世界的日本人演出家の葬式の様子を、ちらりとTVで見たけれど、写真家である娘さんが撮ったという遺影のセンスに驚いた。 かっこいいのかも知れないけれど、なんか見た事ある。 あれだ、「すすきに月」。花札の点数高い奴。 ギャンブラーの遺影としてなら、ありかも知れない。
切った指はまだ痛む。 午前中に病院に行って、絆創膏を貼り直して貰った。 大体血が止まったので、キズパワーパッドの親玉みたいな奴を貼って貰ったのだが、その前に止血用ガーゼを剥がす看護婦の乱暴な事! そんな無理矢理剥がしたら再び出血するだろうが馬鹿が!と言いたいのを堪えて、自分でやった方がマシですと言って、流水でゆるゆる洗い流しながら剥がした。うう、傷にしみる……。 救急の時の看護婦もそうだったが、仕事に慣れるうちに人の痛みに鈍感になるのか、それとも元から鈍感な人がこの仕事を選ぶのか。 家では回復を促すために極力甘やかして、弁当も夕食も作らず、普段以上に最低限の事しかしていないが、それでもまだズキズキ痛むので、処方薬を飲んで凌いでいる。 それにしても、利き手が使えないってのは実に不便である。特にトイレが。
2016年05月15日(日) |
風邪が治りかけたと思ったら |
指先の、爪の無い所を2mmほど、スパーンと切り落としてしまった。
病院に連れて行って貰って、処置が終わってから、「完全には元に戻らないって。もうピアノ弾けないよう」とベソをかいていたら、 「シオンは本当に痛さに弱いよねえ」 と主人に呆れられた。 普通、男は肉体的な痛さに弱くて、逆に女は精神的痛さに弱いと言われるが、我が家はやはり違うようである。 利き手がズキズキ痛くて死にそうなので、食事の支度も後片付けも風呂の支度も何もかも、主人にやって貰った。 ただでさえ仕事が忙しくて、しかも主人も仕事のし過ぎで体のあちこちが痛いというのに。 なんか、仕事を増やしちゃって済まんね……。
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