昨日から調子の良くなかった主人は、本日仕事を早退。 近所のじいさん医者に診て貰った後は、殆ど寝ていた。 どうやら風邪のようで、寒い寒いと言って布団に包まっている。 なのに食事は普通に欲しいんだって! 私がそんな状態だったら、食欲なんて失せて精精お粥ぐらいしか食べられないのに。 しかし主人曰く、 「食べないとエネルギーが無くなるでしょ」 だそうで、それを聞いて思わず笑ってしまった。 「何言ってんのよ。腹にこんだけ備蓄しているくせに! 無理して食べるから太るのよ、いい機会だから断食でもして痩せなさい」 「鬼……!」 苦しい息の下からそう返すのが精一杯の主人であった。
旅の疲れでも出たのかと思ったけれど、もしかしたら葬儀会場で何か貰って来ちゃったのかね。 風邪のウィルスとか。
2015年04月05日(日) |
先立つ不孝は許されない |
この辺りでは一般的なのか知らないが、主人がお葬式に行って、お花を貰って来た。 こういうお裾分けは、結婚式等の慶事だけだと思っていたので一寸驚いたが、折角なので多過ぎる葉を落とし、水切りをしてから飾っている。 しかしどう見ても、仏花は仏花なんだよな……。
今回は、若い人の葬式だった。 独り暮らしで、死後数日が経過してからの発見だったという。 病気なのか事故なのかわからないが、はっきり告げられなかったという事は、自殺かも知れない。 親御さんが気の毒だ。 一人っ子じゃなくて良かったけれど、遺されたきょうだいもやっぱり気の毒だ。 先の短いヨイヨイの年寄りならいいが(いいのかよ)、若い人が親より先に死を選んではいけないと思った。
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