日々是迷々之記
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2004年10月04日(月) 郵便配達のなぞ

先日のことである。会社の郵便受けを開けたら普通の郵便物に混じって、「翌朝10時便」が入っていた。これは、ゆうパックのもっと厳密なやつというか、発送した翌日10時に相手さんに届けます。というやつである。もちろん、ゆうパックと同じように、受け取りにはんこかサインが要るぶんである。なんでこれが郵便受けに入っているのか?

受け取り印があるべき所を見てみた。すると、ボールペンで「8:58に持ってきましたが留守でしたので、郵便受けに入れておきます。」と書いてある。うーん、いいんだろうか?せめて営業時間内に来いよとも思うし、そもそも、9時始まりの会社で8時58分に誰もいないってことはないし、受付は9時まで電気を点灯させないが、ドアは鍵がかかってないので、入って誰か呼べばいいんじゃないだろうか?

まぁ、受取人も何も気にしていなかったようだが、送ったヒトは可哀想だなと思った。B5の小さな封筒一つで520円?くらいだったから。

それともう一つ、疑問に思うことがあった。夕方、マンションの1階の集合ポストを見ると何か大きなものが入っている。というか、押し込まれていた。チラシかな?と思って、数字のダイアル式の鍵を開けて、中を見ると、友達の旅行のおみやげの円い筒が定形外郵便で来て入っていた。500mlのペットボトルくらいの大きさだった。

うちの集合ポストの大きさは、コロコロコミック1冊程度の厚みしかない。しかも入り口は細長く、少年ジャンプは入るか入らないかくらいの厚みしかない。そこに500mlのペットボトルサイズのものが無理矢理押し込まれ、入っているのである。

郵便配達のヒトは、このポストの鍵の番号を知っているのだろうか?鍵をした状態で、入り口に手をかけ引っ張ってみたが、ちょっと開きそうにはない。とすると、鍵を開けて入れたとしか思えないのだ。

…。何だか気持ち悪い。管理人に聞きに行って番号を教えてもらって開けていても嫌だし、何故か鍵の番号をその配達人が知っていたとしても嫌だ。まぁ、たまたま私が鍵をし忘れてた、と思うべきかもしれないが、うちの鍵は扉を閉めるとロックされて、もう一度同じ数字を回し直さないと開かない。

まぁ、郵便局に直接問い合わせればいいんだろうが、神経質なやつだなぁと思われるような気がする。

以前、ゆうパックの集荷を頼んだら、取りに来たヒトが何も持っていなくて往生したこともある。オークションをやっていた時で、5個くらいまとめて発送するし、重量もだいたいしか分からないので、はかりと台車を持ってきてくれと頼んだら、何も持ってこなかったのだ。ったく、何を聞いてるんだか…。と思いつつ、私もそのヒトと一緒に車まで荷物を運ぼうとしたら、結構です。と言う。お客だから遠慮してのことだろうが、落っことされても嫌なので親切な人の振りをして一緒に運んだ。(まぁ、おじいさんだったし。)

全体的にもうちょっとちゃんとしろよな…と郵便局には言いたい今日このごろである。


2004年10月01日(金) ときめきの牛丼。がしかし…

近所を自転車で走っていたら、すき屋の垂れ幕に「牛丼」と書いてあった。久しぶりである。牛丼。別に大好物!ってわけでもないが、たまに食べたいなーと思ったりする。何となく自転車を停め、何となく店内に。

店員さんは別のお客さんの相手をしていた。そのとき、ふとメニューが目に止まった。牛丼に決めていたはずなのに、なんとなくメニューを見る。ハーブチーズ豚丼、キムチ豚丼、合いがけカレー、魅力的なメニューが写真付きで目に飛び込んでくる。その時、店員さんがやってきた。

