りも楽しいのに、喪黒さんじゃ〜ねぇ〜
看護助手さん。仕事量は多くかなり大変な仕事です。 私もいつも感謝感謝の毎日なのです。 特に免許はいらないので誰でも出来る仕事・・・でもかなり大変な仕事なので、向いている人しか続かない。 10月から働き始めた助手のおばさん。 働いて二日目に別の看護助手さんと言いあいをしてる 教え方が悪い!ってほざいてるらしい。 しかしどれだけ教えても覚えない。 三日目、いきなり主任さん達のいる前で 看護婦さん達は私を見下してます! って愚痴っている。独り言のように話してるが、しっかり皆の耳に入っている。 きっと聞こえるように言ったのだろう。 おいおい、まだまだあんた誰?の状態なのに・・・ 見下すも何も、何とも思ってないやい! ある日、大部屋の空気が悪く、換気しようと窓をあけると あっ、私ですね。私がいるからそんなことするんですねっ。怒 そんな小学生のいじめじゃあるまいし・・・ あんたがいると換気もできひんのかい! あるときは処置に使うせっしが2本足りない。 数があわないと、ややこしいことになる。 一生懸命助手さんたちは探している。 するとまたもや彼女、 看護婦さん達が困らせようと私に意地悪してるんじゃありません? なに〜〜〜!だいたいあんたなんか好きでも嫌いでもない!な〜んとも思ってない。それにあんたに意地悪するほど暇じゃない! なんだか毎日毎日、彼女の言動でみんなが気分を悪くしていた。 そして二言目には『絶対辞めませんから!生活かかってますから』 しかしまったくみんなと協調しようとしない。それどころか婦長さんに対してもかなり挑戦的。 今日、仕事に行ったら、彼女はいなかった。 とうとう、昨日、途中で帰されたそうだ。 大きな失敗を繰り返し、反省もせず、病院中に迷惑の輪が広がっていたようだ。 もしかしてクビ? でも、世の中にはこんな人もいるんだ・・・・ 攻撃的で、どんどん敵をつくっていく。。。 なんだか損してるよね。
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