天上天下唯我独尊

2016年05月16日(月) バ看護婦

世界的日本人演出家の葬式の様子を、ちらりとTVで見たけれど、写真家である娘さんが撮ったという遺影のセンスに驚いた。
かっこいいのかも知れないけれど、なんか見た事ある。
あれだ、「すすきに月」。花札の点数高い奴。
ギャンブラーの遺影としてなら、ありかも知れない。


切った指はまだ痛む。
午前中に病院に行って、絆創膏を貼り直して貰った。
大体血が止まったので、キズパワーパッドの親玉みたいな奴を貼って貰ったのだが、その前に止血用ガーゼを剥がす看護婦の乱暴な事!
そんな無理矢理剥がしたら再び出血するだろうが馬鹿が!と言いたいのを堪えて、自分でやった方がマシですと言って、流水でゆるゆる洗い流しながら剥がした。うう、傷にしみる……。
救急の時の看護婦もそうだったが、仕事に慣れるうちに人の痛みに鈍感になるのか、それとも元から鈍感な人がこの仕事を選ぶのか。
家では回復を促すために極力甘やかして、弁当も夕食も作らず、普段以上に最低限の事しかしていないが、それでもまだズキズキ痛むので、処方薬を飲んで凌いでいる。
それにしても、利き手が使えないってのは実に不便である。特にトイレが。



2016年05月15日(日) 風邪が治りかけたと思ったら

指先の、爪の無い所を2mmほど、スパーンと切り落としてしまった。

病院に連れて行って貰って、処置が終わってから、「完全には元に戻らないって。もうピアノ弾けないよう」とベソをかいていたら、
「シオンは本当に痛さに弱いよねえ」
と主人に呆れられた。
普通、男は肉体的な痛さに弱くて、逆に女は精神的痛さに弱いと言われるが、我が家はやはり違うようである。
利き手がズキズキ痛くて死にそうなので、食事の支度も後片付けも風呂の支度も何もかも、主人にやって貰った。
ただでさえ仕事が忙しくて、しかも主人も仕事のし過ぎで体のあちこちが痛いというのに。
なんか、仕事を増やしちゃって済まんね……。


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