日々是迷々之記
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2004年12月03日(金) |
一週間分まとめてドン! |
エンピツのトップページから自分のID番号を入力して検索した。自分が前回の日記で何を書いたか忘れていたからだ。読んで、ああ、これかぁと思い出した。書いてあることは事実だけれど、言葉のトーンが淡々としすぎていて、まるでリアルに夫婦の危機ってかんじだ。
知り合いの皆さん、危機ではないのでご安心下さい。m(--)m
あれから一週間、それ以上が経つが別に取り立てネタになるようなことがない。毎日家に帰るのが遅いので、いいかげんなものをぱくっと食べて、敷きっぱなしの布団に寝るという生活。いい加減なものとは本当にいい加減で、ゆでた人参をすり鉢であたったごま、みりん、赤みそで和えたものとか、シーチキンにキムチとマヨネーズを乗せたものとか、そういった何ともメニューにすらならないものである。
しかし酒はよく飲む。先日もネットの焼酎屋で焼酎の1升瓶を6本買った。全てどーんと来るタイプの芋焼酎で大量には飲まない。寝る前とかにコップ一杯飲む程度だ。食事の時は小ジョッキに氷と韓国焼酎、やかんに沸かしたウーロン茶を注いで飲む。それを飲みながら社員旅行のスライドショーを作ったり、iTunesのプレイリストを編集し、CDに焼き、コンポでMDにダビングしたりする。誰かUSB接続のMDプレイヤーを作ってくれよと思うが、そういう人のためにiPodがあるのだろう。
その社員旅行のスライドショーだが、こないだ会社で上映会をやった。会社のパソコンはサウンドボードを積んでいないし、クイックタイムはインストールされていないしということで、愛機iBookをザックに入れて持っていった。これが思いの外大好評でCD-Rに焼いて配った。で、気が付いたのだが、世間の人たちはパソコンを毎日使っているわりに、パソコンのことを知らない。CD上で再生するとコマ落ちするから、ローカルのハードディスクにコピーしてから再生してといっても半分くらいの人はCDの上のアイコンをクリックしていたようだった。
そういう感じなのでこの日から私はパソコンでちょっと困ったら声をかけられる人になってしまった。マックユーザーにウィンドウズのことを聞かれてもなぁ。
最後に悲しみをひとつ。最近の布団の中で読むお気に入り本として、群ようこさんの「群ようこの良品カタログ」がある。写真もキレイだし、紙の手触りもいいし、群さんのキレのある文章がいい。とりあげられている良品も、手拭い、ビタクラフト鍋、ル・クルーゼ、などなど。私の好きなものばかりだ。そのなかにビルケンシュトックの靴が取り上げられていた。腰痛にいいらしい。
私はよし、とばかりに心斎橋の新橋交差点にあるビルケンシュトックの店に行って来た。目的は群さん愛用の「ミネアポリス」(ベルトの革靴)を見るため。ほとんど買うつもりだったといっても過言ではない。
意気揚々と履いてみる私。5本指のソックスを履いてきていたことに気が付き脂汗が出る。でもくじけずに靴に足を突っ込む。…。入るよ、入るけどさ、もうみちみちですよ!甲の部分が、ふっくらとドーム上に盛り上がっていて、ベルトは当然締められない。ぱつんぱつんで靴が可哀想ですらある。
まぁ、ドイツ人の考えた靴だからしゃーねーわなとあきらめつつも、脂汗がさらに倍!といった感じで吹き出してくる。店員さんはクロッグかサンダルなら…とおすすめしてくれるが、意気消沈で試し履きする気力もない。カタログだけもらって帰ってきた。
そんなこんなで日記を書くまでもない、些細な毎日であった。なんかぱーっとしたいものである。
2004年11月22日(月) |
夫婦はどうあるべきか |
「夫婦はどうあるべきか」なんという壮大なサブジェクトだ。でも今日はそんなことを思った。
