日々是迷々之記
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2004年06月14日(月) |
ただの日曜日、そして月曜日。 |
カブの走行距離が3年で9600キロに達した。年に一度しかロングツーリングに行かないので、さすがに伸びがゆっくりだ。が、しっかりとリアタイヤは減っており、バイク屋さんに注文しておいた。
本当は昨日の土曜日に交換に行くつもりだったが、雨だったので挫折。行くのはいいんだけど、カッパを脱いで置くところがないのが面倒なので。
朝からバイク屋に行くつもりだったが、昨日の夜に洗ったヘルメットの内装部分が乾いていないので、朝日に当てる。乾かしている間に自転車でスーパー、酒屋などの用事を片づける。夕方、満を持してバイク屋に行くと、「タイヤ持ってくるのん忘れてん。」と言われてしまった。売り物のカブからタイヤを外してつけると言われたが、めんどくさそうなので、平日に出直すことにした。
カブのタイヤなんか、家で交換すればいいやんかと最初は思ったが、カブを横から見ると、かたつむりのようにリアフェンダー(要はどろよけ)が長く垂れ下がっている。シティサイクルのもべろんと垂れ下がっているが、あれはねじを緩めると、上に持ち上がってタイヤを外すのにじゃまにならない。が、カブの場合は、正味タイヤの直径分だけ地面との隙間ができるように持ち上げないと外れないのだ。というわけでお店にお願いすることにした。
バイク屋で雑談をしていたら、なぞなぞを出された。「さんかくなのにしかくなものなに?」というなぞなぞだ。居合わせた友人はすぐわかったそうだが、私は全然わからず。というか、今でもわからない。気になる…。
家に帰って、冷凍庫のトマトソースを解凍して、トマトスパゲティを食べた。11時を目前に、しっかりビデオをセットする。今日の「情熱大陸」はサイバラなのだ。しかもインドでヒジュラの人と接した話らしい。サイバラ好きの友人にもしっかりとメールで教えておいた。
視聴後の感想。サイバラは本当に漢だと思った。女なのに漢てアレだけど、物の考え方、腹の座り方、はんぱじゃないと感じた。「ぼくんち」の印象そのまんまだ。40本の連載を持ち、イラストを10分で描き、二人の子供のかあさんでもある。なんか奇跡みたいだと思った。
ここから今日の話になる。昼に食事をしながら、なんとなくテレビの話になる。が、誰も「情熱大陸」を見ておらす、「ヨン様」と「神田うのの弟はかっこいい。」で盛り上がっていた。まぁ、ヨン様も神田うのの弟の番組もちらっと見たけど、サイバラのインパクトには全然負けていた。神田うのの弟に至っては顔も覚えていない。それほどインパクトが薄いというか、そういうのを整ってる顔って言うんだろう。
こういう日の昼休みは、イマイチ会話に入れないのであった。
2004年06月12日(土) |
植木鉢のあるパソコン机/バーベキューの夢 |
先日、ホームセンターでバジルの苗と植木鉢、下に敷く皿、100円ショップでハーブ用の土を購入した。苗は素焼き風のぽってりとした鉢に植え替えて、eMacの横に置いた。
これがなかなかかわいいのである。朝起きると、律儀に日の差す方を向いている。こっちを向けると翌朝には日の差す方に向き直している。近くによるとしっかりバジルの香りがする。こんな楽しみが300円台で手に入れられるのだから、家庭菜園が流行るのも分かる気がする。
次はハラペーニョなんかを育ててみたい気がする。
金曜日の晩に例のアマゾンに注文したブツが届いた。箱が異常に重い。開けてみて納得した。洋書のバーベキューの本がものすごくでかいのだ。ペーパーバックって書いてあったので、新書版で厚さが3センチくらいでザラバン紙(わら半紙?)でできているのを想像していたのだ。ところが、20.5センチx23.5センチ(A4の短い方の辺で正方形を作ってこころもち大きくしたくらい。)の厚さは4.8センチ。薄めの電話帳くらいだ。
とてもあおむけに寝転がって読むことはできないが、うつぶせなら大丈夫なので寝る前にアメリカンなバーベキューを想像して幸せな夢を見れそうな「大きな幸せ本」だった。
今回買った本 「BBQ USA」Steven Raichlen著
この場合のアマゾンは本とかCDとかを売っているあのアマゾンのサイトのことである。ずっと前に買い物をしたのだが、期間内に税込1万円以上買い物をしたら1000円分の金券をあげますというキャンペーンのダイレクトメールが来た。
その金券で本を買うことはできないようだが、よく考えれば本を1万円分買って、金券をもらってからDVDなどを買えばいいではないか。ということで私は日頃密かに買いたいと思っていた本をリストアップした。すると合計金額9950円。50円の本ってあるんだろうか?文庫本でも買おうかなと思いつつも、文庫本を買うときは出会いを大切にしている(ふと思いついたときにさっとキオスクや初めての書店で買うのがいいのだ。)のでうーんと悩んでしまった。
何となくCDのところに入って、大安売りコーナーを覗くとt.a.t.uのロシア語バージョンのアルバムが、何と500円(新品)だった。かなり音はチープで一昔前の自主制作盤風らしい。おもわずカートに入れてしまった。
このへんがアマゾンの恐ろしいところだと思った。別にリアルなCDショップで「t.a.t.uのロシア語バージョンのアルバム」が500円で売られているのを見ても多分買わないような気がするのに、何故か買ってしまう。通常なら、好きなアーティストのところと新譜のところくらいしか見ないので、特にt.a.t.uに目がいくことはないと思うのだ。
アマゾン的な品物の陳列の仕方(検索したときの出て来方)は妙なところから購買意欲を刺激してくる。たとえば、CDのところで「やしきたかじん」を検索すると、一番最近のシングル「My Memory」が一番のところに出てくるのかと思いきや、一番は「ガンダムシングルヒストリー」である。何でやねんとクリックして詳細を見てみると、何と、昔たかじんはガンダムの主題歌を歌っていたのだ。レビューを読むと、森口博子も歌っており、それが彼女のデビュー曲だったことなど、たかじんとは全然関係ない情報まで知ってしまう。
ちなみに「やしきたかじん」検索の第二番は「大阪ソウルバラード」関西人と一部のものずきな人しか買わないと思われるアルバムだ。(私は持っているが。)ずっと見て行くと、その「大阪ソウルバラード」は「2」や「番外編」まで出ているではないか。「番外編」には海原千里万里(千里は今の上沼恵美子)の「大阪ラプソディー」や、寛平ちゃんの「ひらけチューリップ」が収録されている。いやーどういう購買層を狙っているのだろうか。
そんなこんなで一度アマゾンのサイトに足を踏み入れると、なかなか出てこれなくなる。まだ、「この本を買った人は他にこんな本も買っています。」も突っ込みたいところだが、それはまた後ほど。
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