日々是迷々之記
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2004年07月05日(月) ニコンCOOLPIX3200に感動

土日にカメラを持ってうろうろ撮影して回った。撮影しているときからかなりいい感じだった。

まず起動が早い(ような気がする)。これはあくまで3年くらい前に買ったデジカメと比較してなので、最新機種とかはもっと早いかもしれないので、話半分ということで。

次に、接写がめっちゃきれい。カタログによると4センチまで寄れるとのこと。これで家のバジルに咲いた白い花を撮ってみた。背景がほどよくぼやけていてむふふふであった。

家に戻ってから、パソコンに接続して写真を取り込んでみた。Nikon View6というオリジナルのソフトウェアを使うのだが、見てくれはともかく、性能はたいしたもんだと思った。

まず、MacOSXにちゃんと対応しているのがえらい。よくあるのが、「添付アプリはウィンドウズ用」とか、「テレビCMなどで目を引くような機能はウィンドウズ限定」というパターンで、マック好きには非常にかなしい思いをしていたと思う。が、ニコンの偉いのはちゃんとマック用にも全部の機能が使えるようにしてあることだ。

最初慣れているのでiPhotoでやろうかと思っていたのだが、Nikon Viewの方ができることが多いし、メールに添付するにしてもオプションが多くてわかりやすい。もちろん、アプリの見た目はiPhotoのほうがスタイリッシュだけれども。

わたしが気に入ったのが、サムネイルをどばっと並べて1枚の用紙に印刷できる機能だ。これがあると、サイトに写真を複数枚アップするときに構成を考えるのに非常に便利だと思った。

iPhotoに取り込んで、それからフォトショップを起動して…という作業をしているマックユーザーの皆さんは、このニコンのアプリケーションを使ったらあまりの楽さに感動すると思う。iPhotoにほんのちょっとプラスの画像編集機能がほどよい感じで、ちょっとした修正なら十分だと思う。(もちろん、なげなわで選択とか、RGB,CMYK変換とかはできないが。)

というわけで、今回はイイ買い物ができたようでうれしい。


2004年07月03日(土) 見てはいけないものがちらちらと

見てはいけないと思われるものがちらちらと見えてしまったのだ。

夕方、日が傾く頃を見計らって自転車で外出した。ある交差点から、私は20歳前くらいの女の子がこぐ自転車の後を追う形となった。その彼女は、腰が丸見えだった。多分、上から見たらおしりが二つに割れていることすら確信してしまうほどの見事な見えっぷりだ。下半身はローライズのカプリパンツにレースのビーチサンダル。上半身はシャーリング素材のビスチェ。それもブラががっちり食い込んでいるので、一昔前のコカコーラのガラス瓶のような背中になっている。

すれ違いざまの男性の視線があからさまだった。信号待ちをしている軽トラのおっさんまで彼女を目で追っている。鈍感なのか、自信があるのか、定かではないが、他人の目を引くことは確かだ。

目的地のターミナル駅近所に自転車を止めて、私はウィンドウショッピングをしていた。つまりただ見てるだけなんだけど。

お店はバーゲン最初の週末ということでごったがえしていた。私は遠目で見ながら、通り過ぎようと前を向いたら、目の前にとぐろがあった。

そのとぐろとは、女の子の背中の毛のとぐろである。右側の肩胛骨の下あたりにぐるぐると背中毛がうずまいている。肩ひものないビスチェをきており、ブラのストラップはシリコンの透明のものを付けているのだが、いかんせん、背中が毛のとぐろなのだ。とうもろこしの毛のような人工的な金髪、ピンヒールのミュールを履いているが、膝を曲げたまま歩いているのでとってもみすぼらしい。

露出するのは勝手だが、はみ出ているブツのこともちょっとは考えてほしいと思った。脱毛するとか上になんか羽織るとかできないんだろうか?

今の時代に若者でなくてヨカッタとわたしはほっとしながら、バーゲン期間でもなお高値のお気に入りの店で、ゆっくりシャツを見ていた。いいねー。流行ってない店は。つぶれるかもしれないけど。


2004年07月02日(金) 誰もが知っていると勝手に思っていたこと

今日の予想最高気温は31度だったので、昨日の決断通り自転車で家を出た。

結果。もう汗でぼとぼとである。隣の区に住んでいる会社の同僚のおっちゃんも自転車通勤らしいが、20分が限界やろと言われた。確かにその程度にしていたほうが良さそうだ。前髪がおでこに張り付いて魔太郎みたいになっている。

魔太郎とは、もちろん「魔太郎がくる」の魔太郎なんだが、「もちろん」と言うほど誰もが知っているキーワードであるか自信がない。こんなことはよくあって、先日、会社の昼休みに「ダイエット中のKONISHIKI」の様子が話題になった。私は彼がベッドの上でベッドの真ん中の方にころがったままにじり寄ってゆく姿を「おなかの肉がスライムみたいでしたねー。」と言ったところ、「スライムってナニ?」と聞き返されてしまった。

ドラクエのスライムではなく、子供のおもちゃのスライムのつもりで言ったのだが、説明に困った。あの、蛍光緑色のでろーんとした物体が、手のひらサイズのポリのごみばこに入っているやつですよーと説明したが、余計分からなかったようだ。で、ついに、「それってナニに使うの?」と聞かれてしまった。そんなことわかりません。

それと「つるにはまるまるむし」。この絵描きうたはたいがい誰でも知っているような気がしていた。少なくとも「かわいいコックさん」くらいに有名なはずだった。が、そうでもないみたいで、最近の自分は世間からなんだかずれている気がしている。

物事はどのへんまでを誰もが知っていると思っていいんだろう。(会社の若い女性が、「台湾ってどのへんにあるんですか?」と真顔で聞いてきたときはちょっとびっくりした。村上龍って誰ですか?もすごかったけど。)


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