連休のイベントでセグウェイに乗れるらしいよ、と主人が情報を仕入れて来てくれたので、1人で行ってみた。 そう、我が家はいつも通り連休ではなかったので。 しかも主人が仕事で車を使うので、バスと徒歩で。 1箇月分位歩いた!
憧れのセグウェイ。 乗りたいのは私だけじゃないだろうから、きっと混んでいるだろうなあと思ったら、私が行った時はあまり天気が良くなく、お昼時だった事もあり、殆ど並ばずに済んだ。 私の後ろには親子4人家族が並んでいたが、いつの間にかお父さんと上の女の子が消えていた。 お母さんに尋ねると(知らない人だけれど)、セグウェイに興味はあるけれど怖そうだから嫌、それより火起こし体験をやりたいと言うので、お父さんがそちらへ連れて行ったという。 ええっ勿体無い、と思わず口を付いて出てしまった。こんなに楽しそうな乗り物を体験出来る機会なんてまず無いのに、怖いだなんて。 しかし、セグウェイ社を買い取った人は、これに乗ってて事故って死んだのだから、女の子の言う事も間違いではないのか。 死亡事故の事には触れずに、折角のチャンスなのに残念ですねえと付け足すと、本当に勿体無いですよねえ、とお母さんが言ってくれた。 しかし何故火起こし……?と訊くと、何でも今の子供達は家庭でもガスコンロではなくIHだったりするので、本物の火が身近に無くて珍しいのだという。なるほど! カチカチカチカチとお風呂の種火を点けていた時代は、もう遠い過去なのだ。 火なんか起こしたってつまんないよねえ、とお母さんと一緒に残って順番待ちをしていた下の男の子が言うので、にやりと笑って、 「でも、動物の中で、人間だけが火を使えるんだぜ」 と教えてやった。 「そうなの? じゃあ山火事は? 火山のマグマは?」 と彼がお母さんに質問を浴びせるのを聞いて、噴き出しそうになったが堪えた。 子供の親って大変だなあ!
山火事もマグマも自然現象だからねえ、とお母さんが答えている時、丁度私の順番が回って来た。 初心者なので、ちゃんと指導員が付いてくれる。 ヘルメットを装着して、両手でハンドルを持ち、指導員が押さえてくれている本体に足をかけた。 まずは真っ直ぐ静止させるところからだが、これがなかなか難しい。真っ直ぐ立っているつもりでも、どんどん後ろに下がりそうになる。 体重移動で動くのは知っていたが、前に体重をかけているつもりなのに、なかなか前に進まない。下手するとこれまた後退する。 しかしすぐにコツが掴めた。右左折も出来たところで、単独でコースに出る事を許される。 コースと言っても、公園のコンクリートの遊歩道のような所をぐるりと回るだけだが、段々スピードにも慣れて来た。寧ろもっと速くてもいいぐらい。 ついテンションが上がって、ウヒョーとかヒャッホーとか、変な声が出ていたと思う。 それぐらい楽しかった。 写真撮りたいなあと思っていたら、指導員さんが、良かったら写真撮りましょうか?と訊いてくれた。なんて有難い!
乗ってみたいという欲求が満たされたら、今度は欲しくなってしまった訳だが、確か日本の道交法では禁止だった筈。 と思って調べてみたら、今年の7月から、申請が受理されれば公道でも乗れる事になっていたらしい。 しかし現実を考えると、かなり面倒臭い。 そして何より、皆様の通行の邪魔になる。 老人の電動車椅子ですら邪魔なのだ。それに加えて、あっちこっちでセグウェイが走っていたらどうなる事やら。 やはり、宝籤を当てて、広い敷地内にコースを設けて、そこで楽しむしかないのか。全然実用的じゃないけれど。
2015年10月10日(土) |
また人を殺してしまった |
物凄く疲れる夢を見たせいで、今日は寝起きが悪かった。 市街地での銃撃戦に巻き込まれて、味方を見捨ててこっそり逃げる私。 目覚めた時に感じたのは、嗚呼自分は何て薄情な奴なのだという慙愧の念ではなく、
銃の扱いと正しい撃ち方を、ちゃんと習わなければ……!
という強い思いであった。大丈夫か、私。 多分これは、アメリカドラマの見過ぎのせいだと思うの。 CSIとかクリミナルマインドとかメジャー・クライムズとかロー&オーダーとか。 その割に、英語は相変わらず全然わからないっていうね!
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