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病棟には3箇所のトイレがあります。 ひとつは内科側、もうひとつは脳外側。 のこりのひとつは特別室が並ぶ奥の棟。 特別室のある新棟のトイレは使う人も少なく閑散としてます。 そこの男子トイレから 病衣を来た20歳前後の男の子が出てきました。 あら?ここの階の患者さんじゃないわ。。。 すると後ろから同じ年頃の私服の女の子が出てきました。 ここまでは まぁ、、、たまに見られる光景です。 介助のために一緒に入る。。。 しかし出てきた二人は うつむき加減で 私の前を通り過ぎ 階段へ、そそくさと去っていきました。 男の子は上の階へ 女の子は下の階へ しかも無言で二人とも逃げていきました ん!!! あやすぃ。。。。。。 私の妄想最大限に膨らんでます。
病院の窓から何が見えますか? いいもの見えますか? 今日ある人から 『お見舞いに行った病院の窓から夕焼け富士が見えた』 という話を聞きました。 我が病院からは山が見えます。 今は紅葉。 夏には目が痛いくらいの新緑 春には土手に桜 これはナースの目からです。 そう、立ってる私たち。 ベットに寝ると 空しか見えないんですよね。 もったいないですよね。 もう、あと20センチ窓が低かったら。。。 っていつも思います。 長い間寝たきりの患者さんが言いました。 今は秋ね 秋の風が見えるわ。 もしかしたら窓の外だけじゃなく・・・ いろんなもの見えてるのかもしれませんね。 患者さんって。 目に優しいナース、家族になりたいものです。
朝出勤すると90歳おじいさんが亡くなってました。 ああ、とうとう亡くなったのね。 手。間に合ってよかった。 昨日あわてて手浴したんだ 手? 2日前、50歳後半の山中さんが 亡くなりました。 亡くなった後の処置に入ることに。。。 体を拭き、着物に着替え 鼻、耳、口、おしりに綿をつめます。 すると 手から垢がボロボロ・・・ ああ。。。。 ごめん、中山さん。 ショックです。 家に帰ったら たくさんの人に会わなくちゃいけないのにね。。。 死後の処置(エンゼルケア) 大切な仕事のひとつです。 患者さん本人も含め、病室中も綺麗にして 自宅に帰っていただきます なのに この垢はなんなの〜〜〜〜〜 普段のケア不足です。泣 ごめん。。。中山さん 実は髭剃りで失刀までしてました。。。。汗
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