天上天下唯我独尊

2015年12月19日(土) 1週間!

今月の子守り終了。もうヘトヘトのクタクタ。
妹は私にもう1日いて欲しそうだったが、私が限界であった。

いつもなら火曜の午後に現地入りするのだが、今回は日曜日の朝に妹から電話があった。
1歳ちょいの甥っ子の体調が悪くて月曜日は保育園に行けそうにない、だが仕事も休めないので、前倒しして来て貰えないかと。
月曜の朝一で行けなくもなかったが、私は早起きが大の苦手。寝坊出来ないとなると眠りが浅くなって精神的にも肉体的にも辛いし、交通状況によっては到着が遅れる場合もあるので、電話を貰った昼間のうちに家の事を全て片付けて、日の暮れる頃に妹宅に向かった。
週末に熱を出した甥っ子はいつもと違って元気が無かったが、夕食後にソファで下痢をしてしまったため、妹が風呂場に連行し、そのまま洗って風呂に入れさせる事に。
妹は風呂場に残ってソファカバーや服を洗っていたのだが、私が風呂上がりの甥っ子を抱っこしている時に、今度は上から吐いてしまった。
着替えたばかりのパジャマは勿論、私の服も(部屋着に着替えていて幸いだった)。そして甥っ子が握って離さなかった私の携帯も吐瀉物塗れに。
こういう時、粗相をした子供を責めてはいけないのは知っていたが、携帯とお気に入りのストラップ(もう二度と手に入らないレアもののゆるキャラ)をゲロ塗れにされて、思わず叫んでしまった。
叫びながらそのままの体勢で脱衣所にダッシュ。
今度は吐いたよ!と妹に甥っ子を手渡すとその手から携帯をもぎ取り、水洗い……したかったが本体は除菌ウェットティッシュで念入りに拭き取り、全てのストラップは外して泣く泣くゴミ箱へ。
新たに増えた洗濯物を妹が洗っている間に、私は甥っ子を寝かしつけ、切れていた漂白剤を買いにコンビニに走り、全てが終わった時には夜中の0時を回っていた。
それからやっと風呂に入り、寝床に就いたのが1時。
到着早々大変だったが、これを1人でやるのはあまりに妹が不憫なので、今日のうちに来て良かったと思った。
そして甥っ子は未明にも1度吐いたらしい。しかし2回目に吐こうとした物は、ごくんと飲み込んでしまったとか。
携帯に吐かれた私が騒いだのが悪かったのだろうか。まだ1歳なのに気を遣い過ぎだろうお前……。

翌日月曜日、妹は仕事に、私は甥っ子を連れて小児科へ。
混むのはわかっていたので、まず診察券だけ置いて取って返し、掃除と洗濯をしてから再び小児科に向かったが、そこからの待ち時間が予想以上に永かった。
しかも診察で全力で泣く甥っ子。小児科医には「これだけ元気なら大丈夫」とか言われたが、家では明らかにいつもほどの元気は無いですから。今は全力を振り絞って抵抗しているだけですから。
そして私は、絶対に離れまいとしがみ付いて泣き叫ぶ甥っ子に、セーターに鼻水を擦り付けられる始末。カシミアなのに……。
非常に消耗する診察が終わって、帰宅したのは13時過ぎであった。
妹がヘルプで呼んだ実家の母が来ていたので、甥っ子に薬を飲ませてミルクを作り、母が用意してくれた昼食を掻き込んで、甥っ子を母に託して買い物へ。
暗くなる前に帰り着きたいと母が言うので、急いで買い物を済ませて30分で帰宅すると、甥っ子はぐっすり眠っていた。
母が帰って暫くすると、仕事を早目に切り上げて、妹が帰って来た。
目覚めた甥っ子が下痢をして、また服を汚す。さっき「今してるよ」って私が言ったのに、妹が放置するから……まあ洗うのは妹なので別に良い。
これが、妹のミスで私の仕事が増えるのなら怒るけれど、自分の判断ミスで妹の仕事が増える分には構わない。私がとばっちりを食らわない限り。
お昼寝から目覚めて、お尻を洗って着替えたらすっきりしたようで、甥っ子は大分元気になっていた。
昨日からずっとふにゃふにゃご機嫌が悪かったが、いつものように喋るようになったし(勿論何を言っているのかは不明)、笑顔も見られるようになって安心した。

