日々是迷々之記
目次


2004年06月28日(月) デジタルカメラ購入のあれやこれや

とうとうデジタルカメラを買うことにした。今持っているものはスマートメディアを使い、パソコンにデータを移すときは、メディアをカメラから出して、USBポートにつないだリーダーに差し込んで…、とちょっとめんどくさい。特に私のようなそこつ者は、デジカメを持って出たはいいものの、いざ撮影をする段になって、「メディアが入っていません。」というおバカなメッセージを見たのも2.3回では利かない。

ついでにこのスマートメディアはたまに読みとりできなくなっていた。あかんかもなぁと思うと、大体読みとりエラーが出ていた。一度はカメラが悪いのかと思い、メディアを入れるところを掃除してもらったが、直ったのは最初のだけだった。多分、メディアを抜き差しするときに一緒にホコリなんかが入ったのだと思う。

ということで、今度は、スマートメディア以外の記憶媒体を使い、直接転送できるもの、と決まった。メーカーはやっぱりというか、何となくニコン。一眼レフがニコンだし、初めて買ったデジカメがニコンで、電池の持ちと購入価格と重さはちょっと顔がひきつったが、それを補って余りあるくらい画質が好みだったので、やっぱニコンかなと思ったのだ。

幸い、500万画素クラスが新発売になったので、300万画素クラスはたたき売り状態だった。ちょっと見たところ、29800円前後。ふーん、そんなもんかと思いつつ、テレビでショップチャンネルを見ていたところ、何と、その機種が29820円(税込)で充電器、充電電池、SDメモリーカード(32MB)、ケースが付属しているらしい。私は鼻息荒く、電話番号をメモった。

とりあえず、明日、会社の近所の家電量販店をチェックしてそれから決めることにした。

結果。山田電機で購入。価格は28800円。ポイント還元が24%。その還元分と数百円でSDメモリーカード(64MB!)、パナソニックの急速充電ができる充電器と電池を買うことができた。型落ちだけど、スペックは必要にして十分、というより、携帯電話みたいに使い切れないほど機能がある。

三脚を取り付けるねじ穴部分がプラスティックなのが、摩耗が早そうでちょっと気になるが、「ちゃんと持ててちゃんと撮れる」が売りなので、三脚はたまにしか使わないという前提なんだろうか。確かにテーブルの上の何かを撮影するくらいなら、三脚を出さなくてもしっかり腋を締めて、撮影すればぶれずに撮影できそうだ。

今日買ったカメラ
Nikon COOLPIX3200


2004年06月27日(日) 芥川賞ってどんな賞?

先週はいろんな意味で会社のことが頭の中でぐるぐる渦巻いていた。

例のデータを吹っ飛ばした件ももちろん、同僚の若い女性の言動が衝撃的だった。彼女は多分25歳くらい。おっとりしていて線が細い。「あたし、飲めないんです。」と言ったら素直にああ、そうなんだと思えるタイプで、若き日の浅田美代子を寂しくしたかんじである。(この辺のたとえが年齢を感じるけどまぁいいや。)

ビジネス街で配られているフリーのペーパーをみんなで見ていたのだが、その彼女がびっくりするようなことを言った。自分で揚げる串カツ食べ放題の店のクーポンを見て彼女が行ったことあるというので話を聞いていたのだが、彼女と友達は、自分で作るソフトクリームをテーブルの上の揚げ油に突っ込んだそうな。すると一瞬でソフトクリームは溶けて、油は真っ白になったとのこと。

私よりだいぶ年上の会社に長くいる女性は、なんでそんなことするの?と即座に聞いた。すると彼女は、「アイスクリームの天ぷらってあるじゃないですか?だから揚げてみようと思って。」と恥ずかしがるわけでもなんでもなく、素でそう言うのだった。で、その油どうしたの?とさっきの女性が尋ねると、そのままにして店を出てきたとのことだった。

うーん、頭が痛い。ソフトクリームまみれのフライヤーを掃除する店員さんが哀れだ。これからその店には「ソフトクリームを揚げないでください。」って張り紙されるだろうか?

別の日、今度は別のフリーペーパーを見ているとき、第2の激震が走った。「69」という映画のコラムがあって、原作者村上龍氏の自伝的小説を映画化したわけだが、その村上龍氏の役を妻夫木くんが演じるというところで、「それってどーよ?」的なことが書かれていた。それを見て、確かにちょっとイメージ違うねみたいなことを言っていたら、ソフトクリームの彼女が、「ムラカミリュウって誰ですか?」と言った。

私は、「…、知らない人もいるんだ。」と思いつつ、まぁ確かに読書に興味のない人は知らないかなぁと思ったのでとりあえず黙っておいた。が、映画や本など結構読んでいる女性が、「限りなく透明に近いブルーとか、コインロッカーベイビーズとか、聞いたことない?高岡早紀が主演でキョウコっていう映画もあったんやで。そうそう、それに、芥川賞ももらってるんやで。」と言った。

すると、村上龍を知らない彼女は、あろうことか「芥川賞って本の賞でしたっけ?」と言うではないか。…、もう話が通じないと私は思った。多分、この人にとっては、芥川賞も菊花賞もグラミー賞もどれがなんだかわからないんだろう。興味がないとそんなもんなんだろうか?

世の中にはいろんな人がいるもんだと思った会社での昼休みのひとときだった。


2004年06月22日(火) ミス!ミス!マイミステイク!

木曜日にデータを消してから3営業日が経つ。復活させたデータをどうにかソフトウェアが認識してくれた。が、そのデータを開いてびっくり。同名のフォルダができていて、全てのデータがその中にもある。つまり入れ子になっていて、データ量は12GB。

なんでやねんなんでやねん…とつぶやきつつ、システム管理の人と一緒にデータをリカバリーする。すると、なんと!もう一回同じフォルダができて、同じようにデータが全部入っている。リカバリーかけると入れ子になってゆくようだ。

これ以上はよくわからないけど危険だということで、当分このソフトでの作業は中止することになった。

さらに悪いことに、今日はもひとつミスをした。今日は私が郵便やメールを管理する日だったのだが、開封した郵便(海外からのメールは係が開封してしかるべき部署に振り分けるようになっているのだ)に受領印を押した瞬間、それはうちの会社宛でないことに気が付いたのだ。いやー、血液凍ったよ。うちの下の階の会社宛だけれど、階数はうちの会社になっていた。ふつうなら気が付くところだが、下の会社はうちの取引先でもあるので、宛先の部分に併記されて郵便物が届くこともあるのがややこしい。

まぁ、簡単に言うとかなりぼんやりしていたのだけれど。

最近どうも調子がいまいちだ。データを飛ばした件では未だに家に帰ると妙に内省的になってしまって酒の量が増えてしまう。なんかこう、前向きでしゃきしゃきと、元気になりたいものである。

明日になったらデータが直ってるってありえないんだろうなぁ。


nao-zo |MAIL

My追加