実は最近だんなさんによくキレられる。まぁ、私が遅刻したとか、布団カバーをどっかにやったとか、灯油の入れ物を棚の下段ではなく上段に入れていたから見つからなかったとか、予約したときの前金の領収書(これはスキーのやつ)を持ってくるのを忘れたとかそういうのが原因なので、元はといえば私が原因なんだが。
しかしまぁ、キレるにもほどがあると思う。先日スキーを引き取りに行く予定だったのだが、私が領収書を忘れたと分かったや否や、どわっと車をUターンさせる。そんなことしなくても、どうせ店の人も顔を覚えてるし、向こうにも記録があるから、ないならないでどうにかなるっしょと言うと、「段取り狂った。」と一言。段取りなんて狂っても死なないのに。
何というかおおらかさが足りないような気がする。御歳40。年のせいか?とも思うが、確認のためわたしら夫婦をよく知る人物二人に聞いてみた。「嫁さんにキレたことありますか?」
二人ともないと言う。どちらかといえばキレられるほうだと言う。で、どういうときにキレられるかと言うと、悪いけど笑ってしまった。
・風呂上がりにバスタオルをそのへんに放置したとき。 ・トイレで座ってしなかったとき。
んなことどうでもええやないの、と私は思うが世間の夫婦はそのへんが問題になっているようである。風呂の話のついでに、うちのだんなさんはバスタオルやパンツを脱衣所に持って行かず、風呂上がりに裸でびしょびしょのままリビングを横切り、タンスまで毎回取りに行っていると言ったらあきれていた。
しかしこれは二つの意味であきれていたのだった。一人は、「俺も風呂には何も持っていかないけれど、入ると嫁さんがパンツとバスタオルを脱衣所に置いておいてくれる。」と言い、もう一人は「入る前に自分でタンスから出して持って行くのが習慣である。」と言った。
何が正しいのかよくわからないが、うちはお互いに学習しないし、相手のことを何も考えていないのがよく分かった。
「まぁええやんか。うまく行ってるんやから。」そう言われても一体何をもってうまく行ってるとするのか、よく分からない。でもまぁ、「そうですなぁ。」と言ってしまう私であった。
「夫婦はどうあるべきか。」それを考えると夜も眠れない。(かもしれない)
2004年11月19日(金) |
秋の空。カブとカメラ。 |
最近日記をサボりがちだ。ネタがあるようでないような。
バイクにとっては今がいい季節だ。春も夏もバイクはバイクなんだが、周りが違う。夏のアウトドアは家族連れ、車キャンパー、などなどが多いので、私好みのわびさびの効いたキャンプは出来にくい。
一人でヘッドランプのあかりで飲みながら読書をしているときに、「あんたたち!さっさと寝なさい!」というお母さんの金切り声が聞こえるのが夏のキャンプ場なのだ。
でも、この時期は家族連れにとってはキャンプのオフシーズンなようで、たいていのキャンプ場は休場、物好きのバイク乗りや自転車乗りがちいさなテントを張っているくらいだ。
キャンプに行かなくても、日帰りも悪くない。秋の休日は名所ばかりに人が集まる気がする。こういうときはバイクの機動力を生かして無名の場所に行ってみる。すると、人出はほどほどでのんびりできたりする。
最近は写真撮影がマイブームだ。社員旅行に銀塩カメラの一眼レフを持っていったら、妙に女子に「すごーい!かっこいいですねー!」と褒められてしまったから。ではなく、気合いを入れて撮影することの楽しさを知ってしまったのだ。シャッターの切れる音、プリントを見たときの記憶の蘇り感。それらが遥かにコンパクトデジカメから得られるものを超えている。
土日は車のタイヤの履き替えや、スキーの引き取りなどなどで撮影ツーリングはお預けだが、火曜日の勤労感謝の日には撮影ツーリングに行こうと思う。
青空だったらいいなぁ。
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