「ご注文は何にいたしますか?」「あ、はい、辛口豚丼セット、並盛りで。」

牛丼を頼むつもりで辛口豚丼を頼んでしまった。セットにすると辛口豚丼にお漬け物とみそ汁が付いてくる。初めて注文した辛口豚丼とは、普通の豚丼に赤くて辛いソースがかかっているものだった。ベトナムラーメンにかける辛いソースに味が似ている。

U字型をしたカウンターの向かいには、おじいさんがもくもくと食事をしている。丼単品だ。私感だが、男性は単品で注文することが多いように感じる。が、すき屋の場合セットにすると白菜のお漬け物とおみそ汁が付いてきて丼単品の70円アップにすぎない。注文する方が得な気がするが、そうでもないのだろうか。

辛口豚丼セットは必要にして十分なボリュームだった。実はこの前にファーストキッチンの前も通りかかっており、「ザ・ハンバーガー」にもちょっと惹かれていたのだった。モスバーガーの匠味シリーズみたいなもんである。どうしようかなと思いつつ、年寄りだもんで夕食をパンで済ます(しかもそれなりに高い。)ことに抵抗を感じるので、ファーストキッチンには行かなかったのである。

こんな感じで激しくでたらめな主婦の晩ごはんはさっくり済んでしまったのだ。


2004年09月28日(火) 0点の悪夢は現在進行形

昼と夜の温度差が激しいせいか、ちょっと風邪っぽかった。バイク通勤から自転車通勤に戻したのでなおさらだ。まだ長袖で自転車に乗ったら汗だくだし、半袖で会社にいたら冷房が寒い。会社に着いたら着替えればいいんだが、制服(自由着用)があるのに私服から私服に着替えるってのも変な話だ。

0点を取る夢をみた。実際にあったことを夢の中で再体験したのだ。高校2年生のとき、テストで百人一首のテストで最初で最後の0点を取ったことを今でも鮮明に覚えている。百人一首のなかからランダムに50句が選ばれており、上の句だけ、もしくは下の句だけが書かれていて、足りない部分を補うというテストで1個2点。

私はこのころから興味のないものは一切身が入らないという体質になりつつあったので、徹夜したにもかかわらず、全然だめだった。(まぁ、ラジオ聴きながら百人一首が暗記できるわけないんだが。)唯一記憶できた「春過ぎて夏来にけらし白妙の衣干すてふあまのかぐやま」だっけか?はテストに出なかったし。

もう15年くらい前の話だが、0点のインパクトは薄れない。この夢を見ると寝起きがいつも以上にぼーっとしてしまう。ああ、ダメ人間は今に始まったことではないのだなぁとしみじみする。

最近のダメダメだったこととしては、明日の掲載で最後になるライター仕事がある。一ヶ月間のアクセス統計が送られてきたのだが、それが涙なしには見れませんよ!って感じでダメなんであった。トップページにリンクが貼られているうちはいいが、過去ログに入ってしまうと、後はサーチエンジンから検索で来た人くらいしかアクセスしなくなる。私の書いたものはそういうアクセスはかなり少ない。

WEBマスター氏がちょこっと書いていたが、マクドナルド、吉野屋、ココイチ(カレー屋)等のネタというのは最初のヒット数も多いし、個人のニュースサイトにリンクされることも多いので、後のアクセス数も多いのだそうな。

それを聞いたとき、「よし、それならそういうネタは外して、誰も書かないようなことを書こう!」と実は思った。誰も書いてないことのほうが、知りたいと思った人が検索してくれた場合、かなりの確率で真剣に読んでもらえると思ったからだ。

その思いは一応成就したようで、グーグルで検索しても20件くらいしかヒットしない題材をネタにした場合、検索結果では私の記事が1件目に出るようになった。

それで私はうれしいのだけれど、実際に商業サイトのアクセス数にどんだけ貢献しているかというと、微々たるもんでしかないのは事実。私の連載が終わるのもしゃあないなぁと思ったりして。

自分の中の感じ方と、外側の人たちの評価。そのギャップはとても大きい。今更ながらそう思った。


nao-zo |MAIL

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