日々是迷々之記
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2004年09月20日(月) 笑えるほどいまいちな休日

今日、月曜日は祝日なので会社が休みだった。敬老の日のようだがいまいちピンと来ない。ハッピーマンデー制度らしいが、未だになじめずにいる。

朝9時きっかりに道路工事が始まった。すると寝てもいられないので、外出することにした。バイクで出たのだが、工事業者が怠慢であきれた。片側交互通行なのに、交通整理役のおっさんが、タバコを吸ってこっちを見ていない。徐行しつつも進もうとすると、前に立ちふさがる。が、無線で会話した結果、私は進んでもいいらしい。が、工事現場の真横で制止される。ショベルカーのショベルが回転するから止まれということらしい。つか、そんなの通す前に言えよ、と思うけど何を言っても無駄そうな顔をしていたので黙ってショベルを見ていた。

朝ごはんを食べていないので近場のタリーズコーヒーに行った。そこでコーヒーを飲むついでにコーヒー豆を買ったのだが、店員さんが不思議な人だった。私は「ダッチマンズブレンド」という豆を棚から取りレジに持っていったのだが、「マディソンブレンドでよろしいですか?」と言う。私は間違って取ったかな?と思い、「え、ダッチマンズブレンドですよね。」と言ったら、「あ、すみません、そうですね。」と言い、レジをしてくれた。が、テーブルでレシートとスタンプカードを見たらしっかりマディソンと書かれていた。いやー、何なんだか。

まぁいいやと思いつつ、iBookで書き物をしていたら家族連れがわいわいとやってきた。祝日朝10時台のビジネス街のタリーズコーヒーで家族連れに遭遇する可能性はかなり低いと思うが、遭遇してしまったらしょうがない。ひたすら書き物を続ける。その間、子供達は椅子に座っていられなくなって、店の中を走りまわる。しかも一人は下駄、もう一人は歩くとピッピと鳴るサンダルを履いていたのだ。かっかっかっつ!ピピピピッピとけたたましいが、両親は特に気にする風でもなく、普通にコーヒーを飲んでいた。小さな子供がいると、騒音に対する耐性ができるのだろうか。

その後、某アウトドアメーカーのショップに行った。メールマガジンでリニューアルオープンとかいてあったので、スキー用品も見たいし、今年はスキージャケットを買おうと思っていたので軽い気持ちだったのだが、店についてがっかりしてしまった。

店が半分くらいの大きさに縮んでいるのである。正確には併設だったアウトレットのコーナーが正規品の売り場の片隅に押し込まれているのである。しかも柱の影にてんこ盛りなんである。照明が当たっていないのでサイズを見ることもできない感じだった。アウトレットをやる気がないんなら止めればいいのに…。(まぁ、そこ自体が「アウトレットモール」なんで出店する以上はアウトレットの取り扱いを止めることはできないんだろうが。)

ついでに天井では工事の人が作業をしており、店内はペンキなんかのにおいが充満しており、どこがリニューアルやねん!とつっこみたくなってしまった。まだ完成してないのにリニューアルってありかね?

ぱっとしないなぁ…と思いつつ、結局膝を保温するカバーだけ買って帰ってきた。

一日でこれだけいまいちなことが起こると、なんか家でぼーっとしてたほうがマシかもと思うが、家にいても道路工事の騒音に悩まされるわけだ。いやはや。どないせっちゅうねん。


2004年09月16日(木) 塩豚、作ってみました

こないだ電話でだんなさんとしゃべっていたら、NHKの料理番組で紹介していた「塩豚」というものの話題になった。要は肩ロースのかたまり肉に塩をすり込んで、冷蔵庫で4日くらい寝かせたものなのだが、肉はハムのような食感になり、ゆでたスープはたいそう滋味溢れるものであるらしい。ということで、私も作ってみた。

近所の業務用スーパーで肩ロースかたまりを購入。それに天然塩をすり込んでラップで包んでから、ジップロックに入れて冷蔵庫のチルドに入れ、待つこと4日。取り出してみた。すると表面はなんだか生ハムのようになっていた。とんかつ用の肉のように1枚スライスし、拍子木状に切ってフライパンで焼く。一切れ口に入れてみたら、まるでハムの味だった。そこに水煮して冷凍しておいた大豆、トマトソースを加え、バジル、オレガノ、チリパウダーなどで調味したら、あっという間にポークビーンズができた。

味に深みがあってなかなかよくできていた。だんなさんによると、茹でて肉は葉野菜でまいて、コチュジャンをちょっと乗せて食べて、茹でたスープはジャガイモを入れてスープにするとうまいらしい。

今週末はこれで行こう。


2004年09月15日(水) 米だけの酒と純米酒

酒屋で日本酒の棚を見ていたら「米だけの酒 ○○○」という酒があった。じーっと見ると、小さな字で「純米酒ではありません」と書かれている。

日本語はむずかしいなぁ、と思って調べてみたら、ある程度の精米度でないと純米酒と書くことはできないようだ。邪悪なメーカーだと精米したときに出た「米の粉」で酒を作って、「米だけの酒」を騙ったりするようだ。

精米度というのも初めて知ったが、70%の方が80%より、より米を磨いているのだった。なぜなら、「どれだけ米が残っているか。」を示すのが精米度だからだ。玄米の状態が100%で、白米の状態がだいたい97%、純米酒は精米度が最低でも70%ないといけないらしい。

そんなふうに丁寧に磨き上げられて作られてきたのが純米酒なのだった。かたや米の粉で作った米だけの酒。味はともかくとして、作り手側の手塩の込め方は全然違うだろう。

確かに安いのはうれしいことだが、ちゃんと思い入れをもって作られたものは、それだけで魅力的に感じる。ネットショップの直販系の店とか、通販生活のカタログにちょっと萌えてしまうのはそのせいか。

ということで、今日は辛口の純米酒を買ってみた。冷やですこし飲んでみたら、秋の味覚がたのしみになる味だった。(しかしこれじゃ太るよな。)



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