日々是迷々之記
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2004年10月14日(木) |
「美人は誰でもなれる。」のか? |
会社帰りに本屋に寄ると、ある一冊の雑誌があやしいオーラを放っていた。その雑誌はanan。表紙にはでっかいゴシック体で「美人は誰でもなれる。」とある。これまた立ち読みせずにはおられないキャッチである。
ぱらぱらとめくってみた。うーん。つっこみしろ満載である。
まず目に付いたのは「美人はゆっくり動き、ゆっくりしゃべる。」って本当だろうか?ほどほどにてきぱきしているほうがよさそうだが。ここで関西の女子は半分くらいが美人から脱落だ。
次が、「お酒の席でちゃんと自分の飲みたいものを言う。」それが美人の条件らしい。わたしも同じの、じゃだめなんだそうな。でもこれは空気を読んだ方がいいと感じる。上司を筆頭におっさん連中が「水割りネ!」「あ、じゃ、ボクも。」「もうひとつ。」「こちらにもお願いします。」この流れで、「バーボンロック、ダブルで。」とか、「立山を冷やで。」と言うべきなのか。
最後に気になったのが、「好きな映画を3つ、言えるようにしておく。」ことが必要とのこと。これはかなり難問だ。いくら日曜日の昼下がりに「ミナミの帝王」を毎週見ているからと言って、「ミナミの帝王」「となりのトトロ」「踊る大捜査線Theムービー」などと口に出せるかどうかはその人のキャラ次第。同じ「好き」でも「レオン」「ニューシネマパラダイス」「ベルリン天使の詩」とでも言った方が美人ぽいような気がする。(まぁ、気取ってる気もするけど。)
そんな感じでぱらっとめくったが、全体的に「いかにして美人なわたし」を演出するか、に終始している印象だ。実際に顔が美人かどうかは二の次なようだった。「雰囲気美人」を目指そう、みたいなことがコンセプトなんだろう。わたしはもちろんその雑誌を買わずに棚に戻した。
明日あなたの周りで、突然ゆっくりとしゃべりだす女子がいたら、きっと彼女はそれを読んだに違いない。
2004年10月13日(水) |
四文字熟語でわかる人生と恋愛 |
とあるブログに、「四文字熟語といえば、何が最初に思い浮かびますか?そして、2番目は?」みたいな設問があった。ほうほうと私が思いついたのは最初の方が弱肉強食、2番目が唯我独尊。で、これが一体何かというと…。(以下は四文字熟語を思い浮かべてからご覧下さい。) | | | | | ↓ 最初の四文字熟語が「人生観」、次の四文字熟語が「恋愛観」なんだそーな。
ってことは、私の場合、「弱肉強食な人生に、唯我独尊な恋愛。」かなり問題があるんではないだろうか?
オチつかないけれどこのへんで。
2004年10月12日(火) |
ブーツは本当に手に入るのかっ |
こないだの続きでテレマークスキーのブーツ購入までの話である。
今日、会社の帰りにとあるアウトドアショップに立ち寄った。ぼちぼち今年モデルの靴が入ってるかな?と思ったのだ。さらっと店を見たが、スキー道具は一切見あたらなかった。あれ、まだ早かったやろか?と思いつつ店員さんに、「テレマークのブーツを見に来たのですが。」と申し出た。
すると、店員さんは、「テレマークというメーカーのブーツですか?」と聞く。…。いや、普通のテレマークスキーをしないひとがテレマークの意味が分からなくてもしょうがないと思うが、アウトドアショップの店員がテレマークを何だか知らないってのはどうかと思う。でもこんなところで怒ってもしょうがないので「いえ、テレマークスキーで使うブーツです。」と答えた。
今度は、「どちらメーカーでお探しですか?」と来た。私はこのショップの会員になっているのでカタログを持っている。そのメーカーでは、Cというメーカーのブーツしか扱ってないのだが。そこで「Cしか扱ったはりませんよね。」と思わず言ってしまった。店員さんはハッとして、奥に聞きに行った。
すると戻ってきて、そこの支店ではスキー道具を扱っていないこと、扱っている店舗に聞いたが、工場の生産待ちで、入荷は11月中旬もしくは12月に入ってからの入荷になるとのことだという。
スキーブーツが12月の入荷ってそんなことあるんだろうかと思ったが、ないのならしょうがない。私は家に帰った。
家に戻ってから、ブーツの正確な入荷日を確認しようとそのショップのホームページを見た。すると、そのブーツは入荷待ちでも何でもなく、普通に商品としてオンラインショップに載っている。あれあれ?と思いつつ、扱っているらしい実店舗に電話してみた。すると、今はハイエンドモデルしか置いてないが、週末には全モデル揃うという。
…。いったい夕方に行った店の店員さんはなんだったのだろう?結局何にも分かってなかったか、適当に言っていたのだろう。バイトだろうが何だろうが、給料をもらってるわけだからちょっとちゃんとして欲しいと思った。
まぁ、半袖でスキーブーツを買いに行くのも変な客だと思うが…。(自転車通勤だとまだまだ半袖で寒くないのだ。)
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