天上天下唯我独尊

2016年07月04日(月) 最近の成長纏め

ここ1箇月の甥っ子について、ちらほらと書き忘れた事など。

・甥っ子を連れて実家に行こうかどうか迷っていた時の話。お迎え帰りに運転しながら何の気無しに、
「明日からどうしようかねえ。まもる(仮名)はお祖父ちゃん家行きたい? それともこのまま保育園に通いながらお母さんと私と3人で暮らす?」
と殆ど独り言のつもりで話しかけてみたら、間髪を入れず「じーちゃ」と返事が。
思わず振り向いて、「えっ、お祖父ちゃん家に行く?」とチャイルドシートの甥っ子に確認すると、「うん」と言いながら頷いたため、私も実家に行く決意が固まった。
初めてはっきりと会話が成立した瞬間であった

・実家にて。偶々チャンネルをかえたらAKBが出ており、それを見て嬉しそうにTVに駆け寄る甥っ子を、思わず咎めてしまった。
「そんな音痴のブス共の歌なんて聞いちゃ駄目でしょ!」
ええ……(´゚д゚`)という顔をされて、ハッとした。
母がすぐさま「だって綺麗なお洋服を着た女の子達が、お歌を歌って踊ってるんだものねえ。楽しいわよねえ」とフォローを入れてくれたけれど、しまったと思った。
子供に好きなものを強制してはいけない。反省。
AKBは下らないけれど、ジャニタレ共を見て喜ぶよりはいいじゃないか。男の子なんだから!

・風船を怖がる。目の前で息を入れて膨らませてやったら、怖がって物陰に隠れてしまった。
でも、膨らんだ風船の口を縛ったものは平気。「ポンポン」と呼んで、普通に楽しそうに風船遊びは出来る。
形が変化するのが怖いのだろうか

・庭の椿の実も「ポンポン」。結構弾むので、投げて遊べるのだ。
遠くまで上手く投げられるなあと思いながら見ていると、驚いた事に甥っ子は、手首のスナップを利かせて投げていた。
私なんて、「スナップを利かせる」の意味がずっと分からなくて、投げるの下手だったのに。
1歳児に敗北感を覚えた、ショッキングな出来事であった

・「駄目」と言われるのが嫌い。言われると癇癪を起こして、手にしていた物を投げる

・「可愛い顔してみて」と頼んでも、なかなかしてくれなくなった。
む〜と下唇を突き出すのが可愛い顔なのに、ねだると寧ろ逆に上唇を突き出す天の邪鬼っぷり

大体こんな感じで、なかなか面白い。



2016年07月02日(土) もうすぐ1と4分の3歳

子守より帰還。毎度の事ながら、ヘトヘトのクタクタである。
今回は妹の仕事が立て込んでいたため、私が甥っ子を保育園に迎えに行って夕食を食べさせて風呂に入れて寝かし付ける事になったのだが、一晩の予定が二晩、更には三晩と延長されたために、もう無理と思って実家に逃げた。甥っ子を連れて。
本当は車で行きたかったが妹が仕事で使うため、公共交通機関を使ったのだが、これがまた大変だった。
大きな荷物と、眠いのに上手く眠れなくて大声で泣き叫ぶ甥っ子と、針の筵の私。
周囲の乗客に多大なる迷惑をかけてしまい、本当に申し訳ない気分になった。
今回の経験は、子連れは社会に出てはいけないという私の持論をより強固なものにした。
子連れであちこち出張るんじゃないよ。迷惑なんだよ!

実家なら母が食事を作ってくれるし父が甥っ子と遊んでくれるから、私の負担は軽い筈、と思って甥っ子を連れて行った訳だが、ちっとも軽くならなかったよ……寧ろ、日中も面倒を見なければならないため、私は昼寝すら出来なかった。
妹のアパートで夜だけ面倒見るのとどちらが楽だろう。料理が苦じゃない人にとっては断然夜だけなのだろうが、私の場合は考えても結論が出なかった。どんだけ料理キライなんだよ私。

今回の甥っ子
・ちらほらと2語文らしきものを話せるように。ex.「ニャンコどこ?」「ブーブーいた」
・床屋さんで車の玩具を見て以来、TVのリモコンを引っ繰り返してテーブルの上で「ブーブー」と走らせる真似をするようになったので、流石に不憫に思って買い与えた。
 しかし形が気に入らなかったようで、コレジャナイ!と最初は癇癪を起こしたが諦めた模様。すぐにブーブーと言いながら遊んでいたが、早速指を挟んで泣いていた。色々と私の選択ミスである。週が明けたら販売元に電話を入れなきゃ。
・藪蚊天国の実家で足を何箇所も刺されていたので、薬を塗って、掻かないように&薬がその辺にペタペタ付かないようにと絆創膏を貼ってやったら、何故か大泣きした。
 そう言えば、卒乳させようと妹が乳首に絆創膏を貼っていた。それで嫌いなのか。
 普通の絆創膏だけでなく、リラックマの絆創膏にしても同じ反応だった。貼られたら自分の足も無くなっちゃうと思ったのだろうか。
 その上に靴下を履かせたら、ピタリと泣き止んだ。見えなきゃいいらしい。いつもは嫌がって脱ぎ捨てる靴下だが、今回だけは大人しく履いていた。
 因みに、絆創膏を剥がすという発想はまだ無いらしい。
・トイレトレーニングはさっぱり進まない。おしっこする?と訊くと「うん」と言うから便座に座らせても、「ちー」と言うだけで何も出さない。「終わり?」と訊くと「おわり!」と言うので下に降ろして、おむつパンツを穿かせようとしたら脱走、逃走先の納戸で放尿に及んでいた……何故、何故トイレでやらない。怒りより笑いが込み上げてしまった。

甥っ子も少しずつ分別が付いて来て、以前のようによくわからずに本をビリビリする事が無くなったので、妹の許可を得て、絵本を何冊か買い与えた。
絵本は沢山売られているが、どうせ買うなら良質なものを厳選したい。
甥っ子はノンタンが好きなようだが、あれは絵が可愛いだけで、文章も内容もまるで酷い。素人の私から見ても、プロの仕事とは到底思えない。
松谷みよ子なら間違いなかろうと思って、「いないいないばあ」と「いいおかお」を買ったが、あまりお気に召さなかった模様。赤ちゃん向け過ぎたかー。
じゃあこれならどうだ!と買ったのが「ねないこだれだ」。
読んだ事は無いが題名は聞いた事がある。ロングセラーなら間違い無かろうと思って買ってみたが、えっラストこれでいいの?と一寸した衝撃を受けた。
しかし甥っ子はいたく気に入った模様。何度も「これ、これ(読んで)」とせがむ。
翌々日には、私が読み聞かせるのに合わせて「ボン、ボン」とか「いえ、いえ」とか言うようになった。
同じ作者の本なら当たりの確率も高いので、次に「いやだいやだ」を買ってみたら、これも気に入っていた。
主人公の名前を甥っ子に置き換えて、「いやだいやだって、まもちゃん(仮名)はいうよ」と読み聞かせたが、効果は今のところ無い。イヤイヤ期はいつまで続くのか。


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