ナースステーション

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もうお別れ?
2002年02月13日(水)

穏やかな、いい先生。
回診中。

寝たきり部屋のAさん入院期間一年半。すっかり家族のようなおばあちゃん。
ときどきニコッって笑う。

でももう90歳に手が届くというお年。
特に治療はしていないが、このまま安らかに眠るまでここにいるか、老人施設に移ろうかという状態。

すると先生、
Aさん、よーここまでがんばったなぁ。。。

な〜んてしみじみ言葉をかけている。
おいおい、それってまるでお別れの言葉じゃん!

すると、その後Aさん、
今朝から顔色が悪かったが、だんだん血色不良に。
おしっこもぱったり出なくなった。
いつも昼間は起きてたのに、呼びかけても起きない。

先生があんな言葉かけるからAさんほっとして、逝こうってしてるんだ。
なんとなくそう思う私。

昼過ぎに嫁登場。
せっせと呼びかける。体をゆする。それが2時間ほど続いた。

お〜〜〜っとAさん復活した。
相変わらずおしっこは出ないので安定はしていないのだが、
顔に赤みがさしてきた。
きっと、
あっまだ逝っちゃいけないんだ・・・って思ったのかな。

なんだか忙しいねAさん。




私は女優よ!
2002年02月12日(火)

女優!それが私の別名。。。。

こっぱずかしい。
医者も看護婦も
ね〜〜女優さん!ってどんなときもそう呼ぶ。
患者さんなんてえっ?!(どこが)って顔で見る。もうこれには慣れた。

別に綺麗なわけでも、オーラが出てるわけでもわがままなわけでもない。
みんなが汗だくで働いてるときに顔には汗をかかない私は
女優肌なんです!って大威張りしてたからです。



ナースステーションから一番離れた部屋の前に私はいた。
廊下には、歩いてる患者さん。
面会に来たご夫婦。
業者の若いお兄さんと、上司のおじさん。
いつものことながら賑わっていた。

ナースステーションから婦長の呼ぶ声が・・・・



AV女優さ〜〜〜ん!!



無言でダッシュ。
婦長さん!AV付けないでください!!

そう、ある時期からいつのまにかAV女優になってたの。
なぜだ〜〜〜。やっぱり日頃の行いか?!
自称 清純派女優のつもりなのに誰も認めてくれないや。ふんっ



まだまだ節約します
2002年02月11日(月)

トイレにいけない人などオムツをしている人が多い。
オムツは自己負担。
おむつ代だけでもバカにならない。

おばぁちゃん、うんちしたってコールあり。
行ってみると、
一枚目の大きなオムツの中に敷いてある中パット、小パットだけが汚れている。
でも一枚目のオムツはセーフだ。

よしっ、俄然やる気が出てくる。
一枚目のオムツが汚れないように洗ってやる!メラメラ

いつもになくめっちゃ真剣。


・・・・・完成!
よっしゃ〜〜
オムツ使用枚数最小限に抑えたぞ!

またしても自己満足





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