火曜日。妹は仕事に、甥っ子は様子見で今日も保育所をお休みする事に。
大分元気にはなったが、まだ食欲が無い様子なので、ミルクを飲ませておく。
お腹が膨れたら眠くなったらしくぐずり始めたので、抱っこをしてゆらゆら揺らしていたら、珍しくすとんと眠りに落ちてくれた。
寝室に連れて行って布団に寝かせ、大人しくしている間に掃除と洗濯を終わらせ、いつでも出かけられるように身支度を整えておく。
1時間ほどで起きたのでおしめを替えて、買い物に出かける。
嫌がる甥っ子に靴下を履かせて外套を着せて、リュックを背負って靴に履き替え、モコモコに着込んだ甥っ子を左手に抱え、右手に乳母車を持って階段を下りる訳だが、これが結構膝に来る。
地上に着いたら、右手と足を使って乳母車を広げ、甥っ子を座らせ、かけた膝掛けがずり落ちないように留める。
折り畳み式の乳母車を扱うのは初めてで、説明書も読んでいないが、適当にやったら何とかなったので、多分これでいいのだろう。途中で分解する事もあるまい。
乳母車を押して、近所のスーパーへ。抱っこしているよりも格段に楽……! これは良いものだ。
会計を済ませて作荷台で買った商品を袋詰めしていると、甥っ子が乳母車の手摺を掴んで、何やら言いながら前後に体を揺さぶっていた。どうやら、動かない!と文句を言っていた模様。もうすっかり元気である。
はいはい、じゃあ帰ろうな〜と再び乳母車を押してアパートの入り口に辿り着き、よっこいしょと甥っ子を下ろそうとすると、叫んで暴れて抵抗された……まだ散歩を続けたいらしい。
わかった、でも冷凍物があるから一旦中に入ろうな!と無理矢理抱っこして、乳母車を畳んで全ての荷物を抱えて階段を上る。もう汗だくである。
買って来た物を冷蔵庫に仕舞い、甥っ子のおしめをチェックして、また抱き上げてリュックを背負って乳母車を持って1階に下りる。ひ、膝が……。
甥っ子はまた散歩に行けるとわかったようで、今度はお利口さんにしていた。ぐるりと近所を回って戻って来ると、嫌だまだお散歩する!と言う(喋らないけれど)ので、もう暫く歩くと、大人しく眠ってしまった。
その日は午後もお散歩に行った。今度は結構遠くまで。
外に出れば少しは疲れて夜もよく寝てくれるかと思ったが、私の方が百倍疲れるという事に気が付いた(遅)。甥っ子は座っているだけだが、私は歩いて押さなきゃならないからな……。
しかも、もっと速く!と要求するのだ。んきゃきゃきゃ!と興奮する甥っ子を乗せた乳母車を押しながら、何度遊歩道を走った事か……もう体力の限界なので、明日こそ保育園に行って欲しいと切に願う伯母であった。



2015年11月24日(火) 買って良かった

今週は、今月2回目の子守り。
隔週はちときついが、今週の方が私の都合が良かったのだ。
主人が関西方面に出張なので、1人で1週間お留守番して引き籠もっているのも勿体無いと思って。
この機会にどこかに1人で遊びに行くという選択肢もあったのだが、お金が出る方より入る方を選んだのだった。

子守の時はいつも、遅くとも正午までには出発して、15時頃には妹宅に到着するようにしている。
着いたらまず洗濯と掃除。洗濯機を回している間に、全ての床の拭き掃除をする。
カーペットは風呂場でパタパタして、ゴミや埃を落とす。カーペットのあった場所や、ソファーの下も拭く。
掃除が終わる頃には洗濯機が止まるので、洗濯物を干す。
そして風呂掃除と台所の洗い物。
一息つく頃には夕方で、食事の支度をしている間に、妹と甥っ子が帰宅する。
そしたら3人で夕食。
夕食が終わったら妹と甥っ子はお風呂に、その間に私は台所の片付けをして、妹と甥っ子が寝たら私がお風呂に入る。
大体毎回こんな感じで、普段のんびり過ごしている私には結構きつい。
これまでは、その疲れが寝ても取れなかったので、今回は寝床を工夫してみた。
マットレスの上に敷布団を2枚重ね、シーツの下に毛布を敷いて、布団乾燥機をかけてみたら、あら不思議!
前回までとは打って変わってぐっすり眠れた。起きても体が痛くない。
しかし布団乾燥機をかけ過ぎたようで、夜中に目を覚ましたら布団をはねていた。これでは風邪を引いてしまう。
だが乾燥機はこれからの季節に有効だ。時間を調整して上手に使おうと思った。


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