日々是迷々之記
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今日はひさしぶりにヨドバシカメラ梅田店に行ってみた。普段はなかなか足を踏み入れたくない場所のひとつだ。混んでるし、うるさいし、どこに何があるのかがわかりにくく、ブロードバンドの勧誘がうっとうしいからだ。パソコン関係なら近所のソフマップギガストアの方に行くことが多い。
が、今回は買いたい物が決まっていたのに、ソフマップギガストアではその色だけ品切れなので取り寄せ、ヤマダ電機では取り扱い無しということで、しぶしぶヨドバシカメラ梅田店へ行ったのだ。
さすがに閉店30分前だけあって空いていた。私はそそくさと地下一階のマウス売り場へ直行。お目当てのマウスを見つけた。これ、ロジクールのNotebook Optical Mouse Plus+はケーブルが短めの65センチ、しかもそのケーブルをくるくるとマウスの側面に巻き付けられるように溝が掘ってあり、終端のUSBプラグをスナップボタンでマウスの裏側に固定することができるようになっている。
私はこの手のちょっと便利そうに工夫されたギミックに弱い。ケーブルがジャマならコードレスマウスにすれば解決するんだけど、「工夫されたケーブル付きマウス」の方が好みなのだ。もっとも、iBookはUSBポートが全て左側面に付いているので、コードレスマウスのレシーバーをそこにつけて、右手でマウスを触る場合、パソコン本体をはさむ形になるがそれでいいんだろうか。よくわからない。使えるんだろうか?
あと、MacOSXで動作保証はされていないが、「ごろ寝マウス」というのも惹かれた。テキストサイトを読むときにすごく楽そうだ。でも、フォトレタッチなんかには向いてなさそうなので、普通の形のマウスを後々購入しそうな気がする。
そんな感じで一応迷って買った、ロジクールのマウスだが、これがすこぶる快適。ポイントを考えると、これが2000円ほどで手に入ったわけで、感動的ですらある。
初代iMacを購入したとき、どうしてもあのつぶれ草餅のようなマウスが使いにくくてサードパーティ製の動作保証されているただのマウスを買った。これが1ボタンで、iMac風の半透明デザインだから、手足触角をもがれた甲虫のようだった。ホイールがないのでテキストを読むと指がしんどかったのをよく覚えている。
当時はマイクロソフトだとかロジクールだとかがMacOSをあんまりサポートしておらず、ウィンドウズの世界はUSBではなくPS/2という規格のマウスが主流だった。まぁ、マックだってiMac以前はADBという規格のマウスを使っていたわけだが。
そんなこんなでマックの世界のマウス選びは不毛だったのだ。アップル純正か、海外のケンジントンというメーカーくらいで、ホイール付きはなく、あってもアプリによって対応していたりいなかったり。しかも値段が高い。ほんの数年前の話だけれど、今は状況が全然違う。
メーカーがサポートしていると明示していなくても、とりあえず接続してみたら使えるというものも多いようだ。多分、「検証したら動かなかった。」のではなく、「マックので検証は最初っからやってもいない。」というのが、各メーカーの本音かもしれない。だからとりあえず差してみたら動いたりするのだ。
いい時代になったもんである。今ならマックにスイッチすることを人に勧めてもいいかなと思う。あとは、オフィスが半額くらいになって欲しいもんだが。マックのオフィスはむっちゃ高いのだ。エクセル単品で3万なんぼかするって一体…。
2004年09月03日(金) |
口バトルでグッドモーニング |
やれやれやっと金曜日だと朝から全然やる気がないが、会社に行かなければしょうがない。マンションの駐輪場につづく通路で後ろから苗字を呼ばれた。忠実でまぬけなイヌのような管理人が、我こそは法律とばかりに威風堂々、マンションの通路に立ちつくして言った。「今日は点検の日ですけど、どこに行かれるんですか?」と来た。
「会社に決まってるやろ。」と思いつつも、感情を表に出さずに振り返り、「今日は仕事が休めません。」と一言言った。「日曜日に言いに行きましたよ!」と声を荒げる。日曜日は和歌山に行っていたのでそんな話は聞いていない。「日曜日は早朝から泊まりで出かけてました。」と言うと、その後、晩に誰かが言いに行ってるはずですか?と言う。聞いてないと言うと、何故か管理人はキレて、「おたくは前回もやってないでしょ!やってもらわないと困りますよ!」と言う。
