2015年07月10日(金) |
憧れのピンピンコロリ |
午後からは、先日の通夜・葬儀に参列出来なかった主人と連れ立って、親戚の家に行って来た。 お線香を上げて、話を聞くと、どうやら幸せな最後だったらしい。 ずっと元気で、入院したのは最後の3箇月ほど、直前3日までは頭もしっかりしていて、頑張って自力でトイレにも行っていたという。 自宅には戻れなかったが、遠方に住む子供や孫を呼び寄せてからの死だったので、ちゃんと話も出来たし、最期も看取れたという。 家族は延命治療を求めなかったし、ある意味自然な死である。 正直、羨ましいと思った。
しかし残された配偶者は、どうやら少々ボケている様子。 被害妄想も入っているので、厄介である。 実は親族内で一寸したいざこざがあったのだが、どうやらこの人の痴呆が誤解を招いていた模様。 面倒なので、ハイハイそうですねと流しておいたけれど、子供達はこれから大変だろうなあ。
主人の両親も最近、度を越した物忘れが目立って来た。 これからどうするのだろう。 実子である主人とその兄弟で決めればいいと思うけれど、お願いだから、こっちに迷惑かけないでね。
まーた苛めによる自殺だそうで。 岩手は盛岡のベッドタウン矢巾町という土地らしいが、聞いた話によるとあの辺りの学校は、田舎なのに昔から荒れているらしい。 恐らく、外に出て行けない或いは外に出たものの出戻ったもといUターンした土着DQN共の子供達が多い地区と言う事なのだろう。 そんな所に他所から新参者が来たら、格好の餌食になるだろう。 そしてそんな掃き溜め中学校に勤務する教員。情熱ある人なら兎も角、取り敢えず今年度をやり過ごして次の担任にバトンタッチしたいという不届き者もいるだろう。 しかし不幸な事に、この子の担任は後者だったらしい。 基本的に、子供同士のトラブルは子供同士で解決させるべきで、よっぽどの事がなければ大人が介入すべきではない。 最近は一寸した子供の喧嘩にも親がしゃしゃり出て来るが、あれは宜しくない。子供が自分で考えてトラブルを解決する術を学ぶ機会を奪う事になるのだ。 但し全てを子供に丸投げするのではなく、大人が様子を見ながら、場合によっては助け舟を出さなければならない。それが教育だ。 なのに、死んだ生徒とのやり取りを記録した日誌によると、この担任はそれを放棄していた様子である。これでは教員失格と言われても仕方無い。 が、不思議なのは何故その「生活記録ノート」がマスコミに公開されたのか。 自殺の背景を調べるために警察が押収したものらしいが、それを警察が勝手に公開して良いものだろうか。 学校側を庇い立てするつもりはないが、岩手県警も変だ。
子供の自殺は心が痛む。 苛めは嫌だっただろうし、担任はまるで役に立たない。 両親の離婚に際して自分から言い出して父親に付いて岩手に来たからには、今更親にも相談出来ない。 誰も助けてくれない。死にたいぐらい辛かったのだろう。 だが、電車に飛び込むのは駄目だ。 自分が苦しいからって、大勢の他人に迷惑かけるなよ。 いや、岩手の在来線だから「大勢」ではないか……しかし苛めに全く関係していない人々に迷惑をかけた事には変わりない。 苛めは犯罪ではないが、列車往来妨害は立派な犯罪だ。 JR東日本は安っぽい世論に流される事なく、この迷惑な死に方をした中学生の親に、きっちりと損害賠償請求をして欲しい。
この子は悩んで苦しんだ末に死を選んだのかも知れないが、死ねば簡単に皆から可哀相がって貰える最近の風潮が、私は気に食わない。
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