初日は救急外来と入院の支度と足りない物を用意するためとで3回往復したが、翌日からは昼と夕方の2回、主人の入院する病院を訪れている。 丁度、昼食と夕食の時間を狙って行けば、食欲が無いと言って主人が残した給食に、まんまとあり付けるのである。 とは言え次第に熱が下がると共に食欲も回復したため、今日の晩はご飯が半分とおかずが一口ずつしか残らなかったので、帰りにスーパーに寄って、半額シールの貼られた惣菜を買って帰宅した。 そして年賀状。 数は少ないが、年賀状係が入院してしまったので、私が何とかするしかない。 去年主人が使っていた年賀状ソフトを立ち上げ、指示に従って更新し、昨年の住所録を探し出す。 それを印刷して、今年の初めに貰った年賀状と一緒に病室に持って行き、主人にチェックして貰う。 そしてそれを持ち帰り、使い方の説明を見ながら年賀状ソフトで適当に作って両面を印刷。 印刷した物をまた病室に持ち込んで、主人に一言コメントを書かせ、隣で私も自分の分を書いて、病院の帰りに投函。 取り敢えず、差し当たっての懸案事項は、これで何とかなった。私みたいな素人でも何とか使えるようなソフトは本当に有難い。
しかし次なる懸案事項が。 部屋の中に出しっ放しのプリンター、干しっ放しの洗濯物、片付かない書類や郵便物。 これらを主人の退院までに何とかしなければ……!
2015年12月27日(日) |
だから後回しに以下略 |
熱が下がらないのに、今日は仕事行かなきゃ……と言いながらフラフラと起きようとしていた主人を止めて、実家の父の助言に従い、総合病院の救急に連れて行った。 そしたら入院ですってよ。 検査の結果、炎症反応が高かったそうで。 月曜まで待たずに救急に連れて来て良かったと思うのと同時に、あの状態で総合病院に回さない医者の存在意義ってなんなのと思った次第で。 電話で相談して経緯を話した時に、 「なんだそりゃ。無医村みてえだな!」 と無医村出身の父が呆れたのも無理からぬ話である。 主人は点滴の管に繋がれてぐったりしていたけれど、入院と言う大義名分があるなら大っぴらに仕事も休めるし、悪い事ばかりではない。 でもどうせ倒れるなら、
年賀状作ってからにして欲しかった……!
と思う妻であった。
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