そんなこと言われても、定時で帰ることは夢のまた夢という毎日。点検ごときで会社を休む気はさらさらない。なので、うちから点検する業者に連絡を取って、在宅しているときに来てもらうようにするから、業者の連絡先を教えて欲しいと言った。
すると、こう言い放った。「そんな特別扱いはできませんよ!今日って決まってるんです!皆さん在宅していただいてます!何故、おたくだけできないんですか?」と来た。私はこの手の頭ごなしに言うことを聞かせようとする人間が嫌いだ。高校一年生のときの英語教師(腐った松田聖子のような風貌で金ボタンのシャネル風スーツを着た新卒)がそういうタイプだった。
私が研究社の新英和中辞典を使っていたら、それは二年生から使うことになっている辞書だから買い換えろと言う。でも、使い慣れてるし、二年生になったら使うんだったらええんちゃうのと言ったら、「どうしてみんなと同じにできないの?」とのたまった。話はそれたが、いつの時代もこういう柔軟性のない人間は私を不快にさせる。
私は「オッサン黙れや。」と言いたかったが、大人なので「できるかできないかは私が交渉します。連絡先を教えて下さい。そちらに迷惑はおかけしませんので。」と言った。するとオッサンは、顔を真っ赤にして、「そんなもの教えられません!勝手な行動は慎んで下さい!できません!」もうわけがわからなくなっているようだ。
やれやれと思いつつも、「顔洗って出直してこいや。」と言うわけにも行かないので、「以降は早めの通達と、週末の点検ができるようなスケジュールでお願いします。」と言ったが、オッサンは全てを聞かずに逃げるように管理室へ走っていった。
こんな役立たずが管理人なのに、管理費は一万三千円をちょっと越えている。高いよな。
かくしてただでさえやる気のない金曜日は、果てしなくくだらなく始まってしまったのだ。
2004年09月02日(木) |
もえもえアップルストア |
今日は残業せざるを得なくなり、外に出ると真っ暗だった。うおー!何か発散したい!ということで先日オープンしたアップルストア心斎橋店に行くことにした。会社からは3キロくらいしか離れていない。
この店は御堂筋沿いの、昔「お米ギャラリー」があったところにできた。1階はiPodとなかまたち、2階はパワーブックと周辺機器。セミナーもやっていた。当たり前だけど、売っているソフトは全てマックで使えるものばかりだった。私はAppleWorks6の教本を買った。これも普通の本屋にはまず売っていない。レジは大福iMacで金額を打ち込むと、プリンタからA4サイズの領収書が出てくる。店員さんは本を白くて微妙に透明なiPod風なビニールの巾着袋に入れてくれた。おつりを入れるお皿は木製のつるつるしたお皿だった。
このビニール袋だけでもこの店で買った甲斐があると感じた。せこい話だが、ソフマップで買えば、書籍でも本体価格の3%のルピーポイントを付けてくれる。本は約2000円だったのでポイントは60円弱か。ということはこの巾着袋を60円で買った気分になる。
私は巾着袋をフリフリしながら1階へ降りた。そこには一般家電店では品薄であるiPod miniがどっさりあった。目を引いたのは吉田カバンのマック用バック類だ。iPod miniのケースなんか、iPod miniを持ってなくても欲しくなってしまう。
それとオーディオテクニカのイヤフォンがiPodにつないであるのが目をひいた。前々から音を聞いてみたいと思っていたので、試してみた。私が欲しいのはインナーイヤー式で、なおかつ耳かけフックが付いているタイプで12000円くらいする。(ATH-EC7)もちろんこれもよかったが、スティックタイプのこれもナイスだ。昔からiPodを購入した暁にはバング&オルフセンのイヤフォンを買おうと思っていたが、これでもいいかなと思った。(いづれにしてもイヤフォンとしては高いが。)
というわけで、アップルストア心斎橋店は楽しくて居心地のよい空間だった。ネットのアップルストアでしか見たことのないものを実際に見られるし、店員さんもGapとかほどのアメリカンなフレンドリーさはなく、ほどほどで助かった。いきなりこんにちはー!とか言われるのはちょっと苦手だもんで。
中でスムージーとかラテが飲めるようなカフェがあればいいなぁと思うけど、そしたらホントに長居してしまいそうだ。
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